昼食に誰かを待つ日は

2020年04月13日(月) 月曜日、雨。

金曜日の夜。アコーディォンを弾く。すこしレベルアップして、エーデルワイスをたどたどしく弾いた。左手を右手で動きが違うので、戸惑う。頭も体も使うので、知らぬ間にクタクタになっていた。いつも通り、弾き終えた後はチョコレートを食べてコーヒーを飲む。先生は若干鬱期間に入っているらしかったが、「ここに来てアコーディォンを弾く時間が私にとってはとても楽しい」と伝えると、喜んでくれた。細々と続けて、どうにかこうにか一曲は形にできたら嬉しい。

土日はほとんど家から出ていない。ナポリタンを作ったり、お好み焼きを作ったりした。お好み焼きは、キャベツと小麦粉と卵さえあれば簡単に焼けてしまうものらしい。夜はハワードホークスの「ハタリ」を見て過ごす。キリンやヌーの大群を見て興奮した。こういう時は、壮大な物語を求めたくなるものなのだろうか。今日も今日とて家の中で仕事。寒くて仕方がない。別に会社に行っているわけではないのに、ちゃんと仕事を始めるんだから驚く。日本人って根が真面目なのかな。それにしても、いよいよ会社もやばそうだ。もう職を失っている人だってたくさんいるのだろう。外に出れば人は結構たくさんいるし、そして何食わぬ顔をしている様子を見ると、本当に危機に面しているのかどうかがわからなくなる。でも皆共通してその不安に怯えているのは確かだ。早く終わって欲しいな。そして終わった先で、何かが変わっていないかと、かすかな期待を抱いてしまう。これで何も変わらなければ、ね。


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左岸 [MAIL]