誰にも言えない

2016年02月19日(金) いまもまだ信じられない

君がもうすぐいなくなってしまうことが、どうしても信じられない。

裏切られたような気がした。
見捨てられたような気がした。

裏切るとか、見捨てるとか、そもそもそんな関係ではないのに。

遠くもなく、近くもなく、ずっとこの距離のままでいられるような、錯覚を起こしてしまった。

喪失感を抱いてしまってから、よりいっそう素直でないことは自覚している。

君とこの距離でいられる間、せめてやさしくいなくては。


どうして、遠くに行ってしまうのだろう。



2016年02月09日(火) 触れてもいいのは、貴方だけ

不愉快極まりない夜は、愛する人を必死に思い出す。


貴方に抱きしめられ、愛でられることを想う。

私のこの体は、貴方だけが、触れることを許されている。

貴方だけが、見ることを許されている。


そんな妄想を頭の中に広げ、不愉快極まりない夜を耐える。

愛する人なんて、何処にもいないのに。


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憂鬱天使

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