1993年05月07日(金) |
27歳 大宮→ソウル |
ソウルは旅行しやすい町だ。日本と似ているため、自然にとけ込んでいける気がする。でも一人一人の韓国人の中には「反日」の意識が刻み込まれているのだろうか。 ほとんどハングルしか見かけないが、漢字で書くとどうなるか、けっこうわかることに気づいた。日本人であることの強みだ。でも、韓国語でコミュニケーションできるだけの語学力はまだない。 ソウルは町の中に緑に覆われた山がある。東京にはない。 言葉・文字以外は日本と違う所はないようだ。むしろ言葉の違いが強烈に浮き上がっていると言った方がいい。町で見かけるハングルは丸みのある書体。日本では韓国と北朝鮮の言葉の違いを習ったが、実際にはあんな風にはっきりとは分けられないのではないか。特にソウル・タワー内で「東京」の表記が三通りもあったのはおもしろいが、「동굥」というのはなかった。
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