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20070703

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2009年10月05日(月)
まるで透明人間みたいな

お久しぶりでございます。
彼と遠距離になって、1カ月以上経ちました。
一応まだ付き合ってますよ…ええ。
欝のほうもぼちぼち…良くなってきたのかな、
なーんて思ってたけど、やっぱり甘かった!みたい。



SWに彼のところへ遊びに行ってたのですが、
それから体調がどんどん悪く…。
旅行中も「早く地元に帰りたい」とばかり思っていました。

彼ばっかりのせいじゃない。
彼は“彼なりのやり方”で私を楽しませようとしてくれた。
しかし悲しいけれど、それが、
私が欲しがってるものではなかったというだけ。


我儘だと思ってますよ、ええ、もちろん。



だけど私は、私を、きちんと見て欲しかった。
何処にも行かなくていいから、2人で笑い合いたかった。
たわいない将来のことを話したかった。
私と彼の未来が、ずっと先でもいいから、
ほんの少しでも交わっていることを確認したかった。
楽しいだけの関係なんて、嫌。
弱くて、ずるくて、重くて、暗くて。
そんな私も私だと認めて欲しかった。
そして好きだと言って欲しかった。
彼は彼自身しか、見ていない。
どんなに近くに寄りそっていても、
彼の目に私は映っていないみたいだった。




悲しくて、酷く空しく、惨めだった。




帰りも地元の駅までしか送ってもらえず。
挙句の果てに飛行機に乗り遅れたというオプション付きw
踏んだり蹴ったりな連休でした。



彼は私の体調のことなんて、気にかけてない。
旅行の最終日、帰る間際に
「調子はどうなの?」って聞いてくれけど、
「まあまあかな」って苦笑いするしかなかった。
具合が悪くなったことにも気付かなかった人だもの。
「親に頼って直せばいい」と言い放った人だもの。
きっと面倒臭い、とでも思ってるんでしょうね。
私が必要としてるのは、欲しているのは、
彼だということを知ってるはずなのに、ずるい人。


その代わり、と言ってはナンですが、
両親には大事にしてもらっています。
初めて病院に行ったその日、一番最初に電話をかけたのは母親だった。
今まで迷惑と心配をかけたくない一心で距離を置き続けていたのに。
「オマエと猫の1匹くらい、いくらでも面倒を見てやるから、
会社を休むなり辞めるなりして、ゆっくり休めばいい」
ときっぱり言ってくれた父親は、私の理想かもしれません。


主治医の先生が、言ってたこと。
「ご両親の理解が得られて、本当に良かった。安心しました。
だけどお父様が言ったその台詞、僕は同じ男として、
あなたの彼氏に言って欲しかった。そう思うんです」

そうだね、先生。
私もそれを願っていました。