舌の色はピンク
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2021年12月31日(金) |
テレビ到着、調理調理調理、病院 |
朝から黒豆を煮る。 っつっても火つけて沸騰させたら弱火にして あとは3時間放置してやるだけだけど。
テレビがきた。デカイ。 いったんは開けずに置いておいた。デカイ。
OKストアへ行って昼飯のための牛肉を買う。 高かった。500g足らずで1200円くらいした…。しょぼん。 風呂に入って本を読み、出てからハヤシライスのしたく。 玉ねぎとニンニクとマッシュルームを炒めて煮る。 さらにはトマト缶じゃなくトマト1コを入れた。 牛肉は赤ワインで煮込むべきだったが 赤ワインは切らしていた。そのまま煮た。 ルーは市販のものに頼った。 おたふくソースを加えたりケチャップを加えたり 塩コショウを加えたりと気分優先で雑に作った割には しっかり美味かった。
食後、テレビを設置してみた。 それにあたって旧来のテレビは処分することとなる。 前の住居に引っ越してきた当時からだから、 もう7年間ほど随分お世話になった。 まだガタはきてないから売れるかと思われきや、 テレビの中古品買い取りは製造から5年以内がどうとか結構厳しいようだ。 友人まわりで誰か欲しがってくれないものか。
設置も設定もすんなりいった。 今どきカンタンなんだな。 画面デカイ。 それに綺麗だ。 惜しむらくは、レコーダーとの連携がとれなくなってしまったから、 録画番組を見るにあたっても 番組表から予約録画するにしても わざわざレコーダー用のリモコンを操作しなければならないこと。 あと リモコンの最下部に YoutubeとかHuluとかNetflixとか 6つくらいのサービスを直接スタートできるボタンがあって これが邪魔だし何より見た目が悪い。 せっかく黒のシンプル、スタイリッシュなデザインしているのに これらのボタンだけ白地に各社のロゴで台無し。きもちわる。 でもまあこっからお金入ってるとかあって 低価格が実現してるんだよなあきっと。
新しいテレビで原神動かしてみたらヌルヌル動いてびっくりした。 ちょっとしたモーションも早いし、 ダメージ表示が見やすかったりする。 どうやら今までは遅延が発生していたらしい。 てっきりPS4の性能にばかり問題があるのかと思いこんでいた。 いや、これは思いもよらなかった。 そのほか、アニメを見てみてもやはりヌルヌルしている。 デジタルのモーションに差がある。 ちょっと慣れないけど、これが本来の見え方なのだろう。
妻がたまっている日記を書くという。 昨年に義祖母が逝去してから日記がつけられなかったそうだ。 しかし日々何があったかなどろく思い出せない… というから僕の方でつけているこの日記の一部を送った。 細かい、これがあるなら私つけなくていいじゃん、 と妻は笑ったが、 自身の体験を自身が記録する意味はある。 そっちでもつけろと突き放した。
しばらくして、ほぼ書き終わったという妻は 風呂掃除のカビ取りをがっつりして、 それから居間で休みをとった。 ソファに二人座りながら、子どもの名前について語り合う。 僕の方は候補を用意してあるが妻はまだノープランだという。 候補の発表は 20週を迎えて性別が判明してからでもいいかと思われたが 話の流れで明かすこととなった。 なかなか気に入ってはくれた。 ただし、漢字よりもひらがなの方がいいんじゃないかとのお達し。 あと男の子の場合はもうちょっと思案が必要となりそうだ。
そんな話をしながら、 妻がトイレに行き、戻ってきたら 出血したという。 今度はだいぶ多いそうだ。 まずは妊婦相談のホットラインへ電話。 それからかかりつけの産婦人科へ電話。 急きょ来院することとなった。 徒歩7分の距離だがタクシーを呼ぶこととなる。 日本交通から呼び出して、到着する10分の間に支度。 手ぶらでもいいらしいが、 母子手帳と健康保険証、財布などをまとめて、 それから厚着して準備は完了した。 心配しないよう何度も言い聞かせた。 コロナ禍につき来院にあたっては付き添いナシでよろしくとのことで、 一人で行かせることとなる。 タクシー呼び出し時の案内役が頼りなく、 我が家へ辿り着いてもらえるか不安だったので タクシーの到着する前に玄関先へと僕一人で出てみると、 迎車マークのタクシー一台が隣家の前に停まっていた。 会釈して誘導。 妻を呼び乗らせて、行き先である医院の名前を伝えてみたが、 運転手が何度ナビに呼びかけても聞き取ってもらえない。 しびれを切らして 住所入力にて向かってもらうことにした。
風呂場の換気だけして、 その後は何をするにも落ち着かず なんの準備をするわけにもいかずただ待っていた。 そこへ従姉妹からLINE。本日入籍しました。 めでたいことだ。 祝辞を送りたかったが今この状況では避けたい。
30分ほどして、無事問題なかったとの連絡が入った。 ほっっっっっっっっっっっっっっっっとした。 心の底から安堵した。 さらに20分後、帰宅。 今日はもう安静にしてもらう。 ソファに横たわらせて布団をかけ、 ただただ休んでもらった。 胎盤が子宮口の領域をよりも大きく広がっているそうで、 この時期にはありがちなことではあるらしい。 二三日は出血するかもしれないが心配はいらないとのこと。 ついでに最新のエコー写真を撮ってきてもらったようで、 見てみるとすでに顔らしき部分ができていた。怖かった。
安静にさせておく環境を整えてきって家を出た。 TSUTAYAからの取り寄せが済んだとのことで オッドタクシーのDVDを6枚分借りた。 店員さんに挨拶もしてみた。 「大晦日までお疲れ様です。 自分も昔、TSUTAYAの店員してたんです。 大晦日の雰囲気、独特ですよね」 「そうなんですか。 いや、昔とは随分変わっちゃった…でしょう」 「そうですね、レジとかも、今は…」 「はい。サウンドレンタルもなくしてしまって」 「残念ですね」 「寂しいもんですよ」 「お疲れ様です。じゃありがとうございました。良いお年を」 「ありがとうございました。良いお年を」 実際この店はセルフレジ任せで、 カウンターに店員がおらず、 有人レジを閉め切っている場合が多い。 つまり常駐する店員数自体が少ない。 今だってワンオペに見える。 バックカウンターか、 あるいは休憩中にあと一人はいるだろうと思われるが、 僕は大晦日にシフト入ったときには 大晦日にまでバイトしてる3人くらいの仲間と 独特なテンションになって それはそれで大いに楽しんだものだ。 人件費の削減とかキカイがシゴトを奪うとかいうけど こういう バイト仲間のお遊び意識みたいなとこまで損なわれてるとなると いよいよだなと実感した。
ついでにOKストアにも行ってみた。 ほとんど閉店間際。 こっから3日間の休みを挟むわけだから さぞや売り切りセールしてるだろうと思いきや 全然そんなことはなかった。 ちょろっと飲食物買い足しておわり。
夕飯は年越しそば。近所の蕎麦屋に頼んだ出前。 21時以降になります、どのくらい遅れるかはわかりません…と 電話予約した際にいわれていたから そりゃあ大忙しでさぞかし遅れるだろうと思われきや、 21時10分頃には来てくれた。 それでも配達員さんは、お待たせして…と申し訳なさそうだった。
天そばとたぬきうどんをいただく。 おいしい…本当においしかった。 これまでの緊張がとかれ 安堵がどっと押し寄せてきて二人で感動しながら食べた。 あったかいねえ、 おいしいねえ、 ぶじでよかったねえ、 よかった、ほんとによかったねえ……。
それからピスタチオのパウンドケーキをつく…るつもりが、 パウンドをやるにはピスタチオペーストが足らず、 代わりに柚子のパウンドケーキを作ることにした。 先日の反省を活かしちょっとだけ柚子ジャムを足し、 また仮にも年賀品として持っていくものだからと 表面をちょっぴり飾った。 焼成している間には栗きんとんを作った。 これも明日の実家のためのもの。 サツマイモを十数分煮て、 木べらで潰して砂糖加えて、 あと今回はクチナシの実が買えなかったから 食用色素の赤と黄色をちょっと足して それっぽい色に仕立てた。 栗の甘露煮を和えてできあがり。
まだ気力あるからとパンデピスもつくった。 明日実家に行った後に寄る予定の友人用。 これもきれいにできた。 焼成している間に田作りを用意した。 黒豆もできてるし、栗きんとんと田作りで、 おせちは用意しないが正月らしい格好はつく。
テレビはなんにもない。 せっかく新型になっても観たい番組がない。 笑ってはいけない--が今年からなくなったわけだけど どうあれ観てなかったし もともと何を観てたわけじゃないが それにしてもヒドいラインナップ。 紅白はミヤジが外で歌ってるのだけ見た。
そして新年を迎えた。 二人で挨拶を交わす。 しみじみ、2021年は9月以降が濃すぎて それ以前を何も覚えてないねと振り返る。 最後の最後に小事件もあって、 無事に済んで本当に良かったと何度も言い合った。
初詣の予定は見送った。 徒歩5分地点にある神社へですら今夜は控えさせたい。 身体もおもいきし冷えるし。 外行きは断念して大人しく入浴。
産婦人科でどのような話があったか、 あらためて詳しく聞いた。 またタクシー運転手についても語った。 ある程度しかたないこととはいえ、 ナビに頼り切って道に不案内な様には失望する、 あらゆる場所から目的地へ向かうプロであるのだから ああやってウロタエられるとプロ意識が感じられず 嫌な気分になる、そういった話をした。
今日のうちにテレビ新調した実感に浸りたいからと、 借りてきたオッドタクシーを1話目だけ見た。 オープニング時点で ワーイ動物だ可愛いと妻がはしゃぐ。 しかし触れ込みによればこのアニメ、 サスペンス調に進んでいくようだが…。 とりあえず第一話時点では、 なかなか面白そうだとの感想になった。
就寝は2時くらい。 大晦日は朝まで起きているのが定例だった。 小中学生の時分にはいつまで起きてても怒られない特別日で 好きで好きで仕方なかったけど ずいぶんおとなしくなったもんだ。 あの感覚を取り戻したいと毎日のように夢見てる。
朝、年内最後のゴミ出し。 8時過ぎに出しに行ってみたところ 年内最後の割にはカゴからあふれていない… どころか普段と比べてもかなり余裕がある。 前居住地とはえらい違いだ。 最終日ともなれば大掃除の結果もあいまって 山盛りのゴミがあふれかえる光景が常であったのに。
開店直後のOKストアでしこたま食材を買い込む。 帰宅後風呂に入る。冷えた身体に気持ちよすぎる。 入りがてら昨日に引き続き今日はタイルをブラシで洗った。 入浴後、温まりきった身体でさらに部屋を掃除。 目につくところを片っ端から拭きまくる。 掃除機をかける。日和がいい。晴れの似合う部屋だ。
体力も気力もあったから窓拭きをした。 掃除機もかけて客を迎える態勢は万全。 昼、お義母さん到着。 庭に仕掛けた鳥用の餌だけ物色して、 すぐに広島焼き作りへとはいった。 今日は作り方を娘が伝授してもらう格好、 つまり妻が調理することとなる。 材料は買ってある。 まずは小麦粉と牛乳で生地作り…をしている時点で 焼きそばの麺が1人前じゃ全然足りないとのことで 急遽買い出しに行った。 広島焼き3人分とは3枚分となり、 1枚につき麺一玉をつかうというのだ。 しかも粉末ソースも。 ものすごいカロリー量だ…マジか… おののきながらもマルエツでチャチャッと買い、 往復8分程度で戻ってきた。 その間に生地作りは進んでいたが 後から聞いたところによると 一枚あたり小麦粉20g、水30ml、牛乳20mlで混ぜてみて、 あとは粘度次第で調節。 三枚焼くなら小麦粉60g、水90ml、牛乳60ml。 生地が出来上がったら冷蔵庫で寝かせておく。 こっからはサポートに徹した。 もやしは水切りだけしておく。 もやしは1袋で キャベツはざく切り。細くしすぎると水分が出る注意。 たっぷりと…1/4玉から1/2玉くらい。 塩も振らずにボウルに放置。 豚バラ肉は一枚を半分に切っておく。 一人前あたり4切れくらい? 三人前なら豚バラ肉6枚を12切れにしておけばいい。 ほか、万能ねぎ、イカ天、鰹節、鰹節パウダー、 おたふくソースを用意しておく。
ホットプレートは140度に予熱しておく。 油はほとんどいらない。 引くとしたらちょっとだけ。 お玉を駆使して生地を薄ーく広げて 広げきったら鰹節パウダーを振りかける。 160度に上げて数分待つ。 キャベツをどっさり盛って、もやし、 イカ天を割ってのせていく。 豚バラ肉を4枚重ねる。 温度を220度に上げる。 その隣で焼きそばを焼く。 焦げないように注意。 数分待ってから生地の底の様子を見てから、 やや焦げてきたくらいのタイミングで 焼いてる生地の表面に生地液を垂らして、 垂らしたらすぐにひっくり返す。 ここで押さえつけないこと。 数分待って裏見てちゃんと焼けてたら、 上面を押さえつけて焼きそばの上に乗っける。 卵を割って広げて大きめの目玉焼きにする。 生地を目玉焼きの上に移す。 全体をひっくり返して、おたふくソースをかけて ねぎ、カツオ節をどっさり盛ってできあがり。 マヨネーズはお好みで。 ヘラで切って食べる。 美味しい…めちゃめちゃ美味しい。 そりゃ美味しいよな… 見ろよこの炭水化物…糖質…油分…脂質…塩分… 近年さけろといわれている成分てんこもりでよお どえらいことだぜえ。 しかしまあ具材は焼きそばにかなり近い。 焼きそばにはキャベツももやしも豚バラも使うわけだし。 ただ単なる焼きそばでさえカロリーお化けなところに イカ天とかマヨネーズとか追いのソースとか そして小麦粉生地が加わるってなるわけだから… やっぱヤベエよ… でもこれがオフクロの味なわけだもんな…むげにできない。 いやしかし…。 でも美味いし…。ああ。
この日のために買ったホットプレートは絶賛だった。 大きさも申し分なく、 何より買いたてでこびりつきが全くない。 私も買い直そうとお義母さんは惹起していた。
一息入れて、柚子パウンドを皆で食べた。 先日買ったコーヒー豆で淹れたコーヒーも好評。 この豆を買って帰りたいとおっしゃっていた。 が明日からはまた広島だそうだから今日は見送るとのこと。 柚子パウンドはもっと柚子っけが多くてもよかった。 それにしっとり具合が足りない。焼きすぎだったのかも。 またはハチミツ加えて保水量を調整してみるか。 いや美味かったけど。
正月の過ごし方について雑談。 海老くらいは買おうかと思っている旨を伝えると、 ふるさと納税の返礼を持て余しているからと 海老1kgをもらえる運びとなった。 ただでさえ今日は良い目の霜降り牛肉をもらい、 また鯛味噌を追加でもらい、 さらに手作りのスイートポテトまでもらっている。 恐縮することしきりだ。
16時頃、広島の義祖父の方へ電話。 なかなかつながらず、11月の記憶がよみがえる。 無事に電話口から声が聞こえたときには泣きそうになってしまった。 本当にほっとした 和やかに十数分ほどお話して、それからお義母さんは帰っていった。
テレビの到着を待っていたが集荷営業所が愛知とのことで 今日の到着は諦めた。 だが佐川急便が動いている以上は 大晦日だろうが明日届くのだろうと期待できる。 年末年始に間に合わせたい一心で購入を決め込んだところもあるから ナントカ届いてもらいたい。
夕飯はブリ大根。 大根はたっぷり1時間半茹でた。 付け合わせにカボチャのバルサミコマリネ。 これはレシピ本を見て作ったもの。 生クリーム100mlにオリーブオイル大さじ1、 バルサミコ酢大さじ2、塩コショウ適量を混ぜたものがマリナード。 カボチャ1/4を、皮を洗って種を抜いてレンジで加熱。5分くらい。 これを細切りにして、熱々のうちにマリナードに混ぜる。 ローズマリーとレーズンをみじん切りにして混ぜて、 あとは容器を移して冷ます。4日間くらいはもつ。 美味しかったけどちょっとクドい。 生クリーム100mlは贅沢だし濃くなるし 次やるとしたら40mlでいいな。 大根はしみじみ美味しかった。
21時から映画を観た。この前買った、裸足の季節。 ちゃんとソファをテレビ前に寄せて鑑賞。 映画館の風情があった。 この映画を見るのは数年ぶり。 見直してみてもやはりいい。 ラストのイスタンブールがいい…。 観光でイスタンブールに行く人もいるだろう、 恋人と旅行しに行く人もいるだろう、 故郷として戻ってくる人、 出張で行く人、 出勤していく人… それぞれにとってイスタンブールの街並みは違って見えるだろう。 この映画で描かれている経験、ひいては人生を送った少女が、 あぁしてイスタンブールに到着するとき、 「実際にイスタンブールがあぁ見える」 という説得力が実感として迫ってきて、 その真実性がものすごく好きなのだ。 別に彼女らが無事イスタンブールに着いたからって、 そっから先幸せになれるとか、問題が解決するとか、 全くそうとは限らない。 しかしそんなこととは別勘定なのだ。 あの映像の美しさは、 そこにいたるまでのシーンの連続性によって下地が支えられている。 映画の醍醐味ってこうだよ。こうだ。本当好き。
23時に見終わってそっから風呂。 チャッチャと早く済ませるつもりだったが結局長風呂になった。 寝る前に黒豆だけ準備した。 鍋に水と砂糖と黒豆入れてひと煮立ち。 アルミホイルで蓋して放置。 あとは明日コトコト煮ればいい。
2021年12月29日(水) |
休み初日つまらない幸せ |
晴れ。 妻が昼過ぎから健康診断だから 今朝の朝食は自分の分だけ。 空腹をまぎらわしたいとのことで 午前中はキッチンと居間廊下の間に 薄手のカーテンを取り付ける作業をした。 廊下に備え付けられているエアコンの効きが弱いから ちょっとでも暖気を居間に送り込みたいわけだ。 取り付けはうまくいった。 余っていた物干し竿に通して布地を切ってサイズ調整して ついでに開け閉めがしやすいようにと リール式にできないものかその場で試行錯誤して 余った生地を紐に見立てて 物干し竿の端のゴム部分にS字フック嵌めて みごと目論見は大成功。 こんなに上手くいくとは…。天…才…。 創意工夫の好例に酔いしれた。
OKストアに行くついでに図書館に寄った。 ほとんど借りたいものはなく、マリネのレシピ本だけ借りた。 帰宅して、チョチョイーとテレビを買った。買っちまった。 なんかあんま悩まずエイッて。買ってしまった。 そういうことできるようになったなあ… 50インチ56000円。やっすい。 初期不良や性能使いやすさ云々よりも ちゃんと接続できるの? つながんの? って不安がやまない。 テレビってそういう不安ある。 そもそものルールがわかんねっっつか。
妻が健康診断へと出かける間際。ホットプレートが届いた。 デカイ。 いったんは開けずに廊下に放置した。
昼は自分用にカツ丼をつくった。 麺つゆ砂糖醤油で玉ねぎを煮て 買ってきたカツを投入、 卵半量でとじて蓋して数分待って蓋開けて もう半量を流し入れて半熟にしてできあがり。 アホほど美味かった…。 自分で揚げたカツなら揚げたてになって もっと美味しいわけだけど。 これでも十分だな。食材費は350円くらい。
満腹のまま昼から風呂。あほほど気持いい。 風呂掃除もした。かなりした。 風呂掃除は精神的衛生上にも良い。 文字通り心が洗われる。 あったまった身体で庭にも出てゆっくりして あぁ精神の浄化を感じるお休みっていいよなあ本当にいいよな。 つまらない幸せ。 こういうつまらない幸せ、 ここ数年は肯定的な風潮あるけど また数年したら廃れる気がする。 かつて奴隷の幸福感みたいに貶められた感覚が こっから先また危機感として蘇ってくるんじゃないか。
妻帰宅。 リクエストに沿ってぶっかけつくった。 大根おろしたっぷり。 ペロリとたいらげて、それから妻は寝た。 寝かせている間にキーチVS読み切った。 新井英樹なあ…。 ひねくれてるよなあ。 読者に媚びない、どころか甘ったるい読者を敵視して、 彼らが求めているような展開にはしてやらないぞという 強い作家エゴイズムを感じる。 それ自体はいい。 あの結末、ほとんどの読者が望まなかったであろうラスト、 とっても新井英樹らしくって、美学を感じる。 読者には勝利してると思う。 それらを踏まえても、それでも違う結末が見たかった。
夕方を前に西荻へ。 100均であほほど並んだ。 大掃除を前に掃除用品買い込んでんのかな。 クンフーが足りないので 今でもこういった並びにはいらいらしてしまう。 たかだか数分のことではあるし 誰のせいでもないし (店員の対応手つきは異常に遅かったけど) スマホでなんか見たりもできるけど それでも 時間が溶けていく…もったいねー という心のざわめきが晴れない。
しかも目当ての品は買えなかったので 何かしら外出の成果がほしくなり 前々から気になっていたパン屋に寄った。 店内に入るや壁際へ誘導され、 その地点からパンを指名する格好で注文。 おぉ…これは…。 たしかにコロナ禍の観点から見ても またパン屋の本気という目で見ても 客にウロチョロされるよりはいたって合理的だ。 そのためだけの案内員を人員に割いているから 経営的にはどちらかといえば損失とも思えるし 管理されてる感じがして客受けもよくないだろうに このスタイルを貫いてる?のはなんというか一本気でいいと思う。 クロワッサンダマンドを買った。 1コ460円。たっけえ!
西荻まわりで義母への年賀替わりの贈答品を買いたかったが 何も見つけることができなかった。 クリスマス前にも世話になった頼みのつなの雑貨店は 年末がどうとかじゃなく水曜定休であったし。
帰宅。もうまっくた。 ちょっとゲームした。 夕飯は健全に和食。 だけどそれだけじゃ寂しいから、 玉ねぎまるまる1コをオーブンで100分かけてトロトロにして 先日のミートソースぶっかけたものを添え。健全じゃないな。
食後妻が頭痛で動けないのに付き合い 一緒に座って過ごした。 午前中に注文したテレビの配送が気になって仕方ない。 ほんとにくるのかどうか。
夜、柚子のパウンドケーキを作った。 お義母さんお手製の柚子ジャムを贅沢に使った。 卵2コは早めに冷蔵庫から出して室温に戻しておく。 無塩バター90gも同様だけど 冬場だし面倒だから オーブン庫内を予熱で数十秒あっためて止めて 無塩バター刻んでボウル送りにしたものを入れて放置。 その間に粉類を計量。 薄力粉100gとベーキングパウダー5gをあわせて粉ふるいにかける。 バターはものの2分でちょうどいい具合に。 オーブンは180度に予熱しておく。 泡立て器でバター練ってきび砂糖70gを数回に分けて加え、 ふんわりするまで泡立て。 全卵をほぐして3回に分けて加えて、 その都度バターと馴染むまで混ぜ合わせる。 粉類加えてゴムヘラで切り混ぜ、ツヤが出るまで混ぜる。 柚子ジャム60gを加えてさっと混ぜる。 準備しておいた型に生地を入れる。 180度に予熱しておいたオーブンで5分焼き、 170度に下げて35分焼く。 なかなか綺麗にできた。 杏ジャムをブランデーと砂糖とともに火にかけて トロッとさせたものを パウンドケーキが熱いうちに表面にぬりたくる。 乾燥しないようにして …うちではオーブントースターの中に入れておく… 常温に冷めるまで放置。 1時間くらいしたら ラップに包んで冷蔵庫へ。 いい香り。いただくのが楽しみ。
そっからクロワッサンダマンド食った。 あっまい。 めちゃめちゃ美味いけど。あっまい。 高円寺のケーキ屋のクロワッサンダマンド美味しかったな。 あっちの方が好みだ。
明日は年内ゴミ出し最終日。 部屋中のゴミをドカドカとまとめていった。 といっても大した量にはならない。 以前よりもチマチマと、小規模掃除も中規模掃除もしてるので。
お休み初日だが 妻の頭痛がおさまらず 夜更かしどころかだいぶ早寝した。 23時くらいに寝室行って読書して寝た。
晴れ。寒い。 妻は今日外食して美容院に行き 飲み会に参加するとの予定につき 二人とも弁当なし。ゴミ出しもなし。 朝の仕事がほとんどない。 私服らしい私服で出勤。気分がいい。寒い。
昼飯は長らくご無沙汰だった中華粥を食べに行った。 ここはコロナ禍の間ずっとランチを制限していて 見送らせられていたのだ。 念願の担々麺と中華粥のセット…を食べるつもりが、 縮小営業の余波かなんなのか、 少なくとも10年以上続けていた二品を選べるランチセットがなくなっていた。 なくなく担々麺900円を注文した。 中華粥の方が食べたい気もしたがこちらは単品1100円。 しかもお気に入りの、茹で鶏とネギの中華粥がメニューから失せている。 それならばと安い方にしたわけだ。 ところが担々麺の味が大幅に変わっていた! 花椒が効いている。 以前はここの担々麺には花椒がもちいられてなかった。 そこが気に入っていたのに…。 チンゲンサイも入っていない。 ガーンだな…。しかたないけど…。 かんなりガックシきた。
帰りは高円寺で降りた。 DORAMAに3ヶ月半ぶりに立ち寄る。 目当てのシーシャの店が開いておらず 数十分時間をつぶす必要がありウロウロウロウロうろついた。
シーシャ屋では珍しく店員さんと話した。ちょっとだけ。 実家がもともとシーシャ屋だったというが つっこんだところまでは聞かなかった。 でもガチのシーシャ台は客に出せるようになるまで 1000回は吸わないといけないんだとか。なにそれおもろ。 また看護師の勉強をしているという 女性店員さんの身の上話が耳に入った。 先天的に脳に腫瘍があり、てんかんもあり、 日常的に行動を制限されている。 日々病院通いで不意に倒れてしまうこともある。 週明けにはまた手術をするのだという。 そんな身体だが酒も煙草もシーシャもやる。 長くは生きられないと知れている。 それは受け入れている。 だからこそ悔いなく生きたい。好きにやる。 やりたいと思ったことは全部やる。 看護師の勉強は楽しい。 このお店での仕事も楽しい。 前向きに日々を生きている… との話で立派なことだと感動してしまった。
21時くらいにはけて帰宅。 妻は僕より25分ほど遅れて帰宅するようだったので 大車輪で飯を用意して食った。 オリーブオイルでニンニクとジャガイモいためて かるくお湯に浸した冷凍ブロッコリーと冷凍エビも加えて オーブン予熱して 耐熱皿に具を移してとろけるチーズのせて 240度で13分。 本当は20分ほどじっくり熱したかったけど おかげで妻が返ってくるまでに食べ終えられた。はや。
妻の飲み会は新大久保のベトナム料理店で かなり充実していたようだ。 だが再現は難しい。
明日から休みとなる。 去年に引き続き、予定の薄い年末年始。 妻の文芸サークルの新年会が 我が家にて催される予定も流れそうだし。
あほほど寒い。 うっかり暖房の予約タイマー入れるのを 昨晩失念していて 冷えに冷えきった朝を過ごした。 それでも弁当の生姜焼きを作り、 ゴミをまとめ、 洗いものをし… いつも通りに家を出た。
弁当は抜群に美味かった。 その後は月曜日の眠気と戦いながら 消化試合みたいな仕事をこなしてく。
年末年始のスケジュールが定まりつつある。 わりと人と会う。 僕の願いは、地元の温泉スパとシーシャに行くことくらい。
帰りは荻窪に寄ってみたが ブックオフは空振り、 ドンキホーテでダメ元のテレビ探しをしてみたが こちらも空振り。 失意の帰路。
夕飯は尾道ラーメン。寒いから。 お義母さんにもらったもの。 魚介ダシで実に美味しかった。
NHKで岸部露伴は動かないを放映していた。 実写の。初めてまともに観た。 露伴キモくていい感じ…か? 皆ボソボソしゃべりで 飯食いながらの鑑賞だと 何言ってるかワカランかったな。
トキノ、少しずつ書き進められてる。 街と、父になることを主題に置けそう。 今のところだいぶ面白い。 これもうエンタメ方面に振り切ったほうがいいんかな。 誰にも相談できないのは難しい。
ケーキの余りを食べて入浴。 ミステリと言う勿れを一緒にすこし読んで大人しく寝た。
2021年12月26日(日) |
預金トラブル、天然砥石職人、防寒、iPad |
いつもよりやや寝坊して8時ごろ起床。 妻は休日にしてはやや早く8時40分ごろ起床。 おかげで普段より早く布団を洗えて干せた。
僕はOKストアで買い物を済ませて 帰宅後即風呂をキメた。 きもちい。 年末年始は毎日のように朝風呂したい。
ミュークルドリーミーは実写回なのでスルー。 次回は1月9日だとか。 まあ…来週ないだけならいいか。
iPadの初期設定がおおむね完了したので あれこれアプリ入れてやったりした。
たらたらとNHKのドキュメンタリーを見た。 最後のなんとか職人とかいう。 天然砥石の採掘工が印象的だった。 今や日本で一人きりらしい。 どう考えてもキケンだろって採掘坑で 衝撃に脆いという堆積岩を砕いて持ち帰る。 ヒヤヒヤする。 30kgの岩石から採れる砥石はたかだか500g。 これを加工して20万くらいで売るそうだが 割に合わない…。
しかしこの天然砥石で 熟練の研ぎ師が磨き上げた日本刀は 霊妙たっぷりの妖しげな気配を漂わせて まっこと美しかった。 絶対に途切れさせちゃいけませんよ、 と伝統工芸の第一線に立つ方々がいう。 だが実際にはその全てをすくいきれはしない。 たしかに日本ならではの伝統工芸は 「失わせてはならない」とは思うが、 「なぜ失わせてはならないのですか」という問いかけには弱い。 それなりの答えを用意しても 「それはなぜですか」を重ねていくうちに押し切られてしまう。
ただ、この問いかけ自体が輸入された論法、 西洋的な合理性にもとづいてもいる。 もっと頭ごなしに 「なぜとかじゃねえんだよ」 と論理をフッとばす力にも期待したいところだけど。 それじゃ結局は予算はおりないからな。 限られた予算をここにおろすことで 困窮する人々や失われる文化が発生してしまうわけだし。
昼飯は冷蔵のピザ。 オーブンであっためればできるやつゥ。 うんめェ。
掃除機を徹底的にやった。 部屋が広い。きれいだ。気分がいい。 一息だけ入れて身支度。
二人で西荻へ。寒い。 神明通りを歩いているとチラホラと 「ご自由にどうぞ」を見かける。 使い古された陶器や雑貨や家電が家先に並んでたりして。 これは大量生産大量消費の社会に ちょびっとでもカウンターを食らわせているから好きと語った、 その矢先に地域交流センターみたいなところで 和室向きの灯籠風間接照明が置かれていた。 我が家には合うだろう。 が、小さめとはいえ荷物だし、 もしも帰りにまだ置いてあったらいただこうという判断を下して その場は去った。
道中、前から気になっていた珈琲豆を売る店へ。 神明通りにはいくつかあるがこちらは初めての入店。 老人といえる店主に、 酸味が少なくて苦味のあるものをと妻。 が店主はどこまでわかっているのか、 苦味ならこれが、あとはこれが、くらいの説明しかしてくれない。 二度三度、酸味が少ないものをと強調して、 ようやく選択肢が三つに絞られた。 数分で焙煎ができるというので、 せっかくだからと焙煎可能な豆を選択した。 20分後にまたくると言い置いて店を出た。
三菱UFJ銀行へ行き金を下ろす。50万円。 そのスグ隣の三井住友で夫婦それぞれ預金。 ところがここで失態を演じた。 現金55万円預金したはずが口座に反映されていない。 ATMに入れたことはたしかだったから そこまでは慌てなかったが、 どうにも真相が判明しないので 備え付けの電話機から相談。 長引きそうだったから妻は先に珈琲豆回収へと逃した。 いろいろ話しているうちに、 ひょっとしたらキャッシュカードを 三菱UFJと取り違えて入れたのではないかという仮説が浮上。 試してみると果たしてその通りだった。 自分の間抜けぶりには参ったがそれなりの大金であっただけに 事なきを得てほっとした。
それからTSUTAYAへ。 年末年始に見きるつもりで オッドタクシーのDVD取り寄せをした。 キカイの操作はかなり不案内で 結局店員を呼ぶこととなった。 取り寄せ日については おおよその見込みもまったく知れない。 年末はまだしも年始に間に合ってくれるだろか。
帰路では花屋で正月飾りを買った。 1600円ほど。 僕は反対したが妻がねだる。 渋々1000円だしてやった。 「僕の命より大事な1000円が…」 「50万円なくすところだったクセに」 「50万円は、まぁ、諦められるから。 でも1000円は…。身が切られる思いだ」
家の付近まで来て コンビニに立ち寄りジンジャーエールを買い 帰宅してすぐ温かいうどんを食べた。 冷え切った身体には3倍美味い。 正月飾りは玄関に飾った。 小さく地味だが雰囲気は出る。
妻は書斎にこもりiPadで漫画を読み 僕は短い時間パソコンをいじっていた。 日が暮れるにつれドンドン寒くなっていく。 寒すぎる。 部屋の防寒について検討しあった。 とりいそぎ余っていた断熱材を エアコン下にある窓に貼っつけた。 全面を覆うどころか下半分をようやくつぶせたくらいだが ホンのちょっとはマシになったらいい。 キッチン方面に暖気が逃げないように カーテンの購入も検討した。 もともと浴室洗面所の方には必要なので これはもう買わなければと踏み切った。
夜はニラレバ。久しぶりの。 隣に立って見てもらった。 カンタンだけれども。 ダーウィンはウミガメ。 産卵した卵が一斉に孵って 穴から90匹の子亀がゾロゾロ出てくる光景が圧巻だった。 ばらばらに孵っても 砂浜の深さ50cmの穴から1匹では出てこれないらしい。
聖剣伝説2をクリアした。 ラスボスがこれまでのボスはなんだったんだっていう イカレた強さで引いたけど 二人で死力を尽くして30分ほどかけてようやくたおした。 聖剣伝説2は妻のつわりと共にあったから さようならつわり というつもりでぶち倒した。
妻のiPadによる読書ははかどっているようだ。 僕が入れてった自前のPDFをひらすら読んでいる。
入浴後にはテレビを調べた。 現在は32インチ。 まだまだガタはきていない。 ただ大きくしたい…のだが 50インチ近くなると6万円くらいにはなってしまう。 できれば4万円ほどにおさえたいところだ。 こう調べてみると意外とテレビの中古品は出回っていない。 年末年始に間に合わせたかったが…。
朝は雨。 起きてすぐ、予定通りプレゼントを配置した。 8時過ぎ、ワーワーいう声が寝室から届いた。 プレゼントは気に入ってくれたようだ。 まだ眠っててもいいよと伝えて寝室を去り その30分後くらいにまたワーワーいう声。 さっきは赤ちゃんあてのプレゼントしか 目に入ってなかったようで、 今度は自分へのプレゼント、 カリグラフィーのスターターセットを見て だいぶ喜んでくれたようだった。
今回はプレゼントを繁華街に買いに行くタイミングがなく、 また出費がかさんでいるためにあまり奮発するわけにもいかず、 さらには妊娠中の身で大人しく楽しめるものを… と考え抜いた結果カリグラフィーになった、 そのいきさつを伝えてみたところ納得していた。
午前中にはケーキを仕上げた。 苺を飾り、 ドライフランポワーズに水分を含ませて散りばめ、 さらに黒っぽく焦がしたキャラメルを 水滴状にあしらってみた。 これが気に入ったから、 食用色素で赤くしたキャラメルも 飴細工っぽく配してみた。 唯一手作りを諦めて買った MeryChiristmasのチョコレートは割れた。
ひと仕事終えて、西荻へ。 今日は八百屋と肉屋のみ。 八百屋は大晦日から1/6まで休みらしい。 これは家計に響く。 肉屋は1/1から1/3がお休みとのことだ。 今晩の夕飯のため、国産牛の高い挽肉を買った。
昼は和食。ここいらで休肝したいので。 お義母さんからもらった広島菜としじみの佃煮を添え、 味噌汁と、主役には焼きおにぎり。 焼きおにぎりはこちらもいただいた鯛味噌というのを使ってみた。 少量のみりんと醤油で溶いておにぎりに塗って焼いただけ。 じつに美味かった。
いよいよトイレ魔改造に本格着手した。 妻が用意した布を天井に当ててサイズを調整し切る。 その後貼り付けるだけなのだが スペースの限られたトイレ内ではなかなか難儀する作業だった。 サイズのあたりがついたところで中断。 クリスマスケーキを食べることにした。 今回見た目はそれなりに上手くいった。 惜しむらくは、もっとクリームは緑にしたかったし、 またクリームがボソッとなってしまった点だ。
ただ味は良かった。 いやもっとピスタチオの風味利いていたほうが… とか スポンジしっとりさせたい… とかはあったが まぁ十分だろう。
どうしても昼寝したいという妻に付き合い ベッドで一緒にエアマスターを1冊だけ読んで寝かしつけて 僕は富士見ヶ丘の医院へと インフルエンザ予防接種のワクチンを打ってもらいに行った。 6人ほど診察待ちがあってその後だというから 10分だけ外出しますと伝え 戻ってきてみると待合はほとんど捌けていた。 ものの1,2分待った程度で診察室へ。 ワクチンの注射は10秒で終わる。 結局あまり時間をかけずに済んだ。 費用も会社持ちだし。 ただ領収書の作成にはなぜか時間がかかった。 看護師さんは若いチャンネーばっかし。 マスク越しでも明らかに美人とわかる女性が多かった。 さすがに懸想はしないけど 不覚にも見とれてしまいそうにはなった。
これも性的搾取とかいわれる事案だけども 実際効果はあるのだと思う。 病院であれ飲食店であれ 従業員に綺麗どころが揃っていたら 男客はまた来たくなる、 そういう心理の働きはあるだろう。 経営上の効果が期待できる以上は、 できるんだったらまあするわな。 それを公にヨシとする風潮はやはりよくはない。 女性たちが不快感をあらわにする、声を上げるのもわかる。 でも男の気持ちもわかる。 経営上の好餌というのも…。
OKストアに寄って帰宅。 妻は友人と電話していた。 年末休みの間でも明日でもおいでよと誘ったようだ。 しっかりした掃除が必要となる。 ただ客人がくる予定に関わらず いつ誰が来てもいいように整えておくのが理想だ。
夕方、トイレ魔改造がだいたい完成した。 白の天幕が天井の四角から照明に向かって垂れ下がった下に、 薄手の青布が膨らんで トルコランプとの調和をなしている。 実にスバラシイ空間になった。
本当なら床にも手を加えたいらしい。 ただそれはいずれということで、 現時点ではこれにて完成となった。
その後は聖剣伝説2に付き合ったりもしながら いつぞやの究極のミートソースを作った。 前回かなり油っぽかったから 今回はきもち控えめにした。 それでもやっぱり油っこい。 めちゃうまいけど…。
献立はミートソースのスパゲティ。 これにエビ、ルッコラ、マッシュルームのサラダ。 なにしろクリスマスだからこのくらいは許される。 いい飯だった。
夕飯後、 妻はプレゼントのカリグラフィーの教本に じっくり目を通していた。 まがりなりにもその道のプロであるはずの著者に、 へーよくわかってんジャン くらいの感想を挟んでいく。 妻はカリグラフィーそのものにはまだ見識浅くとも 紙やインクなど文具には造詣が深い。 それだけに、教本を読んでいるだけでも ずいぶん楽しんでもいる様子だった。
それからまたケーキを食べた。 量はちょっと控えめ。 時間がたつほど味が馴染んで美味しい。
iPadも開封した。 初期設定など面倒な処理を始末していく。 遊べるのは明日からになりそうだった。
妻は今日一日を振り返り、 最高のクリスマスだったと評していた。 プレゼント、もてなし、飯、ケーキ、 そして何よりトイレ魔改造が大成功したのが大きいのだろう。 コロナと妊娠とでデートにも出かけられないクリスマスだったが 満足されたようで何よりだ。
2021年12月24日(金) |
クリスマスイブだから |
晴れ。 お義母さんからもらった柚子ジャムをヨーグルトに混ぜていただいた。 苦さがたまらない。美味い。 弁当は昨日の残り。 鶏団子と野菜の黒酢餡かけ。
出勤直後に電話がかかってきた。 またダイキンから。 妻の方へと言っているのに…。
職場に届いた出版社からのお歳暮が配られる。 いつも通り、代わり映えのない焼き菓子とジュース。 それなりにいい店のものなんだろうけど どうにも美味しくないんだよな。 自分で作った方が絶対美味い。 そもそもこういう風にしか焼き菓子をもらうことがなかったから 長年嫌いと思いこんでいたのだ。 チョコもそう。 美味しい焼き菓子、チョコを知らなかったばっかりに。 工場の大量生産がいけねーと思う。 妙に甘ったるくていけねえ。 そのクセ高いし。 だからこそ贈りものとしては 「それなりに高いものだから」 というハクがつくタチの悪さ。
帰宅してみるとホームアローンが放映している。 相変わらず殺人級の罠ばかりで 妻は全然笑えないと引いていた。ごもっとも。 母親と再会を果たすラストシーンで あの子どもが蜂の巣にされたら 絶対笑えたんですけどねえという松本人志の評を思い出した。
僕が面白いと思うのは、 相対的にあの泥棒たちが強大な敵に見えることとなる構造だ。 本来ならば凶暴性とか不気味さによって 攻め手の怖さは表現されるものだが 今作においての適役は小物の泥棒。 強盗ですらない。 だが主人公がか弱い子どもだから 想定的に恐るべき強者となる。 さらにこの子どもがシャレんならんことをし続ける。 そのために 「もし捕まったら本当にヤバイ」 という怖さが埋め込まれることとなる。 実際子供の頃怖かったもんな。
そんな映画を見つつ 夕飯はチキンのローズマリー焼き。 鶏もも肉は昨日漬けておいた。 ローズマリーとニンニク塩コショウで下味つけた鶏もも肉1枚を アルミホイルにのせて 250度に予熱したオーブンで20分。 そのままオーブントースターで2分熱してこんがり焼き目をつける。 しっかり美味しかった。 サラダもチョットだけ特別仕様。 エビゆで卵ブロッコリーをマヨネーズで和えて 多めのブラックペッパーを振ったもの。 こんなものサラダではないので普段は出さないのだけど 今日は特別に。
iPad airをお迎え。 …が妻はまだ開けない。 ほかにもやることが多く、後回しとなる。
ねほりんはほりんで 30代だか40代だかになって ゴスロリアイドルをキメてる女性から 話を聞いていた。のを見るともなく見た。 若い頃を振り返りお決まりの文句。 「同調圧力が」。 僕はこのフレーズを都合よく振りかざす手合が好きじゃない。 同調圧力程度に屈する個性ってなんだよと思うし、 それに 同調圧力を嫌う層ほど群れたがる。 「同調圧力って嫌だよね、ね、ね?」「そうそう!」 みたいな気持ちの悪いコンセンサスを大事にしていて 根っこのところは同等圧力と同じっていう。 他人の目や意見がどうでもいいなら 何にもいわず勝手にやってればいいんであって 文句ブーたれてる時点でニセモンだなあと思うだ。 厳しすぎっかな。
23時近くなってから、クリスマスケーキのつづき。 スポンジをカット。 スポンジがものすごいキレイに焼けたからカットもしやすい。 ラム酒と水と砂糖を熱して冷ましたシロップを打つ。 生クリーム400mlは半量を7分立て、半量を8分立て。 7分立ての方にピスタチオペーストを混ぜ込む。 カットしたスポンジに8分立てクリームと苺をのせて挟みナッペ。 一度冷蔵庫で冷やしてから、 さらにピスタチオクリームでナッペ。 そこそこキレイにできた。 後は飾り付けすればオッケという状態にまで持ってった。
子供の頃のクリスマスの思い出を妻と話した。 印象深かったのは色鉛筆のセットらしい。 で、ついでに語られたエピソード。 近所にいたナントカサンが 似顔絵を副業にしているくらい 絵の達者な人だったそうで、 その人が当の色鉛筆を使って、 とんでもなく上手な絵を描いてくれたらしい。 それを見て少女は うらやましいやら悔しいやら感動するわ腹立つわ 感情がぐっちゃぐちゃにかき回されたそうだ。 いい話だ。
僕の方は小5の頃にPSとFF7を買ってもらった思い出。 FF7は当時サンクスで予約すると 攻略本がついてくるという触れ込みで、 家から自転車で5分程ほどのサンクスに 一人で予約しに行って、 そんで発売までの2週間ほど、 ほとんど毎日店に行った。 マダカナマダカナって。 楽しみすぎて。
そういう純情な 心待ちの気分を久しく味わえてないな。
夜、寝る間際にクリスマスプレゼントを仕込んだ。 ベッドのすぐ下。 朝になったら妻の枕元へ移せばいいだけとなる。
2021年12月23日(木) |
クリスマスプレゼント購入、ジェノワーズ、中絶 |
やや寒い。風が強い。 しかし晴れていて気持ちがいい。 出勤は今日含めてあと4日。もう消化試合だな。
弁当は妻の分のみ。 鶏もも肉を炒めて茄子加えて 醤油と砂糖と生姜でやや濃い目に味付け。 味見してみたところ美味し。
昼休み、昨日行きそこねた 九段下のカリグラフィーのお店へ向かう。 そうなるとランチを九段下でとることになる。 目をギラつかせて街並みを眺めていると なかなか雰囲気のあるラーメン屋を発見した。 ただし外からはどんなメニューかわからない。 意識高い系な感じがして怪しい… と訝りつつ入店。 券売機には 黒らーめんと白らーめんとある。 説明しろよ。 店の外にも中にも一切の説明がない。説明しろ。 それが何かも知らせないまま850円とろうとするの 信じられない。 店員に訊いてみたところ 黒が醤油で白が塩との簡明な答え。 そのくらい書いとけよ。 ていうか黒とか白とか ありがちなカッコつけしてないで 醤油ラーメン塩ラーメンて表記にしろよ。 イライライラ… でも味が良ければいいか と構えてたけど結局大した味じゃなかった。 見た目はごくシンプル。 いやこれも意識高いラーメンのありかたか… いかにもシンプルを究めましたよ、とでもいいたげの。 麺は横線状に揃えて折り返してるし。 で醤油が黒い。 味はアッサリしていて特色が見られない。 いやもしかしたらダシに凝っていて 繊細な味が閉じ込められてるのか知らんけど 豚肉の旨味が強すぎてよくわからない。 チャーシューよりずっと生っぽく、 生ハムに似た味のする豚肉。 美味しいんだけどこれのせいで ラーメンの味が失せてしまってるの ホントばかばかしい。 850円と貴重なラーメン食の機会を失って 散々な気分だった。 あぁあと店内BGMが 昨今には珍しく勝手な曲をかけていた。 JASRACに金払ってんのかな。 それでこんなラーメンが850円もするのかと思うと まあた多方面に腹立ってくる。 でスピッツに続いて流れてきたのがチバユウスケ。の声。 たぶんBIRTHDAY。歌詞が下手だしダサいから。 なんでチバはこんなになっちまったのか… あんなにカッコよかったのに… いや歌詞のテイストが変わるだけならまだわかるけど 下手になるっつうのはホントにわけワカラン。 素人みたいなんだよな。それも高校生とかの。
目当てのカリグラフィー専門店では スターターキットを買えた。 中身からすると割高な印象もあるし 本来なら個別で揃えたほうが 洒落てて高品質な用品が揃うのは間違いないけど プレゼントとしては キチッと箱にまとめられてる方がカッコつくのだ。 ちょっと馬鹿らしいけど馬鹿にできない。 このテのプレゼントは 「もらった瞬間の嬉しい」 が7割。いや下手したら8割…。 そのくらいのつもりでいる。 だからガワはすごく大事。
夕飯は鶏挽肉を団子にして もろもろの野菜とともに黒酢あんかけ。 うん美味い。 鶏団子を似た汁は簡易のスープとしていただいた。美味い。
洗いものをしてOKストアへ。 大量にあれこれ買い込む。 戻ってきてから動き回ってたら 服から落ちたレシートを妻に見られた。 プレゼントのレシート。 ああ…。あああ……。 見なかったことに…となった。
クリスマスケーキのためのジェノワーズを仕込んだ。 ピスタチオの。 薄力粉90gをふるっておき、 無塩バター18gを牛乳小さじ2に浸して 湯せんで溶かしておく。 18cm丸型にオーブンシートをセットしておく。 オーブンを180度に予熱。 ボウルに卵3コを割りほぐし、 上白糖80g、ハチミツ8gを入れ、 ハンドミキサーの低速で混ぜ湯煎にかける。 人肌程度に温めたら外し、高速で撹拌。 リボン状に折り重なるまで泡立てたら、 低速でキメを整える。 ピスタチオぺースト40gを加えさらに1分泡立てる。 薄力粉を半分ずつ加えヘラで混ぜ、 50度くらいに保温しておいた溶かしバターを加えて まんべんなく混ぜ合わせる。 型に流し空気抜きしてから、 170度のオーブンで31分焼成。 焼きあがったら台に打ち付けて型から出し、 ケーキクーラーにのせて粗熱をとったら、 ラップでくるんで保湿。
ピスタチオペース混ぜた時点で 卵生地のの膨らみがなくなったから あーこれ絶対失敗したわウワーウワー て絶望してたけど 焼いてみたらちゃんと膨らんだし へこみもしない 理想的なスポンジができあがった。ヤッター。 今夜できる作業はここまで。残りは明日。 仕上げは明後日。
いい気分で妻のゲームにちょっと付き合ったり調べものをした。 入浴前、中絶経口薬のニュースについて語った。 医師処方で10万円どうのという話題で 産婦人科医のおえらいさんが 渋々ながら許諾に至った というようなコメントを発した件について 一部で騒がれているし妻も不快感をあらわにしていた。 僕は当事者だけが関係者じゃないという話をした。 表現規制の例がわかりやすいが ハイ二次元の女の子です見た目子どもです肌の露出多いです、 これを認めますかって話で 揉めるのはわかる。 でも公に、お上がそれを「いいよ」と言っちゃいけないでしょう。 極端な話、 小学生の女の子が輪姦されるエロ漫画が世に流通していることは 黙認はされているけれども 諸外国に向けて公に 「我が国では小学生の女の子が輪姦されるエロ漫画を是としています」 とは言っちゃいけない。 風潮として是とは認めちゃいけないものでしょう。
価値観の多様化だとか個人とか自由とか自己責任とか そういう流行り言葉を引っさげると 若者の自殺ですら 「本人の意志で望んでるんだから、それの何がいけないの?」 と指摘される。 その問題化自体はいいのだけど、 公の風潮として 「だから自殺はしてもいいんだよ」 とは言っちゃいけないでしょう。 個人的な意見ならいいけど。 まぁ個人的な意見の集合は世論となって風潮へ化けるのだけど。 公、お上の声明としてはいけない。
中絶もそうで、 風潮としては「よくはない」を保つべきだと思われる。 だから是とする際には釈明的な言葉を重ねることになる。 「渋々ながら」とか「慎重に」とか「条件つきで」とか。 中絶という選択肢が与えられないから起こる悲劇がある。 救われない人々を救うため、 あるいは不公正な損失被害を減らすためにも 中絶という選択肢が与えられるようにはしなければならない、 その実現自体はいい。 だけれど、 (本当はよくないことだけど) を含ませてやる必要はある。 単純な話、 中絶がもっと気軽で身近で低出費でカンタンにできるようになったら、 男性側も 「まあいざとなったら中絶したらいいでしょ」 という意識に傾きがちになる。 必ずそうなる。
中絶の当事者は孕んだ女性だが、 当事者だけが関係者じゃない。 その視点をもたないと 容易く悲劇は起こるよ。
パンデピス、お義母さんからいただいた柚子ジャムのせていただいた。 まろやかになる…けどちょっともったいないかな。
洗濯して漫画読んで寝た。
2021年12月22日(水) |
きっと可愛い女の子だから |
晴れ。そんなに寒くないわ。 洗濯。 弁当は豚バラ茄子バルサミコソテー。 冷凍の豚バラが足りなかったから 冷凍の豚ロースをちょっと足そうかなーと思って 横着して凍った塊の端っこをフライパン上から削ぎ落とそうとしたら ゴリッと半塊が落ちてしまった。 ほんの一瞬で回収すれば熱が当たったところだけまた削いで 残りは冷凍できるか…と1秒だけ悩んだけど いやそんな無茶はできないここはケチンボすべきじゃないと 冷静になって対処した。
弁当うっっっまかった。 これまでで一番上手くいったかも。
ブランキーの 悪い人たち を聞いて身震いしてる。 ほんと名曲だよな…。 きっと可愛い女の子だから…。 きっと可愛い女の子だから…。
昼休み、妻へのクリスマスプレゼント探しをした。 もともとやるつもりはなかったのだが 数日前に もらえるかなー とかボヤかれたらあげないわけにはいかない。 しかし今から繁華街には繰り出せない。 神保町の三省堂に入っているいのいち、 その前にある文具店の小物コーナー、 どちらも今回めぼしいものはなかった。 思いついたのがカリグラフィー。 九段下には専門店がある。 今日はもう間に合わないから明日行ってみる。
帰り道、センパイとともに帰る。 僕のネックウォーマーがねじれていて オモテウラが元にもどらないという苦戦ぶりに付き合ってもらった。 が結局もどらない。 調べてみると、ツイストネックウォーマーというものがあるそうだ。 この製品もそれなのではないかと結論づけた。 なんて俺たちはものを知らないのだろう、 車両中の皆が内心バカにしているのだ、 でもこれからはツイストしらない人間たちにマウントがとれる、 …とかなんとかいって笑った。
話してて思い出したこと。 2002年だかにあった日韓ワールドカップで 別にサッカーもスポーツ観戦も日本応援にも興味なかったけど 友達がノリで中継見ようぜと誘ってきたもんだから 男三人でテレビの前で見て イケイケイケイケ だの ウオーヤッター うわマジあっぶねスッゲー だの ヨッシャー だの 心にもない声をあげ続けた。 迫真の演技で声援あげてた。 他の二人も本当は大して興味なかったはずだから 後年になって あのときウソついてたよねと確認したら やっぱりそうだった。 皆でウソで盛り上がってた。 みんな応援のテイ、声援の作法だけにのっとって それっぽくふるまってただけだった。
夕飯は冷凍餃子。 だって美味しいから…楽だし…ううう。ウッウッ…。うまい…。
しばらく前に協力した 漫画製版あれこれの知人をふくむ 妻の文芸同人仲間を居宅に招くこととなった。 忘年会か新年会か。 コロナのことを考えても我が家に来てもらった方が都合がいいのだ。 ただ本来的には、知人は僕に対して なんらかの礼をするつもりで飯に誘ったはずであるから、 こちらの都合ななんにせよ、 借りを返す機会を奪ってしまうことになる。 これはいわば大人の社交に反しているともいえる。 しかし僕はもうお客さん何人かにどの料理を振る舞おうかで 頭がいっぱいなのだった。
お義母さんから食料品が届いた。 手作りのゆずジャム。 これはパウンドケーキnにヨーグルトに、大活躍する代物だ。 あと広島土産をいろいろ。ありがたいことです。
キーチVS、キーチの見た目と モブキャラの声(敢えてやってるこの漫画へのメタ的な批判)が ほんっとウッザイけど 話おもしれ。 プロットに引っ張られるんじゃなく キャラクターがプロットを引っ張っていく理想形。
2021年12月21日(火) |
クリスマスの4日ぐらい前 |
1と2ばっかの日。 今日もサムサム。エアコンのきき悪し。 弁当は唐揚げ。 昨日の晩に漬けておいたものをサクッと揚げる。 美味かっっった。
退勤間際に電話がかかってきた。 ちょっとだけ仕事を抜け出して掛けなおしてみると DAIKINの作業員からだった。 「あの! すいません。間違えてしまいました。 お電話、あの…奥様の方へ…でしたよね。申し訳ないです」 なんだか感じのいい人だった。
でもチョットだけ気になったのは、奥様という言葉選びだ。 一部が小うるさい今時分にあっては不穏当といえる。 いや夫相手ならそう問題にはなるまいよ。 しかしこれが妻相手だったら、ご主人とか旦那様とかいう表現になる。 こりゃあ、一部では噛みつかれる。 …じゃあなんといったらいいか?つうと、ちょっとむずかしい。 せいぜいご夫人呼ばわりか。 もっと適した日本語ないかしら。パートナーの方とか絶対イヤだしな。
帰りに荻窪で、この前買い損ねたナパージュを購入。 OKストアに寄って野菜などを買う。 OKストアも店舗ごとで価格差がある。 この環八沿いの店はやや高い印象がイナメナイ。
ソファ、ホントに今日届いてたた。はっや。 一旦置いといて夕飯。 参鶏湯にするつもりがスープなかった。 急きょ茄子の蒲焼きに変更。 この前作ったばっかりだけど妻は食べたがってるので。 僕の方にはニラを炒めたものも乗せた。 順当に美味い。
エアコンは室外機に不備がありガスが漏れていたらしい。 原因がハッキリしていたよかった。 修理してもらえれば今より断然よくなるってことだ。 十年以内の保証が効くとのこと。 もともとオーナー負担でこちらに実費は発生しないという触れ込みだったが これでなんらの負い目もなくなりホッとした。 ただし準備した上で本腰入れた修理となるため 今日のところは一旦見送り。24日午前にまた来てくれるそうだ。
食後一息ついてからソファ組み立て。 おおしごと。 とはいえ1シートが2つ分ってだけだから 大きさも構造もたいしたことはない。 二人がかりでサクサク進めていった。 20分ほどで完成。設置。 おもったより…小さい。 それはいい、今回小さめのものを買おうとしていたのだからまぁいい。 が… おもったより…高い。 この高さは心地があまりよくない。 もともと目をつけていたローソファーは かなり床に近いところで座らせてくれたから けっこうな差がある。 あとクッションがかため。 もっと沈みこむタイプの方が好みではある… とはいえあのローソファーと比べれば1/4くらいの価格なのだ。 いずれも批点というほどでもない。悪くはない。 今回よかったのは1シートが2コという点で、 1つあたりも10kgちょっとだから移動が利く。 試しに1コをテレビの前に置き、 その前に図工室型の椅子を横置きしてクッションを乗せて フットレストにしてみたらこれがかなりくつろげた。 これで映画を観たい…。 妻はこの状態でゲームをした。満足していた。
従兄弟の結婚式の招待状をようやく返信。 本来ならばまだ慎重を期したいところだけれども、 現時点で9割がたこのまま安定期に入れるだろうとの見方をした。 結婚式は2月末。 予定では20週目あたりとなる。
入浴後、今夜限りの特等席で僕も原神をプレイしてみた。 その横で妻がiPad airを注文しようとしているのだが、 昼に見たショップの在庫がもう切れている。 調べなおしてみても 狙ったそばから在庫切れが発生している状況で、 iPadの人気と半導体不足を実感した。 まあ実際には、商売のこずるいところも ウラで働いてるのかもしれないけども…。
今夜もそれぞれ漫画を読んで寝た。
晴れ。 寒い。 部屋が全然暖まらない。 拾ってきたヒーターにかなり助けられている。
弁当はガパオライス。 鶏ひき肉とパプリカを油で炒めて 中華だしと醤油と塩で味付けて 大葉を散らすだけ。 こんなにカンタンであんなに美味しいとか。
先週ネット界隈の一部を騒がせていた漫画家先生が 無事発見されたとの報には フーン現実なんてそんなもんかと 多くの人が思ったかしらないが僕はそう思った。 が今日に至って、かの先生は 児童ポルノに該当する写真集をドイツから輸入した疑いで 逮捕されたとのニュースが入ってきた。 その是非がどうとか、ショックがどうとかじゃなくて、 まさに現実は小説より奇なりというか、 これは思いつかなかったという悔しさと面白さにまいった。 なるほど、「音信が途絶えた」「連絡が取れない」は 現代において特異な出来事ではあるけれど、 警察に同行させられたらこういうことになりうるのか。 誰か予想できたろうか。 ウーン面白いな…。
夕飯はラーメン。 僕は辛ラーメンで、妻は広島で買ったつけ麺。 どちらも辛かった…。 つけ麺がイマイチだったのは意外だった。
グレーテルのかまど。 イタリアの地方の、ぶどうを贅沢に濃縮した果汁をつかった 伝統的なケーキを紹介していた。 クリスマスの定番らしい。 この地方では、クリスマス前にはどんな家庭を尋ねても そのケーキがあるそうだ。 商店の飾り付けも素朴でスバラシかった。 日本でこのテの飾り付けをするとなると 小洒落た”それっぽい”用品をどれだけ調達できるかの勝負になる。 ところがご当地では、もっとずっと安っぽい、垢抜けない飾り付け。 自前で用意した布を丁寧に配してクリスマス色を出している。 ずっとこっちのほうがスバラシイ! 断然好きだね。
ソファ発送は音沙汰なし。 iPadはヨドバシには在庫がないとのことで 別の量販店から注文するよう勧めた。
クリスマスが迫っている。 妻が会社の寄り合いから頂戴した GODIVAのアドベントカレンダーが18日からだったそうで、 18日の分と19日の分をまとめて開けて、一粒ずつ食べた。 まずまず美味い。 パンデピスは見送った。
漫画家失踪から逮捕の話を妻に振ったら、 しかしもしも実際に漫画家が…あるいは画家、芸術家が 本当に少年少女の裸体を資料としてほしくなったとき どうしたらいいんだろうね、と問題提起してきた。 今時分であれば3Dモデリングでどうとでもなるんだろうと答えてみたが、 そのモデリングにしてもモデルがいるんじゃないのかと粘る。 最も興味深い指摘は、 「女性作家が少年の裸体を描こうとしたときの資料」についてだった。 たしかにこれは、他のどのパターンよりも難しそうだ。
今夜は早めに0時に寝室へ。 妻は夢幻紳士の回帰編。 これは怪奇編のセルフオマージュ…というかリメイク…というか…なんだ? 焼き直し? プロットはほぼ同じで絵柄が違う。 細かいセリフまわしや構成も。 僕はキーチVS。 キーチ成長してちょっときもくなってる。
洗濯物を干し、OKストアへ。 卵を買い忘れ、慌ててコンビニへ。 卵6コ210円。高い…。 風呂に入った。 なんとかミュークルドリーミーに間に合った。 クリスマス会。 順当に面白かった。テンポが良すぎる。 あと3ヶ月で2期も終わりか。 というか…完結するのか…? 終わってほしくはないけど…。
昼飯はあんかけチャーハン。 ニラとキャベツで。 ニラは昨日使うつもりだったものが余ってるので。 がっつり美味かった。
午後の予定はなし。 エアコンの件について管理会社に問い合わせてみたところ 電話受付の女性がシッカリしていて こちらの話を一通り呑み込んだ上で すぐに業者を手配してくれることとなった。
妻が要求にかなうソファを探し当て、いよいよ注文となった。 送料込みで36000円ほど。 この値段なら数年で使い捨ててもまぁ納得いく。 発送は早ければ明日。 最短で火曜日にくる…こともありうる…
不動産会社の担当から改めて電話がきた。 そっからさらにメーカーであるダイキンの担当者から電話。 火曜日の16時以降に来てもらう手はずとなった。 遅い分にはかまわないと申し付けたので、 20時くらいになることもありうる。
かんぴょう巻きをまた作った。 巻き簾の使い方の動画を見たのだが なぜか肝心要のところ…一巻きした後から二巻するまで間の処置のとこを 二秒ぶんほど省いててスゲーはらたった。 「巻きずしの作り方」というタイトルで見た動画が2つともそうだった。 カットの移り変わりの瞬間でもあって 動画編集としては上手にできているのだけど。 3つめでようやく把握。 でもあんま上手くいかなかった。
キーチ!を読んだりウタタネを試みてみたりゴロゴロ。 キーチは幼年期のあの たどたどしい言葉の羅列がやたらワザトくさくって ヒジョーに気持ち悪い。 小学校編になるとグッとよくなる。 甲斐のお父んの引き際好き。 若村の台頭もいい。 あらためて見るとやっぱストーリー面白いし メチャクチャよくできてる。 続編がつまらなかったのは…いや今読めば変わるのかな… 持ってはいるのだから読み返してみるか。
第二おやつにポテトとチキンのチーズ焼きつくった。 この前荻窪ルミネの惣菜屋で見て美味しそうだったから、カンで。 ジャガイモ2コは一口大に切ってラップしてレンジで3分。 その間にオリーブオイルでニンニク一片炒めて 玉ねぎ1/8くらいと小さめに切った鶏肉をすこし、 あとブロッコリーも一緒に炒めて味付けは塩だけ。 耐熱皿に全部を入れてとろけるチーズをのせて 180度のオーブンで30分。
その間に妻が手がけているトイレ魔改造に付き合った。 なにやら小奇麗な布を切ったり縫ったりしている。 僕は指示に従ってアイロンをかけた。 ほんとにみるみるシワがとれてビックリする。 そのあとトイレに設置。 天井の間際からぶらさげる。 ホチキスか画鋲が悩んだ末、画鋲に仮決定。 5枚分は大仕事だからとひとまずは降ろして、 続きはまた今度となった。
ポテトチーズ焼き美味い。 まぁやってることほとんどグラタンみたいなもんだしな。 ブラックペッパーかけ忘れた。
今日も聖剣伝説2に付き合った。 魔法が強すぎる。 物理攻撃しかできない主人公がかわいそう。 あまり効かない、とかじゃなくて当たらないからな。
友人から愉快なメッセージが届いた。 動画で、映画の1シーンが映し出されたと思ったら スクリーンの前に彼がよぎる姿。 どうやらプロジェクターを買ったみたいだ。 自慢かこの野郎と思い質してみると 17万円ほどかけて整えたとのこと。 鑑賞会をしたがっている。 1月か2月にはお邪魔させてもらいたいところだ。 こちらもプロジェクター導入はしたいし。 参考にさせていただこ。
タコタコ。 夕飯はタコのリゾット。 オリーブオイルでニンニク一片と 玉ねぎ1/4くらいと鷹の爪を炒める。 冷凍してあったトマト2コを解凍して細かく刻んで 汁気ごと一緒に炒める。 水を加えて30分以上煮る。今日は時間があったから2時間煮た。 塩、米を投入。 たまに混ぜながら15分くらいで出来上がり。 イタリアンパセリを飾った。 すさまじい旨味…だ…。
18時半からM1。 わかっていたがなかなか始まらない。 ごたく、能書きが続く。 いわゆるドル箱コンテンツだから あからさまに開き直って引き伸ばしまくってるのだ。 テレビ慣れしていない妻は怒りを露わにしていた。 もともと島田紳助が企画を立ち上げた際には もっとずっとシンプルだったはずだが 番組が人気を得ていって 結局こうなってしまったのだといった意味合いの解説をしてやると 静かで重みある怒りにシフトしていった。
タコのリゾットを食べながら見始めた。 リゾットうっまあ…。 蛸柔らかいしよお…。 こりゃあ抜群だ。 出番と出番の合間に食べきった。 今年のM1は粒ぞろいという感じ。 大滑りも大爆発がない。 ランジャタイがいじられてたけど いうほどオカシクもなかったわけだし。 そういう「枠」にあてがわれてただけで。 毎年感心してしまうのは今田さんの場をとりなす辣腕。 どんな場面のどんな変質も成立させてしまう。 はるか昔、キャシィ塚本の時点で象徴的だったもんな。 あの破綻力は向かい合う相手の調整力あってというか。
錦鯉が優勝。 フー…ン。 五十代の夢かなっての男泣きはたしかに感動的だ。 審査員二名が涙ぐむ姿もあいまって。 しかしもっと唯我独尊の、 人間としてはサイアクだけど 面白さだけが突き抜けてるみたいな いききった連中が出てこないもんかしら。 それこそ往年のダウンタウンのような… でも向こう見ずな生意気っていうキャラクターじゃなくって なんかこうもっと現代的な めちゃくちゃ鋭いんだけど 折り合うトコ折り合ってるみたいな…
番組の合間や終了後のCMで 芸人が芸をさせられているのを見て 妻が「こういうの見たくないな」とぼやく。 「やっぱり、人が多く関わりすぎるとダメなんだな。 みんなさあ小さく生きようよ。 好きなものだけで小さく集まってさ…」 小国寡民の思想は僕にもあるが ユートピアの実現は理想だけでは語れない。 不都合を組み込んだ秩序あってのユートピアだ。 車社会すら捨てきれない人間が望むことじゃない。 だいたいが、自分たちだけがそれを実現できたらいいんだろうか。 たとえば今宝くじで10億円当てたら、 地方のどこぞに引っ込んで、賢さと運次第とはいえ 望みどおりの気ままな暮らしはきっと実現できるだろう。 多くの不都合は金で解決できるから。 それでいいのか?って話だ。 自分たちが望む社会と真反対の社会の恩恵に与っておいて、 つまり大量生産大量消費の市場主義がもたらす製品やサービス、 あらゆる経済活動のお世話になっておきながら、 自分たちだけはさもそんな俗世間とは無関係って顔して生きる、 それで果たして納得できるのか。 山奥に引っ込む仙人暮らしならば別だけれども… といった話を僕はした。 うるせェッ! と一蹴された。
パンデピス。 過去最高にカタイ。やはり卵が足りなかったか。 味も、スパイス甘味ともに控えめ。 これはこれでいいな。 パンデピスっぽさは薄いけど いつもモッタリどっさり重めだから このくらい軽めの味も食べてみたかった。
風呂にはやや早めに入った。 なにしろ今日は寒すぎた。 暖房を一日付けっぱなしにして なお部屋がほとんど暖まらないのは 引っ越して以来初めてのことだ。 火曜日の業者頼り。 あと二日耐えれば…なんとか…。
入浴後はバナナジュース。 ノートパソコンをカタカタ鳴らすが トキノの話が進まない。 アイデアばっかり湧いてもな。 構成力がよっぽど問題だ。素人にありがちな話。
神田沙也加さんがお亡くなりになったそうで かなりショックを受けている。 活動を応援していたとか何もないけど ただ自分と同い年ということだけ知っている。
大阪の放火で二十四人亡くなった事件もかなりつらい。 京アニのほどじゃないけど… そして世間も京アニに比べれば全然騒いでないけど… おかしなことだ。 自分にも世間にも問う。
他者とは。
2021年12月18日(土) |
吉祥寺買い物、タウンセブン40周年、小金井水汲み場 |
朝食、洗濯を済ませてから図書館へ。 海野十三で検索すると大物しかなかったが 返却が年末年始の休館を挟んで三週間後であるし 思い切って借りた。 あとレシピ本と妻用にリノベーションの本。 帰ってきて即風呂に入った。めちゃきもちよい。 しっかり風呂掃除も済ませてやった。
妻が言うには このリノベーションの本は内容どうこうよりまず真っ先に 序文にある 「どの家も優越つけがたい」 という文章が気になると苦言を呈していた。 「優劣つけがたい、だよね?」 「そうだろうね」 「のっけからこういうことされると、 信用して読めないじゃない?」 「わかるよ。これは著者の責任? それとも編集者?」 「編集者でしょ。文筆家の本なら別だけど。 DIYとか工作系の人が著したってだけで、 文章のプロじゃないんだから、 編集者が直してやんなきゃいけないとこだよ、絶対」 「そらそだ」
今日は荻窪タウンセブンに入っている家電量販店に iPadを見に行こうとの予定があったが、 妻のつわりが軽くなり始めているので 吉祥寺にまで出向くことにした。 のんびり支度して11時過ぎに出発。 道中はかなり寒い。 妻にニット帽をかぶせてやると ヤメロヤメローと口先だけは抗う。 「虐待?」 「ぎゃくたい」 「暖かい?」 「あったかい」 「ぎゃくたいあったかい?」 「ぎゃくたいあったかい」
今日の昼飯は西荻に向かう道すがらにある蕎麦屋で。 妻は天ざるを、僕はたぬきうどんを食べた。 一口もらった蕎麦は、この前入った高級店には やや敵わないものの、十分美味しかった。 しかしそれ以上にたぬきうどんが出色だった。 外気温、体調などのタイミングもあってめちゃくちゃ美味い。 大満足だった。
正直な話子ども欲しかった?と妻が不意に言った。 何を言っても失言になりそうだね、 と僕は予防線を張ってから考え込み、 理詰めで考えていくと欲しかったことになる、 今はそういう答えになってしまうと正直に伝えた。 「私もそうかも」 「まだまだ実感湧かないからね」
西荻の手前でTSUTAYAに寄った。 なにか興味のある漫画があれば年末年始に借りてやるから 今のうちにチェックしとくといい、と言って数分泳がすと、 3月のライオンと、ミステリと言う勿れに目をつけていた。 どちらももともと買おうか検討していたくらいだから、 この際年末年始に読み切ってしまおうと決意した。
中央線で吉祥寺へ。一駅。 何も考えずヨドバシに向かう。 まずは本命、1FのAppleの売り場でiPad airを触る。 思ったより小さいねと妻。 こんなもんだろうと僕。 しばらく触ってから、たしかにと納得していた。 僕はお絵かき機能も試してみたが これはかなり高度なオモチャだ。 ペンの感知が優れまくっている。楽しい。 買うのは妻で僕のものにはならないが、たまに使わせてもらいたい。 導入が楽しみになった。
購入は一旦保留した。 中古販売も検討したいといった事情も鑑みて。 周辺機器なども見回ってから2Fへ。 妻がカメラを見ている間に僕は手洗いを済ませて 3Fでホットプレートを見た。 遅れて妻も一緒に見た。 やはり大きい。 キッチンの限られた収納スペースに置きたくはない。 用途もかなり限られている。 だが今回、妻が自身の母親から広島焼きを伝授してもらおうというのは、 ことここにいたってちょっと特別な響きを伴っている。 お義母さんは、先日亡くなった義祖母からの習いを思い出して ゆずジャムを作ったそうだ。 こうした親から子へ継がれる味を無下にはできない。 ホットプレートでさえなければ…。
こちらも一旦購入は見送り、 続けて6Fへ。 妻は貴和製作所でアクセサリを見ていた。 僕はDAISOを物色。 念願の、畳の上でも問題ない靴底をしているルームシューズを買った。
ヨドバシを出てブックオフへ。 手前の中古デジタル機器店にも立ち寄ったが、 どちらもiPad airは定価より数千円安い程度で、 これならば新品を買おうかと結論した。
そっからアトレへ。 富澤商店が目当てだったのだが、 どうやら店舗を東急に移したらしい。 妻はまだ体力的にはもつようだったから、 繰り出しついでにソファも探すことにした。
途中でたい焼きを買う。 酔狂で初めてカスタードクリームを注文してみたかったが 7分ほど待つことになるという。 寒空の下これは呑めない。 「どの味ならすぐ出せそうですか?」 「ええと…えっとですね…」 ウソだろ…。 出来上がっているたい焼きストックを前に販売員は絶句していた。 味4つくらいしかなくて、 カスタードについては答えられてるのに。 まだ不慣れとかそういうレベルの話じゃないと思った。 「この、つぶあんだとすぐ出せますか?」 「その…ちょっと待ってくださいね…」 他の味はどうあれプレーンならば即答できるだろうと思われきや 黙って考え込んでいる。 見かねた調理員が、出せますよと横から口出ししてくれた。 二つで500円近くするびっくり価格。 順当に美味かったけど気分は良くなかった。 販売員への悪感情はないけれど いい加減な商売してるなという経営面への不信感。 しかし妻のホクホクした顔を見て和らいだ。 いつもならハンブンコとするところを 今日は1コずつにしてやったのが驚きだったようだ。 なんていい人なんだ、とくりかえしていた。
東急の富澤商店では目当てのリスドォルとライ麦粉を買えた。 ついでに刻みオレンジピールも。 これでパン・デピスが焼ける。 妻はお年賀品を物色していた。 さんざ悩んだ挙句、ウチ用には煎餅を買った。 柿山というお店。デザインが凝りに凝っている。 缶入りの2000円の製品を買ったのだが高級感があった。 3000円以上には見える代物。
さらにPARCOにまで足を伸ばした。 ホテルなんとかいうカフェに入る。 だがこれは名前負けで、 ホテルなんか何も関係ない安っぽい店だった。 値段だけはしっかりとっていたが…。 エスプレッソも専用カップじゃなく なんだか汚らしい陶器だったし カフェラテはアツアツにもかかわらず マグカップに取っ手がなくてびっくらこいた。 だけど席から交差点を眺めることができて、 久しぶりの光景をノンビリ楽しみはした。
パルコの地下のインテリアショップは 記憶よりもずっとしっかりしていた。 むしろ高級品が多い。 ちょっといいな、と思った椅子や机が 何十万とする。 カタチだけ高価な家具というより、 現代的で小洒落てて実をともなった高品質の物が並んでいて、 見ているだけでも楽しかった。
そっからさらに別のビルへ。 Loftの方のピなんとかいう建物に入ってる モモなんとかいうショップ。 で数ヶ月前に惚れ込んだソファと再会。 これが欲しくて自由ヶ丘に行ったりもしたが 結局買えないまま。 今回は店員さんから話を聞いた。 なんでもウレタン素材と羽毛とのバランスに トコトンこだわった品なんだとか。 16万ほどかかってしまうがかけてもいいと思える出来。 デザインも座り心地も、 それに感度を刺激する霊性もビンビン漂わせてる。 が、製品の在庫が覚束ないようで納期は3月中旬となる。 さらに最も気に入った麻の生地となるといつになるか未定とのこと。 かなり後ろ髪をひかれながらも一度退散した。 だいぶ時間を食って17時。 テラスでは寒空の下マルシェが開かれていたが ちょうど店じまいをしていた。 僕の方は今日空振りが多かった印象だったが 妻は久しぶりに外へ繰り出せたということでホクホクしていた。 それなりの満足感で荻窪へ。 青山フラワーマーケットで花を見ている妻を待つ間に、 僕は惣菜コーナーでおはぎとよもぎ大福を買った。
このままバスで帰宅するつもりが何十人も並んでいて、 しょうがなく歩きだしてみると さすがに妻が疲れだしていた。 そして、何度も行き損ねているカレー屋、すぱいす屋にさしかかる。 ここで休憩を兼ねて飯を食べてしまうか… まだ18時になったばかりだし 夕飯の食材も買ってあるけど… それなりに悩んだ末、結局GOした。 妻は大喜びだった。 チキンカレーとキーマカレー、ポテトサラダを注文。 ポテサラは自家製マヨネーズな気がする。やたら美味い。 そしてカレーは、店名の通りスパイスがふんだんに効いている。 おいおいマジかよってくらい美味かった。 次回はエビも試してみたい。
スパイスの効能でポカポカした身体で帰宅。 妻は花をせっせと処理し、 僕は洗濯物取り込むなどにいそしんでいた。 テレビは録画しておいたドキュメント72時間をつけておいた。 小金井の地下水の水くみ場。 地域の人達が集まってくる光景はなんともよかった。 蛇口から水を出すためのハンドルは備え付けられていない。 地域住民は500円で鍵代わりのハンドルを買う。 これを持参して差し込むことで水を出せるのだ。 部外者が勝手に頂戴することはできないようになっている。 つまり登録を兼ねている。スバラシイ取り組み。 近頃だったら即会員制、個人情報をうんぬんとするところだ。 本当にスバラシイ。 本当にスバラシイよ…。
荻窪の、というかタウンセブンの情報冊子を読んでみた。 40周年なんだとか。 そりゃあなかなかのモンだなあと感心して頁を読み進めてみると ルミネ荻窪の同じく40周年とのこと。 これには驚いた。 もっとずっとポッと出感あったので。 なんでもタウンセブンのルーツは 戦後の闇市であって その当時の商工会が名前を変えビルをおっ立てた、 それがタウンセブンらしい。 その設立にあたってルミネは招致したとのことだ。 タウンセブンの社長のコメントが載っていたが 当時の番頭の言葉というのが心に残った。 「社長、アタマのいいやつは、十人に一人はいる。 しかし度胸のあるやつは、千人に一人だ」 面白いことをいうなあ!
あとタウンセブンに入ってる西友も40周年なんだとか。 これも近くにあった西友に交渉して タウンセブンに招致したものらしい。 しかし昭和の時代の、タウンセブンができるまえの 市場的な商店街の様子が写真付きで紹介されてたけど どうみても当時のほうが魅力的だ。 街が生きていて。 今でも変わらない魂を…とかなんとか抜かしてるけど やっぱあぁいうショッピングビルの中に囲われた八百屋や魚屋を魅力的には思えない。 これは生理的に。
あとほんのついでに西友の歴史を調べてみたら 無印良品てもともと西友のプライベートブランドだったんすか。 知らんかったな…。 西友の某さんが当時 記号化されたブランドによる消費活動の限界を見越して ノーブランドであることを第一に据えたビジネスモデルを 展開したんだとか。 それの成れの果てが今のあれだものだ。皮肉なもんだ。
それから聖剣伝説2に付き合った。 プレイしながら妻が、子どもに習いごとさせるとしたら 具体的に何かあるかと問う。 「それも、物心つく前にっていう。英語とか音楽とか」 子どもの学習能力、ことさらに物心付く前のそれを どう活かすかに関して世間では重大問題として扱っている。 最近の僕はこのテの作為を好かない。 ありがちな言葉でいえば、ノビノビ育てたい。 学ばせようとして学ぶこととなる、 そういうやり口は好まないとかなりハッキリ語ったが 妻はあまり聞いていなかった。 音楽を学ばせたいらしい。
念願のパンデピスを作った。 結婚式以来だから2年ぶりか。 卵がSサイズしかないからやや不安になりつつやった。 パンデピスは調法は相当ラクチン。 計量する材料の総数が多いのが面倒なのと、 あとは飾り付けか。 しかしナパージュを買い忘れていやがる。 僕としたことが… 杏のジャムもないし、今回は飾り付けはナシだ。
夜、二人でなんとなく庭に出てみると 裏の家から少年の笑い声。 父親と思しき楽しそうな大声も聞こえてくる。 アタマの悪そうな声質…。 「なんだか、これは…。 これは、下卑た幸せって感じだ。 でも、下卑た幸せって、なにより最高の幸せだ、きっと 「下卑た幸せ」 「下卑たシ・ア・ワ・セ」 「語呂いいな」
バナナジュースはなし。 きもち早めに寝た。
2021年12月17日(金) |
選択肢による悲劇、奴隷の幸福、日本語文問題 |
6時過ぎに目が覚める。 そんなに寒くない。 7時頃から雨が降り出してきた。 ダンボール、古本雑誌古紙、ペットボトル、不燃ごみを 一挙に捨てるにあたって大災難。 というかやはりこれらが一つの曜日にかたまってるの ホントやめてくれえと思う。 なんとか2往復で出したが身体は冷え冷え。
弁当は茄子と鶏挽き肉の豆板醤炒め。 オイスターソースもちょっぴり入れてある。 冷凍のご飯を切らしたから 今夜21時50分に炊けるよう予約して家を出た。
メモ。 選択肢があるから生まれる悲劇、というものがある。 はじめからすることが限られていれば起きない葛藤。 判断が生じるから判断ミスがある。 勉強の余地があるから不勉強を責められる。 女性の社会進出の動機づけのひとつとして 機会、可能性を拓くという「正しさの実現」があるが それによって生じる悲劇は少なくない。 しかし、依然としてそれは正しい。
奴隷の幸福。 中絶医療が発達すると産むか産まないかの判断が生じる。 産前からその子どもが障害持ちとわかったとき、 余計な判断を迫られる。 どちらを選んでも責任が伴う。 選択肢を与えられるとは、責任が生じることでもある。
個人、自由、責任。 これもまた主題だ。
無能センパイの無能采配で退勤が10分遅れた。 退勤後、九段下の図書館に久しぶりに立ち寄りたかったが そのためにあきらめた。 正確には妻に電話した上で、 図書館に寄れればスラムダンクを借りてこられるがと伝えてみたところ それなら夫が早く帰って来る方がいいのとお達しだった。
夕飯は茄子の蒲焼き。ちょっと甘めの味付け。 山椒がきいている。美味い。
Twitterでバズっている日本語文問題の話。 「自分と父」が「叔父を見送り」に「急いで空港に行った」 という意味の文を成立させるにあたって 次のうちどの文章が最も誤読されないかみたいな問題。 よくできてるんだけど、 ネット上で反応している声のいずれもが的外れに感じた。 正解者は悦に浸っている場合じゃない。 世の中にはこんな問題もわからない奴がいるのか、 と呆れているトンチンカンこそ気を引き締めろ。 「間違えないようにしなくっちゃな」じゃない。 自分と正しさとしかリンクしてなくて 読み手のことを考えていない浅はかさ。 人はいっぱいいる。 お前が考えているよりいっぱいいる。 この程度の文章すら成文化できなかったり誤読する、 という人間が世の中にそれなりにいることを念頭に置けよ。 それは下のレベルに合わせて文を書くよう心がけろ、 なんて単純な話じゃなくって、 常日頃の意識として もっと見えざる他者への視界を広げよって思うのだ。な。
2021年12月16日(木) |
かっこいいギャングの逆説 |
晴れ。 弁当は妻の分のみで、鶏肉を唐揚げ風に焼いて ニラをタレとしたもの。ニンジン、サラダ。 テレビはいつも通り8時までNHK。 そっから朝ドラのバカみたいな曲が流れ出してしまい 慌ててチャンネルを回した。 最近はよくどの番組もこの時間帯、動物特集をしている。 今日は妻がそれに引っかかってしまった。 可愛い、ってだけで抜群に釣れるからな。 フクロウはたしかに可愛かった。
朝から病院に行く妻を元気づけて、 ゴミをまとめて家を出た。
10時過ぎ、妻からLINE。 問題なし。無事だったとのこと。 ホッッッッッッッとした。 子には手足ができていたという。こわ。
昼休みは歯医者。 みがし残しが歯石になりかけとのこと。 以前は歯石除去でタイヘンな思いをした。 それに比べれば今回はずいぶん楽だ。 いっそう歯磨きに気をつけることと、 1,2ヶ月に一度歯医者にかかればいい。
30分もかからなかったのでそのまま中華屋で飯を食べた。 ついた席のすぐ横の窓が空いていて身体が冷えきった。 店内でそこだけっていう。 コロナ禍だから勝手に閉められないし。席も移れない。 冷風をなんとか耐えて食べたチャーハン。うまかったぜええ…。
夕飯はサバの味噌煮。 フライパンに少量の油引いて 味噌をかるく炒めて醤油みりん料理酒砂糖を溶き、 生姜と長ネギを並べ、 サバを乗せて熱を通していく。 美味いのだが、妻はどうしてもぶっかけがいいと譲らず、 やむなくそっちも作ってやった。 なにぶん美味しいからな、ぶっかけは。
空手バカ一代。 ギャングの一人が格好良かった。 機関銃の使い手で、組織の中核を邪魔者扱いして 容赦なく撃ち殺す残忍な男。 だが一方で、居住地では子どもたちのヒーローでもあった。 そのスラムではギャングは憧れの存在。 マシンガンの撃ち方教えてくれよ、とせがんで聞かない。 「かっこいいよなあ。 カロルは死ぬときだって、ニカッと笑ってみせるんだぜ!」 フラグは十分に立っていた。 さてそのギャングは飛鳥拳とともに敵対組織へ乗り込む。 飛鳥が殴る飛ぶ蹴る、ギャングが撃ち殺すという荒っぽい攻め方だったが なんとか目当てのボスを仕留めることができた。 がギャングは撃たれてしまっていた。 もう長くないと悟り、 せめて最期にあの子どもたちに言っておきたいことがあると言い、 飛鳥に運んでもらった。 さて子どもたちの前へたどり着くと、カロルはヒィヒィ喘ぎ、 みっともなくのたうちまわり、 死ぬのは嫌だと泣き叫ぶ。 その情けない姿に子どもたちは幻滅し、 なんだよがっかりしたぜ、 ギャングなんてカッチョわりい、と言い捨てて去る。 ギャングは満足して息絶える…。
夕食後、聖剣伝説2に付き合おうとした矢先、 ネットスーパーから大量の商品が届く。 米10kgは大物だ。頼んだ甲斐がある。 飲食品に消耗品と、整理するだけでも大仕事だった。 ゲームは30分ほどだけ。 洗いものをして、ほうじ茶と塩大福を出した。 もんくなく美味しい。 この家には和菓子が合う。 似合うというだけで美味しさにブーストがかかる。
胎児の写真を見せてもらった。 たしかに手足らしきものが生えている。 ほとんど枝だ。 こんなものがお腹にいるのかと思うと空恐ろしい。
「そういえばさ。関係ないんだけどさ。 生前って言い方あるけどさ。 死んだ人に対して、死ぬ前のことを指して言うけどさ。 実際、言葉通りの意味に照らしたら、 この子っていま、生前じゃない?」 「その文法に従うと、慣用的に整然と言い習わしてる状態は、 死前ということになるね…」 「いやだな」
入浴後、バナナジュース。 やはり見るものがないと締まらない。 ダラダラと夫婦でテレビを見て過ごす。 この時間はこの時間でかけがえのないものだけれど。
妻は0時頃寝室へ行き、 僕は30分ほどだけ読みものを書き進めた。 タイトルは 「だれがトキノを救うのか」 に改題した。 まだどうなるかわからない。
2021年12月15日(水) |
完全防寒、鳥が餌を食べに来た |
まあまあ晴れ。 寒い。全然エアコンが効かない。 年内中に業者に頼ることにした。
朝食は、僕はトースト。 妻にはリクエストに従い焼きおにぎりを出した。冷凍の。 朝にトーストが食べにくくなったから…というのは仕方ないが 焼きおにぎりはかえって食べやすすぎるようで もう1コと言い出す始末。 要求は棄却したがトーストをひとかじりだけやった。
今日は完全防寒にした。 半袖肌着の上にホッカイロを張りさらに長袖肌着、 シャツ、薄手のカーディガン、ジャケットを羽織ってからのコート。 手袋。ニット帽。ネックウォーマー。マスク。 ウオオオ最強だぜ。 真冬になったらコートは今より厚手で 肌着も長袖二枚重ねにするし 靴下を二重にする。
弁当はナシゴレン。 熱して合えればいいだけの。 めっちゃ濃かった。 もうコレは買わんかな。
15時休憩の間に 病院へ電話してインフルエンザワクチン接種の予約をとろうとしたら 予約は受け付けていないのだという。 土曜の午前にまた連絡して、その時点で在庫があれば 土曜の15時から17時のあいだに摂取しに行くことになるとのことだ。 フーンそういうもんか。
退勤後妻に電話をしてみると重めの声音。 今日出血があったらしい。 折悪しく産婦人科は水曜だから午後おやすみ。 ただ電話相談してみたところによれば、 おそらくは心配しないでいいはずとの見込みで、 今日のところは安静にしておいて 明日朝イチで産婦人科にかかる…という話に落ち着いたようだった。
帰りの電車で調べるだけ調べてみたところでは、 10週時点での出血はそう心配はなさそうだった。 妊婦の数割は経験することのようであるし、 出血量も多くなく激しい痛みも伴わないのなら、 なんらかの感染症などのリスクはあるかもしれないが 流産のキケンは低そうだった。
帰宅してその旨を妻に伝えた。 そもそもなるようにしかならないものね、 と気を取り直していた。
夕飯はモツ鍋。味噌の。 ニラとキャベツを切って煮込めばできるやつ。 これにご飯が合うのよな。 と思われたけど妻は入らないようだった。 僕が多めにたいらげた。
食後、妻に写真を見せてもらった。 今日の日中、鳥が餌を食べに来たのだ。 数週間から週ヶ月は来ないかもと覚悟していたようだが、 随分早いことだ。 毎日のように来てくれればいいのだけど。
僕が原神を15分だけプレイするつもりでいると 妻が 「ゲーム終わったら言ってね。終わったら一緒にゲームしよ」 という。 聖剣伝説は2Pプレイが楽しいわけだが、一日のゲーム時間が増えるのには参った。 が今日のところは、その後妻は調子をやや崩し、はやめに寝室に行って高橋葉介を読んでいた。 僕も洗濯物を干してかんたんに家事の始末をしてから、0時半には床についた。
2021年12月14日(火) |
愛は防御力、粗大ごみ始末 |
…曇りの雨。 弁当はホイコーロウ。 朝自宅を済ませてから庭に出てみると雨が降り出していたから バスタオルを取り込んで家を出た。
メモ。 愛は防御力。 愛のおかげで強くなれる みたいな言い方あるけど その強さは攻撃力じゃなくて防御力。 でも防御力にブーストかかることで突貫できる、 転じて攻撃力になるというのは ゲームでもありがちな仕様だ。
帰りは西荻から。 サンドラッグで妻のためのCurelを買う。高い。 TSUTAYAでiPadを見て、八百屋で野菜を買い、 肉屋で鶏もも肉を買う。
帰宅。 妻は久しぶりに残業。 19時半までの予定というから 僕はホワイトアスパラガスのリゾットを作り始めた。 瓶詰めのホワイトアスパラガス茹でて オリーブオイルで玉ねぎ炒めて米を半合加えて炒めて 少量の酒でジュワッとさせて 茹で汁をお玉4杯分入れて水分飛ばしたら あとはちょっとずつ茹で汁を加え続けて15分くらい。 塩、ブラックペッパーで味を整えて、粉チーズをふりかける。 庭からイタリアンパセリを摘んで乗せればできあがり。 めちゃおいしかったぜ…。
食後、妻が買っておいてくれた粗大ゴミのシールに名前を書いていく。 1枚につき2ヶ所。それが12枚分。 地道な作業。 これ金持ちでも同じことやるんだよなと思うと不思議な気持ちになる。 いや連中は業者任せにするからこんな手間はいらないのか。 小間使いでも入ればナオサラだしな…。
妻が聖剣伝説2に参加させたがっているのをヨソに 楽天西友ネットスーパーで買い物。 500円クーポンを使うには6000円分の買い物が必要となる。 米10kgと洗剤多めに買っとけば あとは雑多な商品入れてきゃスグだろと思われきや 目当ての洗剤がなくてうろたえた。 なかなか6000円に届かない。 飲食品はできればOKストアで買いたいし。 向こうのほうがずっと安い。地域で消費したいから。 他のことしながら30分くらいページ内を右往左往して なんとかでっちあげてからゲームに参加した。 このテの協力プレイ、 メインプレイヤーの意向が伝わらないとすぐ仲悪くなるんだよなと 小学生の頃の気味合いをおもいだした。 そして総じて、なかなか伝わらないものなのだ。 今は大人になったからいいけど。
しかしこんなところでも、主題は立ち上がってくる。 これもまた、 「どうしてそんなことするの」と 「一人の正しさを軸にしておけば正しい」の連続だ。 僕からすればカンタンな話なのだけどな。 まっことこの世はやりにくい。
ゲームを切ってなんとなくNHKにしていると プロフェッショナルがウェディングプランナーの特集をしていた。 40代くらいの美人。 結婚式は未来へのお守りなのだという。 今はなんとなくわかる。
23時前まで待って、ベッドのパーツを門扉の前に出した。 重いしでかいし寒いし濡れている。 ちゃっちゃか粗大ゴミのシールを張り、 せっせせっせと外に出した。 門扉の前を塞ぐ格好になった。やむをえん。
そのまま入浴へ。 「武士道の系譜」読み終えた。 武士道の歴史を、要所要所ではあるが歴史の視点としてありがちな 俯瞰的な目線でなく、水平的な目線で読ませようとする試みが印象的だった。
出てすぐバナナジュース作って飲んだ。 原神をちょろっとだけプレイ。 荒瀧一斗が登場。 全然惹かれなかったはずなのにお試しで触ってみたらやたら楽しかった。 これ…引いちゃってもいいかも…。
妻は明日はやめとのことで、 今夜は0時過ぎには寝室へ。 それぞれ高橋葉介、キーチを読んで寝た。
2021年12月13日(月) |
口座開設、ピロリ菌検査結果、流星群空振り |
目覚めはいい。 全然寒くない。 この布団だか毛布はかなりいい仕事をしているようだ。
今日は通院のため午前休。 弁当は妻の分だけ。カンタンに冷凍食品で。 ゴミ出し、キッチン掃除などを済ませて、 いつもより10分遅れて家を出た。
西荻窪駅前の三井住友へ、開店となる9時ちょうどに到着。 言われるがまま、端末で登録が進んでいく。 手書きよりもかったるい。 通帳は今時分、手数料が年間550円かかるらしい。 Web通帳なら無料とのこと。不愉快だが呑んだ。 デヴィッドカード、これはあたかも標準搭載みたいにされてるが 機能をつけるかつけないか選択できることを説明しない。 で当たり前みたいにつけることにして話を締め出したから ストップをかけて オトクなことはわかるがこちらの勝手でその機能はつけないでいただきたい、 と打ち切った。 担当の方は悪くないのだが こういう商売している銀行が恨めしい。 さらにアプリのダウンロードをさせられた。 我慢ならない。 折しも昨日、docomoのさいあくなアプリについて、 AppleStoreで初めてのレビューを書いてやったのだった。 文句の付け所しかないあのアプリ。 クチコミレビューにも雑言が並び星も1と2がほとんどなのに なぜか平均星数は4超えというあからさまな操作。 ああ思い出しても腹がたつ…。 あの恥知らずのアプリと同程度とはまさか思わないが アプリの時点でオンラインでないといけない、 接続不備がある、認証の手間が増える、アップデートを強要される、 といった不都合が多い。 まったく不愉快きわまりない。 とことん窓口の担当の人は悪くないだけど だからこそ腹が立つというのはある。 「目の前の人に怒ってもしょうがないから」 という泣き寝入りシステムが組み込まれている。
口座は無事開設できたから、 ついでとばかりに相談してみた。 今回口座を開設にしたのは、 もともと妻の名義で三井住友の口座に二人で預金をしているが、 これを夫婦で分けようと思う、 しかし夫婦間とはいえ何百万も金を移すと贈与税がかかると思われる、 例えば今この12月に100万移し、 年越しを経て1月に100万移したら 年間の申告必要額に達することなくことを運べると思われるのだが、 これで問題ないだろうか、もっといい方法はあるだろうか…と。 そしたらこの担当の方は即答できんかった。 少々お待ち下さいと引っ込み、 結局は国税庁のページで確認したらしく、 僕の方の案が一番良さそうとの答えに落ち着いた。
銀行員、こと金と金にまつわる法律、税制については プロ中のプロという信頼感はあったからショックだった。 しかも割と初歩的なケースというか… がっかりだった。
あとそうだ、 印鑑も端末に向けて押印して登録というのはビックリした。 こればっかりは不覚にも感動してしまった。
予定より早く電車に乗り飯田橋へ。 そっから歩いて水道橋の病院へ。 ピロリ菌を除去できたかどうかの検査結果は成功とのこと。 診察室には1分もいなかった。 でも1000円はかかるという。
神保町まで歩き、中華屋で唐揚げ定食700円。 ライトがちらつき読書にならない。 しかしスマホなら気にならないのだった。
時間ダダ余り。トロワバグへ行った。 かぼちゃのムース。シナモンパウダーが振りかけてある。 美味いけど、自分でつくったものの方が美味い。 これで500円。 ブレンドが600円。 しめて1100円。 席代としてはやや高いけどまあいいか。 読書ははかどった。
12時25分ごろ会社につき、13時から仕事。 忙しくも暇でもない。 なんということもなし。 やる気もなし。
夕飯は妻用にぶっかけ。大根おろし入り。 僕は味噌ラーメン。メンマ入り。 テレビはソーイングビー。 食後はゲーム。 聖剣伝説2を二人でプレイするために待っていたという。
妻にiPadの購入を勧めた。 端末依存になりそうで、本来なら倦厭するところなのだが、 折しもPCを買い換えようという算段があるわりには、 妊娠の都合上使用頻度は低まると考えられ、 どこでも好きな姿勢で視聴、作業できるiPadは これからの時期にあまりに適していると判断したのだった。 iPadAIRも容量を抑えておけば7万も出さず買える。 まずは週末に荻窪のノジマで実機を触ってみようということにした。
入浴後、洗濯。 バスタオルだけ外に干すのに合わせて二人で庭へ出た。 今夜はふたご座流星群が見られるのだという。 部屋の電気を消したら月がまぶしすぎて驚いた。 空は澄み渡り冬の星々がちらついていたが 流星は見られなかった。 もっと月が失せてから、遅い時間帯が見頃だったようだ。
いつか絶対に星空を見に行こうねと妻が言い、もちろんと僕は承る。 満点の星空はずっと見損ねている。 「私ね、昔見た星空がね。満点の星空がね。忘れちゃってて…」 「忘れられなくて…じゃないのかよ」 「全然思い出せなくて。だから見に行きたいの」 「この構文、どっちでも見に行きたいってなるんだな」
昨夜に続き、高橋葉介の梦幻紳士とキーチを読んで寝た。
休日トーストを食べて洗濯。 Amazonから妻が買った荷物が届く。 鳥の餌用の装置。木工で、なかなか凝っている。 これに置くひまわりの種も入っていた。 庭に設置して、なんとか鳥に餌を施してみたいようだ。 僕には落花生を買ってきてもらいたいという。
西荻に行って双亡亭を返し、サンドラッグで洗剤を買う。 部屋干しトップは売っておらず、 おしゃれ着用の液体洗剤だけ買った。 そのまま西友へ。 ここにも部屋干しトップはない。 そもそも粉末洗剤が時代遅れなのだろうけれど。 妻から頼まれている落花生は買えた。 そのほか野菜とバナナ、豆乳、巻き簾などを買った。
10時半からはミュークルドリーミー。 大掃除をするという回だったが 夢の国のお城の連中は怠惰だから途中で諦めていたし ミューちゃんも「仕方ないミャ。大掃除は来年に持ち越しミャ」 とかいって投げてた。スゲーな。教育にわるっ。
昼飯はキノコのピラフ。 昨日に続き、ネットで見かけたレシピ。 バターで玉ねぎ、鶏もも肉、エリンギ、ひらたけを炒めて 0.7合の米をさっと炒めたらそのまま炊く。 水は140ml。 15分間蓋して炊いたらその後火を止めて15分蒸す。完成。 水分量が多かったようでかなりベシャっとした仕上がり。 でも美味しい。 ただちょっと油っぽかった。
炊いている時間をつかって居間用のエアコンのフィルターを掃除した。 9月にクリーニングが入っていたはずだから 今はまだそう埃も溜まってないだろうけど ちょっとでもマシになってくれるのならやる意味がある。 ただ、シャワーで流していってみたら 思いのほか埃の塊が出てきて 排水溝を詰まらせてしまいそうでびびった。
妻は食後、落花生のリースを作っていた。 針金に落花生を通していって、 てっぺんと底にそれぞれハサミで穴を開けている。 飼ってもいない鳥に向けてご苦労なものだ。 食べに来るかどうかもわからないのに。 ちょっとだけ手伝ったが、 僕の方はベッドの解体作業に乗り出した。 六角レンチとドライバーでちまちまと、20分くらい。 お世話になりました。 パーツはかなり重い。玄関先に置いておいた。 布団と毛布は一旦、居間に温存しておく。 ベッド本体骨組みとマットレスは水曜日に粗大ゴミに出す。
さらに並行して、かんぴょう巻も作った。 かんぴょうを塩もみして冷水に15分放置。 そのあとは醤油みりん酒砂糖で煮込み、 強火、中火、弱火とだんだん火を弱めていって、 最後は煮詰める。
熱々のご飯をすし酢と和えて 濡れ布巾かぶせてちょっと冷ましたものを 海苔を置いた巻き簾の上に配して かんぴょうを乗せて巻いたら てきとうすぎてかなり不格好な出来に。 そもそも巻き簾の使い方をわかっていなかった。 小学校低学年以来だもんな。
でも味は美味しかった。 次はもっとうまくできる。
午後15時過ぎ、ダブルベッドが到着。 組み立ても含んだサービスで手間いらず。 妻と聖剣伝説2を遊びながら待っていると ものの15分程度で滞りなく終了した。 さっそく寝具もセットしてみた。 シングルより幅だけが広まった都合上、 すべてタテヨコがこれまでより分かりづらい。 こりゃあ大変な面倒だ。 しかし無事仕上げてみると感動がある。 二人で寝そべってみたが、 これまでのストレスからは無事開放されそうだった。 ただ布団、毛布ともに薄く感じる。 これで寒くならないかは不安だった。
聖剣伝説2はボスが強すぎて面白い。 妻がレベル上げを嫌うこともあって、 毎回トライ&エラーを繰り返し、ギリギリで買っている。 あと音楽がいい。 なんとなくところどころ覚えている。 たしか友達の家でたまにプレイさせてもらってただけなのだけれど。
妻はとにかくチマチマ食べ続けていたいとのことで、 夕方を前にわらび餅とお茶を食べさせたり、 冷凍食品の焼きおにぎりを食べさせたりした。 今がつわりのピークのようだから、 あと1週間くらいはしかたない。
夕飯は昨日の残りの、豚肉のみぞれ煮と野沢菜。 日曜恒例、ダーウィンを見ながら。 北海道のある島に何百万と集まる、なんとかいう鳥。 ヒナのために魚を何十匹と取っては、 カモメやウミネコにかすとられていた。 カラスの鳴き声にびびって巣の中で奥に潜もうとするヒナが可愛かった。
食後、ちょっとだけゲームに付き合って、 それから妻は自分の親に電話をかけていた。 僕も自分の親に電話した。 正月はケーキを持っていくことにした。 妻の方の話を聞くと、祖母の死にはやや不審な点があるようだった。 どうやら病院側の不手際とのことで、 義母は今度カルテを見せてもらおうか、検討しているらしい。 四十九日は1月の中旬にあるが、 さすがにまた広島へ飛んで行くのまでは辞退となった。
妊婦のためのテキストを読んでいた妻が、 妊娠期間が進んでいくと食べる量増やすことになるんだ、と驚いていた。 僕にとっては当たり前のことだったから 驚いている妻のほうに驚いた。 「そりゃ、栄養が奪われていくわけだからね。 ダーウィンでだって散々見てきたろ。 “お腹に赤ちゃんがいるこの時期、 赤ちゃんの分までたくさん食べないといけません”…」 「見てきた。 でもほら、私、学習が結びついてないから。 神戸に県庁があることに気づいてないやつだから…」
それから妻は昨日の件について 友人Yに改めて連絡を取っていた。 その電話が終わるのに合わせてメロンを切った。 お葬式のときにもらったもので、 ジュクジュクに熟している。 1/4だけ出して、残りは冷凍にした。
入浴時、バスマットにナメクジがいたらしかった。 僕は気づいていなかったから目が悪いとは怖ろしい。 おそらくは、外に干していた際についたのだろうと思われる。 今の時期はまだしも、やはり夏はへたに外には干せない。
今日はバナナジュースを飲んだ。 DVDを見ながらじゃないとなんだか味気ない。 本当はやまとなでしこを見返したいのだけど 実家に置いてきちゃってるのよな。
就寝。 おニューのベッド。広い。気持いい。 妻は高橋葉介を、僕はキーチを それぞれ20分ほどだけ読んで寝た。
2021年12月11日(土) |
ダブルベッドお迎え準備 |
晴れ。 朝からウッキウキと洗濯。 とりあえずは尋常に干して、 二回戦は寝具を洗う。 それらは庭に設置した物干し竿のデビュー戦を飾った。 干しっぷりはよい。 だがあまり陽が当たらない。 この庭に万全に陽が射すのは朝の短い時間だけで、 布団などの大物を干す際には細やかな位置取りが必要となりそうだ。
最低限の家事だけ済んだら、 何はさておきとりあえず西荻へ。 肉屋と八百屋、TSUTAYAに寄る。 道すがら、路地に…なんらかの店のものだったのだろうか、 ご自由にお持ちくださいの張り紙とともに 小型の電気ストーブが置かれていた。 普段なら譲るところだが 今のあの家で妊婦がこれから真冬を過ごすにあたって 一つ電気ストーブが増えると大助かりだと思いもらってきた。
帰宅後、今週もまた昼風呂をした。気持ちいッ。 愛しのアイリーン1巻読みきった。 オモシレッ。オモシレッ。 キャラが完全に生きてるもんなあ。 その場その場のシーンで生きてるし、 生きてるから動いて、 動いたからその結果として話が転がっていく、 いちいち自然なスバラシイ作劇だ。
午前中に届くはずの寝具が届かず 待機しっぱなしとなった。 妻がゲームをしたがり、 では久しぶりにこれはどうかと、 SFCクラシックを取り出した。 妻は聖剣伝説2に目をつけた。 なるほどこれなら今の体ヨワヨワ期間でも対応できるし 何より二人でプレイが可能だ。 PS4と違うからダウンロードもインストールも要らない。 さっそく始めていた。 ゲームをするスペースのすぐ横に設置した電気ストーブも仕事している。 なかなか楽しんでいるのをヨソに、早めに昼飯を作った。 今日はおにぎり。 かたっぽは、万能ネギをごま油でかるく炒めて 牛そぼろををちょびっと足してラー油。 もうかたっぽは焼きおにぎり。 醤油とみりんで少量の味噌を溶いて、 三角おにぎりの両面に塗って オーブンシートしいたフライパンで焼いた。 うん美味しい。
飯を食べ終わってすぐくらいに寝具が到着した。 午前中の予定をやや過ぎた12時15分。 寝具3点と衣類まで入ってるのに箱が軽く小さくて驚いた。 絶対に足りてないだろ…と思ったが開けてみるとしっかり入っている。 最新の真空梱包によりこれ以上ないほどコンパクトになっていたのだった。
あとは明日のベッド到着に向けて掃除をした。 寝室を重点的にやった。 引っ越し以来放置してきた最後のダンボールも始末できた。
妻にはハーゲンダッツのラムレーズンをやった。 相当好きのようで、大いに喜んでいた。
洗濯物を取り込み、従来のベッドにシーツを装着。 長年世話になってきたが今夜で最後となる。 それを惜しむ気持ちも兼ねて、夜を待たずにゴロゴロした。 双亡亭は23巻まで読んだ。 いよいよクライマックス。 泥努いいキャラしてる。すぐ怒る。坂巻激怒だこいつは。
夕飯はネットで見かけたレシピを試した。 豚ロースのかたまり肉を洋風に味付けして それを大根おろしとともに煮込むみぞれ煮。 豚肉は塩を揉み込み1時間放置、 水気をとったらオリーブオイルで炒めて 余計な脂拭き取ってあとはニンニク1片とともに 煮ればいいだけとして、 大根1本をおろすのは大変だった。 いやレシピ上は半分でいいのだけど。 せっかくだからと多めにおろして、一部を冷凍しておくことにしたのだ。 まぁキッチンが狭くなる、汚れるとかいった不都合はあるが 大変なだけで難しくはない。 そっからは1時間煮込むだけ。 ちょっと味を足したくなって、 ネギの青部分と醤油をひとたらしだけした。 果たしてめちゃウマだった。 肉の柔らかいのもそうだけど 何よりスープが。 大根おろしがあまーくなっててじんわり体を温めてくれる感じが。 かなり感動的だった。 ただ脂っけは多め。 もうちっとはじめに焼くべきだったな。 でも脂っこいところに野沢菜が活躍してくれた。
飯食い終わって洗いもの済ませてすぐ、OKストアへ。 20時41分に家を出て45分に到着。 この店は閉店間際になっても客を追い出そうとする調子がない。 むしろ金を落としていくなら ギリギリまで粘ってやるぞという商売根性が見える。 10分で買い物を済ませた。 55分になってようやく蛍の光がかかりだしていた。
妻が友人Yに電話をかけてみると。 Yは共通の友人であるK夫妻と一緒に飲んでいるところだという。 Yは新婚ホヤホヤで、持ち家に引っ越してきたばかりであるのに 早くも土曜の夜に1時間半かけてK夫妻のところまで繰り出したとのことで、 Yの結婚を快く思っていない妻はたいへん笑っていた。 しかし複雑な電話になったと僕は思った。 Yとしては妻に対し、Kと一緒に遊んでいる出し抜き感を露呈してしまったこととなり、 また妻としてはKに対し、Yへ電話している出し抜き感を露呈してしまったこととなり、 なかなか入り組んでいる。 いや実際にはそう余計な気をまわすまでもなく 彼女らはちゃんとした信頼関係にあるからいいのだろうけど 勝手に僕の方で”人心”を楽しんでいた。
それから一呼吸して、散歩に出かけることになった。 今日一歩も外を出ていないという妻に 僕の方から提案してみた格好だが、 必然的に僕も連れ添うこととなる。 妻との散歩は好きだけれど 今日はもう活動ストップのつもりでいたから 僕も出ることにはちょっと渋った。 でも行った。 近所の小さい公園まで。 往復20分だけ。 なんだかんだ夜気は気持ちよかった。 帰りにコンビニに立ち寄って、入浴剤だけを購入した。 帰宅後、即入浴。 バブみたいな安い香りで懐かしいと妻は喜んでいた。 やけに人工的というか、こういう低品質の入浴剤も たまには恋しいらしい。
さきほどの電話でYに妊娠を伝えたとのことで、 ではこの場合Kに対してはどうなるのかという話をしてみると 不安がってしまった。 いたずらに煽ってしまったようで悪い気がした。 明日Kに確認をとろうということになった。
入浴後のバナナジュースは省いた。 その代わりに要求通りカルピスソーダを出してやった。 妊娠前からその向きはあったが、いよいよ手足となっている。 毎日何杯も飲み物を差し出している…。
寝る前、双亡亭読み切った。 正直なところ1巻がもっとも面白かった。 なんかよくワカランけどこの建物を皆がブッ壊そうとしてる、 っていうワクワク感はちょっと他では味わえないものだったので。
2021年12月10日(金) |
子供の頃の思考、地方のテレビ |
さっむいけど体がやや冬馴れしてきた感がある。
弁当はナスと豚ひき肉豆板醤。
子供のころを思い出すべく ミスチルの名もなき詩を聞きながら、 子供の頃は何を考えてたっけなあとふと思った。 要所要所の思考は覚えている。 あのとき何を思ったか、何を思いついたか、 どんな悩みにどのような思考を展開させていたか、 それらはかなり思い出せる。 だが要所でない普段、毎日十数時間もあった自由時間のうち、 なにかに集中しているわけではない数時間、何を考えていたろう。 言葉で埋めつくされていたのかどうか。
そもそも他人に対して、思考が同時間あると、なかなか想像できない。 田舎に住んでるデキの悪い不良青年は毎日何時間も何を考えてるのか、 そこにはどれだけの言葉の密度があるのか、 彼らの言語感覚でそれは充満させられるのか、 それとも言葉ではない何かで思考しているのか? 昔から不思議だ。 不思議で不思議で仕方ない。
そういやあこの前広島に行った際に ホテルでだらだらとテレビを観てて、 地方行ったときに観るテレビの不思議な感じの正体をちょっとつかんだ。 あれはなにかこう、出し抜いてる感というか。 東京人に観られてるとは思ってないだろう、みたいな。 いやそんなことはないのだけど、でも感覚的にはそう思う。 法の抜け穴をかいくぐってる的な。
今夜も帰りは西荻から。 TSUTAYAに寄って双亡亭を最終巻まで借りてきた。 こっからは一気読みしていきたくなりそうだから。
夕飯はぶっかけ、かけうどん。 かけうどんっていっても卵落としてるけど。 あと豚バラ肉も半切れだけ入れた。 薄味。うまい。
テレビ見ながら妻が IT系企業のCM広告が大体 女性新入社員と男性管理職の組み合わせで腹が立つと息巻いていた。 なるほどたしかにその印象はある。 記憶に寄る限りでは必ずといっていいくらいだ。 そっからSDGsへの怒りに話が傾きだしたのを契機に 僕の方もSDGsへの怒りを語り、 また妻は外来種が在来種がと生きもんの話を語り始め、 入浴時間がだいぶ遅れた。
双亡亭を21巻まで読んで寝た。
2021年12月09日(木) |
物干し竿設置、スーパーの大福、VISUALBUM |
晴れ。やや寒。 洗濯物干したらからだ冷えっ冷え。 そっからお湯で洗い物するとむしろ気持ちいのよな。 家事の順序って大事だ。
弁当は妻の分だけ。 鶏肉玉ねぎ長ネギ豆板醤。 ニンジンはサラダの方に入れた。 ブロッコリーも添えた。
僕はラーメン。…食べたかったのだ…。 前にも行った背脂系。 あっさりでもやっぱ濃い。 こってりにしたらどうなっちゃうんだ。 いや全然ちっとも、試そうとは思わないけども。 実に美味しかった。
先週すっぽかした歯医者の予約を入れ直した。 広島行きで頭がいっぱいで、キャンセルの連絡をしていなかったのだ。 電話応対してくれた人…たぶん医師当人は快く受け付けてくださった。 来週の木曜日。
今日は西荻から帰った。 久しぶりにこの駅の西友に立ち寄り買い物。 周辺の買い物事情に馴れた身としては もはやこの店で買いたいものは少ない。 ただクレソンが欲しかった。 あとおはぎかわらび餅が買いたかったが断念、 やむなく粒あんの豆大福を買った。
妻は今日産婦人科に連絡した上で、整形外科にかかったらしい。 なんともいえない、多分大丈夫だろうとりあえず様子を見ましょう、 というところに落ち着いたようだ。 先日の都のセンターといい なんだかみんな強気だナーという印象がある。 ことがことだけに慎重体制、責任とらされないよう 万一の事態をおそれて臆病なまでにことを進めていくのかと思われきや、 全体的に「まぁ大丈夫だろ」で話が進展していく。 本当に大丈夫なんか…ハラハラハラハラ…。
夕飯はクレソン鶏ももスープごはん。 前回からのスパンが短いけど 今は妻が食べやすいもののレパートリーが限られているので。 あーうっま。 空手バカ一代。飛鳥拳が人体破壊する様を目撃したくて。 なんとか東郷さん登場。 アメリカ人プロレスラー相手に八百長を持ちかけられ 私に考えがあると五十嵐さんを説得する飛鳥。 が蓋を開けてみれば試合開始早々東郷さんをたたきのめして アメリカ人たちに正々堂々戦おう!と宣言。 全然策略なくて笑った。 ナレーションもよかったな。 あっけにとられたアメリカ人たちの闘志に火がついた! いや良回だった。
庭に設置する物干し竿を組み立ててみた。 でかい。 伸縮するから普段使いのサイズは大したことないけど 本気出したときのでかさがでかくてでかい。 これでダブルベッドの寝具がこころおきなく干せる。 かなり安定感もあるし、これはいい買い物だ。 とりあえず尋常の洗濯物を乾かすこととなる土曜日が楽しみ。
西友の豆大福、 カフェインレスのお茶と合わせてみたが美味しい。 和菓子屋さんの2割くらいの値段でコレか…。 美味しさ、満足感に差はあるにしても 味に5倍の開きがあるわけじゃないんだよな。 いやそれでも基本的には和菓子屋さんで買うけどな。 スーパーでばかり買う層を責めらんねえっつうか。
入浴後、 バナナジュース飲みながら今日もVISUALBUM観た。 荒城の月。 すっげえなあ…。 視聴者がつっこみながら観るものなわけですけど。 大きな笑いがあるわけじゃないけど ずーっとニヤニヤできてしまう。 子どもを相手取って ある種の革命思想を植え付けようとしている夫婦の時点で がっつり悲哀あるし いちいち拍手させたり合奏の練習させてたりするのもうたまらん。 あの夫婦は狂人的なんだけど 当人たちの間では間違いなく正常で そのバランス感覚が絶妙なんだよな。 あースゴイ。
双亡亭を読んで寝た。
2021年12月08日(水) |
Vtuberといかがわしいファンアート |
雨。そんなに寒くない。 弁当は豚バラ茄子バルサミコソテー。ちゃっちゃとね。
Vtuber、楠栞桜について調べてみた。 IPアドレス流出がどうたらとかで炎上したらしい。 ちょっとだけ動画も観てみた。 Vtuberは以前一回だけキズナアイを観てみたっきりだけど なるほどそんなにキャラを演じるものではないのだな。 いや設定上のなりきりとか化けの皮って意味の演じはあるだろうけど 一本芯の通った芝居ではなくて ほとんど自然体で喋りをしている。 あれがいいんだろうか。
Vtuber,文化としてはおもしれーと思う。 BL文化なんかと同じで、それそのものに興味があるわけじゃないけど 一つの文化体系が成り立ってるのは面白い。 「前世」とか。その重要性とか、公然の秘密のバランスとか。
で楠さんに関しては、炎上騒動後、 「性格の悪い女で抜くのが好き」っていう性欲者が Skebで次々と絵師にエロ絵を注文(100万円以上!)し、 たくさんの助平絵が出回っているという。 Vtuberにとって容姿は「ガワ」であって、その人そのものではない。 また、炎上騒動後は活動を中止したことから、 それは「死」として受け入れられている。 中の人が別のガワで活動しだしたとなると、 それは転生と見なされるわけだから、なるほど死と扱うのもうなずける。 こうなると、どれだけ汚そうが遠慮しなくていいんじゃないか、 という論法がまかり通るようなのだ。 いや実際には、理詰めで考えていけばそうはならない。 だが感覚的には通ってしまう。 …これ、思った以上に複雑で面白い。
肩の痛みがある。 妻は腰を痛めてるし、 こんな体たらくで赤ん坊抱きかかえられんのかな。 子育ては早いうちにっていうの、大ぶりじゃなくて もっと細かい具体的なところを攻めれば ちょっとは聞き入れてもらえるのでは。
夕飯は冷凍餃子。西荻で買えるやつ。 前回は何かの間違いじゃないかとも思ったが やっぱり美味い。 付け合せに添えた野沢菜と切り干し大根もよく合った。
バナナジュースは無し。 今夜はドロドロしたものを飲みたくないそうだ。 冷蔵庫に入れっぱなしにしておいたゼリーを食べることにした。 2ヶ月ほど前に妻の祖父母から送られてきたものだ。 ちょうどいい食べどきを見計らっていたのだが、 口の調子といい、先日の不幸からの時間といい、 今日がその日だろう。 妻はみかん、僕はいちご。 感謝しながら食べた。 抜群に美味しかった。
新たな短編に着手。 「何も知らないトキノ」というタイトルにしてみた。 思いつきだけど、これによってもうラストが定まった。 最後の一文だ決まってると楽だな。
寝る前に双亡亭二冊読んだ。 息継ぎなしでもう18巻。 いよいよラストダンジョンに突入。 まぁずっとラストダンジョンで戦いっぱなしだったのだけど…。
2021年12月07日(火) |
広告代理店、SDGs、目的意識 |
曇りのち雨。 そんなに寒くない。
朝はシチュー。 全然食べ飽きない。 妻も今朝は口にしていた。
僕が家事をしているところにやってきて パーンチといってクッションで叩いてくる。 「私だけの力じゃない。 お腹のなかの子も力を貸してくれている。 そう、私のスタンド…」 「それどっちかっていうときみの方がスタンドなんじゃないかな」 「ハ」
弁当は牛焼肉。 順当に美味い。
広告に漫画が使われるケースが増えている。 実際のコマを転用して文字だけコラされてるやつ。 今日見たのはガラスの仮面。 まさか今もなお連載中の作品で仕出かされるとは。 憤懣やるかたない。 いかにも広告代理店のカスみたいなセンスってかんじ。 面白くもなんともないし新奇性もないし単なるバカ向けっていう。 しかし少数の人間を不快にさせようと、 多数の人間に無視されようと、 目当ての層から一定量の気を惹けさえすれば それは広告的には正しく、目的が達成されているのだ。 ほんと人間のクズだな。
広告代理店の仕事っていうのは 目先の目的をいかに果たすか (クライアントに向けたソリューション) にかかっている。 で、持続可能性っていうのはそうした視野への牽制というか、 目的意識をもう少し奥に向けてやる取り組みなはずだった…のだけど、 SDGsの旗印のもとでは SDGsの達成自体が目的化されている。 というより、させている。 そうして市場原理に組み込ませている。
アーいらいらする。 広告代理店に務める人間だって、一人ひとりは優秀で、 それなりに理念や思想、独得の嗜好もあって、 人格的に問題があるわけでもなく、 知り合えば情も湧くだろう。 だから憎悪すべきはシステム、秩序、構造の方だ。 が、それを形作っているのもまた人間の集まりである。 そもそも人間の集まりが憎いというのはある。
あと、知り合うと憎めないから知り合いたくない、 他人として温存しておきたい、 というのは一つの主題だ。 他人なら憎める。 この呪いは捨て切りたくない。
今日は荻窪からOKストアに寄って帰宅。 妻は腰の痛みを訴えている。 左側だけだそうだから ただ単に妊娠によるホルモンバランス、 見を庇う姿勢の取り方などで痛んでいるのかとも思われるが、 ざっと調べたところ妊娠初期の腰痛は切迫流産の危険性もあるらしい。 とりあえず東京都の妊婦相談センターに電話をさせた。 なんと22時まで受け付けている。 担当の方もいかにも有能な語り口。 相談に従い、とりあえずは様子を見ることにした。 けど一応、また明日の昼には担当区域の保険センターにも電話相談することとした。 今回ばかりは慎重すぎるくらい、臆病すぎるくらいでいいだろう。
夕飯は和食にした。和中華か。 ブリの切り身に塩を振って10分放置。 水気を切ったら 醤油ポン酢みりん酒ごま油豆板醤の液に15分漬ける。 パプリカ1コ、玉ねぎ1/4コを切ってサラダ油で炒める。 一度フライパンから取り出す。 ブリに片栗粉をまぶして、両面を1分半ずつ焼く。 パプリカ玉ねぎをもどす。 漬け汁は味が濃くなりすぎないよう加減して足す。 実に美味かった。 濃い目の味付けだから、付け合せの切り干し大根は味薄め。 たくあんと味噌汁もいい仕事してくれた。
食後、妻は横になりたいといい、 普段ならば食べた直後横たわるのは厳禁としているが 今回は寝させておいた。 僕は冷凍してあった求肥を食べた。 そこそこ日が経っているので一人で食べた。 きな粉と黒蜜でいただく。美味い。日本茶もよく合った。 21時半、妻に梨を出した。 やはりベッドで横になっていたいというから風呂までは寝させておいた。
バナナジュースを飲みながら、 松本人志のVISUALBUMを再生し、巨人殺人を観た。 見事な作品だ…。 もう何度観たかしれない。今後も何度でも観るだろう。 人物がいい。 一人ひとりの人物もいいし、関係性もいい。 東野のポジションは抜群だ。 すでに仲良しな関係にある四人組に放り込まれた中で異質感を漂わせてる。 この五人自体を「おもんない男たち」として描ききってる意地悪さもたまらない。 これが男の集まりだよねえって生々しさもある。 女性にはなかなか通じない感じがよく出てる。 部屋の感じも好きなんだよな…。雑魚寝の…。 そもそもが 「友達数人あつまって友達を殺す」 っていう たいへんグロテスクなことやってるんだよな。 それもゲラゲラ笑いながら、軽率に。 世の中がうるさくなりきる前に こういう作品残しといてくれて大感謝だ。
双亡亭を2冊読んで寝た。
さっむい。 シチュー。 朝から食べすぎた。
弁当は結局自分のぶんも用意した。 鶏肉キャベツポン酢。 急でも材料が間に合って、楽だから。
第一生命のコンタクトセンターへ電話。 案内に従い数字をプッシュするも なんどやっても「番号が受け付けられませんでした」 と自動アナウンス。 ふざけんなと思いつつ繰り返し、 試しにその音声のあと放置してみたら担当員に繋がった。 なめとんのか。 証明書は、今日中には発送してもらえるらしい。 早くて明日届く。 すると会社への提出は明後日となる…。
会社の経理に報告してみたところ割合あっさり、明後日でかまわないという。 当然期日は早めに設けているのだろうけど、 最悪自分で手続きしなければならないという想定もしてたからかなり安心した。 実家にも行かなくていいし。
仕事中、ねむい。 お腹いっぱいで眠いや、ってのは 子どもだったら可愛いもんだけど 今となってはこれはただ単に 急激な血糖値の上昇による眠気で 健康を害しているものと知れてるから ひたすら不穏だ。
精算してみた。 妻には72万円ほど渡すことになる。 さらに、向こう四ヶ月分の家賃を先払いすると、 おおよそ100万円ほどが妻の手に渡る。 なんともはや…スサマジー額だ…。
夕飯もシチュー。 だったのだけど、妻の具合が悪く、 彼女の分だけは今日もぶっかけとなった。 僕もご飯は用意せず、 昨日食べ損ねたミートパイを シチューと合わせることにした。 がコレが美味しくない。 パイはいい。肉が美味しくない。 一日経ってしまってるとはいえ これはおそらくできたてでも 美味しくないんじゃないだろうか。 めずらしく残してしまった。
食後妻は僕を寝室に誘って、枕にした。 「これはまだおれが、 ろくでもねえ旅人だったころの話さ…」 とデタラメに呟いてみると、聞きたいという。 「この店の酒がなくなるまで、聞かせてやるぜぇ…」 巨大な巨大な馬の背中の上で育った子どもの話をした。 木が生えている。 その木にはいろいろの果物がなり、鳥たちが集まってくる。 小川も流れている。 火も使える。 鳥が本を届けてくれることもある。 友達を届けてくれることもある。 おれほどの温室育ちはそうはいめえ…。……。
そのうち眠ってしまった。寝させておいた。 0時半近くなってようやく起きて、 シャワーだけは浴びさせた。 妊娠のスケジュールを表にまとめたものを見せた。 これでいいというお墨付きをもらった。
1時に就寝。 妻を眠らせてからも僕は十数分漫画を読んでいた。 愛しのアイリーン。 やっぱおもしろ…。 岩男サンの体格の説得力よ。
さっむい。 今日もさしたる予定なし。 洗濯済ませて掃除機。 ミュークルドリーミー。 ゆに様がブラックアビスで操った人間を ちゃんとメガネで見破れるか自分で試してみたら うまくいかない。 それを見たすぅちゃんが貸してみてとふつーに掛け合い ゆに様もよろしくニュイとかいってメガネを差し出す。 肉球認証ピカー。 ブラックアビスに操られているわ! バレたにゅい! すげえなほんと。
観終えてすぐ買い物へ。 西友でトイレットペーパーと米5kgなどを買って 一度玄関先に荷物を置いてから そのままOKストアへ。 帰宅後すぐ昼飯。 妻はぶっかけ。僕は味噌ラーメン。 妻の具合が崩れそうなのでゲームをさせておいたが 13時過ぎになってから一緒に漫画。双亡亭を2冊。 僕はそのまま文庫本を読み、たまにうたた寝した。 妻は休みを挟みつつ、やるべきこと… 寝具の通販などに取り組んでいた。
16時前、何か腹に入れたいという妻におにぎりをやった。 ごま油でネギとニンニクを炒めて 醤油とラー油を一たらし。刻んだ野沢菜和える。 これを具にしたおにぎり。 美味しかったけど油が強かった。
夕飯は今夜もシチューで、 肉は牛スネにした。 2時間以上煮込みたいから いったん油で焼き色だけつけて 水入れてひと煮立ちさせて火を弱めてから 放置する格好で家を出た。 妻と西荻へ。 日が暮れきる手前の、 冬が冬になりきる手前の、 この時期独得の気持のいい空気。 テクテク15分あるいて三菱UFJへ。 久しぶりに記帳。 約300万円。 こっから多分80万か90万くらい ドカッと減るのよな。 引っ越し関連の精算が済んだら。
三井住友へ。預金額620万円。 3週間後…12月分は15万円ずつ入れて 今年は共同口座の預金額を650万円で フィニッシュとしよう、と妻から提案。承諾。 そのままパン屋に寄った。 明日、昼休みの間に実家へ行って、 控除証明書を受け取る必要があるかもしれず、 そうなると弁当をくう暇がない。 となると歩きながらパンでも食うかということになる。 僕は自分のためにパニーニを、 それから妻にそそのかされてミートパイを買った。
妻はたまには一人でカフェに行きたいと、それいゆへ。 僕は帰路につき、途中でクリーニング店に寄った。 前客の品が見当たらないらしく数分待ち。 結局その見当たらなかったらしい品は すでに渡してあったもののようで、 まったく無駄な数分だったがおくびに出さず 今度は自分の品を受け取…ろうとしたところ 見当たらないらしく数分待ち。 結局、スラックスだけ最後の処理を 今まだしているところなのだという。 17時の仕上がり予定に対して 17時25分来店でも間に合っておらず しかも即座にそれを伝えられないというのは プロ意識に欠けると切り捨てられて仕方なくもあるだろうが これがチェーン店だったらずさんさに苛立ちもしたろうけれども 個人店が目の前のことに一生懸命頑張ってるわけだしな… と思うと怒れない。 大人しく待って受け取った。 詫びの言葉はあったけど詫びの割引はなし。しかたない。 それとは関係なく期日受け取りによる割引チケットはもらった。 会員カード増やしたくなくていやいやアプリ入れたのに こうやって次々に物理的にチケット渡してくるのは… って、結局ちょっと苛立ってるのかもしれない。
帰宅。 シチューを仕上げていく。 1時間も経たず妻も帰宅。 手帳を家に置きっぱなしにしていたうえ、 それいゆは席が空いていなかったらしい。 やむなく物好奇へ行ったそうだ。 本当はダンテに行きたかったそうだが 8月に閉店したことを妻は知らなかった。 かなり惜しんでいた。
夕飯はシチューに加えて舞茸の唐揚げを用意してみた。 醤油味醂酒チューブ生姜ニンニクで下味つけた舞茸に 片栗粉をまとわせて揚げ油へ。 美味い…。 唐揚げそのもの。 鶏ももと比べたらボリュームはないが食感はいい。 また作ってみよ。
ダーウィンは多摩川特集。 1年としばらく前に 川の合流地点に流れ着いた流木を基点とした 生きものたちの食って食われての劇場が できあがってるんだとか。 魚が何百匹といたし それを食べに来る鳥だの獣だの。 ぶっちぎりでイタチがかわいかった。
飯を食べすぎて動けなくなった。 21時頃まではゴロゴロとしながら 対戦ゲームについて調べてみた。 妻は一人でゲームしているだけでは 退屈に感じることもあるそうなので。 が全然めぼしいものが見つからない。 いただきストリートや桃鉄は仲悪くなるし。 本当は将棋くらいがいいのだけど。 つわり中は頭も使いたくないようだ。
ここ数ヶ月、引っ越し関係の精算のための 数字をはじきだしてくれた。 これに僕の方の記録を加えたらようやくすっきりする。
それから二人で昨日もらったテキストを読むことにした。 妊娠出産についての基本情報がきれいにまとめられている。 基本から一歩二歩踏み入った、医学的な小難しい話も少々並ぶ。
入浴前、妻に前職で付き合いのあった女性の同僚から メッセージが届いた。 結婚をしたという報告と、挙式の予定は経ってないが 披露宴をするとなったら是非来てねという連絡だった。 妻としては、そこまで支度していていたわけでもないし、 過去に無礼を働かれた因縁もある。 だがこう親しげに声掛けしてくれている以上無下にはできない。 とはいえ自分は妊娠中である、 ただ今はまだ軽々しくそれを吹聴したくはない、 そして日取りが未定の披露宴については現時点で断りにくい… そういった事情から、どう返していいかわからないと悩んでいた。 「しかもそれ、もしかすると、披露宴で何か手伝ってほしいのかもね」 妻は思い切り顔をしかめてうなだれた。
同時に僕の方にも、棚板を探している友人から 数日ぶりの返信が届いた。 妻はこっちの方によほど関心を持っている。 ただメッセージの意味内容はわかりにくかった。 棚板を置くためのスペース、位置取り、何のためのものなのか… といった情報を問うていたのだが まさしくその問いに応えているだけで、 全体像が全然見えてこない。 おそらくこういうことだろう、と僕が推測を示し、 それならばこれで解決するんじゃないか、と妻が製品を探し当てた。 そして製品情報を友人に送ってみたところ、 なるほどこういうものがあるとは知らなかった、 たしかにこれで間に合いそうだ、 とても役立ったぞありがとう…といった応答。 なんとかきれいに決着した。
入浴後、バナナジュースとともに リザとキツネと恋するナントカを観た。 作中の歌曲を聴きたいがため買ったDVDだ。 メニュー画面にはごていねいに ミュージックビデオの特典映像が用意されている。 それで久しぶりに映像も見ることになったけど そういえばそうだった歌い手のトミー谷は死神設定で、 作中ではガンガン人が死んでいくんだった。 ただ脳天気に曲を聞くばかりのつもりだったから油断してた。
今日はさしたる予定なし。 朝はたまった洗濯物をどっさり片付けた。 図書館で返すもん返して、 新たに借りるものにちょっと悩んだ。 ミステリ短編のオムニバスにした。 “少女”を主題に古今から集めた短編集。 思わぬ出会いがあるといいのだけど。 OKストアで飲食物を買い、 一度帰って、さらに今度は西荻へ。 途中でクリーニング屋に寄って 葬式でつかったスーツを出した。 こちらは初めてのお店。 この土地で今後クリーニングを頼むにあたってどこにするか、 調べた結果チェーン店を避けて やや高くついても地元経営の個人店にしようと決めたのだけど ほんとにこの店を今後も使っていくかは今日次第。 会員登録はアプリ式を勧められた。 悩んだがそうした。 やや手間取っている間に次の客が来店。 登録が済んでからその客の対応を待っていたが だいぶ時間がかかった。 値段は午前中サービスだとか 会員登録クーポンがどうとか ボカボカ引かれて3400円が2600円になった。 クリーニング屋ってどこもこうした複層的割引が常套化していて コスト比較がしにくいったらありゃしない。 さらにクーポン券をもらった。 物理の。何十枚分もの。 アプリ上で間に合わせてくれないのか…。
駅前まで行って肉屋、八百屋。 冷凍餃子屋では店員さんに 一度買って実に美味しかったからと伝えてみた。 まるまるとしていかにも愛嬌のあるその女性は きゃあって感じで喜んでいた。 TSUTAYAでは双亡亭を新たに10冊。
帰宅後かるく掃除、昼飯調理。 鶏肉のキノコのクリームニョッキ。 オリーブオイルでニンニクと鶏肉炒めて しめじ炒めて 小麦粉炒めて牛乳入れてトロッとさせて 2分半茹でたニョッキ加えてよく混ぜて 塩コショウ。粉チーズ。 美味かった。じつに。 バターいらんな。十分美味い。
食後、洗い物や雑多な家事を済ませて、 妻がゲームする環境を整え、 念願の昼風呂をやった。 爽快。とろける。 あほほど長風呂して あたたまりきった身体で庭に出てみたら これがまた絶頂級に気持ちよかった。 またやろ。
借りてきた小説読んだ。 一編目は江戸川乱歩。 のっけから実験的なやつ。しかも未完。 続く連城三紀彦ちょっと面白かった。少女。えんこう。 まだ援助交際という名前がつけられるまえの話。 でも90年代に横行したそのテの社会病理をあつかった物語にかぶらない、 かつ正面から面白い作品に仕上がってた。
一息ついてから妻と資料を読んだ。 昨日妻がもらってきたもの。 妊娠や子育ての冊子、本、ペーパー、カードがズラリ。 いったんはまず整理していくことにした。 それだけでも大仕事だ。 被っている情報も多い。 しかたないことだが、 情報を一本化してくれと願わずにはいられない。 あとで僕が必要な情報をまとめなおすことにした。
一度妻は寝室でお休み。 16時になって起こした。 続けて、また資料を読む。 現時点…8週目時点で何も異常なしと認められてよかったと、 つくづくホッとする。 まだまだ気が抜けない。 まずは安定期を無事に迎えられますように。
義弟の結婚式にどうやったら参列できるかを真面目に検討。 産後1ヶ月。 今のところは、リモート参加が最も安全で確実かと思われる…
17時前、大田黒公園へ。 20分くらい。 ライトアップ最終日を前に、大行列。 どこかで誰かが50-60m並んでると案内していたが 実際その倍は並んでいた。 諦めて帰ることにした。 しかし敷地の横やら裏から眺めるだけでもちょっとは楽しめる。 覗き見したからといって何の罪にもあたらないはずだが ちょっと後ろめたい。 5分ほど歩いたところで家族連れとすれ違い 少年の明るい声が聞こえた。 「あとどのくらい?」 「5分くらいかなあ。ほら、人も集まってきてる…」 「もう? あと5分で着いちゃうの?」 微笑ましかったものの あと5分で着いたあと きみは数十分並ぶのだよ…と告げたくなった。
帰り道、妻の具合が悪くなっていった。 結果的には、即座に入場を諦めてよかったといえる。 パン屋でひとつパンを買った。 ヤンニョムチキン。 買っただけで食べるのは帰宅後としたが、 これだけでもやや気分転換にはなったようだった。 さらにセブンイレブンでおにぎりを買った。 こちらはその場で食べていた。 なんとか持ち直し、18時ごろ帰宅。 とっちらかした妊娠出産資料をまとめた。 部屋が広くてよかったとここでも思う。 資料を広げやすいし、また片付けやすい。 ちょっとした掃除をすぐしやすいのは大きい。
夕飯はエビチリ。 買った海老がデカくて 美味かったけど妻は食べにくそうにしていた。 夕飯後、僕は年末調整の書類を片付けた。 が、生命保険の控除証明書がないとここで気づく。 現在契約している日本生命のはある。 だが第一生命のがない。 妻に相談してみたところ、 実家に届いているのではという着想を得た。 明日にでも親に連絡してみることにした。
夜、果物祭り。 あまってたシャインマスカットうまい。 広島で頂戴した梨。あほほどでかい。うまい。
DVDは無し。 バナナジュースも今日は自分の分だけ。 双亡亭読んで寝た。
さむい。晴れ。 弁当はガパオライスをちょちょいと作った。
二日ぶりに出勤。 大して動きはなかったらしく安心した。 弁当美味かったマジうま。
次の短編、滞ってる御髪山より先に、 もっと普通の小説ぽいの書いてみようかなと思う。 一度は街を追い出された女が帰ってきたという。 それは村とか、そんな地方の話じゃなく、 都市近郊の新興住宅地。 新興住宅地といっても開発されてから数十年経っている。 そこにはすでに文化がある。 ていう。 主人公の男は中学生の頃その子のことが気になっていた。性的に。 でもその子はこの地を去ってしまった。 自分と名前の子が次々と現れたから。
夕方、義父からLINEが入った。 今しがた訃報を聞き及び困惑しているとの旨。 穏当にとりなす返信を送った。 義弟にもやりとりを伝えた。
夕飯は尾道ラーメン。 広島駅で、妻がどうしてもとねだり買ったもの。 こればっかりは懐かしい味なのだそうだ。 ネギとメンマを足していただく。 がっつり美味かった。
とらドラ24話、25話。 いいアニメだった。 しかしタカスくんにいいところがない。 ちっとも大した男じゃないと妻を悪し様に言い合った。 ただ、タカスくんが何もできないいえないからこそ、 ヒロインたちが輝くのよな。 それはそう。
双亡亭を読んで寝た。
7時起床。 妻も珍しくぱっちり目を覚ましていた。 友人からメッセージが返ってきていた。 さらに助言を重ねて返した。 8時に合わせて昨日も行ったホテルの前のカフェへ。 営業時間は8時からのはずだが開いていない。 木曜定休とのことで辺りを散策することにした。 10分ほど歩いて昨日のパン屋へ。 カレーパンなどを買い込み川べりのベンチで食べた。 紅葉が美しい。 帰宿して一休み。 10時前にあらためて出発。 荷物は多いがものの15分で広島駅へ。 天むす弁当を購入。 行きと同じく指定席で4時間。 飲み食い、漫画、うたた寝、読書をして割とあっというま。 妻は後半、調子の悪さにじっと耐えていた。 15時前、荻窪へ到着。 身重の妻を無事行き来させ誇らしく思う。 が守ったというほどのこともしていないから、 要は妻が頑張ったのだ。たくさん褒めておいた。 それでもすぐは歩けない。 タリーズに寄ってアイスティー、抹茶ラテ。 十数分で退店。 西日が差し始めてきれい。 空気もそう冷たくはない。 なんとか歩いて帰宅。 居間に倒れ込む妻。 僕は洗濯ものをやっつけ、スーパーへ繰り出して、 帰ってきてから10分だけ休ませてもらった。
僕の体はだいぶタフにできている。 長距離移動は何でもない。 大荷物を持ち運び続けもしたし、 親族付き合いの緊張感もあったはずだが ほとんど疲労感はなかった。 唯一、新宿での乗り換えだけは疲労する。 階段の昇り降り、ホームでの行列、車両への乗り込み… あの乗り換えは蓋していた疲労感をワッとあふれださせる。 だが今回はその機会もなかった。 10分の休みもいらないほどだった。
夕飯は妻用にぶっかけ、僕は辛ラーメン。 ぶっかけはスダチ、天かす、万能ネギと薬味たっぷり。 僕の方は卵とネギだけ足した。体があたたまる。 妻は、辛ラーメンは人からもらうのが一番うまいと感想した。よくわかる。
食後妻はゲーム、僕は年末調整の書類整理をしていた。 今年は生命保険を切り替えた。 第一生命の契約が夏までだったからか 毎年10月頃送られてくるはずの証明書が手元にない。 もう契約者じゃないからログインもできないし。 保険料控除ばかにならんのだけどな。4万くらいか。
20時半、妻は義母へと電話。 かける前は、何を話すべきやらとモゴモゴしていたが、 かけてみれば結局は長電話となった。 まだ義祖父の家に逗留しているとのことだ。
義祖父は義祖父で難病に罹患している。 その原因としてアスベスト被害が認定されているそうだ。 これには憤懣やる方ないのではと思われたが、 ご本人は行き過ぎなくらい趣味の大工仕事を 長年自ら好んで現場に赴いてまで続けていたそうだから これはこれで人生の証みたいなものだと周囲も納得しているらしい。
香典の5万円というのは弔問客の中でも多かったようだ。 どうりでギフトカタログの品が高級なわけだ。
待望の水わらび餅を食べた。 水だ、これは。 こんな半固形半液状の菓子を製品化できるのは すごいことだけれど 味はといえば黒蜜ときなこしか感じられないので ちょっと物足りなかった。
小山田浩子の小説を読みきった感想、 どう表現したものか悩ましかったはずが 読書メーターに登録してみるやスラスラ書けた。 周波数が合わせられない限り退屈。 レトリックにもストーリーテリングにも詩情にも思想にも頼らない あらゆる贅肉を削ぎ落とした小説文。 おそろしく退屈だけど不意に面白がれる。
読書メーターの感想、とくに小説は あらすじをまとめて簡潔な批評っぽい一文二文を整えた体裁が多い。 そんなものはくそくらえで、 僕は自らが味わった体感をなるべく言い表している。 なかなか言語化しにくいところをどうにかズバッと言い表せると気持ちいい。 読んだ人には、 そうそうそれだよそれ、 とわかってもらえる感覚的なところをつつきたい。
バナナジュース多め。 とらドラ、23話。 みのりんがこわい。 あと2話ですべてのカタがつく。
双亡亭9巻を読んで就寝。
8時過ぎに起床。 ロビー横でサービスのコーヒーを淹れてから ホテルの従業員が姿を現したので念のため確認をしてみると このサービスは15時からなのだという。 ただどの案内にも明文化はされてもおらず すでに淹れてしまったのであればどうぞと快く許諾された。 部屋で一休み。 9時過ぎにホテルの目の前のカフェで朝食。 トーストがやけに美味い。サクッとフワッとカリッとして美味い。 食後妻がやや調子を崩す。 いったん横にさせる。 11時を前に支度。 斎場へは歩いて行った。 約20分ほどの道のり。到着寸前に川べりで休んだ。 12時15分ごろ到着。 控室には故人のアルバムがあった。 アルバムの最後には妻の成人式の写真が並んでいた。 縁故のある幾人かと挨拶。 まだ時間があったから2階の畳のある控室で妻を休ませた。 今日は何の手伝いもいらないらしかった。 十分ほどして呼び出し。 親族一同で写真を撮影。 そのまま告別式へ。 妻は体調を配慮され最後列へ。僕はその隣となった。 現れた坊主はツーブロックで これにはなめとんのかと思った。 式の最中だんだんと胸がいっぱいになって あわや嗚咽するところだった。涙はあふれた。 焼香。 弔辞は喪主である義叔父が涙しながら述べていた。 花詰めをして納棺。 棺は男6人で持った。 マイクロバスで火葬場へ。 随分急かされたが予定より数分遅れているだけだった。 車中で妻が坊主への怒りを口にした。ツーブロックはないと繰り返す。 移動は思いのほか早く20分程度で到着。 ご遺体とお別れ。 火葬のため棺が設備に押し込まれる際には それまで気丈に振る舞われていた義母も号泣。 あちらこちらで嗚咽。 施設員がふかぶかとお辞儀。 それから2階の待合室へ案内。広い。 他のお客さん方も多数。 ここで1時間ほどの待ち。 ご親族からいなり寿司などをいただく。 さらに妻は焼きおにぎり、ソフトクリームを注文。 おおよその時間は義弟と三人で話していた。 義弟は来年8月に挙式予定。 妻の出産予定日から一か月後となるスケジュールについてちらほら話した。 また、マリッジブルーの心情をかるく聞き、 それはわかる、人の人生がのっかってくるのがねといった話をした。 義弟は昨晩は一人でアパホテルに宿泊したとのことで 久しぶりに一人きりで開放的だったと述懐。 やがて呼び出し。 お骨を骨壺へ。 施設員が骨を指定して 一人ずつが箸にて壺へ納める形式。 箸でつまんでいる最中はうっかり落としやしないか肝が冷えた。 お骨が納まった壺は義叔父が、 遺影は義母が持って退場。 父の葬儀を思い出した。中二の僕はお骨を持った。 マイクロバスへ乗り込み。 妻は体調がきつそうだった。 斎場へ戻ってすぐ一同は控室へ。 あらためてアルバムを見る。 親戚にだけわかる思い出をちらほら語っていた。 葬儀に飾られていた果物を頂戴した。 妻のリクエストでメロンと巨大梨とリンゴ。 40分ほど休みつつ会話をして退散。 お義祖父さんには、どうかこれからもお元気でといった程度の 簡単な挨拶しかできなかった。 来た道を引き返す格好で歩いてホテルへ。 結婚式を挙げて良かったとしみじみ述懐した。 妻はヒールで歩きにくいところをなんとか頑張った。 途中でパン屋にだけ寄った。 ホテルに着いて着替えて横になって、19時を前に外出。 昨日と似た道を歩く。 だが今はピンク街を歩く気力がないという妻に配慮して 大通りから夕飯の店を探す。 イカ天入りの広島焼きが食べたいとの要望。 あれこれさ迷いながら、たまたま発見した洋菓子店モーツァルトに入店。 義祖父母からよく妻へ贈られてきた菓子の店。 ここで水わらびもちと、妻は自分用にクッキーをたくさん買った。 十数分歩いてお好み焼き村というエリアに到着。 ここでいいかと入店。 せせりとイカ天トッピングの広島焼きを注文。美味い。 香典返しのギフトカタログを妻と物色。 全体的に品質が高い。 いろりお悩んだ挙句、きっと子供に関するものが喜ばれるだろうから、 注文は安定期に入る年始まで待つことにした。 店は換気のため開け放されていて寒く、食べ終えてすぐ退店。 アーケード内をやや歩いて喫茶店へ。 イエスタディー。Yesterdeyとつづってある。 ココアとミルクを注文。2階へ。 ビートルズの写真が立ち並び、曲がかかり続けていた。 喫煙室が充実。 以前だったら最高だったがあいにく二人とも禁煙している。 ここもやや寒く十数分で退店。 たらたら歩いてホテルへ。 スマホしたりテレビを見て一休み。 シャワーを浴びてから妻が ここ数日ネット上で話題になっている 広島市の働くお母さん向けへの冊子について所感を述べ ちょっとだけ付き合った。 水わらび餅にはスプーンに該当するものがついておらず 結局食べられなかった。 Twitter上で友人が、棚板がほしいが目当ての品がないとの呟き。 DIY好きの妻が助言できそうなので話を向けてみると嬉々としている。 彼女の言葉を要約してメッセージを送った。 漫画を読んでから就寝。
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