huukei

往時、  目譜、  近時


2023年05月15日(月)   葵祭 nokorowa





葵祭の頃は、

…という書き出しで始まる文章があって、どんな言葉が続いてたかは憶えてないのだけど、
爽やかな空気と、町の賑やかさが感じられて、この文章がとても好きだった。


















……と言われても何がなんやらですよね。えぇーっと…
日本最古の短編物語集『堤中納言物語』
その中にある「ほどほどの懸想」というお話の冒頭でござった。


 葵祭の頃は なにもかも花やいだ感じで
 小さな家の窓にまで葵を飾りつけて
 風の匂いまで いかにも気持ちよさそうです。


ふんわりといい匂いがしますな。。
ちなみにこのコミカライズ版の翻訳でござる。
 https://www.chuko.co.jp/bunko/1999/10/203527.html






往時、  目譜、  近時

keisuke