てくてくミーハー道場
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全く異論ございません(笑)
といいますか、ニワカとしての正直な感想を書きますと、
「いつの間にこんなことになっちゃってたの?」
と呆然とするしかありません。
実は今回のFSのプログラムはカナダ大会で初めて見まして(ご存じのようにニワカだからね)、テーマが「陰陽師」ってところに個人的にやられまして(理由はもちろんお分かりですね?)、衣装もカッコええし、振り付けも超好みだし(日本的なものが大好き)、素人目で見ても、いかに難しいプログラムか解るし、「このプログラムをノーミスで滑れたら、何点ぐらいになるんだろ? 来シーズンにはそれが見れるのかなあ?」なんて、生意気にも分析してたわけです。
来シーズンどころか、1ヵ月後に見れたわ!(←別に怒ってはいない)
ゆづる、恐ろしい子。(←それ、昨日も言った)
羽生結弦を「天才だ」と評するのは簡単なことだ。
実際“恵まれて”いるんだろう、いろんな部分が(生まれながらに持った身体能力もそうだし、家庭環境もそうだし、生まれた時代やスケートに出会ったタイミングやその他もろもろ)※もちろん「被災」という、それらを全部ひっくり返すぐらいの苦難もあったが※
だけど、ぼくは今回、競技後のインタビューで、羽生君が言った、「血の滲むような練習をしてきました」という言葉に、「だって、彼は天才だもん」の一言で片付けちゃいけないんだ、と、反省させられました。
いろいろ恵まれた人が「血の滲むような練習」をしてきたからこそ、こんな奇跡の瞬間が生まれたんだ。
本当の天才っていうのは、「自分がなすべきことに対する努力を苦に思わない人」だと、聞いたことがある。
まさに今回の羽生君を表すのにドンピシャな言葉だと思う。
そして、天才でもなんでもないこのぼくとかは、努力すらしなかったら並み以下なんだと、恥ずかしい気持ちにさせられる。
いまさらぼくが羽生君レベルの偉業を成し遂げられるわけはないんだけど、自分がやっていることに対して、「これだけがんばったんだから、失敗しても悔いはない」という気持ちを一度も味わわずに人生終わっちゃうのって、めちゃくちゃ残念なことじゃないかと思ったわけです。
そんなわけで、しばらくは(しばらく・・・?)まじめに仕事に打ち込もうかなへへへ(←信頼性ゼロ)
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