てくてくミーハー道場

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2011年05月02日(月) 中日です

「ちゅうにち」じゃなくて、「なかび」ね。

大型連休もまず最初の三連休があっけなく過ぎてしまいましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

ぼくは、かかえてる仕事を毎日ちょっとずつ片付ける・・・なんてシュショーなことするわけがなく!(得意げに言うな!)

三日とも猫カフェや近所のノラ猫たちと戯れ戯れて過ごしました(←ダメ人間)

よって、最初の出勤日となった本日は、締め切り第一弾のお仕事に都合22時間かかり、ひーひー言うとります(←ダメ人間!)





まーそれはともかくさ、いい陽気になってきたこともあり、避難生活を免れた人たちは、本震直後の危機感もうっすら忘れ始めている感のある今日この頃。

いや、ちゃんとしてる人はちゃんと忘れず、いろんなことに気を配っていると思うんだけど。

ぼくも、未だにお風呂にずっと水張ってるし(昔は、フロ入ったあとは残り湯を洗濯機に移して、そのあと湯船を洗ってカラにして乾かしておくのが通常だった。今はその後水を入れてる)、本棚にも突っ張り棒したし、枕元に防災袋置いてるし(もしもし、スニーカーは追いてないの?)

でも、なんとなく気が緩んでないか? こういうのが危ないんだよな(コラ!言霊言霊・・・)



特に思うのが、「節電」である。

暖房が不要になってきたし、冷房需要までにはまだ間があるから、首都圏の消費電力も今のところけっこう余裕がある。

いちいちコンセント(以下、不謹慎発言につき、略!)

・・・あ、いえ、ゴメン。実は我が家では、特にこれはやってないんですよ。

特に、DVDレコーダーとテレビとステレオは、申し訳ないと思いながらも、ずっと主電源切らず、スタンバイ状態です。

だって、留守録画録音しなきゃならないもん(開き直り)

毎日毎日しなきゃならないもん(お前なー・・・)

でも、まず、我が家では、ここ8ヶ月、エアコン使ってない(もちろんプラグ抜きっぱなし)

暖房は「ガスストーブ」(≠ファンヒータ。つまり、電気は使わない)+よほど寒いときだけ、コタツ。

炊飯器は、保温機能を使ってない(炊けたらすぐ食う。次の日の分は、覚まして冷蔵庫に。これを温める時だけ電子レンジを使うから、電子レンジも基本プラグ抜いてる←節電のためじゃなく、単純にコンセントが足りないからなのよね)

iMacも結局1年以上使ってないから(携帯で間に合う。・・・そうか、携帯の充電はかなりしてるかな・・・)既に「ステキな置物」状態だし。

便座温め機能やウォシュレットなんていうこじゃれたものはモトよりないし。

電気掃除機も使わない(フローリング+畳だから、全室ホウキとクイックルワイパーで済む)から、引越しの時に回収に出しちゃったし。

でまあ、こんな感じで我が家の毎月の電気使用量は(特に節電を心掛けてないので)昔からだいたい150〜190kw(去年の真夏はさすがに200kw超えた)

政府広報さんのお奨めに従って、もっときちんと節電したら、100kwぐらいになるのかもしれない。

そもそも、昼間かなりの時間帯、家に誰もいないってのが大きいんだろうな(そのかわり、震災前は深夜ずっと電気使いまくりだったが)



そんなビンボー丸出しの我が家はともかく、最近ぼくがとっても気に入ってるのは、銀座四丁目交差点の夜のムーディさだ。

日本一地代の高いあの一画は、他所の繁華街がノド元忘れて看板ギラギラを取り戻しつつあるここ数週間でも、未だ薄暗いのだ。

ここが、ぼくが東京の繁華街で最も銀座を愛するゆえんである。

かゆい言い方だが、銀座の老舗の皆さんは、やはり「格が違う」と言わざるを得ない。

つっても、他の繁華街とちゃんと比べたわけじゃないんで、これが勘違いだったらごめんなさい(でも少なくとも、渋谷は既にギラギラ状態に戻ってた気がする。こないだ行った時には)

格があるこそだろうか、暗くてもビンボったらしくない。むしろ落ち着いてて「大人の街」って感じで気に入ってる(でもまあ、以前より早く店じまいしてるってのも事実なんだが)




街中が電飾ギラギラで音楽ガンガンでうるさかったここ数年は、バチあたりにも、「原油価格が大高騰して電気恐慌が起こればいいのに」なんて心ひそかに思ってたこともある。

もっと悪い理由でいたしかたなく「電気恐慌」が起きてしまったのだが、このぐらいならむしろ精神的にプラスだろう。

同じような意見がネットでは散見されるので、だったらこんな、資源不足とか発電所の事故とかマイナス要因でしょうがなくやっちゃう前に、自主的にスマートな節電ができなかったもんかと思うんだが、ニンゲンやはりケツに火がつかなきゃやれないこともあるんだろうな。

もちろん事故は可及的速やかに収束に向かってほしい、それは当たり前だけど、街の薄暗さは、半永久的にこんなもんでいいと思うんだがな。

使える電気はもっと使い甲斐のあることに使えばいい。

24時間明るいことが発展の証だ・・・なんて、昭和40年代的価値観だ。と、高度経済成長期に生まれた「アトムの子」は思ってみたりするのである。


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