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炎症

2010年11月30日(火)

朝から寒気に見舞われていました。
風邪でしょうか。
私が風邪をひいたら、生後1カ月半の乳児にうつることは必発です。
マスクをしたり抱っこをしないようにしていましたが、だんだんと熱が出てきました。
気がつけば38.5度。
もうダウンです。

風邪の諸症状はありますが、いつもの風邪のひきはじめとは様子が違うことに気づきました。
もしや……。

数年前に受けたばかりの国家試験勉強の内容が頭をよぎります。

もしや、乳腺炎?!

母乳の通り道がどこかで詰まって、乳頭までうまく出てこなくなり、炎症のため発熱する産後独特の病気です。

さっそく助産師の友人に相談。
水分をとって安静にしておくようにとのこと。
母乳をたくさん赤ちゃんに吸ってもらうように、とも言っていました。

乳腺炎は赤ん坊にはうつらないのでちょっと安心しましたが、それでも38度の熱はかなりしんどくて、そして、詰まりかけた母乳はあまりおいしくないらしく、わが子もいつものように吸ってくれず頻繁に泣いて不快を訴えてきました。

それでも、ふたりでせっせと母乳タイムを繰り返し、夜寝る前には37度までようやく下がってくれたところに夫が帰宅。
23時を過ぎていましたが、夫に赤ん坊をお風呂に入れてもらうことにしました。

初めてのわが子とのお風呂。
なにやら一生懸命に語りかけている声が聞こえてきます。
楽しそう。

わが子をお風呂に入れて満足したかのように夫がお風呂から上がってきました。
よかった。

さて、明日からはもっとゆっくりしよう。
部屋の散らかりなんて、いざとなったらなんとでもなります。
ゆっくりと親子3人のいる環境を作っていこう。
だって、体を壊してはどうにもなりません。
まだまだ、始まったばかりなんです。
あせらない、あせらない。

おやすみ。


掃除

2010年11月29日(月)

ゆうべは、初めてわが家で夫とわが子と3人で寝ました。
いつもと勝手が違うため、夜中の授乳やオムツ換えにもたついてしまい、結果としてわが子を何度も大泣きさせてしまいました。
夫もそのたびに起きてしまいましたが、これが赤ちゃんのいる生活なんです。こういうことにも慣れてもらわないと。

眠い目をこすりながら出勤する夫を、久々に玄関まで見送りました。
また、こんな毎日が始まるんだな。
1カ月半の留守のあいだに、結婚前の部屋以上に散らかりきった部屋の片付けを始めましたが、何から手をつけていいのかわかりません。
しかも、当時は部屋の片付けだけに集中していればよかったのですが、今はいつ泣くかわからない赤ん坊がいます。
そしてもちろん赤ん坊のそばでホコリを立てることは厳禁です。

とりあえず、床の上に座れるように荷物を片付けていきましたが、今日のところはこれでめいいっぱいでした。

久々に帰ってきた家でわが子とふたり。
これまでは、飽きるほど昼寝をしていたのに、今日は昼寝の時間もありません。

あんまりがんばりすぎないようにしないと。
といっても、今週末のお宮参りに義父母がわが家にやってきます。
それまでにはキレイにしておかないと……!

おやすみ。


いろいろ家族

2010年11月28日(日)

ゆうべは、夫の実家に泊まりました。
退院の日以来、久々に会う孫に義父母は大喜び。
そんな義父母を見ていると、やっぱり連れてきてよかったな、と思いました。
夫の兄夫婦もやってきてみんなでいっしょに食事をしました。

「新しく増えた家族に、乾杯!」

「………!」

義父のとった乾杯の音頭が耳に残りました。

これまで「家族」というものはどんどん減っていくものだと無意識のうちに思っていたけれど、ホントはこうして増えていくんだなって。
まだ私は気持ちとして夫の一族になりきってはいないけれど、それでも少しずつこの人たちの「真の家族」になっていくんだなって。

夫の実家を少し早めにおいとまして、つい10日ほど前に出産し、私と同じく実家に里帰りしている友人夫妻の家に遊びに行きました。
わが子より500グラムも小さく生まれてきた友人の赤ちゃん。
小さくてはかなげで抱っこさせてもらうと宙に浮いてしまうのではないかと思うくらい軽い赤ちゃんでした。

友人の実家も、子どもたちはすべて独立し、今は母親がひとりで家を守っているとのこと。
どこの家も同じようです。
家族が増えることはうれしいけれど、実質は同居でもしないかぎりひとりでの生活をさせてしまうことにもつながるんだな。

友人の母親はまだまだ若く元気ですが、夫や私の親はもうすでに高齢者の真っ最中です。
孫のためにも長生きしてもらわないと。
そのためには、私たちが孝行していかないと。

友人の家で、孫をしっかりと抱っこしている友人の母親の姿を見て、あらためて誓ったのでした。

おやすみ。


1カ月半

2010年11月27日(土)

今日はとうとう自宅に帰る日。
生まれてほぼすぐの小さい赤ん坊を1カ月間ずっといっしょにお世話をしてきてくれた母は、朝から寂しそうです。
いつものようにときどき私と孫がいる部屋をのぞきにきます。

「かわいいなぁ。でも今晩からいなくなるなぁ……」

むしょうに寂しくなる言葉で語りかけていますが、もちろん赤ん坊にはそんなことはわかるはずはありませんが、でも、いつも以上に母に笑いかけていてくれるような気がします。
「う〜」とおしゃべりしてくれます。

これだけ笑ったりおしゃべりしたりするようになったのは、明らかに母のおかげです。

「次に来たときは、人見知りしているかなぁ……。ばぁばの顔なんて忘れているかなぁ」

自分のことを「ばぁば」と呼ばせたい母。
人見知りなんてさせないくらいに会いにくればいいんです。

「あんたがあと10年早く子どもを生んでくれていたら、私ももっと元気やったのに! いくらでも孫の面倒みてあげられたのに!」

ときどきこんな憎まれ口を叩きますが、それも真実。

夜に近い夕方になってから、夫が迎えにきました。
玄関で私たちを見送る母。
私は母に何度も、何度も、こうして母に見送られていますが、今回は大事な宝物を取り上げるような感じがしてなりません。

 宝物、預かっていくね。大事に育てるね。

心の中でつぶやきながら、実家を後にしました。

1カ月半、ありがとう。
これからも、頼りにしています。

おやすみ。



ことば

2010年11月26日(金)

今日も母とわが子といっしょに、居住地の役所までドライブです。
相変わらず車に乗ると、すやすやとぐっすり寝てしまうわが子。
あんまりこういう言葉遣いはしないようにしていますが………。

 超カワイイ!

ふぅ。
失礼しました。

おやすみ。


よかった。

2010年11月25日(木)

今日も母とわが子といっしょに3世代ドライブ。
箕面の紅葉を見に行きました。
毎年、母とふたりで箕面のドライブウェイを通り抜けしていましたが、今年は1人増えました。
これまた不思議な感覚です。

まさしく色とりどりの山の紅葉に、おのずと感嘆の言葉がこぼれます。
孫に話しかけながら紅葉を眺める母。
今年も、母といっしょに紅葉を見にくることができてよかった。

これからも、孫との思い出をたくさん作っていきましょう。

おやすみ。



2010年11月24日(水)

久しぶりに電車に乗りました。
約4カ月ぶり。
切符の買い方を覚えているか不安でしたが、難なく購入。
当たり前か。

4カ月ぶりですが、4カ月前とまったく変わらず、普通に電車に乗りました。
変わったことといえば、私の大きかったおなかがなくなったことくらいでしょうか。

妊婦って電車の中で立っているのが、こんなにつらいのか……と実感したこの夏。
仕事帰り、文字通りふらふらになりながらつり革につかまっていました。
ときどき、席を替わってくれる見知らぬ人たちのやさしさを、いつまでも覚えていようと思っていたことを思い出しながら、今日、昼間の空いている電車に揺られました。

次に電車に乗るのは、いつくらいでしょう。
わが子の首が座るまでは、車で移動になると思います。
今度、電車の中で妊婦さんを見かけたら、躊躇することなく席を替わってあげよう。

おやすみ。


ドライブ

2010年11月23日(火)

今日も、3世代でドライブ。
近所のスーパーまでですが。

これも、思い出。

おやすみ。


一品

2010年11月22日(月)

授乳クッション代わりに、ちょっと古ぼけた枕を膝の上に置いて授乳をしています。
最初は、わが子の体のほうが小さかったのに、今はちょっと手狭な様子。
それでも、授乳後はその枕の上ですやすや、すやすや。
起こさないように枕から布団に移すのが一苦労です。
わが子を布団に移すと、今度はその枕に私の頭をのせて、今度は私もいっしょにすやすや、すやすや……。
ちょっと古ぼけていますが、どことなく懐かしい枕……。

その懐かしさの理由が先日、判明しました。

「枕カバー、洗濯するよ」

ちょっと古ぼけている枕、ホントは枕カバーが古ぼけているだけだったのかも……と思い、枕を母に渡しました。

「……(あっ!)」

なんとその枕は、私があの日あの夜、無我夢中で持ち出した物でした。

  この枕で眠れば、すべてが元に戻るかも。

一家離散の夜。
奇跡を起こしてもらおうと持ち出した枕。
当然、奇跡は起こらず私の生活は大きく変わりました。
その枕で寝るときにはいつも、家族といっしょだったときの暮らしを思いながら眠りにつくことができました。
朝、起きたときに涙で枕がびっしょりと濡れていることもありました。
現実逃避をするかのように、枕に顔をうずめて「これはウソだウソだウソだ」と呪文のように唱えていたこともありました。


そんな枕を私は今、わが子の授乳用に使っています。
私の子どものころを知る数少ない思い出の一品を、再び濡らしてしまいそうです。

おやすみ。


直接

2010年11月21日(日)

わが子に会いに、夫がやってきました。
先週からずっと風邪をひいている夫。
わが子に会うのは2週間ぶりです。

まだ本調子ではないため、小一時間ほどで帰りましたが、それでも動いている姿を見ることができてうれしそう。

私もメールや電話ではなく、直接会っていろんな話ができてなんとなく安心しました。

年内実家なんていわず、やっぱり帰ろう。
できたてほやほやの家族は、離れていてはいけません。

おやすみ。


お風呂

2010年11月20日(土)

初めてわが子といっしょにお風呂につかりました。
今まではベビーバスを使って沐浴だったけれど、今日から私もいっしょ。
とはいえ、母にずっと見てもらい、あーだこーだと言われながらの入浴でした。
わが子も、いつもの様子が違うことに気づいたのか、つねに緊張のポーズをしていました。
私はといえば、落としてはなるまいと思い、つねにどこかに力が入り、疲れをとりに入ったのに、逆に大汗をかきに入ったような感じ。
きっとわが子も、汗びっしょりだったでしょう。
もうすぐしたら、ひとりでお風呂にいれなければいけないのに、大丈夫でしょうか。

年内、実家にいようかしら。
母も喜ぶし。

なんて、甘えていられませんね。

おやすみ。


宝箱

2010年11月19日(金)

あれは、いくつくらいのことだったのでしょうか。
まだ幼稚園か小学校1年生くらいだったように思います。
父が、メジャーを使って家のテーブルかタンスの長さを測っていました。
私は、そんな父の姿が楽しくて、そばでずっと見ていました。
すると、父はくるりと私のほうを向き、いきなり私にメジャーをあててきました。

「おーー。目の大きな子がいるなぁ。ちょっと測ってみようかな」

父はそういって、私の目をメジャーで測りました。

「目は大きいなぁ。どれ。鼻は? わぁ。鼻は小さいなぁ。ん? 耳も小さいなぁ」

父は楽しそうに私の顔のパーツの一つ一つを測っていきました。
次はどこを測ってもらえるのか楽しくて、笑いながらじっとしていました。
でも、父は小さいほうがいいのか、大きいほうがうれしいのか、どっちなんだろう……。父が喜んでくれるほうがいいな……と、幼いながらに、余計な心配もしていました。

「さぁ。口はどうかな……? うわぁぁ!!」

父が私の口を測ろうとしたとき、一文字に閉じていた口を「わっ」と大きく開いてみました。

「口は大きいなぁ! すごいなぁ」

父が大笑いしながら私の頭をなでました。
そっか。大きいほうがうれしいのか。

………。
…………。
ずっとずっと忘れていた思い出が、子どもを見ているとまざまざとよみがえってきます。
私の思い出の宝箱の鍵を、わが子が持って生まれてきてくれたんだな。
これからも、たくさんの宝箱をあけてみよう。
そして、たくさんの宝箱を作ってあげよう。

わが子の大きな瞳を見つめながら、そう思ったのでした。

おやすみ。


ずうずうしい

2010年11月18日(木)

今年の4月。
ボストンバッグ2つで、夫の住む家に引っ越しました。
引っ越しというより、旅に出る感覚でした。
今から思えば、そればいけなかったのでしょう。
あのとき、もう少し時間をかけて荷造りをしていれば、もっときちんと引っ越しをしていれば、ときどき襲われるおそろしいほどの所在のない感覚に苦しめられなくてすんだのかもしれません。

今、再び荷造りをしています。
4月のときよりもはるかに多い荷物になりました。
残っている荷物のすべてを運ぶわけではないし、もう着なくなって十数年経つ服や靴、読まなくなった本はそのまま置いていきます。
しばらく登らないだろう山の道具も、まだ実家の所定の位置に置かせてもらうつもり。

でも、4月のあのときも、これだけの荷物をもって引っ越しをしていれば、「私の場所」はおのずとできあがってきたのでしょう。

そして、これからは私の場所だけでなく、わが子の場所も作らなければいけません。
もう心配はいりません。
母は強く、そしてずうずうしくなければいけないのですから。

おやすみ。


ベビーシート

2010年11月17日(水)

取り扱い説明書を読みながら、慎重にわが子をベビーシートにのせました。
ベビーシートがしっかり固定されているかを確認し、シートベルトをしめました。
退院以来、初めて触れた外の空気にわが子は大きな目をますます大きく見開き、小さな手をぎゅっと握り締めています。
母がベビーシートの隣に座り、孫に話しかけています。
私は運転席にまわり、静かに発進。

今日はわが子が生まれたクリニックに一カ月検診に行く日です。
そして、わが子にとっては初めてのベビーシート。
もちろん、私も赤ちゃんの乗っている車を運転するのは初めてです。

クリニックまでだいたい30分。
その間、おとなしくしておくれ。

なるべく早く着こうと、ふだんはあまり使わない高速道路にのりました。
時速80キロの安全運転でしたが、うしろのわが子が気になって仕方がありません。
途中、名神高速から中国道に入らなければいけないのですが、ついつい直進してしまいました。
それがミスの第一歩。
ミスを修正するために中国道から豊中インターでおりて一般道を行く予定だったのですが、なぜか首都高環状線に入ってしまい、しかもなんと大阪方面!
行きたい場所との逆方向です。

都会の道に弱い私は、ますます道に迷い続け、やっと知っている道に出たと思ったのが私の職場の近所でした。

結局、1時間半ほどかかってクリニックに到着。
その間、わが子は母の人差し指をギュッと握ったまま熟睡。
ほっ。よかった。
道に迷ったうえ、うしろで泣かれたら、ますます気になって運転どころではなかったでしょう。

検診は、母児ともに異常なし。
それどころか、成長しすぎ、とか。
なにはともあれ、まずは一安心です。

帰りは、高速道路にのらず一般道で帰って40分で我が家に到着。
そのあいだも、いっさい泣くことなくずっと熟睡。

「おりこうさんやったなぁ」

帰ってから孫を抱っこしながら褒める母。

でも、ベビーシートの密着感と車の揺れがお気に入りだったのでしょうか。
ベッドにおろすと大泣きし、しばらく抱っこしてゆらゆら揺れてあやしていました。

とりあえず第一関門突破。
次なる関門は……、いったいなんでしょう。
考える前に、さっさと寝よ。
きょうは疲れた。

おやすみ。



準備

2010年11月16日(火)

わが子のお宮参りに来ていく服は、生まれる前に友人からお古をいただきました。
お古といっても、その友人もお宮参り用に購入したけど結局袖を通さずじまいだった物。
お宮参りくらい新しい服を……と思ってはいたけれど、いただいた服もかわいいし、それにすでに生まれたときに着ていた肌着がどんどん小さくなっていくほど成長の激しいわが子。
そして季節は冬。
新しいお出かけ着は必要ありません。

お宮参りのときに洋服の上から羽織る着物は、母が準備してくれることになりました。
それがお宮参りのしきたりのようなもの、らしいです。
よくわかりませんが、こういうことは目上の人が言うことに従っておくことがいちばんです。

子どもの服はいいとして、私もそれなりの服装をしていかなければいけません。

「Gパンでもいいかなぁ」という私に「Gパン?!」と驚きの表情をみせた夫。
さすがにダメみたいです。
いちおう会社員だったので昔のスーツでよければたくさんあるのですが、産後の私の体系に合うスーツが残っているわけがありません。
それでも……と思って、洋服ダンスの奥に片付けられていたスーツを2〜3着、着てみました。

……。
…………。
は、入った!

無理だとあきらめていたウエストのホックがきっちりしまりました。
産後、鏡に映る自分の姿をみて、みすぼらしい体になったなぁ……とは思っていましたが、なんと妊娠中に痩せたみたいで、今は妊娠前より2キロほど体重が減っていました。
それだけ栄養が取られていたんだな。

とりあえず、痩せていたおかげで新しいスーツを買わずにすみました。

お宮参りの準備、着々と進んでいます。

おやすみ。


ふあん

2010年11月15日(月)

今日も友人の助産師さんが私の産後ケアに来てくれました。
おそらく今日が最後。
1カ月、毎週来てくれてありがとう。

今日でわが子は肺呼吸を始めて丸1カ月が経ちました。
まだ1カ月。
私にとっては長い長い1カ月だったけど、わが子にはどうなのでしょう。
窓から差し込む陽の光に目を細めるようになって、どんどん世界が広がってきている真っ最中。

この一カ月間は、母とそして毎週来てくれる友がいてくれたから安心だったけど、来月からは昼間はわが子と二人きりの生活が始まります。
かなり不安!

それでも、甘えてばかりではいけません。
だって、この子は私の子なんです。
私と、そして夫で育てていかなければいけないんです。

当たり前のことだけど、やっぱり不安!!

おやすみ。


予測

2010年11月14日(日)

う……。
痛い。

くじけそう。

おやすみ。


儀式

2010年11月13日(土)

お宮参りにお食い初め、初節句……。
わが子のために、これからこなしていく日本の儀式は数多くあります。
まずは、最初にやってくるのはお宮参り。
夫に相談すると、「なにそれ? 天気のいい日に3人でふらっと行くだけじゃダメなの?」。

確かにそのほうが気楽といえば気楽ですが、互いの親を無視するわけにはいけません。
それに、わが子にも「おじいちゃん、おばあちゃんとの思い出」をたくさん作ってあげたいとも思います。
それが、おとなになってから、とてもとても大切な、ときには心のよりどころとなる思い出になるということを、私自身がよく知っているからです。

とはいうものの、こういう行事。
母親である私がしっかり把握していかないと、見落とされることが多そうです。
大きくなって、「僕、七五三に行ってないよー」なんて子どもに恨まれないようにしないとね。

おやすみ。


こうのとり

2010年11月12日(金)

「よかったなぁ。そんなかわいい子を産んで、あんた、シアワセやなぁ」

わが子を抱っこしていると、母はほぼ必ずこう言います。
そんなあらたまって言うことでもないのに……と思いながら、聞き流しているふりをしています。

たしかに、隣で寝ているわが子を眺めていると、シアワセいっぱいになります。
おなかを空かせたり、おむつが汚れたりして泣きさけぶわが子を見ると、愛(いと)しくてたまりません。
抱っこしても何をしても泣き止まないわが子を見ていると、妙に切なくなります。

「私も、子どもをふたり生んだときは、シアワセ気分満開やったよ」

母が言いました。
生まれたての孫を見ているうちに、自分自身が出産したときのことをだんだんと思い出してきたのでしょう。

 たぶん、母も今、シアワセいっぱいなんだな。

「赤ちゃん」って、いろんな人にシアワセを運んできてくれるんだな。
だから「コウノトリ」が運んできてくれる、なんて言い伝えが生まれたのかもしれません。

おやすみ。


自己責任

2010年11月11日(木)

私の車に、ベビーチェアが設置されています。
最近、近所のスーパーまで車で買い物(おつかい)に行くのですが、車に乗るたびに思います。

山行き用に買った私の車にまさかベビーチェアが取り付けられるなんて……。

人生、本当に何が起こるかわかりません。
でも、何が起こっても、それは自分自身の選択してきた人生なのです。

おやすみ。


絵本

2010年11月10日(水)

「ちいさなあなたへ」という絵本を出産祝いでもらいました。

今だからこそわかる感動。

どうも、ありがとう。


成長

2010年11月09日(火)

授乳をしても、おむつをかえても、抱っこしても、泣き止まず。
体の調子が悪いのかと心配になりましたが、授乳すると勢いよく飲みます。
鼻づまりもありません。
衣類も濡れていません。
もうお手上げ。

こうなったら、口を開かなくなるまで授乳攻撃だ!

真夜中、1時間半ほどかけてせっせと授乳を続けたら……。

 すー、すー、……。

寝てくれました。

新生児は、満腹中枢がまだ発達していなくて、疲れきるまで母乳を欲しがるそうです。
そして、母乳をどんどん飲むときは成長期でもあるようで、欲しがるだけ母乳をあげるといいそうです。

とはいっても授乳。
かなり体力消耗するものです。

ちょっとぐったり。
また1時間後に起きるんだろうな。

おやすみ。


疎開

2010年11月08日(月)

来年の花粉は例年の5倍とかいいます。
毎年、花粉症に苦しまされている私としては、聞き捨てならないニュースです。
親が花粉症だと、子どもにも影響するという記事を読みました。

わが子のこの小さな鼻が詰まったら、どれだけ苦しいのでしょう。
……。
…………(涙)。

花粉の時期は、沖縄にでも疎開しようかしら。

おやすみ。


まだ先

2010年11月07日(日)

夕方になってから夫といっしょにわが子を沐浴させました。
夫がわが子を湯舟につけ、私が頭や体を洗います。
まだ首の座らぬ赤ちゃんは、ふにゃふにゃでぐらぐらしていてかなり不安定なのですが、夫の手に支えられて湯舟にぷかぷか。
私のひ弱な手で支えられているよりも、気持ち良さそうです。

写真を数枚、撮りました。
大きくなったら、いっしょに見よう。
そして、説明してあげよう。

「パパ、がんばってたよ。泣いて暴れるお前をお風呂に入れるのに、パパもママも必死だったんだよ」

そんな心温まる日を待ち望んで。

おやすみ。


ふれあい

2010年11月06日(土)

今週も夫が私の実家に来ました。
わが子に会いに。

毎週、やってきてくれるのはうれしいのですが、夫の体が休まる時間がなくなっているのが心配で、今日は夜遅くなってから来てもらうようにしました。
昼間は気遣いすることなくゆっくり休んでもらわないと。

夫は、来ると必ず真っ先にわが子に会いに行きます。
そして、ぎゅっと握った小さな手に自分の手の小指を握らせます。
寝ているときは起こさないように。
起きているときは、そのまま抱っこ。

週末の父と子のふれあい。
見ているだけで、うれしくなるのでした。

おやすみ。


24

2010年11月05日(金)

四六時中、授乳。
高齢の新米ママは、つらい。


のんびり

2010年11月04日(木)

夫と私の住む家には、テレビがありません。
まったくテレビ番組を観られないわけではなく、パソコンのモニターをテレビ代わりに使ってはいますが、画像が荒く字幕スーパーがつぶれて見えないときがしょっちゅうです。
夫も私も、テレビがなくても生活できるのですが、最近、不便さを覚えてきました。

たとえば、夫がパソコンをしているとき、私はテレビもパソコンもなく、夜、寝るまでの時間をまさに暇をもてあそんでいました。
逆に、テレビを観ていて何か調べたいことがあっても、すぐには調べられません。
仕事をしていたときは、帰ってごはんを作って後片付けをしてさっさと寝る毎日だったので、テレビは朝、天気予報を見るくらいの存在でしたが、産休に入ってからはテレビの存在価値が大きくなりました。

9月の最初のころ、夫に聞きました。

「テレビ、いつ買うの?」

「年内かな」

「………、ふぅん」

当初はそう言っていて、私をひそかに残念がらせたのですが、12月に入るとエコポイントが半減するという情報が入ってから、いきなり重い腰を上げました。

「今月いっぱいに買う!」

「……………、ふぅぅん」

買う……と言いながら、夫のこと。
あれこれ迷ってなかなかすぐには買えないのでしょう。

大きい買い物には、お金も出さないけど口も出さないようにしている私。
ま、のんびり決めてください。

今は実家でテレビを観てパソコンもしているので、不自由さは感じていません。

おやすみ。


ない

2010年11月03日(水)

世間では祝日「文化の日」。
私は産休中。

ときどき、職場の同期が思い出したかのようにメールをくれます。
9月は猛烈に忙しかったとか。
私は9月から産休に入ったので、その猛烈な忙しさを知りません。

それまで、なぜか今年は去年のような忙しい日々が少なくて、自由に動きにくくなってきた私には好都合だったのですが、私が休みに入ってから急に忙しくなった様子。

はっきりいって……。
よかったーーーー。

あと1カ月、産休に入るのが遅かったら、私はきっとへこたれていたでしょう。
いえ、逆にいい運動になって安産につながったのかも?

んなこと、ないない。

おやすみ。


おつかい

2010年11月02日(火)

毎週火曜日は、実家の近所のスーパーで大安売りをする日です。
母とふたりで住んでいたときは、母といっしょに買い物に出かけていましたが、今は乳飲み子がいるため、私ひとりで買い出しに行きました。
買い出しといっても、母がメモした買ってきてほしい物リストに従って買うだけ。
言わば「おつかい」です。

産後、四六時中いっしょにいるわが子と、30分以上離れるのはちょっと心配でもありますが、はっきりいってかなりリフレッシュできます。
ときどき、ホントに私は子どもを生んだのかな……と思う瞬間もあります。
十月十日を過ごしてきたけれど、いきなり天から降ってきたような感じ。
これって、産後うつ?

おつかいを終えて家に帰ると、母が天から降ってきた子を抱いていました。

「泣いてたよ」

そう、泣くんです。
そして、授乳すると泣き止むんです。
あやすと、笑うんです。
そんなわが子が、愛(いと)しいんです。

産後うつなわけ、ないか。

ときどき離れてみるのも、いいものですね。

おやすみ。


すごろく

2010年11月01日(月)

授乳疲れで一回休み。

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