てくてくミーハー道場
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2012年02月24日(金) |
楽しくて 悲しくて 切なくて・・・痛いよ〜おぉお〜♪ |
昨日はふるーい友人たちと某“ネズミの海”(←こう書くとエラい不気味な場所にしか見えずイメージダウンもいいとこですが、皆様ご存じの、日本一の夢の国の海側にある施設のことです)に行ってきた。
午前中は傘が必要な普通の雨降り。
おかげで“あの場所”の割にはかなり人出は少なかったが、それでも行列ができるところには充分にできており、さすがとしか言いようがない。
ふだんはやたら精神の平熱が低い熟年のぼくでも、そんな10周年アニバーサリーな雰囲気にのまれて(?)昨日一日で24629歩(約17キロメートル。うちから銀座までの距離だー!/疲)も歩いてしまいました(×_×;)あー足が痛い
4人で合計年齢200歳超えだというのに(いやむしろ、“だから”か)歩いてしゃべって食べて絶叫して。
人魚を見ながら血圧の話、くまのぬいぐるみが歌い踊るのを見ながらコレステロールの話、パスタ食べながら親の介護の話、ウサギと写真撮りながら○十年前の中学時代の話、チョコレートクランチ買いながら今の仕事の話・・・。
マルチすぎます(_ _ )
昔、「おばちゃんたちって、どうしてあんなにパワフルなんだろ?」と不思議がっていた純情可憐な少女たちは、○十年経って、自分たち自身がその立派なおばちゃんたちに成長していたのであります。
それぞれに違った人生を歩んできたから、それなりに意見が食い違うこともあったが、その辺も鷹揚に対処できる大人になっていた。
かつて漠然と夢見ていた「一生続く美しき友情」とは若干違ったかたちになっていたが、それでも「こんなぼくにも、こんなに長いこと『友だち』って呼べる人たちがいたんだ(←なんて暗い感想でしょう)」と思えて、柄にもなく嬉しい気持ちになれました。
満足して帰ってきたら、今度はとてつもない悲報が。
ジャック様(人間国宝でもある歌舞伎俳優・中村雀右衛門丈)死去のニュース。
嗚呼・・・ついにこの日が(TΛT )
ここ2年、ジャック様はすっかり舞台から遠ざかっておいでだったので、そこはかとなく覚悟はしていたのだが・・・。
ぼくが歌舞伎を観始めた頃にジャック様は70歳。“50、60はヒヨッコ”という歌舞伎役者のデンで相当パワフルに立女形として活躍しておられたので、“年齢が関係ない鉄人役者”のイメージがあったのだが(これは昨年のお正月に亡くなった五代目中村富十郎丈にも言えること)、80代後半ぐらいから「あれ? ちょっと・・・」という姿が舞台上で見受けられることがちょっとずつ増え、休演されることも多くなってきた。
ジャック様に関しては長々と思い出を書くことができるのだが、今日のところは静かにご冥福を祈るだけにしたい。
『藤娘』で、「ピョコ♪」っと首をかしげるめっちゃプリティーなしぐさが、今でもありありと思い出される。
ほんっとに可愛い役者さんだった。
ほんでもって今日は職場で大々的な席替え(去年やったばっかりなのに・・・ぶつぶつ)
昨日休んで(だって仕事なかったんだもーん)遊びまくってきた後ろめたさが手伝ってか、張り切りすぎて移動式キャビネットのホイールで自分の足轢いた(T_T)←バカ
通勤経路の例の婆ちゃん猫とはあれきり会えず仕舞いだし、ここんとこ喜怒哀楽が混ざって来すぎです。
ちょっとは落ち着こうよ50代。孫もいることだし。
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