不用品 買取 家庭教師 celeste blue

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あなどれない

2013年12月22日(日)

クリスマス。
私が幼いころは、サンタクロースは物語の中の存在だと思っていました。
なぜかといえば、クリスマスプレゼントは母が買ってくれるもので、サンタクロースの存在は知らなかったからです。

そんな家庭に育ったため、長男が生まれたときも、とくにクリスマスだからプレゼントをあげるという習慣はつけないようにしようと思っていたのですが、途中から方向転換。

 プレゼントをあげるのではなく、夢を贈ろう。

もちろん、プレゼントを贈るのですが、それはあくまでもサンタクロースからの贈りもの。

そして今日、少し早かったのですが年子兄弟にクリスマスプレゼントを渡しました。
もちろん、サンタさんからの贈り物、として。
ふたりともとても喜んでいて、長男は「サンタさん、ありがとうーーー」と宙に向かって叫んでいました。

でも、あとで長男に聞いてみると「これって、パパが買ってきてクリスマスツリーの下の置いたんでしょう?」と。

子どもの目はあなどれません……。

お、おやす、み……。


自分のため

2013年12月14日(土)

毎年恒例の忘年会でした。

恒例だけど、かつてのように一芸を披露する人はほとんどいません。
毎年思うけど、ちょっと(かなり)寂しいけれど、仕方がないのでしょう。
あの、誰かが何かをしなければいけない使命感。
誰かが何かをすることで、あの場所をみんなで支えてきたと思っていたけれど、私の錯覚だったのでしょう。

錯覚だったとはいえ、私は唄いました。
毎年変わらずしていることを、今年から変えるということをしたくなかったからです。

とはいえ、私も変わりました。
みんなの一芸を一生懸命に見ていられなくなりました。
会場はつねに子どもがうろうろしてざわめき、私は私で自分の子のことで手がいっぱい。
そんなに広い会場ではないのに、前でしゃべっている人の声が届きません。
だから、一芸披露する人が減ってきたのかな……。

といっても、私の一芸は宛先の決まっている手紙なので、極端な話、誰も聞いていなくてもいいのです。
手紙が無事に宛先に届けばいいのですから。

今年の歌は「子守唄」にしました。
十数年前に、旅人宿のオーナーが歌った曲に歌詞を与えなおしたものです。
おそらく誰もわからなかったと思うけど、よくできた歌詞になったな、と思います。

来年も唄います。
そして、来年も同じ思いをするのでしょう。
それでも、私は唄います。
自分のために。

おやすみ。


不審者

2013年12月07日(土)

子どもを2人連れてエレベータに乗ろうとすると、ザックを背負った若者が乗ってきました。

 あ、山、だ……。

靴とザックとその特徴のある服装と。
見るだけで山やさんとわかります。
それも長けた人。

思わず声をかけました。

「どこですか?」

「摩耶です」

「紅葉ですか?

「う〜ん。上はもう落ちてましたね」

短い会話だったけど、それだけで山を感じました。

ありがとう。

おやすみ。

って、誰でも声をかける私って、不審者?

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celeste [MAIL] [アルバム「紺と碧」]

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