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2013年03月30日(土)

県美へ『夏目漱石の美術世界展』を観に行った。
ターナーとかウォーターハウスとか、若干メジャーとは言い辛い布陣だったからか、展覧会最初の土曜日にしては客足が少なかった。これでミレイのオフィーリアなんて連れて来れたらすごい人出なんだろうけど…。個人的には漱石の作品の初版本や肉筆原稿が見られたので満足。美術館じゃなくて文学館へ行けって話ですね。ミレイの『ロンドン塔幽閉の王子』は素敵だった。この透明感。

一緒に観に行った大学の同期ふたりは今枕草子…というか『うた恋い。』にハマっているらしく、ものすごい勢いで薦められた。枕草子にハマったからといって学術書に手を出し始めるあたり文学部根性が抜けないというか、相変わらずだなぁ、という感じ。

4月は本当に考えたくないほどに忙しくなる予定だから、せめてもの気分転換にネイル。この爪見ながら穏やかに働きたいんだ…。


2013年03月28日(木)

今日の目標は怒らないこと、とか言いながら、やっぱり怒ってる年度末。明日乗り切れば期末明日乗り切れば期末…。でも期末決算は4月にやってくるのだった。

疲れを発散するかのようにまたアマゾン様でぽちぽち。音源やら関連書籍やらを大量購入とはまさにこのこと。アルバムは全部揃えちゃった気がする。よくよく聴いたらただ耳触りの良いポップスなわけじゃなくて、巧みな言葉遊びの歌があったりして面白い。終わったばかりなのに次のツアーが待ち遠しい。

4月が忙しくなければ勢いで青森まで行っちゃうのに。俊太郎さんも参加決まったのか。しかもコーダイとやるのか!スパカ世代の私にはそれだけで行きたいと思えるよ。去年の今頃、俊バンを初めて観たんだっけ。その後すぐにコーダイが青森に帰ることが決まって、このタイミングで東京へまで俊バンに会いに行くことにしたのは何かの思し召しかと思ったんだった。
それにしても王子の歌を聴く機会が無い。1月の反動もあるけど、わたし、次はいつ聴きにいけるんだろうか…。


2013年03月26日(火)

明日は給料日。乗り切った…おつかれおれ!

久々に研究会の同窓会でもしてみようかと画策。ゆる募メールを送った…けど、みんなから返事来なかったらへこむなぁ笑
ぼんやりしてたらすぐに過ぎ去ってしまう日常だから、たまにはこうやって動いていかないと。と、春になったら思うわけです。3月って自分の中でそういう時期。

先のことより目先の仕事終わらさなければ。毎年記憶の無い4月まであと3営業日。この土日は「休む」ことを最優先する。


2013年03月24日(日)

午前中はゆっくり雑誌など読んで、夕方から同僚の二次会打ち合わせ。それにしても二次会の幹事をよく任される気がする。

大学の同級生のデビュー作がとうとう単行本として出版の運びになったらしい。
小山田浩子『工場』
ある日地元の新聞の紙面に同級生の顔写真が載ってびっくりしたんだった。学生時代は小説を書いてるとか全然知らなかったから(というか、学生時代はもしかしたら書いてなかったかもしれない)。単行本の出版は本当にめでたい。これは出版記念パーティーでも開催すべきか?


2013年03月22日(金)

同期とオイスターバー。全国の牡蠣の食べ比べ。若干値段は高いけど、旨い。
今月はあまり飲み歩いたりしなかったな。月に一度か二度、こういう美味しい店で美味しい食事を楽しむっていうのも悪くない。満足度が高いというか。美味しい店の開拓はこれからもしていきたいなぁ。

来週で3月も終わりって本当ですか。期末に向けてラストスパート。頑張る。


2013年03月16日(土)

何だか久しぶりにのんびりした休み。来月は土曜休み無いからな。今のうちに謳歌しとこう。

図書館で本をいくつか。テーマは決めず思いついたものを5冊。ちょっと勉強したい周期に入っているのでその手の本も借りてみた。近くにそれなりの大きさの図書館が2館あるって良いね。そのうち1館は大学時代にバイトしていた先なので、ちょっと足が遠ざかっているんだけど。なんか気恥ずかしくて。

6月、TEBのツアー決まったなぁ。大阪は日曜か…。前日が同僚の結婚式なので、懐具合も含め何とも言えない感じ。うむ。。


2013年03月11日(月)

2年前の今日は何してたんだっけ。岡山にライヴ観に行ってたのか。私が住んでる場所では地震があったなんて微塵も感じなくて、駅に行ったら新幹線のダイヤは乱れてて。そこではじめて今回の地震の規模に慄いたんだった。何とか辿り着いたらそこには近藤さんがいて、ライヴもそのまま行われて、でも、ライヴが終わった直後にスクリーンに映し出されたニュース映像に戦慄を覚えた。今自分がいる場所と映像の向こうがあまりにリンクしなさすぎて、ふらつくような感覚を覚えた。

それから2年、色々考えた。今まで知らなかったこと、知ってたけどきちんと考えてこなかったことを、本腰入れて考えるようになっていった。それから初めて行われた衆院選は、今までの人生で一番頭を使った。各党のマニフェストだってきちんと読んだ。

もう2年という気もするけど、まだ2年なのだ、きっと。まだまだ渦中にいるのだ。


2013年03月04日(月)

半身浴を習慣にすべくお風呂でiPodが使えるスピーカーを購入。自分が持っているiPodの世代が分からなくて焦ったけど使えて良かった。これで少しでも冷え症と肩こりが治れば良いな。

週末に注文していた品が届いた。で、ニヤニヤしながら眺めているところ。結局ミーハーなことに変わりはない模様。

学習意欲に燃えている今日この頃。何故か漢字検定の本を買って帰ってしまった。もうちょっと役に立ちそうなもの勉強すれば良いのに…。宅建でもやるか?向いてないけど。


2013年03月03日(日)

2日目は直島観光。

前に行ったときに回れなかった、家プロジェクトを中心に回る。
一番気に入ったのは最初に行った『角屋』かな。水面に浮かぶ無数の点滅する数字。いつまでも見入っていられた。それと『南寺』。カラクリを明かされて驚いた。

昼ごはんは『中奥』でこの旅2度目のカレー。スパイシーで美味。

最後に行った『はいしゃ』にいたおじいちゃんが素敵だった。「写真撮ったろ!」とにこにことカメラを構え、たまたまチケットを道に落としてきてしまった人がいたら「おっちゃん取ってきたろ!」と原付を飛ばす。仕事なのかボランティアなのか不明だけど、与えられた仕事を超えて自分で楽しみを見つけだしている様子はとても素敵だった。この旅で印象に残っているのは何よりも人だ。

楽しかったな、直島。次は豊島だな。


2013年03月02日(土)

岡山、西大寺からバスで30分強。宝伝港から船で15分。人口50人程の犬島にあるアートプロジェクトを観に行った。

の、前に昼ごはんを『trees』で。柔らかい鶏肉と野菜と玄米のカレーは美味しく、店員さんはイケメンだった…。

プロジェクト名は『精錬所』。その名のとおり、過去に銅の精錬所があった場所。その遺構をそのまま利用して作られたアートは、無骨なようで緻密に計算され尽くした素晴らしいもので、一度で気に入ってしまった。特に、最後の部屋は文学部生ならにやりとしてしまうものだった。

最後のレストコーナーにいたおばあさんは地元の方で、この遺構を遊び場として育った方だった。昔の犬島がどんな場所だったか、山はどんな様子だったか、色々と話してくれた。今はこうやって観光客が訪れる場所になったけれど、過去には間違いなく公害や色々な社会的な歪が生まれていたであろうこの土地で育ったこのおばあさん。ただ地元の雇用を生むだけじゃなく、語り部としての役割も担ってもらっているんだろう。

船の時間までチケットセンターのカフェで時間つぶし。地元の柑橘類を使ったジャムと蒸しケーキ。精錬所で作られた柑橘類を使っているそう。

高速艇で1時間で直島へ。この旅2つ目の目的、つつじ荘のパオで宿泊。モンゴルのパオを移築しているそうで、部屋の中はエスニックな雰囲気。ストーブを炊けば暖かいし、非日常感が増してとても良かった。


カオリ