てくてくミーハー道場
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2012年08月09日(木) |
『Bitter days, Sweet nights』(CBGKシブゲキ!!) |
昨日(8日)は仕事がなかったので、「8」にちなんで『エイトレンジャー』観に行こうかと思ってたのよ。
・・・起きたのが夕方だったので、諦めました(;-;)←愛が足りない
夜は8チャン(フジテレビ)『FNS うたの夏まつり』(これについては昨日の日付であとでエントリします)をまじめに視ずに、BGM状態で家事をいろいろ。
いやあシブゲキは本当に椅子がいい!(←ほめるとこ、そこ?)
あの椅子に座らんがために、ちょいちょい行きそうだな(^^ゞ
んなことはともかく、出演者は実力派だし(白洲迅くんのことは知らなかった。で、行ってみたら休演。肺気胸で降板したそうです。公式ブログによると手術は成功したそうで、良かった。今回は残念だったが、彼のことはまた見る機会があるでしょう。上山竜司くんはとっても上手でした)、作・演出G2先生なので、期待度大でした。
・・・おや、ミュージカルだったのか(←知らないで行ってるって・・・あんた)
音楽の荻野清子さんは、三谷作品などでなじみがあるし、あざとくない良いメロディを作る方なので、好きです。
(出たぞ、続きが書きづらい時の行空け作戦)
はい。書きづらいです。
あのね・・・ミュージカルにする必要あったのかな? この話。
たぶんぼくはね、「ミュージカル」に対する考え方が、G2さんと違うと思うんだ。
ぼくはね、「セリフから、しぜーんに、いつ切り替わったかわかんない感じで歌」っていうのが優れたミュージカルだとは思わないんですよ。
逆にね、どんなにがんばってもどうせ不自然なんだから(不自然でしょ? どう考えても)、おもいっきりわざとらしく「はい、ここから歌!」っていうミュージカルの方がストレスなく観られる。
それか、全部歌。
「この惑星(おい)の人たちは、会話が全部歌なんです!」
と開き直ってるぐらいのが好き。
だからね、現代の日本で、普通におだやかに、他人と慈しみ合いながら、思い通りにならない人生を悩みながら生きている状況をミュージカルにされてもねぇ・・・と思っちゃうの。
ストレートプレイがいい。そういうのは。
今回の作品のストーリーも、ほんと、ストレートプレイなら、もっと好きになれたと思う。
とはいえ、ストーリー自体、なんか・・・ぼくだったら普段絶対に視ないテレビドラマの脚本みたいだった(うわっ! 久々に毒っ気満載だの)
なんか、G2さんにしては(決め付けすぎかな?)ずいぶんありきたりな話で。
心の傷を抱えてだらしなく飲んだくれるしかない男なんて、(橋本)さとしーに似合いすぎてて、開演1分で若干げんなりしてしまったんですよ、実は。
あーそうか、この男が、この後いろいろあって、立ち直るんだろうなー、たぶん、(新妻)聖子ちゃんが演じる強気な女の子に翻弄されているうちに・・・みたいに思ってたら、そのまんまなんだもの(←不満のあまり、伏せもしないこの仕打ち)
あ、装置は素敵だったな。(今さらとってつけたように褒めてもむだだぞ・・・)
まぁ・・・G2さんの次回作に期待といこう。さびしい終わり方ですまん。
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