huukei

往時、  目譜、  近時


2024年10月25日(金)   旅人 mongata





『モンガータの旅人よ』
 https://x.com/yotaroom/status/1849636659291357354

感想うまく言えない… けどおもしろかった。
(↓感想)





















水面に映った月明かりの道=モンガータ …という言葉を初めて知った。素敵。。
調べてみたらスウェーデン語なのだそう。日本にも、木の葉の隙間から射す太陽の光=こもれび
ドイツには、自然の中で一人のんびり過ごす心地いい孤独感=ヴァルトアインザームカイト
などなど、その国にしかない固有の単語があるの、おもしろいでござる。

舟葬、ってのも初めて知ったなぁ。。ちなみに日本以外では土葬が多いらしいけど、
最近では衛生面や国土面積などの理由から、土葬よりも火葬が定着しつつあるのだとか。
大切な人の遺体を焼く。骨になった姿を見る。その骨を拾って骨壺に詰めていく。
ショッキングだし悲しいし、できればあんまり見たくはない…。
それよりも、遺体を乗せた舟に火を灯して、月明かりの綺麗な海へ送り出し、
炎が燃え、煙は空に、やがて骨は広い海の中へと溶けていく…、
感情面だけで言えば、土葬よりも火葬よりも、舟葬こそ理想的な埋葬方法かもしれないなぁ。。

漫画には、生と死…という人生で避けては通れないテーマが描かれていて、重いけれど
読み易かった。2話、3話…と、これからどんな死に触れて向き合っていくのかと思うと、
恐ろしいドキドキ…だけど、オリジやアルトたちが真面目で優しくて楽しいから、
続きも読みたいなと思わせてくれる。






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keisuke