てくてくミーハー道場
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2017年03月18日(土) |
『白蟻の巣』(新国立劇場小劇場) |
観に行ったんだけどほとんど観ないで帰ってきてしまった。
なんて書くと、「駄作だ!」と灰皿(持ってませんが)投げて席を立ったかのようですが、そうではなく、ほとんど居眠ってしまったというわけです。
こんな風にはっきり「眠った」と書くのはぼくには珍しいのですが(大抵気が引けるので)、今日は何となく開き直ってみました。
眠ってしまった原因が、ぼくにあるのか(開演直前に食事した←でも、軽くホットドッグ1つだったんだけどな)芝居にあるのか、それがちょっと分からない。
眠っちゃってるんだから、どういう芝居だったか分からないので、当たり前。
三島戯曲なので、最悪本読めばいいか。
そうか、そういう油断があったから安心して(オイ)眠ったのか。
出演者の皆さん、すみませんでした。
隣の席の方、すみませんでした(ゆらゆらしてたっぽい)
自己正当化してしまいますが、人間居眠りするときっていうのは、一定のリズムの音を継続して聞いてるとき(退屈な授業とか、電車に乗ってるときとか)
舞台から聞こえてくる“一定のリズムの音”といえば、すなわち棒(それ以上書くな!)
・・・平田満さんや半海一晃さんがしゃべってるときだけは、ハッと目が覚めてたんですが(大御所に擦り寄るなあ)いつしか平田さんのシーンの記憶も危うく(コラコラコラ)
とうこ(安蘭けい)の登場シーンの歩き方なんか面白かったんだけど、結局どういう狙いだったのか理解できぬまま終わってしまった。
三島由紀夫が書くセリフは日本語の華美の髄を極めてるから、それに頼っちゃう演出家が多いのもうなずける(おや? 今度は演出家にダメ出し?)
でもなあ、なんかなあ・・・。
ま、いいや(良くないだろ)
ほとんど観てない人に何言われても、作ってる側は1ミリも納得できないでしょう。
楽しめた観客の皆さんの評を信じて、がんばってください。
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