てくてくミーハー道場
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| 2010年01月24日(日) |
『初春花形歌舞伎』昼の部(新橋演舞場) |
こっちに来てみたら、今度は猿弥丈がお休み(;_;)どうかお大事に
「寿曽我対面」
お正月らしく、今月は歌舞伎座、演舞場、浅草の三座とも昼の序幕は曽我もの。
で、ここのが一番ズバリの「対面」でございます。
が、正直に言わせてもらう。
キャスト不足(「役不足」は誤用ですよ)
ごめんね。偉そうに。
でも、本音です。
猿弥さんの休演のせいもあったんだけど、役の位に達していたのは笑三郎だけ(まぁ、春猿ちゃんも、やや合格かな)という寂しさ。
右近なんて、五郎の方がまだふさわしいだろ。
すると、工藤をやる人がいなくなるが(そうだ、今月のこの一座、上置きになる人がいないんだ)
えと・・・、五郎をやった人(シdちゃん←こら、ごまかすな)が「悪い」と言ってるわけではないのよ?(←弱腰)
ただね、ただ・・・昨日あんだけすばらしい『車引』を観ちゃった後だから、そう思ったのかな。
なんか、「新人公演」でした。
「黒塚」
お昼ごはん後に、ほとんど真っ暗所作事。
観客の「寝ない力(りょく)」を試しているのか演舞場?!←コラ
でもね、ぼくはこの狂言、舞台がふるさと(ふぐすま県安達郡)ってこともあって、とても好きなんです。
もちろん何度か猿之助(強力は段四郎丈)で観たことがあり、一回はぐっすり寝てしまったが(寝たんじゃん!)、何度目かに観たときは、なんだかめちゃめちゃ感動して泣いた記憶がある。
すばらしい芸でしたよ(⌒⌒°)
で、今回も、右近初役できっちり楷書で演じており(初役って、ヘンに「自分流」を出さないから、むしろ二回目三回目より、良い場合が多いように感じる←一部の天才除く)、最後まで清々しい気持ちで観られました。良かったです。
ただ、やっぱこの幕も猿弥さん休演が影響し、残念でした。
「春興鏡獅子」
はいそうでしょうとも(何が?)。皆さん今月の昼は、これがお目当てなんでしょう?(なんでお前がやさぐれんの?)
ご期待のとおりでしたよ。(だから、なんで不機嫌なの?)
別にぃ。不機嫌なんかじゃないです。
つうか、今充実してなきゃ、充実する時期もうないぞ海老蔵(←なーんだ、嫉妬かよ)
ですから、良いんです。上出来でした。
でも、正直もっと特筆したいのは、胡蝶のお二人がすんごく上手でした。ってこと。
ダブルキャストらしくて、メガネの度が進んじゃってるぼくは、筋書見てもどっちのチームだったか分からないんで悔しいのだが(帝劇みたいに、貼り出しといてくれよう、演舞場)、きっとどっちのチームも上手なんじゃないかなぁ?
胡蝶がめっちゃ良くてテンションが上がったのって、なかむら屋兄弟以来かもな(^^ゞ
ちなみに本日“毛”を振った回数は55回でした。
こういうの数えるのって、バカ客なんだろうね。
でも、なんか数えちゃわない? ねぇ?(誰に訊いてんだ?)
で、本日は夜に浅草に行きました。
浅草寺に吉永小百合様と鶴瓶師匠が来てたらしいね!(今、ネット見て知った)
全然遇わなかったんですけど(T_T)←常に、“惜しい”人
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