てくてくミーハー道場
もくじ|前回てくてく|次回てくてく
2012年07月29日(日) |
『Oh!金爆ピック〜愛の聖火リレー〜』(宜野湾海浜公園野外劇場) |
「おめえ、金爆はLiveには行かない、ネットで見るだけで我慢しる、とか言ってたよな?」
と、お怒りの方(主にぼくのつれあい)、どうか、どうか落ち着いて聞いてください。
だって、軽い気持ちでポチッたら、チケット買えちゃったんだもん。しょうがあんめ?(←超開き直り)
「だからと言ってなぁ、東京ならともかく、お、お、お・・・きなわっ!!!(怒り心頭)」
いや実は、今回沖縄に行くにあたっては、金爆ライブだけでなく、他に2つの目的があったのです。ついでです、ついで。(というより、3つとも主目的ではありました)
他の2つについては、てくてく記録と関係ないことなのでここに書く気はございません。この件でお世話になった方々、本当にありがとうございました。南国リゾート地が苦手なぼくですが、「沖縄良いとこ」を実感しました。“暑さ”に関しては、東京よりよっぽど過ごしやすい土地だと思います(実ははるか30年近い大昔に一度行ったことがある。そのときは「激烈に暑いし、湿気もあるし、やだな」と思った6月のことであった。今回行ったら全然印象が変わった)。冬に行ったら、きっとますます好きになることでしょう。また行きたいな(^-^)
さて、金爆の話しよう。
ぼくは前々から、ゴールデンボンバーのライブにもし行けるなら、一番後ろからヘドバンの海原を眺めて「すげーーーーっ!」って感動したいっていう望みがあった。
参加するんじゃなくて、あくまで“見物”したかったのだ。
だが、オールスタンディングのライブハウスならともかく、現在のGBはすでに全指定席のホールでライブするのがデフォという売れっ子さんに成長しているのである。そんな都合よく最後列に入れるわけではない。
ニコニコ動画で視ていると、そういうことを忘れてしまう。時系列関係なく視てしまうから、実は去年ぐらいまで、PHASE(高田馬場club PHASE)クラスの場所でやっているもんだと勘違いしていたのだ。
だから、さすがに20代の女の子たち200人程度の中に紛れ込むほどの度胸はなかったから、ライブ参戦も遠慮しようと決めていたのである。
ごめんね、愛してる・・・じゃなかった、ごめんね、もうおととしぐらいから500〜1000人規模の動員を誇ってたのにね(メジャーからのお誘いが7つもあったのも、2010年の半ばくらいのことらしい)
今となっては、そんなことなら、去年ぐらいから臆せずライブ参戦できてたなあと思ってる(←何を言っとる?)
まぁ、年齢的には確かに浮いてるであろうが、今のこの集客具合だったら、全然溶け込める自信がある。
だって、フリ完璧だもの( ̄ー ̄)←そんなアナタが恐ろしい
開腹手術した一週間後に、ピンクレディのコンサート行って全曲踊ったおらをなめんな。(←なめはしませんが、あきれてものが言えない)
元来、こういうお調子者なんである。
こんなおいらのためにゴールデンボンバーは結成されたのではないかと思わずにはいられない(←お、お願い。いいかげん正気になって・・・/汗)
たわごとはともかく(あ、わかってんのね/ホッ)、完全抽選のチケットなので、後ろの方の席だったらそれなりに気取って“見物”を決め込もうと思っていたら、なんと、そこそこ前の方(といっても、10列目ぐらいだった)の席が当たってしまったので、腹をくくって、「正しいお客さん」として参加しようと決めて臨んだライブなのであった。
実を申すと、これほどお調子者のくせして、ぼくは夏の野外ライブってとても苦手なんである。
なぜなら、周囲が明るいうちは、音楽が鳴ったとたんに「うぇ〜い♪」みたいなことができない。(←5行上と矛盾してるぞ?)
いやホントに。
昔、チェッカーズのライブを西武球場(屋根がなかった時代)で観たときは、最初のうち、ノルのが恥ずかしくて、ほんとにつらかった。
誰もお前のことなんて見てないし。周囲のことなんて気にしなきゃいい、と言われても、意識過剰になってしまうシャイシャイ日本人なのであった。
暗くなってやっとリズムにのれたぐらいシャイシャイであった。
ところで今回のGBさんのライブは、日本列島の最西端といっても良いぐらいに位置する場所で行われたので、暗くなるのは優に午後8時を過ぎてからだという。
にもかかわらず、開演が午後5時!
早すぎる!!
やっと暗くなったのは、それこそアンコールになろうとするころであった。
つまり、本編まるまるピーカンからたそがれ時。
まぁ、あんまり暗かったらそれはそれで不安にもなったろうけど(球場と違って、後ろのほうに照明がない。灯りはステージ方面からしか照らせないのだ)
というわけで、ほぼ明るい中で「1、2、3、フォー!」やら「ヘドバン、ウィッシュ!」やら「ゴールデンボンバー演奏しろ!」やらをしなければならんかったわけなのだが。
させていただきました、はい( ̄ー ̄)遠慮なく。
た〜の〜し〜かったーーーー!!!(←何かが外れ飛んだね? おばさん)
いやあ、ああいうとこでとりすましてたら浮いちゃうじゃないですか。
郷に入れば郷に従えですよ。
第一、明るいから、ステージからも客席の全体図が見えるわけじゃん?
ノリノリのギャルの中で、生気のない顔してぼーっと突っ立ってる客がいたら、それがたまたま目に入ったら、演者も気分悪いでしょう?
そんなんじゃ申し訳ない。
てな建前は始まったとたん消し飛んでしまって(やっぱり)、お初に拝見した実物のボンバーさんたちは、実に、実に・・・実にッ!
ニコ動で視るのと同じだった(^^ゞ(おいっ/怒)
いや、これは褒め言葉。
最後の方で鬼龍院さんがすぐ目の前まで走ってきてくれたのだが(ビギナーズラックと言いますか、今回“夢の上手(かみて)”があたりまして、喜矢武豊の美貌を180分近く遠慮なしに直でガン見できました。ほんっとに笑顔がかわいい!この男(≧∇≦))、なななな、なんて(全体像が)可愛いんだろう! そして、なんて頭がでかいんだろう!(こらっ!!!)と(^-^)シミジミしましたことであります。
いやぁほんとに頭でかかった(そっちかよ?!)
日灼け止めを塗るとかいう普通の女性っぽいことにすら気が回らないぼくだったので、この日だけですっかり腕が灼けてしまったのですが(他の場所は露出してなかったので、灼けなかった)、沖縄の夕陽を燦燦と浴びて裸の上半身が真っ赤になってる淳くんの心配だけはしておりました。
いいのか? ヴィジュアル系なのに日灼けとかして?!
そういや研二はあのメイクで日灼けした場合、メイク落としたらどんな状態になってるのだろうか?(翌日のブログの写真を見たら、全然日灼けしてなかったが/笑)
とか、色んなことを考えながらも、徹頭徹尾エンドルフィンを噴出させておりました。
いやぁ〜、楽しかったなぁ♪ 心から。
夏の野外らしく、最後は花火という胸キュン演出で〆てくれた金爆さん。
案外、鉄板でロマンチストなお兄さんたちだと思います。
おばさんは蚊帳の外だけど(まぁそうすねるな)、そんな彼らと、本意気で彼らにラブしているギャルたちを見ていると、何だかこっちも胸があったかくなってくるのでありました。
青春してやがんな。お前たち。
おばさん世代には恥ずかしくてたまんない、最後の「みんなで手をつないでジャンプ!」も、汗にまみれたお隣のギャルちゃんの熱い手の感触に、何か甘酸っぱい感情が(あっ、あぶあぶあぶあぶな・・・)
時々、セミがイントレに向かって飛んで行ったり、ライブが進むにつれてだんだん月がくっきりと見えてきたり、なぜか今、そんな風景ばかりを思い出してしまいます。
ヴィジュアル系なのに、こんなにも野外が似合うゴールデンボンバー。
真夏の自然光の下で、あのメイクがなじんでる(?!)こと自体が、アホ驚異だ(笑)
改めて言葉にするのもナンだが、実に、実に・・・実にッ!
オモシロかっこ良かった。\(^^)/咲
とりあえずお疲れ様でした。
本物のオリンピックの開会式の当日(日本時間基準)に「金爆ピック」ツアーファイナルというオチまでつくとは(苦笑)、さすがボンバーさんだ。
さて翌日、ゴールデンボンバーのライブでおおはしゃぎしたことなどおくびにも出さず(この野郎!)知り合いに会って、用事を済ませました。
時間が少しあったので、半分まじめ(「平和之塔」を参拝したかった)、半分ミーハーな気持ちから、
「喜屋武岬から夕陽を見てみたいな」
と言ったら、
「今日は、やめといたほうがいいよ」
と返され、思い切りビビりました。(なぜ「今日は」なのか、怖くて訊けなかった)
面白半分で行くところではないわけです。
しかも、夏だし。
なので、しっかり気持ちを(犠牲になったうちなんちゅの方たちの魂に対して)真摯に固めてから、また次回、訪沖したときに行こうと思います。
その代わりってわけじゃないんですが、沖縄に住んで20年にもなるのに、モノレールに乗ったことがない(!・・・ま、そりゃそうだ、どこ行くにも車だもん彼らは)という知り合いのご要望で(笑)、一緒に乗ってみました。
途中、「牧志(まきし)」っていう駅を通過(♯^^♯)
心の中で、「ダダダ♪ ダダダ♪ ダダダ♪ まきしー!」と歌わせていただきましたとも(笑)
そしたら、一昨年のキリショー☆ブログに同じことが書いてあって大笑い(≧∇≦)
鬼龍院さんと同じこと考えちまったぜ(笑)
この牧志のところに、当時ボンバーさんが沖縄で初ライブをしたライブハウス「桜坂セントラル」があるらしい。
途中下車できなかったので、捜せなかったが。
いやぁ、島に歴史あり、バンドにも歴史あり。(←いいこと言ってるつもりか?)
今回のライブも、ゴールデンボンバーの歴史の一ページになっていくんだろうなぁ。
その一ページにお付き合いできて、光栄です(本気)
これからも粛々と歴史の一ページを目撃してやるぞ。覚悟しておれ。(なんつー〆だ・・・)
|