不用品 買取 家庭教師 celeste blue

celeste blue



逃げ

2013年11月05日(火)

階段とエスカレーターがあると、積極的に階段を昇っていました。
徒歩30分内の距離なら、交通機関をなるべく使わずに早足で歩いていました。
電車の中で座ることはあまりなく、重い荷物も「ボッカ訓練」にしていました。
疲れを感じても「まだまだ体力が足りないからだ」と思っていました。

それが今は……。
エスカレーターやエレベータを第一選択で利用し、惜しみなくタクシーを使い、電車の中では空席争奪戦に参加、荷物はできるかぎり軽く、軽く。

そして口癖は「疲れた疲れた」。

先日、マンションの階段を仕方がなく昇っていたとき、ふと、かつての自分を思い出しました。
山に登るために日々体力づくりをしていたころ。

今は育児を理由にして、体力づくりをサボっているように思います。
確かに育児は疲労を伴いますが、もっと体力があったら育児も少しは楽になるのかもしれない。

そして何よりも山登りを再開したときに、体力がなくなったと嘆くことのないように。
山が逃げていったと愚痴らないように。

明日からまた階段を積極的に使っていこう。
山から逃げているのは、私自身なのですから。

おやすみ。

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celeste [MAIL] [アルバム「紺と碧」]

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