2020年06月01日(月) |
酔っぱらって帰ってきた家人が布団に潜り込んできた。息子は「重いよお!」と叫んで布団を飛び出していった。家人の布団の方に転がっていったらしい。残された私の方に家人の足が乗っかってきた。これこそ重い、だ。だから跳ね返して私の足を乗せ返してやった。そしたら今度は家人が「重い重い、これは重い!」と重いを連呼。むかついたので足に重みをつけてぎゅっと押してあげた。 朝起きると、義母からメールが届いている。家人と喧嘩をしちゃったの、謝っといて、と。謝るなら自分で直接謝るべきだろうにと思いつつ小さくため息。私は厄介ごと引受人ではないのだ。そんなことを思いながら洗濯機を廻す。 分散登校が始まって二日目。今日は午前中のみの登校。いつになったら通常の態勢に戻るのだろう。この数か月ですっかり学校から遠のいてしまっている息子は、朝からぐずぐずしている。まぁ今更「学校だよ」なんて言われたって嬉しくないよね、と私も心の中頷く。 朝顔の弦が伸びてきて、いつのまにか自ら絡まり始めている。コンボルブルスは順調に本葉を拡げ始めた。植物の成長は本当に早い。こちらがちょっと目をそらしていると、その間にあっという間に姿を変えてしまう。気づかない私たちのことなどちっとも気にしていないかのように。そうやって淡々と、営みを続けているのだな。 今週末は搬入・設営が待っている。その準備でこのところばたばたしている。プリントが最終的に気に入らなかったり、パネル貼りが微妙にズレたり。そのたびすべてやり直し。搬入には間に合うのだろうけれど、それでもちょっと気が立っている。 久しぶりに友人から電話。あなたのこと好きなんだよねぇ、と言われる。別に性的に好き、じゃなくて、こう、ひととして好きなのよぉ、と。恋じゃないのよね、むしろ愛なのよねえ、としみじみ言われると、こちらもこちらで「そうかあ、ありがとねー」と応える他思いつかない。こそばゆいというか何というか。 そういえばあなたってこれまでも同性から好きだとか言われたことあるでしょ、と突っ込まれる。まぁないわけじゃない、と応えると、やっぱりねーと彼女。男前だもんねー。え、そうなの? え、自覚ないの? ・・・。 そんなこんなで一時間近くおしゃべりをしていた。家族以外とこんなに長くしゃべるのはどのくらいぶりだろう。これからもとに戻ってゆくのだろうか? それとも。 家人と息子がポケモンGOをし始めたのは気づいていたが、ふたりがくすくす笑っているのでどうしたのと問うたら、「母ちゃん、カビゴンに似てるって!」と嬉々として息子が教えてくれた。どうも家人が言いだしたらしい。よく見せてもらうと、とんでもなくおデブなポケモンではないか。 「カビちゃんのお顔がかわいいんだよ!」と言い訳のように主張する家人を張り倒し、今後カビちゃんなんて呼んでも返事しないからね!と宣言。まったくもってうちの家族はろくなことを思いつかない奴らなんだから。失礼しちゃう。 |
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