極端なつぶやき
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2006年04月30日(日) |
Here and Now |
頭の中が過去の嫌なことや未来への不安で一杯になったときは、いつもMさん(私のイメトレの先生)の言葉を思い出す。
「人間は誰だって、今しか生きられないのよ」 「人間しすぎて疲れたら、自分を小さな生き物に戻して、今、頬をなでる風や木漏れ日に喜んでみるのよ」
人生や人間が複雑すぎて、疲れる時があります。 一人の人(自分も含めて)の中に、たくさんの面があって、好きだと思ったり、嫌いになったり、気分や気持ちはどんどん変わります。
感情とどうつきあっていいのか、わからなくなるときが多々で、そういう時はお灸をしたり、カーボン光線をかけたり、歌ったりします。
なんとか、日々を過ごしてます。
4月から3万9000円も昇給した。 年額じゃないよ。 月額。 額面じゃなくて、手取りで3万9000万円もあがった。
昨日、日記に書いた先輩から、「お給料、かなり上がったから、後で社長にお礼を言ってね。」と言われつつ、給料を渡される。 うちは、振込みでなくて、現金手渡し。
明細を見て、ビックリ! 手取りで3万9000円もあがっている。 知ったときは、ただ本当にうれしかった。
でも、段々昇給した理由を考えると、心が重くなってきた。 私が考える昇給理由は、ただ一つ。 社長(64歳)の視覚障害が重くなっていること。 社長の目は、ほとんど、見えなくなっている。
私が、この会社に入社して、もうすく丸6年。 最初から、視野狭窄という障害を持っていたが、徐々にその障害が重くなって、今では、原稿がほとんど見えない。 それでも、4月頭に引っ越すまでは、テキストを音声で読み上げるソフトを駆使して、なんとか記事を書いていたんだけど、今の社屋に引っ越してきてからは、全くダメ。全然見えない。
社長が言うには、光の微妙な加減があるらしく、朝の光は柔らかくて、朝は原稿がまだ読めるらしい。 いつも、7時ころから会社に来て、夕方近くまで働いて、帰宅していた。 ところが、現社屋に来てからは、「ああ、もう全然見えない。bety君、もう帰っていいかい?」と昼前の11時頃から言い出す始末。 アイコンの大きさもポインタの動きも改良して、社長に渡す原稿の文字サイズは24ポイントくらいにして、といろいろやってみたけど、「見えない。見えない。」の連発。
今回の昇給、社長が専務(社長の息子、うちの会社は典型的な同族会社)に強く言ってくれたらしい。専務は、昇給するのには反対しなかったけど、そんなにもあげるつもりはなかったらしい。
そう、この昇給はつまり、社長の代わりになれるよう頑張れよ、期待してるぞという意味の昇給。 (私の仕事は編集者兼DTPオペレーター、社長は編集長。)
お、重いよ。マジ、重い。 DTPだけでも結構忙しいし、大変なんだよ。 その上に、今は原稿の進行管理、著者とのやりとりetcいろいろやってるのに。 この上、記事を書く仕事まで増えたら、マジ大変。 つーか、こういうなし崩しの、「言わなくてもわかるだろう。察してよきに計らえ。」という古いやり方やめてくれ。 ああもう、面倒くさい。鬱陶しい。重い。
仕事内容は好き。 女らしい気遣いの全くできない私は、専門職しかできないし、編集の仕事は気が強い割に、気を遣う私には、向いていると思う。 定時が5時で、帰りたい時間に退社できるところもいい。
でも、人間関係がドロドロすぎるー(byデス声&金切り声) 察して、おもんばかる。 一番嫌いで、苦手。
でも、転職する気は今のところないから、受け入れてやっていくと思う。 やっぱり、このお給料と条件は捨てがたい。 今の額をもらってて、習い事とライブに行けるという感じ。 まあ、3万9000円あがったから、もっと余裕がでるけど。
有機野菜の宅配もやめたくないし、合気道もやりたいし、パフォーマンスも続けたいし、、、 お金がいるんだよね。
結婚しようがしまいが、体が動く限り、一生働いて経済的に自立していきたいしね。
はぁ、なんとか頑張ってやっていきます。
まずは、自分に 昇給おめでとう! 社長が認めてくれるまで、よく頑張ったね。 と言ってあげよう。
会社の先輩。 私から見たら変な人。 すぐ興奮する。 短気。 気分屋。 八つ当たり女。 自分の感情をモロに出す。 感情垂れ流し女。
今日も興奮垂れ流し。
昼休み、ご飯食べ終わって、公園に行こうと靴を履いていたら、「行く時は行って来ますって言ってよ。言ってくれるときもあるじゃん、その差は何なんだよ。」(興奮したプリプリ口調) ああ、嫌な気分。 興奮せず、怒らず、「昼休み出かけるときは一言言って出てね。」とか言えばいいのに。
アサーティブトレーニング(日本語訳すると自己主張のトレーニング)を何年も受けていたが、その時何回も先輩とのやりとりをロールプレイのテーマに取り上げてもらった。 そこで、わかったのは、先輩はコミュニケーションのやり方がガキっぽい人。洗練されてない、野暮な人。 (私も人のこと言えないけど、だからこそ練習の場を設定した。)
トレーナーから提案されたのは、先輩の興奮に巻き込まれて、固まるんじゃなくて、それに巻き込まれないようにする、先輩が興奮してきても、なるべくシラーっと返す、ということ。
なかなかできないけど、最近は10回に1回くらいできるようになってきた。徐々に先輩の興奮に乗らないようになってきた。
しかし、先輩の自己否定、自己嫌悪の深さに心寒々とする。 仕事中に、仲良しのバイトの女の子と恋愛話に盛り上がって、眉間に皺寄せながら、 「だって、本当に私のこと好きになってくれる人なんて、いないと思うんだもんー」なんて言うのやめてくれ。
自分が嫌いで、自分の感情をよく把握してなくて、だからこそプライドが高くて、負けず嫌いで、本当に厄介な人だぜ。
先輩、カウンセリングを受けること、お勧めします。 まず、自分が自分をよく知って、肯定することから始めないと、なんにも始まらないよ。
今日の夜、飛行機で東京に帰ります。
同じ日本でも、全然ペースや人との距離が違います。
まばらな配置からごった煮へ。
<今年の目標>
少しずつ軽くなっていく。 自分のやることに、いちいち意味を求めない。
引くところは引く。 自分の気持ちを抱えていけるようになる。(少しずつ)
やった後、自分や相手に腹立つほど、サービスしない。
声のパフォーマンス、レベルアップを諦めず、やり続ける。 自分がいいと思うものを淡々と。
目の下のクマを薄く。 眉毛かけるようになる。
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