今日も今日とて
INDEX|過去|未来
行ってまいりました大阪。 暑くなくてたいへん助かりました。
が。
前の晩「明日はいつもより早いから早寝しよう」と、1:30頃床についたワタシだったのですが。 少しうとうとしたあと、ものすごくキモチが悪くなりまして。 吐き気で目が覚めました。 う”う”。ぎぼぢわるい。
昼間、悪くなったまんじゅうを食べてしまったので。 そのせいかなと。
考えてみたら、ナナと温泉に行って来たのは1週間前。 そのときに買ってきたおみやげのおまんじゅうが余っていたので食べちまったんですが。3時に。
「このおまんじゅう、なんだかすっぱいね」とワタシ。 なっちゃん 「え! 悪くなってるんだよそれ」 とびつくり。 「でも気のせいかな。 ぱく。 もぐもぐ。 うーん、やっぱりすっぱいかな」 「じゃ、もう食べるのやめたら?」 「うーん。でも気のせいかも。 ぱく。 やっぱすっぱいのかな、わかんないな」 「あたし、食べなくてもいい?」 「ちょっと、ワタシだけじゃわからないから食べてみてよむぐむぐむぐ」 「やだよー。悪くなってるかもしれないもの食べるなんて」 「だって、おまんじゅうなんて、そんなに悪くなるものではないよね」 「でもさじょりぃちゃん、それ、温泉行ってきたときのでしょ?」 「うん」 「暑い部屋に放置しておいたよね?」 「うん」 「なんか、2日以内にお召し上がりくださいって書いてあるけど」 「何かあると困るから、そうやって書いておくもんなんじゃないの」 「えー・・・気が進まないなあ・・・って、今二つに割ったら糸ひいたけど!」 「え!」 「絶対悪くなってるよこれ」 「納豆まんじゅう?」 「ただの温泉まんじゅうだから」 「じゃ、すっぱいのは真実だったんだね。さすがワタシ」 「ていうかさ、最初に『すっぱい』って言ってから、何口か食べてたみたいだけど、だいじょうぶ?」 「う、うん」 「明日、大阪でしょ?」 「う、うん」 「濃い緑茶入れようね。殺菌作用があるらしいから」 「はい。 どうも」 「吐いてくる?」 「吐くのはイヤ。まんじゅうごときに当たってたまるかという感じだし」 「心配だなあ」
というささやかな事件がありましてね。
翌朝も気分は最悪でした。 新幹線の中でリバースしちゃったらどうしようとか心配ですし。 しかも気持ち悪くて眠れなかったんですよねえ。
そんなわけで、コンディションとしては最悪な状態だったのですけど。 まあ、なんとか持ちこたえて、ひいひいと旅してまいりました。 ひひひひ、と旅したわけではないですよ。 どうでもいいですかそんなこと。
道中、とにかく不思議ちゃんEさんがなつっこくてですね。 自分が思っていたよりも気に入られていたようですワタシ。 電車の中でも移動中でも、ワタシがひとりでいれば 「お久しぶりですじょりぃさんふふふ」とやってきます。 「やあどうもごぶさたしてます」とそのたびにワタシも答えていたんですが。 最後の方はあまりにもマンネリかなと思い「そういうあなたは誰ですか」と変化をつけてお答えしてみたり。 「ひどいっ」とか言う顔が嬉しそうでですね、Eさん。 なんだかよくわからないEさんでありますが。
で、ワタシはといえば、気がつけばK姫を追っているわけであります。 Eさんとはしょっちゅう会えますが、K姫とはなかなか会えないのです。 思えばK姫に会うのは随分久しぶり。 ちょっと太りましたかK姫? でもいいです。キレイだから。
集団行動ですから、K姫と歩いたりEさんとシュールな会話をしたり、iプチ姫と雑談したり、デザイナーNさんと冗談言ったり、社長に肩を抱かれたりしながら、それはもうばらばらに組んで行動していたのですが。
なんと言いましょうか、おそらく「ちゃっかりしている」と言うんだと思うんですけど。 「じゃあひと休み」なんて座るときとか、食事の時などといった要所要所では、いつのまにかK姫の隣に位置しているおそるべきじょりぃ。 意識していたわけでんはないんですが、それだけワタシが無意識のうちにひっついていたのでしょう。
それはまあいいんですよ。 うまいことやったなじょりぃ、という、それだけのことです。
しかしなんだかそのたびに、Eさんに悪いなと思ってしまう自意識過剰じょりぃ。 別に将来を誓い合ったわけでもないし(当然です)、「あたしたち、仲良しよねー」と話したわけでもないのに、この罪悪感はいったい。 そして、Eさんはなんとなくさびしそうに見えるし。 おかしいなあ。 このあいだEさんのことを日記にちらっと書いたとはいえ、そんなに意識してなかったはずだしワタシ。 Eさんがワタシのこと好き、なんてはもちろん全然考えておりません。 EさんはもともとデザイナーNさんと仲良しですから、私が一緒にいないとひとりぼっちでさびしそう、というわけでもありません。
なんでだろーなー。 むむむ。
と今考えてみてちょっと思い当たったのですが。
「Eさんが行くなら、ワタシも行きます」 「じょりぃさんが行くのなら、私も行きます」
なんて会話があったですよそういえば。
そのあとのメールでも「じょりぃさんが一緒に行ってくれるなら、私はとても安心だし、すごく楽しみ」と書かれていたりですね。
ワタシにしてみれば、いつものちょーしの良さと軽さを発揮したまでだったのですが。 もしかしてちょっと、軽薄だったかな、と。 こう、中学高校の頃の「女の子の仲良し」の難しさを思い出すじょりぃ。
でもまあ、気のせい気のせい。 と、いったん思ってみましょう。
K姫もたいへんワタシをかまってくださいましてね。 この人は「怒った顔」と「微笑んだ顔」だけでその場の会話を仕切れる、という特殊能力を持っている方で。 それに踊らされたりわざと表情を変えさせてみたりと、それはそれはもう楽しくて大変でございます。 「もうっ」なんておでこを『ぺちん』と叩かれてみたりですね。 ぶつマネされたりですね。 アタマなでられたりですね。 って、書いていたら、これってまるで動物を取り扱っている人ですね。 人間扱いされていないという落とし穴がありました。しまった。
帰りの新幹線の席は、なんとじょりぃはK姫とEさんの間の席。わお。 偶然ですよもちろん。 嬉しいような。気苦労なような。 K姫はEさんに対して普通に友好的なのですが、Eさんは以前ワタシに「K姫と机を並べて仕事をするような事態になったら私は会社をやめます」とまで言ったことがあるので(なぜにそこまで…)、やはりちょっと気詰まりそう。
けっこう大変なんですよ。こういうのの真ん中って。
EさんはK姫の存在をほとんど無視して、ずーーーーっとじょりぃに話しかけ続けます。 相変わらずシュールな話です。 ワタシとしては、K姫もいるのにEさんとばかり話すのはどうなのかなと思い、そのシュールな話をK姫にも振る、という荒技を繰り出してみたり。 すごーーく疲れましてね。 なんだか汗ばむし。むーんむーん。 別にワタシ、誰に気兼ねすることもないはずなのになあ。 気の使いすぎ、気の回しすぎだというのはわかっているんですけどね。 バカですね。 なんだかすごく長かったです。新大阪→東京間。
そして、東京駅から地元へ戻る電車が、2階建ての電車(っていう言い方あるのかな)だったんですよ。 ワタシはそれを見て大変ワクワクしてしまいまして。 ホーム歩きながら小躍りでございます。
じょ「2階だ2階!」 iプチ姫「下の段のおじさんたち、ウハウハかなあ」 じょ「パンツ見えちゃうってこと?」 i「うん」 K姫「見ないでしょ」 じょ「ワタシがオヤヂなら見ますが」 K「じょりぃさんじゃないから」 じょ「2階に乗りたいなあ」 i「乗ればー(醒)」
なんて話しながらですね。乗り込みまして。
社長が先に乗り込んで、下に行っちゃったもんですから、みんな後ついていっちゃいまして。
「え! みんな、2階に行かないの? 上行こうよ上ー」と甘えてみるも、無視。 でもK姫が 「なんだか上はいっぱいそうだけど、見るだけ見に行ってみようか? ダメなら下にすればいいんじゃないの?」と。
ありがとう、K姫。
そしたら座れちゃった。ふたり並んで。いえい。
当然窓際を譲るじょりぃ。「どぞどぞ」と。 「いいわよ、じょりぃさん窓際で。 乗りたかったんでしょ?2階に。景色見れば? って、真っ暗だけど(笑)」 「いいのかなああああやったあ」 ごきげんじょりぃ。 走り始めてしばらくして 「うわああ。ホントに真っ暗だなあ。何も見えない。残念だなあ」 「・・・・じょりぃさん、このへん、地下だから。何も見えないと思うよ」 「・・・・・・ホントだ」 なんだかK姫に大ウケでしたこれ。
ふたりで並んで、いろいろおしゃべりしまして。 「大阪の男の子はみんなかわいい」という話題もありました。気さくでいいですね。大阪男子。 そんな話題の中で、仕事の連絡すらK姫とはなかなかつかないことに苦情を申し立てるじょりぃ、というのがあったのですが。
「有線も携帯もダメというときがありますというか、多いです」 「困ったわね」 「ファックスも見ないとおっしゃってましたよね」 「うん」 「メールも」 「気が向いたときだけかな」 「それで仕事になるのでしょうか」 「なってるみたいね(笑)」 「携帯のメアドを教えていただくことはできませんか」 「でもほら、携帯の電話機能すら役になっていないんだけど(笑)」 「むむむ」 「教えるのはかまわないわよ。 でも、自分のアドレス、知らない…(笑)」 「いるんですよ、こういう姫体質の人」 「じょりぃさんに、あたしがメール送ればいいのよね?」 「送れるんですか?」 「(にこ)」
携帯を差し出されました。 わかりました。ワタシが操作いたしましょう。
ぴろり〜ん。
「あ、来た。やった」 「じゃ、それで」 「ちょっと待ってください。ワタシも送っておきます」
さきほどのおしゃべりで「ここ何年か、泊まりの旅行どころか、まだディズニー・シーにも行ったことない」と言っていたK姫に 「ディズニー・シー、一緒に行きましょう」と図々しくメールするじょりぃ。
ぽろぽろぴろりん。
K姫、ワタシのメールを見て、返信している様子。
が。
えらい時間がかかっております。
「大丈夫ですか?」 「うん。たぶん」
しばらくして。
ぴろり〜ん。
K姫からです。
「うん。」
やった! デエトの約束です。 春のお花見も実現できなかったワタシとK姫なので、まったくあてにならない約束ですが、それでも「うん。」です。
「やった。ふふふ。 でも、うん だけですか」 「うん」 「えらく時間かけて打っていましたけど。ぴっぴっぴっぴと音がしてましたよ」 「(笑) 『まる』が打てなかったの。やっと探せたー」 「・・・・・・・なるほど」
幸せなひとときが終わり、駅につきまして。
行きと同じように、K姫の車にワタシ、Eさん、iプチ姫で乗り込みまして。会社へ。 Eさんが「じょりぃさん、電車の中にいなかったー」と。 「ああ。2階に行ってたんですよ。Eさんも来れば良かったのに。絶対上のがキモチ良かったのに」 「ふんだ」
ふんだ。 とは。 糞だ! とかだと踏まないように気をつけなければいけなかったりしますが。 車の中ですから、たぶん、「あんたなんか知らない」の「ふんだ」ですよねこれ。
「ふんですか」 「なんとなくー」 「Eさん、こっち来ないのかな、ときょろきょろして待ってたんですけど」 「ふんだ」
女の子(子じゃないけどもう)って、ムズカシイですね。 というのが、この視察旅行の一番の感想でした。 しょーもなくて失礼。
----おまけというか、嬉しかったこと(新大阪にて)-----
なんとですね。 新大阪駅で、掲示板によくいらしてくださる、「あきさん」にお会いしてしまいましたよみなさん。 運命っておそろしいですね。 ワタシとあきさんは、新大阪駅で、7月14日に出会う運命だったらしいんです。トランプ占いによると。 と、ひとりで「運命」の話をつくっているじょりぃでありますが。 実はあきさん、新大阪駅付近にちょうど発車時刻前くらいにご用があったそうで。 「もしかしたら顔見るくらいできるかもね」ということで。 たぶんお互い「無理だろなー」と思っていたと思うのですが。 会えましたね。 なんだかその、「無理だろうけど、まあ、そのへんふらふらしてみるわ」という感じが、大変スマートでですね。 ワタシの忙しさをまず考えてくださりつつ、そういうことはこれ見よがしに口にせずですね。 この人、すごくデート運びに慣れているのではないかなと、そんな印象でございます。 会えたーと喜んでいるじょりぃでありますが、ワタシは某会社に拉致拘束の身の上。 団体から「ちょろ」っと抜け出して、ホントに「はじめまして」「さようなら」という感じでしたが。 時間にして2〜3分でしたか?あきさん。
とにかく、あのareyさんが「美人だ美人だ」言ってらしたあきさんです。 でもこう、そういうアナウンスがされてしまう人って、ある意味損じゃないですか。 「どどどどどどどんな美人だろうわくわく」ってされちまいますからね。 ワタシも当然期待したですよ。あたりまえじゃないですか。
そしたらですね。
実際、キレイな方でした。 マジで。 「かわいキレイ」という感じでしたねワタシには。 すごく細っこいんですよ。 「細っこいですねー」と言ったら「細っこいて」と笑われてしまいました。 どうやらまた方言炸裂したらしいですねワタシ。 顔なんかもトテーモ小さくてですね。 書き込みでは、じょりぃ、いつもたじたじの勢いのあるあきさんですが、ご本人は「ちょっとシャイな娘さん」という感じでした。 ワタシはキンチョーしてるわ酒入ってるわで、ひとりでべらべらしゃべってた気がします。 スミマセンでしたねえあきさん。 お会いできて嬉しかったですよ。 ネットで知り合い、オフでお会いするというの、ワタシ初体験だったので、アナタはワタシの初めての人です。ぽ。 しかし、恥ずかしくて、あきさんの顔よく見られなかったんです。残念。 お子さんの顔ならよく覚えております。 赤ちゃんの顔ばかり見ていた気がする。あのスナオそうな子。かわいい。
ワタシはまた大阪に行きます!(今度はゆっくりと) たるさん、今度はぜひ、3人でデートしましょう。ふふふ。
|