てくてくミーハー道場
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2012年11月10日(土) |
『客家〜千古光芒の民〜』(天王洲 銀河劇場) |
謝珠栄先生が作られる舞台を観ると、毎度必ず同じことを思ってしまう。
「なんてまじめな作品だろう」と。
歴史もの(そしてアジアもの)が多いから、そう思うのかも知れないが、オタ気質の学生に人気がある世界史の講義みたいだなと思ってしまう。
サルにもわかるほどエンターテインメントに徹しているわけではなく、若干の基礎知識と、その時代の人間たちに対するミーハー心が必要な講義なのだが、それらを併せ持った身には、実に噛み応えのある面白さにあふれている。
そして、もうひとつ大きな特徴がある。
それは、たいてい、登場人物の9割が男という点。
硬派なのだ。
最近では、「登場人物のほとんどが男」の舞台というと、硬派どころか“100パーセント○女子向け”保証だったりする舞台も多いが、謝先生の作品は、残念(?)ながら、○要素はほぼ皆無だ。
とても健康的なのだ。
とても清潔感あふれてるのだ。
そう、とてもまじめなのだ。
まるで、不満みたいですねておどるさん?
ばれたか(←おい)
あ、いや・・・そんなことありまおんせん(←一日一回ふざけないと変調をきたすのですか?)
今回のお話は、絶対に謝先生のルーツと関係があるな、と思いながら観ていたら(なんの予備知識もなく行きました)、そのとおりドンピシャでありました(自慢?)
もうちょっとこの時代の大陸について勉強したいので、いったんここで終わります(まとめてから書けよ/呆)
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