てくてくミーハー道場
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当然のように大阪におります。
このエントリをしてるということは、もう年が明けているんですが、ご挨拶はやっぱり当日の日付でしたいので、すっとぼけて大晦日のテイで話を進めさせていただきます。
京セラドーム帰りのみなさん、お疲れ様でした。デビュー曲「おっぱいがいっぱい」「もうKinKi以外愛せない」うまく歌えましたか? 結構キーが低いから声を張りづらいのよね(いきなり文句)
東京ドームにいたみなさん、一瞬おじゃましました。23時50分ぐらいから、みなさんがドガチャカ(言葉を選べ!)盛り上がっているところを京セラドームのビジョンで鑑賞させていただきました。ジャニジャニしてましたね。華やかでしたね。こっちは48000人もいるのに“実家でテレビ”状態のゆるさでした。亀Pとかセクゾとかが出てくるとお父さんが悪ふざけしちゃって困りました。
「そこはオレの〜♪セクシイゾー(略!)」
すみません。本気ですみません。
ところがそのお父さんも、映像がこっちに切り替わると、さすがはテレビタレントキャリア25年のプロ、何事もなかったかのように一瞬で“テレビの人”に変身し、「Anniversary」を歌ったりなんかしちゃったりして、貫録十分でした。
それはそうと、今年もちゃんとうちのお父さんの誕生日を祝っていただいてありがとうございます。着実に四十路に近づいている彼を、みなさんもどうか温かく見守っていただければ。
テレビ視聴者のみなさん、お騒がせしました。京セラドームのジャニっぽい盛り上がりは、白状いたします。完全なヤ○セです(おいっっっ!)
あの1秒前まで、京セラドームは日本で一番ゆるい「カウントダウンイベント会場」だったことをここに告白いたします。
繰り返しますが、48000人もの大人数で年明けを迎えるというのに、あんなゆるくていいんだろうかっつうくらいゆるい空気でした。
でも、そこがいかにもKinKiのライブっぽくてぼくは好きです。
さて、年が明けてぼくも若干コーフン気味で目がさえていますが、明日(あ、今日か)も大事なライブがあります(いやぼくは出演する方の人じゃありませんが)
早く宿へ帰って寝よう。
某所へ初詣もしなくちゃならないし(←どこへかはおそらくバレている)
いよいよ2018年だもんね(ドキドキそしてワクワク)
10年と1日ってことじゃないですよ(分かっとるわ!by 読者の皆様)
毎年毎年変わり映えしないってことっす。
つまり、ぼくの人生のことっす。(←実態に比して使用単語が壮大)
毎年12月30日から1月2日ぐらいまではひたすら同じような日をすごしておりまして、進歩ねえなあと自虐していたんですが、ふと、これってとてつもなく幸せなことなのかも、と考え直しました。
毎年、無事にミーハーな年越しができるということは、転落するような重大事がないってことだもんね(←後ろ向きなポジティブ思考)
それも、ぼく自身のことはもとより、ミーハー対象であるあの方たちが、毎年毎年(多少の日程のズレはあるにしろ)同規模なライブを、1年とて欠けることなく継続して20年経っている。
これをぼくたちは当たり前のように享受しているが、実際とてつもない幸運の積み重ねなのではないだろうか。
それをつくづく実感させてもらっている2017年なのであった。
ちなみに、ぼくがこの世に生を受けて57年弱経つんですが(生きたなー、我ながら)、今みたいな変わり映えのしない年越しを何年間続けているのか数えてみたところ、今年で11年目です。
東京ドーム単独公演数最多記録を持つKinKi Kidsさんが初めて東京ドームでコンサートを開催した1998年12月30日に偶然友人が誘ってくれた(同行者にドタキャンされたらしい)のが、ぼくがこういう幸せな(強調)年末を過ごすきっかけだったのですが、その翌年以降はお茶の間オタを貫き、まともな(こら)年越しを家族とともに過ごしていたのです。
なにせ彼ら、1999年、2000年と、大晦日はずーーーーーーっとテレビに映ってたからね(それでなおかつコンサートもやってたっていう・・・)
テレビをつけてさえいれば、KinKiが見れたんです。
そんな時代がありました。
そんで、何がきっかけだったか忘れましたが、2002年の通称「Fコン」にまたもや偶然に行くことができまして、これがまた6月に追加公演が行われるほどの名コンだったわけで。
ぼくたん何を思ったか名古屋、福岡にまでおっかけてしまいまして(札幌公演は間に合わなくて行けなかった)
ただその後もKinKiファンにとって一番大切な元日公演だけは、つれあいの実家への挨拶があったので最初から諦めていたのですが、神のいたずらか()、なんと「φコン」の年にいきなり「来年からお年賀は2日に来てちょうだい」と言われ、初めてお誕生日コンに行くことができました。
そしたらあの(←デカい/汗)「公式が夢小説事件」(?)が起きまして。
以来、どんな手を使っても(堂々と書くな!)全ステすることにしたわけです。
また全ステしやすいのよね、公演数が激少なんで(はっきり書くな!)
ただし、去年はKinKiさんたちが渋谷区神宮前方面で大晦日を過ごされましたので、ぼくもひっさびさに自宅で地味に年越しをしました。
だけど翌日には例年通り暴言王子が1歳年とるのを大勢で祝えましたし、平和のありがたさを噛み締めました。
具体的な年は忘れましたが(オイ)大阪で年を越したこともありましたな。とっても幸せだったことを覚えております。
思い出に浸ってる場合か。(←急に我に返った)
まあこうやって幾星霜近畿キンキで年越してるぼくですが、おととしからは“ある青年”のことも異常に気になるようになりまして、今はどうか一日も早く彼の傷が癒えて来年2月にはぼくたち皆と彼の望みが絶対に叶いますようにと衷心ながらお祈りするものでありまして、昨年暮れからある事情でできなかった献血を、約1年ぶりにして“彼”に会って(言葉のあやです)まいりました。
ご紹介します。“彼”です。 ↓
相変わらず写真撮るの下手で、頭から蛍光灯が生えちゃってますが、お見逃しください。
3年前から「はたちの献血」をPRしている彼は実際すでに23歳なんですが、未だにキャンペーンキャラクターを任されているということは、絶大な効果があるんでしょうなあ。
本日ぼくの血を採ってくれた看護師さん曰く、こんな年の瀬なのに、午前中から昼過ぎにかけてこちらの献血ルーム、めちゃ混みだったとのこと。ぼくは夕方に行ったのでさすがに空いていましたが、世の中優しい人がいっぱいですね。
そしてぼくは、「ポイントがたまったので、(景品の)来年の手帳をお持ちになりますか?」と言われたんですが、
「それは要りませんから、あそこにある羽(前にも書いたことあるセリフなので以下略)」
と言いたいのをぐっとこらえて(結局言えなかったんかい!)手帳も「もう買っちゃったので結構です」ともらわずに帰ってきました。
・・・おらに勇気をくれ。(無理)
よっし。明日の準備しよう。←
今年は本日が冬至だそうで、スーパーではかぼちゃ(南瓜)や柚子が山盛りになっていました。
ぼくもばあちゃん子だったので昔からこのテの行事はスルーできない性質でございますので、早速本日は「ゆず湯」にしました。
・・・・・はい。
おあとがよろしいようで。←
分かってた?すでに予想ついてた?(←ウザい)
おそらくそうだと思いますが、実のところ我が家は秋冬はほとんど毎日柚子湯といいますか、入浴剤は「ゆず」系なので、年がら年中冬至みたいなもんです(真夏はクール系、春先はフローラル系になります)
とはいえこの「きき湯」は、実は「森林の香り」で、本当はもうひとつの方(葛西選手とか高梨選手とかスキージャンプ選手たちがプリントされてる方)が柑橘系の香りだったのでそっちを使いたかったんですが、ダイエーで売ってなかったのよ。
羽生君バージョンだけが山積みになってまして、これは、羽生君のが売れ残ってたのではなく、羽生君のしか仕入れてなかったものと思われます(実はそっちもほしかったので毎日チェックしに行ったんだけど、いつも羽生君しかいない)
このダイエー、現在P&Gのキャンペーン中ということもあり、洗剤売り場からシャンプー売り場から何からとにかくあらゆる場所が羽生君のポップだらけで毎日行くのが楽しいです()
P&Gのキャンペーンはなぜか平昌五輪直前までご招待キャンペーンをやってて、そんなんで当選したところでもろもろ間に合うのかいな?と疑心暗鬼なぼくなのですが(どうせ行けないので応募してない)、少なくとも羽生君が出場することはこれ完全に外堀から埋めてる感じよね。
※今頃確認した。P&Gがご招待してくれるのはフィギュアのエキシビション。試合じゃないんかい!というツッコミ満載ですが、エキシビションも確かに魅力だなあ。
キャンペーン自体は怪我する前からやってたので当然のことなんですが、怪我した後も委細かまわずキャンペーン続けてるし、テレビCMも気にせず(おい)流してるし、選考基準に鑑みても羽生君は絶対に選ばれるのが分かっていても、全日本選手権後の発表までには「決定ではない」ということになってるので、それをフワフワしながら待つことにします。
さて、では“ゆづ”湯に入って冬至カボチャ食べて冬を乗り切ろう。
いつも「冬至カボチャ」(うちの実家では、カボチャ+つぶあん=イトコ煮に、さらにサツマイモがプラスされる)作りすぎちゃうんだよなあ。
これを三日くらいかけて食べても、すぐにクリスマスケーキがきちゃうんだよなあ(いや・・・そんな律儀に無理して食べなくても・・・by つれあい)
いやいや、全日本選手権をテレビで視ながらクリスマスケーキを食べる、これが正しい日本のミーハースケオタの姿だ!(※個人の感想です)
羽生君はいないけど・・・ぐすん(涙)←
代表誰になるのか、男子も女子も“各1人”が熾烈だけど、全選手持ってる力を出し切れますように。
・・・・・・すまん。
ツイッターやってないんで、ここで書いた。←嘘
本日2日目となりました、
KinKi Kids CONCERT 20.2.21 −Everything happens for a reason−(東京ドーム)
行かせていただきました。
昨日は書かなかったんですが、実のところ最近公私ともにとっ散らかってて、先週(というかこの一週間)は泊りがけ(というか徹夜)もあったので、まず大失態その1.
NHK『SONGS』録画失敗( ノД`)ウウウウウ
これはれすね、例によってHDDの容量が危なくなってきているにもかかわらず全然整理する時間がなく、とりあえず『2017 FNS歌謡祭 第2夜』(金爆のため)を録れるギリギリだけ空けて仕事に出かけ、それを編集せねば容量ゼロだったのにすっかり失念してそのまま職場に泊まり、14日深夜に帰ってきたところ、まったく録画されていなかったという惨事でありました(涙)
その2.
『堂本兄弟2017聖なる夜がやってくるSP』録画失敗( ノД`)ウワアアアアアン!!!
これはもう、自分を責めて責めて責め抜きたいいっそドMになりたい(おらはMじゃねえ!)事態です(号泣)
なんせ、放送日を失念しておりました。
“聖なる夜”でしょおお?!
まだ先じゃないですか!!!(ばか者!堂本さんズにとって“聖なる夜”と言ったら、今回のコンサートが始まる16日のことではないか!←正論)
う・・・すみません。わたくしが間違っておりました。(一人芝居終了)
最近すっかりジャニオタドロップアウトして、テレビ誌を買わなくなったのもその一因かと(表紙にKinKi Kidsって書いてあれば一応買ってるはずだったのだが・・・)
それよりも、先週の『ブンブブーン』(たかみーの回前編)を当日にちゃんと視てれば気づいたんだよな。
堂本兄弟メンバー出演のプレセント交換会も漫然と視てたんで、スペシャルの予告も日付をちゃんと確認してなかった・・・(涙)
さて、こうやってまたコンサートの内容と関係ない話を延々としてしまうところは、さすがは延々とMCが続く彼らのオタと申せましょう(責任転嫁すんな)
昨日、あまりの音楽的贅沢さに感動してか、つよっさんがステージに立っていることが嬉しくてか、どっちか分からないけれども、なぜか冒頭ぼくはウルウルしてしまって(ドリフェス行ってるんだからそんなに感激するのもおかしいんだが)自分でもびっくりしていました。
でも、今日は普通にコンサートを楽しんでいました。最初に書いたようにMCもいつもの調子でしたし(≧∇≦)
ところが本日、いきなりふいをつかれました。
終盤で歌われた「ボクの背中には羽根がある」の光一さんが唄う大サビ、
「どんなつらい未来がきても二人だったら乗り切れるさ」
が耳に入ってきた瞬間、突如ぼくの涙腺が決壊。
おいおいおい、なんでこんなにきれいにハマるんだよ?!松本隆は預言者か?!
・・・まあ、単にこっちがそうこじつけてるだけなんですけどね(←いきなり醒めるやつ)
しかも、これに限らずKinKiの曲って、「そう思う」気になれば、ほとんど当てはまるのでね(←どんどん醒めるやつ)
恋の歌が多いですから、「二人」とか「ぼく」とか「きみ」を“その”二人とかぼくとかきみとかに当てはめれば、自動的に(もう黙れ)
てなことを念じながら、乙女化している自分をごまかしておりました。
ところがね。 ( ̄□ ̄;)急にここでデカ字
今回のツアー(二か所だけだけど←余計な一言)のサブタイトル「Everything happens for a reason」(すべての出来事には理由がある)をつけたのは光一さんだっちゅうじゃないですか。
再び涙腺が。
・・・普段、キザな物言いを異常に嫌ってるそぶりをみせる光一さんですけど、この方、その実めっちゃ“王子気質”だよなー、とぼくは常々思ってるんですよね。
照れ隠しがキツいけど、言うときには言う。さらっと「人類総乙女化」爆弾を落とすところがある。
油断ならないやつだ。←?
だいたい、いつもつよっさんがピンチに陥った時に、銀狼()レベルの男前ぶりを発揮するよね。
もちろん、ぼくらオタが気づかないような局面では、つよっさんが光一さんを救うシーンも多々あることとは思っていますが。
うん、ていうか、気づかないわけじゃないな。こういうコンサートとか、一緒に出てるテレビとか視ると、つよっさんが多々フォローしてるわな(苦笑)
なんだかんだ「関西人なんで」と照れ隠しばっかしてるお二人ですが、ちょいちょい滲むカッコよさにやられて、25年来ついてきてるわけですわあたしたちオタは。
まあ、そんな光一さんのステキなネーミングも空しく()、今回のコンサートの通称は、オタの間ではすっかり「突発コン」もしくは、東京ドーム限定で「マタゴムコン」(←だからそれを説明しろよ!)になってることと思いますが(≧∇≦)
そういえばその「マタゴム」の意味について何も書いてねえ。←
もろもろの心配事はともかく、MCは例によってカッとばしてたお二人(主に立ち位置向かって右の人)だったんですが、今日は衣装の話から、ダンス曲の時によくつけてる「股ゴム」(シャツの裾がボトムからズリ出てこないように股にくぐらせるゴム)の話になりまして。
その話だけで20分強。
衣装に着替え中股ゴム姿になると、光一さんは、必ず「それは私のおいなりさんだ!」(c『変態仮面』)と言わずにはいられない話とか、例によって小4の会話で時間くってました。←
なので、光一さんのソロ曲コーナーになったら(ここでは光一さん&ふぉ〜ゆ〜&ダンサーズがはっちゃけ思いっきりダンス!)思わずガン見(どこを?!)してしまったのですが、本日は股ゴムはしてなかったそうです。←
さて、東京公演はこれで終了しましたが、今年は大阪での単独カウントダウンコンサートもあります(これ、オタが一番望んでることよね)
それまでの間、ちゃんとうぇぶとかねっととかをチェックして、録画を失敗しないようにしなければ(←そっち?)
今度の金曜日は『ミュージックステーションスーパーライブ2017』ですね。はい、しっかりと容量空けときます。
わたくしども「きんきっずらばー57000(フィフティーセブンサウザンド)」、このたび東京ドームにてデビューライブを開催させていただきました(≧∇≦)
デビュー曲は敬愛するKinKi Kidsさんの名曲「もう君以外愛せない」のカバー(ワンコーラスのみ)です(^^*)
てなわけで、
KinKi Kids CONCERT 20.2.21 −Everything happens for a reason−(東京ドーム)1日目
行かせていただきました。
わらくしどもはデビューライブ()だったのですが、CDデビュー20周年を迎えられた大先輩KinKi Kids兄さんは、ここ東京ドームでのライブは通算55公演目というすばらしい記録をお持ちです。もしかして歴代最多かもしれません。すんごいことです。
そんな尊敬するきんきっず兄さんの曲をカバーさせていただけて光栄の至りです。
といいますのも、剛兄さんがこの夏Topaz的なヤマイを発症されまして、耳が本調子でないと。
そんな中でも私どものために本日ステージに立っていただいた、そのお心づくしへの感謝を込めて、もうあなたたち以外は愛せないと、本心から唄わせていただきました。
実は今夏(7月15、16日)にはわたくしどもの先輩「きんきっずらばー30000(サーティーサウザンド)」姉さんたち(両グループ兼務メンバーも多々いらっしゃる様子)が、デビュー曲「Hey! 剛元気かい?」他を熱唱されたのですが、そのライブ映像を見ながら、うらやましいなーと思っていました。
そしたら本日、光一兄さんが、
「良かったら今日も君タチの歌声を剛クンに届けてあげてください」
と言ってくださって、ドームライブデビューの光栄に浴したわけです。
剛兄さんには、
「ピッチが安定しているね」
という大変うれしいお褒めの言葉をいただきました。
とまあフカしてばっかいないで()真面目にライブのことを書きましょう。
先々月の「テレビ朝日ドリームフェスティバル」に行けたので、つよっさんの状態はそれほど悲観してはいなかったのですが(むしろ、コンサート開催が発表されたときにこそびっくりしました。「やれるんだね!良かった!!!」って)、開演前にLove Fighterを読んで少し心配はありました。
どんな内容のライブになるのかも事前の知識を例によって一切仕入れないぼくですので、心身ともに手ぶらで入場。
今回主催者側から「うちわ、ボード、ペンライトなどの持ち込みはご遠慮ください」という注意書きがあったのですが、もともとそういうのをぼくは持ち込まない人間なので、いつもと変わらぬ心境でした。
中へ入ってみて、客電が落ちても客席が真っ暗な東京ドームは、ぼくにとってはPaul(といえばMcCartneyさんのことだ)以来でしたっつうか、近年ぼくは東京ドームにはKinKi兄さんの時ぐらいしか来ないので、東京ドーム=満天の星というイメージだったのだが、それがなくても、っていうか、それがないがために、ステージからの照明が客席に当たると、びっしり人がいるのが逆に目立ってすごかった。
KinKiって、今でもこんなに客を集められるんだなあ(失言)と変な感心をしてしまった。
さて、そんなわけでお客の皆さんまるでクラシックのコンサートのように席に座ったままのお上品()なコンサートとなったわけなのですが、これにもぼくは全然不満はなく、実はPaulの時もサークル席だったんでずっと座って聴いてたので(^^ゞ
ダーティフィフティーズには助かりますことだ←
いやそれより、フルオーケストラを東京ドームで聴くなんて、なんたる贅沢だろう。むしろ、こんな音響の悪い(こら)コヤ(東京ドームは屋根があるから「球場」じゃなくて「劇場」扱いだって昔聞いたことがあるのだが本当かな?)でフルオーケストラなんて、逆にもったいないというか。
ありがたいような、申し訳ないような。
でも昨日今日と1階スタンドの3塁側端っこ、1塁側ナナメで聴いていたんだが、音の返りはさほどひどくなく、比較的きれいに聴こえてきたので、良かったと思います。
それと、しみじみ思ったのは、
つよっさんて、ほんとに歌うまいなあ。
って。(←)
今頃ですか、もしくは中居君ですか(コラ)って言われそうだけど、つくづく実感しましたよ。
よどみないね、声が。
時々伴奏から歌がちょっとだけ遅れるシーンが昨日はあったので、「おや?」というか、ひやっとした瞬間もあったのですが、ほんとうに、ほんとうにほんとうに、必ず治りますように、と心から祈った次第。
んで、歌の力だけで充分魅力が伝わってくるお二人ではあるのですが、やはり光一さんは踊り足りなかったらしく(ぼくらもダンスを見足りなかった)各自の短いソロコーナーが今回もありました。
そこでぼくは踊りまくる光一さんを見ながら若干失礼なことを考えてしまったのですが(ずっと座って聴いてたからかも)、
「この人、何歳までこうやって踊れるんだろ? いや、世の中には還暦過ぎてもダンスダンスしまくれる人がいるわけだし、この人のストイックさをもってすれば、あと10年15年は優にダンサーでいられるんだろうなー」
と。
そうか。あと10年ちょっとこの調子であれば、彼の“51歳”を5万人以上で祝えるのもなまじ夢ではないわけだ。と思ったら、ひとりでめっさ嬉しくなってしまいました。
ただ、彼らの方は大丈夫でも、ぼくが果たして肉体的&経済的にその場にいられる状態だろうか、そっちの方が不確定(←弱気)
いやいや、いられるようにしなければ。それを生きがいに節制しつつ稼ぐぞ!と気持も新たにしたデビューライブ(まだそれ言うか)でありました。
とりあえず、明日の開演時刻だけは気を付けるぞ!(←1年越しの決意/笑)
2017年12月03日(日) |
宝塚歌劇団星組公演『ベルリン、わが愛』『Bouquet de TAKARAZUKA』(東京宝塚劇場) |
原田諒にもの申す。←しょっぱなから不穏なムード
三谷幸喜『国民の映画』DVD(2011年版、2014年版どちらでも可)を100回観て出直せ!←キツイっすね・・・
そんぐらいイライラしました(― ―)
40年前のタカラヅカを観てる気分だったよ(40年前のタカラヅカをディスるな!/汗)
実に薄い内容の話に、説得力のない「主人公は正しい」という価値観。まるで伝わってこないヒロインの魅力。類型的な悪役。
高校生の同人漫画だってもうちっと“まし”だぞ(テオ!そのくらいにしときなさい!)
うっ・・・。←
今回、主人公の名がぼくのハンドルネームと同じだったのが面映ゆかったのですが、それもあんまり嬉しからず。
話が浅すぎるんだもん(もう、やめよ? それ以上ディスるのは)
とりあえず、このような作品でも(おい)がんばって演じてた生徒何人かについて寸評。
さゆみ(紅ゆずる)
原田諒が悪いので、さゆみは悪くないです(こら)
でも、実に魅力のない主人公であったことは事実です。
さゆみの一番の弱点=男役らしい声じゃない。
ここが今回一番目立ってたのが大失敗の巻。さゆみの“良いところ”を一つも活かせていない脚本だった。
そら、いつまでもひょうきんな役ばかり演ってるわけにはいかないよ、もうトップさんなんだし。
でも、それなりにさゆみらしさを出そうと思えばできるでしょ?
男役らしい声が出せないトップさんて、結構これまでも何人もいた。それでも皆さん色々工夫してそれぞれの「トップらしさ」を造り上げていた。
さゆみもこれから頑張ってそれを造形してほしい。
ひたすら次回作に期待するものであります。
あーちゃん(綺咲愛里)
うーんと、うーんと(←おい)
可愛いのはわかるんだ。劇中の映像(題材が映画で、彼女が演じたジルが出演した映画のワンシーンがスクリーンに映し出される演出があった)で観たときにも、ヅカメイクなのに()「あっ、この子可愛いわ」と思った。
でも・・・なんか、未だ魅力がわからん。娘役に関心がなさすぎるオラの性癖のせいなので、あーちゃんは悪くないです。
歌は思ってたよりも上手になってた(ん?)
ていうか、さゆみも今回ちょっと上手に聞こえてたので、トップさんミキシングが効いてたんだろう(口悪いなーもう)
それより、今回ちょっと気になったセリフがひとつ。
話全体はおしなべてつまんなかったんですが(いちいち言わなくていいよっ!/怒)、ラストシーンで、いかにもタカラヅカらしいダブルミーニングのセリフがありまして、主人公・テオが、これから新天地へ一緒に行くジルに、
「これから、何があっても君を守る!」
てなことを言ったんですが、なんか意味深じゃね?(か、考えすぎですよう、ておどるさん/汗)
あーちゃんて、そんなに敵だらけなの?(そ、そういう意味じゃないと、思うよ?/大汗)
・・・96期生だからなのかなあ?(ゴホ、ゴホン)
・・・やめときましょう、この話は(だったら最初からするな/叱)
まこっつぁん(礼真琴)
歌あれだけ?!←おい
主人公の人の好い親友・・・かなり役不足。まあ、敵対する役ばっかでも何だから・・・という原田先生のお気持ちはわからんでもないですし、その敵対する役をカチャ(凪七瑠海)が演ったので、こちらとしては不足はなかったのですが。
ケストナーという実在の人物でしたので、もうちょっとなんかあってほしかった。つうか、何人もの登場人物を深く描きながらも焦点がぶれないようにするって、よほど腕がないとできないんだよね・・・原田先生をディスりすぎてますか? すみません。
カチャ(凪七瑠海)
で、そんなこんなでザ・類型的悪役だったカチャ。こちらも実在の人物(ゲッベルス)だったから、真面目なタカラジェンヌのこと、本人はいろいろ史実を調べたりして頑張ったんだろうなあ。不憫だ。ただのセクハラおやじに描かれて(・・・もうやめて/涙)
はるこ(音波みのり)
類型的悪役その2。可哀相ではあるが、ベテラン娘役がよくやらされる役どころではある。
唯一()「さすがだ」と思ったところがあって、彼女演じるレーニというコーラスガールが、撮影に備えて発声練習をするところで、見事に「ド下手」に声を張り上げるところ。
本来歌が上手な人が下手に歌おうとすると、単純に音を“キレイに”外したりするもんだが(そういうのはイヤミにしか聞こえない)、はるこちゃんは“ちゃんと”下手に歌っていた。これは最上級に歌がうまくないとできない。
機会があれば『マダム・フローレンス』を演じてみてほしいな。在団中は難しいかもしれないけど。
彼女たち以外では、ジョセフィン・ベイカーを演じたちーちゃん(夏樹れい)の素晴らしい歌唱力と脚線美(笑)、渋いベテラン俳優ライマンを演じた渋い(笑)みっきぃ(天寿光希)あたりが印象に残りました。
そして・・・悲しいかな例によってぼくがいつも心の片隅で気にしている(片隅かよ!)カイくん(七海ひろき)は、
「何の役だっけ?」
みたいな・・・(おいっ!!!)
カイくんに関しては、ショーの方がほぼ100%印象に残りましたので、それで良し(?)
では、そのショーについて。
専科のカチャが、こっちにも出演。前トップさん退団によって果てしなく歌唱力が弱まった星組(こらあ)の強力助っ人となっていました。
まあ、ぼくはほぼまこっつぁんのターンだけ鼓膜に全神経を集中させていたので(失礼なやつやな)
カチャとまこっつぁんでは“歌ウマ”の性格が違うんだよね。ぼくは圧倒的にまこっつぁんタイプが好きで。
実は、今回ショーも本編に負けず劣らず古色蒼然としていて(言いたい放題)
なんせ「タカラヅカレビュー90周年」を記念したショー(てかレビュー)なので、タカラヅカのスタンダードナンバーがてんこ盛り。越路吹雪さんや鳳蘭さんの声で刷り込まれている(CDで覚えたから)あの曲この曲を次々に歌う星組生でございました。
でも、ショーで古ーい感じ、というのは、お芝居とは違って、骨董品的味わいがあるというか、震災前の「はなのみち」を歩いているような、そんな懐かしい気分になりました。ぼくもオールドファンの仲間入りですかね(とっくにだろうが!)
いやいや、ヅカオタってのは、歴20年やそこらじゃベテラン気取りできないんですよ、50年ぐらい観てないと威張れない(まじか)
そんな気がしてます。
それはともかく、ショーになるとさゆみの歌唱力もあんまりごまかし効かず(おいおいおい)
まこっつぁんの直後に歌わせるのはやめてあげて!←
とはいえ、今作一番感動したのは、フィナーレ大階段でのカチャ歌唱の「花夢幻」につきるでしょう(冒頭はさゆみが歌ったので、最初はどうなることかと(こら)思った)
もちろんぼくの耳に染みついているのは一路真輝さんの声です。CDのみならず、旧東京宝塚劇場が取り壊しになる際に開催された特別公演でナマで聴いたイチロさんの歌声が、未だに鮮明に思い出せます(そういう“気”になってるだけだろうけど)
だから、なまじな下級生に歌われちゃ困るんですが、今回のカチャの歌声は、まったくその価値を失わせることなく。見事に「ヅカ歌」の伝統を引き継いでいました。
ありがたや。歌ウマ生徒。(なぁ〜んか、ひっかかる言い方ねえ)
てな感じ悪いこと書きながらも、実際ショーでは、さゆみの堂々たるトップぶりに目を見張り(どのシーンでもとにかく一番衣裳が似合う/笑)、あーちゃんと組んだダンスシーンは実に美しく、お芝居ではどこにいるかわからないカイくんも(こらこらこらこらっ!)、ショーではどこにいても目立つスター性を発揮。
フィナーレ大階段の冒頭のエヅラが、ここ何作かのショーの中で、一番色目的に綺麗でゴージャス(大階段のブルーのLEDに生徒たちのゴールドの衣裳)だったのも印象的でした。
そしてここがやっぱり一番のタカラヅカらしさと申しますか、退団者(しーらん(壱城あずさ)、あいりちゃん(愛水せれ奈)、ちーちゃん)の見せ場もしっかり作ってあり、あたたかさ満載のショーでした。
そうだ、エトワールのじゅりちゃん(天彩峰里)の声も素晴らしかった。宙組に行くそうですが、新天地でもご活躍を祈っています。
ちなみに、ぼくは東京宝塚劇場での公演は毎回1回ずつ観ているんですが、感想書く書かないに他意はありません。単純に時間があるかないかだけです。組ごとに好き嫌いの偏りも“今は”ありません。
なので、今まで書いてない公演でも、本当は「これについては書いときたい」ってのがあるんだよなー。ちゃんとまとめようなんて欲を出しさえしなければ書けるのにな(←言い訳)
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