てくてくミーハー道場
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2018年09月30日(日) |
ミュージカル『マイ・フェア・レディ』−神田&別所チーム−(東急シアターオーブ)〈予告〉 |
この時までは台風はまだ首都圏を襲っておりませんでした。何とか保ってくれました。
忌憚なく言うと、前日のまぁくん(朝夏まなと)イライザへの不満を(神田)沙也加イライザが解消してくれるかと思ってたんですが、思っていたほどではなく(おめえ何様だよ?!)
・・・だってぇ。すごい期待してたんだもん。
沙也加も素晴らしい女優ではあるんですが、芝居の底力という点ではまだ伸びしろがあるのかなーという感じです。
以下、気が向きましたら加筆します。
2018年09月29日(土) |
ミュージカル『マイ・フェア・レディ』−朝夏&寺脇チーム−(東急シアターオーブ)〈予告〉 |
まぁくん(朝夏まなと)の女優デビュー作ですよね。東宝芸能に入ったせいか、今後も主演作が目白押しで(やらしい書き方すんな!)前途洋々ですな。佳きかな。
客席も盛り上がってました。まぁくんの楽日だったし。
で、もちろんぼくも概ね好感を持って観させていただいたんですが、ちょっとだけ意地悪なことも書きます。
心を落ち着かせて後日書くことにします(←若干卑怯)
2018年09月28日(金) |
ミュージカル『ドリアン・グレイの肖像』(博品館劇場) |
良知(真次)君はもちろんすこぶるつきの美形であることに異論はないが、ぼくが思うドリアン・グレイって、もっといやらしいぐらいの美貌の持ち主なんだよな。
勝手に決めつけてごめん。
最近は、見てて不愉快になるぐらいの妖気漂う美形の男の子(昔の例でいうと、十代前半のころの黒田勇樹君みたいな感じ。彼も年取ったら散々になったけど←冷酷)ってあんまり見ないな。イケメンはいっぱいいるんだけど。
そういう感じの人にドリアン・グレイはやってほしいのだがな。
でも、出演者のほとんどはぼくが好きな人ばかりで楽しめました。もちろんヨシくん(東山義久)を筆頭にね。
そして、出てきた女優が全員ヅカOGという、オギー(荻田浩一)らしさ満点の舞台でした。
その中でも蘭はな(蘭乃はな)が超絶ナイス。
正直、蘭はなは卒業してからの方がぼくは好き。相変わらず歌はへたくそだけど(一言ディスらないと気が済まないのね)それ以外はすべて「この女、かっこいいなあー」と思いながら見てる。
ひとつだけこの舞台に対して文句をつけるとしたら、低予算なところ(エッ?!それはちょっとかわいそう)
特に金髪のカツラ、もうちょっといいの作れよ。他の衣裳とか装置とかの予算を削ってでもカツラだけはきれいなの作れよ。一番大事だから、そこ。
と思いました。
投げやりっぽい感想でごめんなさい。そこが最大のこだわりポイントだったもんで。
2018年09月24日(月) |
『ジョン・オーウェン=ジョーンズ コンサート2018』(よみうり大手町ホール) |
すっかり日本びいきになってくれたに違いないJOJ(マイケル・ジャクソンをMJと呼ぶような感覚ですな)のソロコンサート。
思ったよりカジュアルに、少人数のバンド(バンマスはJOJと古い付き合いの相棒的ピアニスト。その名も「ジョンさん」なのだが、フルネームがわかんない(汗)。そしてほかのバンドメンバーはみんな日本人だった!)でラフに次々とおなじみのナンバーを聴かせてくれた。
しかし・・・見るたんびに体がおっきくなってないかJOJ・・・(こら)
声は相変わらずイケボ。
MCは(もちろんALL Englishだったけど必死にリスニングしたぞ)かなり笑わせる。主に宣伝()。でも、たまにしんみりともさせる。
新譜のプロモーションも兼ねてたのか、知らない曲もあったけどどれも素晴らしかった。
アンコールにトム・ジョーンズの「Delilah」を客席降りでやってくれたのがツボった。
この曲聴くと、近年のぼくはダニエル・サモーヒン君を思い出すすっかりフィギュアヲタクと化しております。
(後日、何か思い出したら付け足すかもしれません)
2018年09月23日(日) |
『オセロー』(新橋演舞場) |
〈予告〉ばっかりじゃ半永久的にまともなエントリにならないので、今日ぐらいは真面目に記事を書きます。
ほんとーに歌舞伎を観なくなってしまったぼくですが、松竹製作の芝居はちょこちょこ観ておりまして、ここんとこ連荘で演舞場に来場。
ひょっとしたら襲名後の(中村)芝翫を観るのはこれが初めてかも(そんな、まさか)
・・・うーん、思い出せない。
ま、いいや←
で、シェイクスピア劇。
出演者や演出(井上尊晶さん)からして、おそらくどう考えても正統派のシェイクスピアであろう。眠気対策大丈夫か自分(おいっ!)と若干ワナワナ緊張しつつ鑑賞したのですが、これがもう眠気どころか。
めっちゃ感動させていただきました(T-T)
いやーすばらしい。
尊晶さんといえば蜷川ジュニア(?)というべきお方。確かにニナガワ風味はありましたが、それよりもストレートに外連味のない「ザ・シェイクスピア」でありました。
そして、この「一言ずつで済む会話を何十倍もの形容詞をぶらさげて長々としゃべる(こら)」沙翁劇を、ダレることなく、息切れすることなく演じきった実力派の出演者たちに手が痛くなるほど拍手して来ました。
芝翫にはもちろん1ミリの心配もしてなかったんです。沙翁四大悲劇なんて、彼の力をもってすれば、丸本物1本分の体力で十分演じきれると思ってたし、実際そのとおりでした。
イアーゴーの口車に乗ってどんどん妻への疑いを募らせていくシーンは、ほとんど俊寛か熊谷直実かてな感じ。
「神谷町!」と声がかからないのが不思議なくらい(いや、実際かかったらイヤだけど)
ちょっとでも気を抜けば右から左へ抜けていきそうなシェイクスピア台詞を、ビシッビシッとど真ん中ストレートに投げてくる豪腕ぶりでした。
実は、ほぼ期待してなかったのが(失礼ね)メニエール再発のせいで降板したつばっちゃ(今井翼くん―たきつば解散しましたね・・・事務所退所も悲しいです。が、いつかつばっちゃには舞台で会えると堅く信じていますので、サヨナラは言いません―)の代役として出演した神山智洋くん。
このぼくが、いよいよメンバーの名前が全員言えなくなった()ジャニーズ新世代グループ“ジャニーズWEST”の一員です。担当色も知りません()
なので逆に先入観まったくなかったので良かったのかもしれない。
冒頭シーンでの台詞第一声を聴いてびっくり。
めっちゃうまいじゃないですか。
そりゃあ、いくらジャニーズでも(ド偏見)、いまどき学芸会に毛が生えたような子を松竹が出演させるとは思いませんよ。でも、その予想以上にうまかった。何より、沙翁劇のメインキャスト(イアーゴーって相当セリフ多いし)を息切れせずに演じきれる芝居体力に感心。
一幕の幕切れなんて、この人が幕をおろした(つまり、そのシーンの主人公になった)もんなあ。演舞場の舞台にたった一人存在してもビビらない豪胆さ。いやいやびっくりした。
そして何より、イアーゴーが“イケメン”(実は顔はぼくの視力では全然わかりませんでした。存在感が“イケメン”だったという意味です)だったことが素敵だった。
イアーゴーって言ってみれば大悪役じゃないですか。ほんと、観客全員から「しんでほしいわ、まじで」と思われる大悪党。
でも、イケメンだとなんかその憎悪に一抹の隙が生じるというか(お前、最低だな)
そういえば2013年6月にぼくは別バージョンの『オセロ』を観てるんですが(参照)、そのときイアーゴーを演じたのが赤堀雅秋さんで、要するにイアーゴーはイケメンではなくて(ド失礼)、それには演出・白井晃さんの思惑があるんじゃねえか?的な感想を途中まで書いてほっぽり出してました。
つまり当時もぼくはイアーゴーは本来イケメンキャラなんだと思ってたわけなのよね。つまり、今回のキャスティングというか演出が正統派だったと。
実際どうなのかは分かりませんが、イアーゴーのオセローへの憎悪は「劣等感」ではなくて「差別意識」からくるものというのが定石なんだとぼくは何となく思ってたと申せます。
それもすごい複雑で、その憎悪がストレートにオセローに向かうんじゃなく、一回寄り道してキャシオーに向かうというか、キャシオーはどんな演出でも基本的にイケメンなので、キャシオーへは劣等感でオセローへは差別意識なのかとか、エミーリアという女房持ちのくせにどうやらデズデモーナへも邪心持ってそうな雰囲気とか、イアーゴーって、最高に演じがいのある良い役なんですよねえ(観客には一人残らず憎まれるけど)
そんなすごい役をこの若さ(25歳はジャニーズにしては若くはないが、舞台人としては若手ど真ん中)で見事に演じきった神山君ブラボーでした。大拍手。
そして次にぼくが涙流して感動したのが、檀ちゃん(檀れい)as デズデモーナであります。
ほんっとうに素晴らしかった。
デズデモーナはただ美人であればそれでいい(上の別バージョン『オセロ』の感想ご参照)とか生意気ぬかしてごめんなさい←
こんなに心が清らかで愛くるしい女性だったんですね。
徹頭徹尾、オセローを愛して信じて笑い、戸惑い失望のどん底に落とされ死んでゆくデズデモーナ。この女のために涙しない者がいたら、そいつは鬼だ!(熱いっすねぇ、ておどるさん)と思わせてくれる、とても美しいデズデモーナ(演・檀れい、演出・井上尊晶)でした。
んで、ほかの方々もご自分の力を十分に発揮されていて良かったんですが、とにかく今回はこの三人が抜きん出て素晴らしかったので(まあ、役の重要度もこの三人がダントツだからなあ)、感想はここまでにしたいと思います。
あっ、ひとつつけたし。
この『オセロー』は言わずもがなシェイクスピアの四大悲劇のひとつなんですが、シェイクスピアって一筋縄ではいかない人で、“悲劇”と称していても全編深刻に進むわけではなく、「なんでここでそういうギャグ(?)が入んの?」ってところが必ずある。らしい。
冗長(こら)な古典英語のセリフを翻訳するときにカットする翻訳者もいるらしいんですが、今回の台本(河合祥一郎先生)では、2ヵ所ほどぼくのツボに入ったシーンが残ってました。
1つは、デズデモーナがオセローに浮気の濡れ衣を着せられ罵られて気絶するシーン。
オセローが去った後、エミーリアに助け起こされて「眠くなって」と言いつくろうセリフがぼくのツボに入って笑ってしまったんだけど、ほかのお客さんが全然笑ってなくて恥ずかしかった。
面白くない?!このセリフ。(しらんがな)
あと、デズデモーナがエミーリアに「旦那様が何故だか私が浮気したと思い込んでるの」と訴えるシーンで、エミーリアが「そんなのどこかの悪党が嘘ついて陥れたに違いありません!誰そいつ?!ほんと信じられないクズ!しねばいいのに(ておどる意訳)」とわめき散らすシーンに同席してる張本人イアーゴー(エミーリアの夫)とか。
ここ最大のギャグでしょ。
でも誰も笑ってなかったなぁ(当たり前田亜季←やめろオヤジギャグ/汗)
シルバーウィークにふさわしい格調の高い作品に感動しといてこれだもんなあ。すんませんホントこういう性格なもんで(^^ゞ
まあ、久しぶりにずっしり感のあるてくてく、満足いたしました。
2018年09月16日(日) |
ミュージカル『シティ・オブ・エンジェルス』(新国立劇場 中劇場)〈予告〉 |
ダーフク(福田雄一)、(佐藤)二朗さんに頼りすぎだろ!
もはや、以上。(えっ?/大汗)
2018年09月14日(金) |
『凰稀かなめ The Beginning Final Club Phoenix 〜疲れたあなたにイケメンチャージ〜』(EX THEATER ROPPONGI) |
開幕するまで、テルさん(凰稀かなめ)のソロリサイタルだと知らずに行きました(じゃ、なんで行った?!)
なんで行ったか?
チラシ見てたら面白そうだったから(明解)
そして、ゲストがずんこ(姿月あさと)だったから(明解2)
テルさんもずんこも「元宙組トップスター」なんだけど、在団期間はずんこの退団が2000年5月(TAKARAZUKA 1000days劇場)で、テルさんの初舞台が2000年3月(宝塚大劇場)という、見事なすれ違い。
だが今回、奇縁(?)として、ずんこトート、テルさんルドルフの「闇が広がる」を聴かせていただき、超感激でした。
で、それも良かったんだけど、公演全般的に、
面白かった(^-^)
テルさんは退団後にこのソロリサイタル「Beginning」シリーズをこれまで2回ぐらい公演してて、今回がこのシリーズのラスト(なので「Final」とついてたんだね)だそうだ。
今まで知らなくて失礼しました。
構成・演出そしてサポート出演として、ずっとBugs Under GrooveのTETSU君がやってたらしく、今回もTETSU君を筆頭にBugsのメンバーも出演していました。超久しぶりに彼らを見ました(個々ではたぶんいろんな舞台で見てたと思うんだが、なにせ印象が←ド失礼)
唯一の女性共演者としてみなこ(愛原実花)が出演。
テルさんとは『凍てついた明日』(ヅカ版ボニクラ再演)でコンビ組んでたんだけど、ぼくはこの作品を観ていないので、今回の二人の絡みには特に感慨はなく(←わざわざ書くな/怒)
みなこは歌は(ゴホゴホ)だが、ダンスがうまくコメディセンスもあるので、ナイスサポートしでた。
で、スタンダードナンバーありJ-Popありの歌や硬軟まじえたダンスなど、なるほど元男役スターさんのリサイタルらしいノリだと思いながら見ていたんだが、ツボったのはやはり「Club Phoenix」
チャラさモリモリのホストクラブコントなのだが、それに登場する「“伝説のホスト”かなめさん」が、もー笑っちゃうくらいカッコいい(≧∇≦)
スマスマコント「ホストマンブルース」の“ヒカル”(by 木村拓哉)とタメはれるレベルの「ホストの鑑」っぷりです。
いや、冗談抜きで、三つ揃いの着こなし、しぐさ、視線の使い方、客への接し方etc.
15年間の男役生活で鍛えたワザ()はダテではないことを思い知りました。
そして、そこからキャラ急降下の「付き人さん」コントも刺さりまくり。
こんなにコメディセンスのある人だとは知りませんで、失礼いたしました。
2か月半前の、マンガから抜け出てきたようなエメラルダスにうっとりさせていただいたと同じ人とはとても思えません(まだ感想書いてないけど、エメラルダス、すごく良かったよー!)でした。
なんか、退団してからこんなこと言うのもアホみたいだけど、テルさんのファンになりました!(おい)
「Club Phoenix」か「付き人さん」が再び見れるなら、また絶対に行かせていただきます(だから、「Final」だっつってんだろ)
2018年09月09日(日) |
『オペラ座の怪人 ケン・ヒル版』(東急シアターオーブ)〈予告〉 |
ロイド=ウェーバー版よりもケン・ヒル版の方を多く観ているという変わり者(おい)のぼく。
今回のファントムは、なんとロイド=ウェーバー版で超おなじみのジョン・オーウェン=ジョーンズという驚きのキャスティングで、その辺もめっちゃ楽しみでした。
その仕上がりは・・・(いつかにつづく)
2018年09月08日(土) |
『コーラスライン』(東京国際フォーラム ホールC)〈予告〉 |
シアターオーブ版を観逃したので凱旋を待って滑り込み。
これも後日です。・・・でも、あんまり書くことないかな←
いや、もちろん観れて良かったんだけど。
2018年09月01日(土) |
宝塚歌劇団雪組公演『凱旋門』『Gato Bonito!!』(東京宝塚劇場)〈予告〉 |
にゃお〜ん☆
とかで始まるショーが前にもあった気が・・・(確か『美麗猫』と書いて「ミラキャット」と読むやつ。2000年星組公演でした)
・・・えー、ヒマがあれば後日(おい)
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