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2003年03月25日(火) 第75回アカデミー賞

みなさんはご覧になりましたでしょうか。アカデミー賞の発表。
私は毎年楽しみにしておりまして。
あんなにいっぺんにセレブを見られるなんて、滅多ないですし。
なんかもう嬉しくてにやにやしながらのあっという間の2時間半なんですけど。

私は夜のダイジェスト版を見たんですが、リアルタイムで見るともうちょっと長いんですよね。
以前「やっぱリアルで見たい!」と興奮しながら、昼間っから仕事放り投げてテレビに釘付けになって見てたら。

同時通訳が。

大変なのは重々承知。
私なら日本語をそのままもう一度言い直すったって無理です。
それをみなさん、英語聞きながら、頭で訳しながら、日本語に置き換えながら伝えてくださるわけです。

素晴らしいんですよ。

が、1人「ちょっとそれはあんまりな」という方がいらしたんですよ。
ちょいと真似してみましょう。

「えー、私は思います。うう・・・・・・・あう・・・・えー・・それは以前の感情より・・・・・・・・とても素敵なことです(最後超早口)」

結局その女優が何を思ったのかわからずじまい。
この人こんなんばっかだったんです。

なんだか、アカデミー賞の内容やセレブの様子などより、その人のことばかり気になってしまいまして。
ひやひやひやひやひやひやひやひや。
映画「ブリジット・ジョーンズの日記」を見たときに「次はブリジットがどんなドジをやらかしてしまうのか」と、やたらなサスペンスものよりずっとひやひやドキドキしてしまい、心臓に悪かったのですが。

それに似た感じ。

きらびやかなスタァの世界を視線で追いながら、心の中は「おっさんがんばれ・・・おっさんもう出てくるな・・・おっさん、ああ、おっさん!」と叫びまくり。

華やかな心持ちになれなかったんですね。

なので去年からは夜のダイジェスト版だけ。こちらは既に字幕処理がしてあるんです。
そのダイジェスト版に備えてアカデミー関係の情報を全てシャットアウトするよう努力します。やっぱりドキドキワクワクしながら見たいですから。
しかしこれがけっこう難しい。
ラジオから、街角のテレビから、友人やクライアントとのおしゃべりから私のアカデミー賞鑑賞の楽しみを奪うべく情報が!
アカデミー賞の日ほど「ああ、世の中は情報ソースに溢れている」と実感することはないですね。大袈裟でなく。

というわけで、今年も堪能いたしました。アカデミー賞。
事前にわかってしまったのは「千と千尋が長編アニメ賞取った」ということだけ。別にいいやそんなの。
私、宮崎にまったく思い入れないし。

ワタシ的にはニコールが主演女優賞取れたので大満足。
セレブについては言いたいことは山ほどあるけど、ちょっとキリがなくなってしまいそうなので、一番強く思った感想を一言だけ。

朝起きたら自分の容姿がハリー・ベリーになっていて、ニコール・キッドマンを我が物にできたら他にはもう何も望まないのに。

まあ、思うだけは自由ですからね。


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