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■ 老人ホームの母に会うために
母が特養に入所して一か月と少しが過ぎた。
母の所に行くには、家から1時間半ほどかかる。
私にとっては、ちょっときついけど、 でも、1週間に一回は行きたいとおもっている。
今日は、大阪の北部の方に用事があり出かけたので、 帰りに母の所に寄ろう、二つの事を一日で済まそうと意気込んでいた。
でも、何と言っても不安なのは、自分が強度の方向音痴であることだ。 今までに、4〜5回は行ったことがあるけど、いつも家から直接行っている。 大阪からは初めてなので・・・
大阪の複雑な街を、二つ電車に乗り継いで、そしてバス停を探して バスに乗るなんて、いくら人に訊くとしても出来そうもない、 でも、行きたい。
そんな気持ちを抱えて家を出た。
そして、帰り道、計画通り、母の所に向かった。
駅員さんに訊ねていたら、横から「バス停まで連れていって上げよう」と 言ってくださった男性。
バスを降りて、きょろきょろしたが、特養の場所が分からず、見かけた女性に訊ねたら、特養の前まで、2〜3分の道を連れていってくださった。
迷うこともなく、目的地に着けたことは、親切にしてくださった方たちのお蔭と感謝の気持ちでいっぱいになった。 本当にありがたいことだった。
母の所に行くということで、これは、あの世の父がきっと背中を押して くれたのだ、支えてくれたから、ご親切を受け、迷うことがなかったのだと 感慨に浸った。
お父ちゃん、ありがとう!と心の中でつぶやいた。
2013年12月02日(月)
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