てくてくミーハー道場
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花粉症を言い訳にしちゃいけないんだけど、やっぱり連日眠いです。
今年は特にひどい。
ひょっとして、これは、私自身の、身体的な、(何でいちいち切るの?)おとろ(ry
・・・べそべそ。
雨の日の頭痛もひどいし。
で、まぁ、努めて体を動かさないと衰える一方なので、仕事帰りには5キロ強を(ダラダラ)歩くことにしている。
BGMはKinKiだったりSMAPだったりゴールデンボンバーだったり。
昔のアニソンのときもある。
BPM的には実はアニソンが一番良い。
「宇宙戦艦ヤマト」とかが最高である(元々行進曲だからね)
金爆だとやはり今の時期には「春が来る前に」が一番ぐっとくる。
・・・って、2年前の今頃も同じような日記書いてるね。
進歩しないね。
なんかねー、「サヨナラは歩き出す」も聴いてるんだけど、やっぱ何か違うんだよな。
おそらく年齢のせいもあるだろう。また、このひねくれまくった性格もあるのだろう。
森友嵐士が書いたこの“きしみ”のない歌詞が、全く刺さってこない。
「なんて凡○な歌詞なんだ」と思ってしまう。
あの、甘酢っぱさ全開のMVを初めて見た時は、
「■ReeeeNかよ!」
と思わず口をついて出た。
作曲がJINだって知らないのにそう思った自分の鋭さ(おい)に驚いた。
汚れを知らない青春真っ只中の世間の若人どもは、こういう歌を素直に聞いて、素直に胸を熱くすればいいと思う。おばさんは止めない。
だが、ぼくには無理であった。
一方、「春が来る前に」は、何度聴いても(聴きすぎると飽きるが←おい/怒)ぐっとくる。
特に、
「『ありがとう』って言わなきゃ、言わなきゃ、言わなきゃあ・・・」(c)鬼龍院翔
のところ。
この主人公は、きっと言えずじまいなんだろうな。基本うじうじしてるもんな(←)と容易に想像できるこの悲しさ。
(エピソード的には、この曲は、当時バンドを脱退する天空城団吉さんに向けて作られた曲で、本人の引退ライブでサプライズ的に歌われた曲なので、実際には本人に伝わっている)
ぼく自身には、小学校であれ中学であれ高校であれ大学であれ職場であれ、「これが最後だ」「『好きでした』って言わないと!」みたいな経験がないので(寂しすぎるぞ!おばさん!)、なぜ感情移入できるのか自分でも解らないのだが、後になって考えてみると、
「これから(自分がその気になれば)いつかはまた会えるだろう」
と思って、きちんとお別れを言わなかった人と、永遠の別れになってしまうことが(年齢的に)増えてきたからだろう。
今更後悔しても遅いんだけれども、当時はそれが判らなかった。
卒業式で、涙しながら「絶対また会おうね!」みたいに盛り上がってる同窓生たちを覚めた目で見ていた自分のおろかさを、切羽詰ったように「言わなきゃ、言わなきゃ・・・」と絶唱するキリの声に思い知らされるから、ズンズンと刺さってくるんだろう。
というわけで、世間やMステの統計が何と言おうと()、ぼくが今の時期に一番聴きたい曲、一番胸を締め付けられる曲は、ここ5年間不動でこの曲なわけです。
そんな中、今年はいきなり桜の開花。
うっかりしているうちに、花見時が過ぎてしまう。
焦る。
早くお花見行かなきゃ、行かなきゃ、行かなきゃぁ・・・(←パク×)
春が、過ぎてしまう前に。(おそまつ)
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