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血液型占いって当たるんですか。
なんて考えちゃいけないんですよね。知ってます。 4通りしかないじゃんかとか、血液型と性格形成に因果関係があるなんてどうしても考えられないとか考えちゃいけないことも知ってます。
話してて、楽しければ、それでいいのよ。 わかっているのよワタシも。 実際、話題に困ったときとか、初対面の人とか、便利ですしね。血液型の話。
かくいうワタシも小学校・中学校の頃ははまったし、今でも会話術としてはとても楽しんでおります。 「あの子、B型なんだってよ」 「ああ、やっぱり。そんな感じだよねー」 「○○ちゃんは典型的なAだよね」 「うんうん。A以外にないね」 なんて具合にですね。 なにやら楽しいんですよね。血液型で人を分類するお話。 ワタシもついつい話します。 そう。 まったく信じちゃいないんですが、ワタシは「会話術」としては、血液型の話は大好きです。 同じ理由で、占い全般が好きなわけですが。
ただ、ワタシがたまに「血液型って・・・・」と眉ひそめなければならないのが、「血液型こそ真実なり」と思い、何かの指針にしていらっしゃるかたに遭遇したときでございます。
きょんの高校時代からの友達で、今ではワタシもすっかりお友達の、カリスマ性に満ちたSさんというかたがいるのですが。 この人A型でして。 そして、A型至上主義。そしてもちろん、血液型信者でございます。 おまけに、かつてあるO型の人にさんざんな目に遭わされたということで、O型は「ダメ人間」の烙印を押していらっしゃいます。
ちなみにワタシ、O型。 きょんもO型。 でもふたりとも、よくA型と思われがちだったりするんですが。 その人も例にもれず、何度説明しても「きょんもじょりぃさんもA型」と思いこんでいるらしく。 以下の話を、何度聞かされたかわかりません。
S「××さんはさ、すごく無神経で、自分のことばっかりでさ、あたしは合わないんだよ」 きょ「ふうん」 S「聞いたら、あの人はO型なんだよね。うすうすわかってはいたんだけどさ。あたしはAだし、合わないんだよやっぱりあの人とは」 じょ「でもAとOは、相性悪くないですよね」 S「そうみたいだけど、あたしはOってダメなんだよね。どうも傍若無人ていうかさ、図々しいっていうかさ」
このあとしばらくO型の悪口を聞かされます。 ワタシは別に腹も立たずに聞いているんですが。 Sさんの「O型講釈」も合ってるのか合ってないのかという感じですし。毎度のことですし。
しかし、きょんはそのうちじりじりしてきます。 そして、発言。
きょ「あのさ」 S「ん?」 きょ「あたしとじょりぃも、O型なんだよね」 じょ「わはははははははははははは」 S「ああ・・・・・・そうだったっけ?」 じょ「そうですよ」にこにこにこ S「ああ。 でもね。O型には、悪いO型と良いO型がいるんだよ」 きょ「は?」 じょ「わはははははははははははははははははは」 S「いやマジで。 ××さんは悪いO型の典型でさ。ふたりはいいO型なんだよね。お世辞でなくて」 じょ「Sさん、いいんですよ気を遣わなくて。きょんはともかく、ワタシは悪いO型ですし」 ああ楽しい。
ここまでワンセットで、何回かやっちゃってます。Sさん。 Sさんのせいで、きょんは血液型大嫌い人間に。 「そもそも、あたしとじょりぃが同じタイプの人間であるはずがないじゃん」とぷんすかしていますが。 失礼な話です。
最近はSさん、「動物占い」に比重が傾いてきておりまして。 「じょりぃさんはいつもにこにこしているけど、怒るとこわいんでしょ? 人見知りするけどきょんにはやけに甘えてるのはやっぱりこじかだからだよね」という具合に。
しかし、良い作用もあるようで、以前は「きょんてマイペースでちょっと変人ぽいじゃない? じょりぃさん、一緒に暮らして大変じゃない?」なんて言っていたのが「きょんは狼だから、(変わってても)しかたないよねー」と、きょんに対して寛容になったようです。 ちなみにSさんは、自分が動物占いでひつじと判明してからは「あたし、さびしがり屋だからさ」が口癖になってしまいました。 別にムリにさびしがらなくても。 しかし、やはりひつじらしく、めんどうみがよくみんなをまとめるのが上手なSさんなので、みんなに好かれております。 ワタシときょんは、たまに彼女の独善的なところに閉口したりはしますが、実に楽しくて素敵なかたでございます。<フォロー
あと、信じられないことに、あのタマリンが血液型信者です。 仕事ではあんなに現実的で能率優先な人間が、血液型に振り回される人事ぶり。
「血液型をもとに、人事配置を決めようかな」<マジなタマリン 「冗談でしょ」とワタシ。 「でもさ、間違いが少ないと思わない?そのほうが」 「事務系はA型にして、とかみたいなこと?」 「そうそう」 「頭いいくせに、とんでもないこと言い出すのねあなた」 「でも、何も指針がないよりも、なにかしらあったほうがやりやすくないかな」 「じゃ訊くけど、ワタシの血液型、なんだか覚えてる?」 「じょりぃ? A型でしょ?」 「何度間違えれば気が済むんだよおまへ! ワタシはO型なの!」 「あはははははははははははははははそういえば何回も聞いたことあるよそれあはははは」 「そんなあなたに、血液型人事が果たして役に立つのでしょうか」 「立たないねー。やめたやめた。あはははは」
アホですね。 最近はやっと「じょりぃはO型」と覚えてくれたみたいですけど。 血液型信者なくせに、しゃあしゃあと「じょりぃのそういう、ヘンに几帳面なところって、A型らしさが良く出てるよねー」と間違えた知ったかぶりをする、けったいなタマリンなんですが。 そんなタマリンはB型でございます。
タマリンは一度間違えて覚えてしまったら、その後の修正が難しいらしく。 こんなこともあります。
昔の職場の話をしていたとき 「なつかしいねー。そういえば、星野さんどうしてるかな」とタマリン。 「誰?」 「星野さんだよ。太ってる人」 「星野さんなんて人、あの会社にはおりませんでしたが」 「ポストに頭ぶつけて流血した、太ったおばさんがいたじゃん!」<じょりぃのアホ、と言わんばかりの勢い 「・・・・・・あの人は青木さんですが」 「え!」 「青木さんがどうすれば星野さんになるわけ?あなたの頭の中で」 「あはははははははははははは」
これについてもその後何度も同じ間違いをしましてね。
「あの太った星野さんさー」 「だから青木さんだってば!」と。
今ではワタシの方が、正しいのは星野さんなんだか青木さんなんだかわからなくなってきてしまっております。 タマリンおそるべし。
ちなみに、じょりぃ流血液型別性格分けは
A型・・・和を以て尊しとなす、プライド高い B型・・・目立ちたがりで楽しい、意外と保身傾向強し O型・・・自分が好き、思い詰めない(考える根気がない) AB型・・・何考えてるかよくわからない、超自己流
てな感じです。すんごいおおざっぱですし、ワタシのまわりの人間のみでタイプ分けしてみたので、もちろん偏っておりますが。
それにしても、血液型で性格がわかるって最初に言い出した能○さん。 すごい発想でしたね。
唾液の味では性格がわかったりしないんでしょうかね。 体臭とか。リンパ液の具合とか。
やだな。 リンパ液占いとかできちゃったら。 血液型占いをさらに進化させた「ヘモグロビン占い」とかね。 タマリンが「来期の人事はヘモグロビンで決めます。 一部、リンパ液も採用」とか言い出しちゃったりして。厄介です。
いちばん厄介なのは、こんなくだらないことをだらだらと書いている自分だということはようくわかっている、O型乙女座こじかのじょりぃであります。
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