つぶやき連絡帳

田中 くうき。の伝言板。

2020年12月27日(日) 末っ子の義務感。



…なんていうモノが存在するんですよ。

長女は金で買われて出ていってしまい、
次女には兎に角、三女の遅れを取りたくない一心で
バイト掛け持ちして立派な披露宴をして
三女より早く嫁いでいってしまいました。

さて、どうする三女。

 老いた母を置いて遠くへ逃げる。
 風俗に入って住み込みで働く。
 文章力頼りに金を稼ぎまくって暮らす。
→廃屋で首を吊る。

…というのは、昔の話。
「年老いた母、というのが気になって、自殺も出来ない。」
「宗教の教理上"自殺は殺人"なのでやっぱり死ねない。」
「自分の死を悲しむ友人にお金を返せないのが心残りで死ねない。」
「今のうちに自死すると"永遠の死"という最悪なエンディングが
 待っているので死ねない。」
「好きな人が永遠の楽園組なので自分も永遠の楽園組に入りたい。」

などなど。

だいぶ、頭の中も様変わりしましたね。
人格も6人から4人に減りましたし。
あの、最強にムダ金失いのSちゃんが居なくなったので、
それだけでもだいぶ楽です。
テルミさんとは話が合わなくなってきましたけどね。

何故かと言うと、

テルミさんってSちゃんとすごい相性が良いんです。
で、金が手に入れば放蕩の限りを尽くしていたのですが、
残りの5人は精神年齢だけではなく肉体年齢も一致しており、
金銭のあり方について、皆、Sちゃんを支持しておらず、
早く彼女が消えてしまうことを望んでいたのです。
だって、お金が入るととにかく少額でもテルミさんに分かち、
サイゼリアでお腹が膨れるまで食べるとか、
高山団子を食べるとか、マクドで食べまくるとか、

とにかく、テルミさんとSちゃんをそのままにしておくと、
自分たちが身の破滅へと堕ちてしまう!と思っていたところに、
先日の、私こと"H"の「オマエなんか死んでしまえ!!!」発動。
Sちゃんは見事に消えて、残るのは44歳の大人が4人。

精神年齢もテルミさん(精神年齢14〜15歳くらい)と
見事に一致していたSちゃんは消えて、テルミさんの
ふわふわした生き方を是認してくれる唯一の存在でしたから
悲しみましたが、外見はSちゃん。きっとわかってくれる!と
信じているようでしたが、数ヶ月の生活を経て、やっと
自分に味方なんて居ないことを理解した風でした。

しかし、テルミさんは頑なにSちゃん復活を信じていました。
そして、Sちゃんは眠っている私こと"H"に置き土産をしていきました。

『女性の自覚』

同じ着こなしで、同じスニーカーで、同じ口紅で、
エホバの証人の集会にふさわしければそれでいいでしょ。
と、思っている私に、所謂「色気」を注ぎ込んできたのです。

以来、自分でもおかしいくらい、異性の目が気になる。
体重は増えなければいいやくらいに思っていたが、
40kg台に戻したい。ウエストを昔の55cmまで戻したい。
そして、当時集めていた服に袖を通したい。
幸い、テルミさんが、「まあ、良いデザインじゃないの!」と
思う服はサイズがSやMでも保管してあるのだそうで、
早くそれらを自分で着たいな〜。

…という風に、どんどん色気づいていき、
テルミさんにまで「アンタ、最近おかしいんじゃないの?」と
言われる変わりよう。

そして、子供のようなテルミさんが死ぬのを見送る役が居ないと、
孤独死して、異臭騒ぎになって、腐乱死体になったテルミさんを
嫌々お金積んで湯灌してもらって、安い棺に入れて、霊柩車で運んで
火葬場に着いたら「犬猫と一緒に灰になるまで焼いて捨ててください」
…という風に、エホバの証人風は葬儀にお金をかけないのだ。

でも、姉たちにやらせると、「お経くらい、ねぇ。」とか
「お墓は?遺骨はどうするの?」とか「なんで近所に訃報とか。」とか
兎に角、グズグズ言って何も進まない予感なので、まあ、こういうと
アレだけど、「テルミさん自身がコレでって言ってたんだよ。」という
「係」が必要なんだと思う。そう、これが末っ子の義務感。

「テルミさんが納得する死に方ができるように見守る。」

その為に一緒に居るの。

テルミさんが死ぬ、その瞬間を見逃さないように。






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