舌の色はピンク
DiaryINDEXpastwill


2005年06月28日(火) レッツ愧死

今月はなんていうかちょっとハードで
とうとう睡眠不足と空腹がシャレんならんことになってた。

んな状態でバイト行ったら気が抜けてて
ベルトを忘れてしまい、
かなり緩めで長めの制服をやむなく腰からずり下げたままで
仕事するにいたった。

ら、こけた。
カウンター付近で裾を思い切り踏んで滑って
20人ほどの面前で壮絶にこけた。
上着がめくれてパンチラまでしてたこけっぷりだった。

いっそ衆人どもにこの醜態を笑ってほしかった、が、
どいつ様もこいつ様も見て見ぬフリをしてくれたので
(あからさまに携帯をいじり始めたりしてくれたので)
かなり死にたくなった。
ただ一人、無垢な幼児が哀れみの視線でもって
「だいじょーぶ?」と声をかけてくれた。
悲惨な光景だった。


2005年06月27日(月) ォォォォォ!!

暑い……。
異常気象だ、異常気象だよ、これは。
二酸化炭素が原因なんだよ。温暖化っていうんだよ。
オゾンとかそんなんがこう、いろいろされてんだよ。
ちげぇよ赤外線じゃねえよ、バイオレットの方だよ。
氷河が溶けてる昨今なんだよ。雨が酸性なんだよ。
これだから砂漠化が進むんだよ。政府はなにやってんだ?
環境ホルモン、フロン、酸性雨!
異常気象ォォォォォォ!!


2005年06月25日(土) ラブソング

「アイノハザード」


燃焼消滅しかねない

窒息臨死ありえるね

有毒指定間に合わん

「俺の息の根止める気かい?」

君の存在 愛のハザード


2005年06月24日(金) クエンチョンアンドアンサー

僕「あー、でも"ラブアクチュアリー"は結構好きなんですよ」
先輩「フヴエエ!!?」

なにも目をひん剥いて奇声発することないのに……。
確かに僕はラブストーリーなんて生温いわ、とか思ってるし、
陰鬱だったりカタルシス不足な映画が好きではある。
だからって
「そんな馬鹿な!」
「どどどどうしちゃったの!?」
「え、本気?」
いくらなんでもリアクションが失礼だ。

そもそも相手方から訊いてきたのだ。
この映画はどう、と。
ほぼ、好きか嫌いかの2択みたいなもんじゃないか。
僕にどんな返答を求めてたんだ。


コンタクトレンズ初体験の日眼科にて
大いなる屈辱を味わったことを思い出した。
先生「じゃーレンズをはめますねー。
   目がごろごろしたら言ってくださいねー」
僕「(ごろごろ? そんなんマジでなんのか?)わかりました」

……

僕「あ、なんかちょいごろごろした感じなんですけど」
先生「え……ごろごろするの?」
ば、ばかにされた! ぼくばかにされたよ!
ころすぞと思いますよね。


2005年06月22日(水) "隣の家の少女"

僕の隣の家には同い年の女の子が住んでいて、
小5の頃引っ越して以来同じ中学に通ったり同じクラスになったり
隣の席にまでなったりということが何度もあったが
そこにまったくロマンスは存在していなかった。

まぁ可愛い方で、かつ活発、友好的な彼女は
学年でもトップクラスのモテ度を誇り、
実際に同学年の男どもが僕の家に泊り込んで会議した末に告白する、
そんなイベントが続出した時期まであった。

僕はといえば、引越したばかりで戸惑う僕に
まずはじめに接してくれた女の子として
"隣の家の少女"にほんの一瞬淡い恋心を抱いたりしていた。
でも僕はむしろ、彼女をカノジョにしたいといきまく
他の友人らを応援していきたかったので、
この壮絶なレースの観客となり第三者的立場から楽しむことにした。


忘れもしない中学2年生の夏、
友達二人(仮にγとΣとします)と地元の花火大会を観に行って、
帰りはそのままうちに二人して泊り込むこととなった。
当時γは"隣の家の少女"に惚れていて、告白すべきかどうか、
どう告白したらいいか、フラれたらどうしようなどと長い間ウジウジしていて
それを僕とΣが無理やりけしかけそそのかせはやしたて、
「大丈夫だよ」「告白してから考えろよ」「一歩進まなきゃ落とし穴にすらかかれないんだぞ」
などと意味不明な説得を繰り返した結果、
ついにγは告白を決意した。

だけんども、一歩進まずとも落とし穴はあった。
といおうか、γは、落とし穴の底で愛を叫んでいたのだ。
……つまり……その…Σが………その……。
Σはその時すでに"隣の家の少女"と付き合っていたのだった。
Σは己のトモダチを己のカノジョにコクハクさせたのだった。
γにはいつまでも知らせられない。


6年近くも時を隔てた今日、
Σと"隣の家の少女"の愛の結晶を見せてもらった。
世の汚いことを何も知らない
可愛いらしい赤ちゃんだった。


2005年06月17日(金) メンズNON-脳

バイト先(ビデオレンタル店)にて。
アニメコーナーの前で20代後半と見られるカップルが
仲むつまじげにキャイキャイ作品選びをしているところに
仕事中棚を隔てて立ち合ってしまい、
何気なく会話を聞いてたら男の方のアンビバボなセリフが
耳に入って心臓が炸裂するかと思った。

「えっ、なに、この―THE MOVIE―って劇場版なの」

ッッ!
この野郎ォォォォォォォォォッ!!!
できる!
才能がある!!
ザ・バカの称号を野比家長男から剥奪するポテンシャルを秘めている!
……脳味噌10CC……IQ5……偏差値3……程度の頭脳……いや脳はない……
小学校中退レベルだろうか。
最終学歴、園卒。それすらどうかもあやうい。

男の疑問にうんそうだよと普通に答えていた女にもびっくらこいた。


2005年06月15日(水) イッツブルー

ハイちょっと愚痴らせてー。

この前先輩に独り言を噛まれた。
先輩はなにか作業が行き詰っていたらしく
時折苛立ちを口走っていて、
それが隣の部屋に居る僕に微かに聞こえるくらいのボリュームだった。

「ッント、フザけら…っ…フザけんなよ……!」

噛まれた。
壮絶に噛まれて言い直された。
言い直されてもー。
とても悲しい気持ちになった僕は無言で部屋を後にした。


2005年06月14日(火) 辞書恐るべし

ずっと前に広辞苑で"出歯亀"を調べたことがあって、
僕が愛用している辞書にはちょっと信じられない記述で
語源がならべたてられていた。
言葉の意味語源を一切の無駄なく適切な表現で
正確に記述するべき辞書とは到底思えない字面で。
 
 【出歯亀】
  (明治末の変態性欲者池田亀太郎に由来。出歯の亀太郎の言)
  女湯をのぞくなど、変態的なことをする男の蔑称。

ここまで、よりによって辞書で、ここまで人権を蔑ろにしていいものなのか。
「変態性欲者池田亀太郎」はかなりきてる。
出っ歯=シンボルてのもやるせない。出っ歯日本史代表。
しかもその不名誉な俗称が、昨今では
正式に日本語として認められているときた。
あげく、ちと軽く調べてみたら、この男実は冤罪だと訴えてた記録まである。
冤罪の可能性が否みきれない男に対して、
これほどまでに極悪なパニッシュが下されている。
悲惨すぎる。
これに比べたらシェイクスピアの四大悲劇なんてコメディみたいなもんだ。


2005年06月13日(月) 無力

「二の腕」がいまだによくわからない。正直。
人さまの口から聞くぶんにはなんとなく理解してはいるが
自分の口からは今までこの言葉を発したことはないし、
今後にしても何十年生きるか知らんが生涯使える気がしない。
二の腕って腕のどこのことだ。わからない。正直いって。

しかし僕には辞書がある。

今更な言葉を辞書で調べるのって
なんだか敗北した気になるのでタメライがあり
今まで実行できなかったけど、ついにやっちまった。
ページをめくっちまった。


<大辞林 第二版より>

 にのうで 0 4 【二の腕】


 (1)肩から肘(ひじ)までの間の部分。上膊(じようはく)部。
 (2)肘と手首との間の腕。[日葡]


そうか、肩から肘または肘から手首のことだったのか!


いや、ますますわからん。
肩から肘までまたは肘から手首ってただの腕じゃないのか。
僕の読解が誤ってるのか? いや、なぁ……。
二の腕イコール腕ってことは、
「二の腕相撲」「二の腕立て伏せ」が成立するってことになる。
そんなあ。
要らないじゃない、二の。蛇足の極みじゃない、二の。

まぁそんな戯言を僕程度の一般人が
こんなところでどれだけ訴えようとも、世間は何も変わらない。
今までどおりこの言葉は使われていくのだろう。
僕の疑問も主張もまったく無力であること甚だしい。
のれんに二の腕押しだ。


2005年06月12日(日) 臓物を ブチ撒けた!

僕は人間以外のほとんどの生物に興味がない。
TVとかで動物特集みたいな番組してても「畜生」としか思わないし
絵を描くにしても奴らを紙に表現するのはとても苦手だ。
可愛いとか全然思えない。
 ナントカカントカは頭いーのー手叩くと
 あたしのことわかって飛びついてくるんだよー
なんて風に巷のおきゃんは得意顔だけど、
そんなん確実に人間の方が頭いいし……脳いっぱいあるし……。
こっちゃなにせ言語能力備わってんだぜ……。

そんな僕なのでペットを飼うような気質は持ち合わておらず、
じゃあ何を愛でているのかというと、携帯(F700i)なわけだ。
とはいえ携帯の装備を強化してやるとか、
機能を充実させてやるとかは一切ない。
一応大事に扱ってやってはいる。
が、昨日落とした。

何事も中途半端を嫌う僕ですからね。
落とすからにはガツンと落としてやりましたね。
壊れましたね。
もっとも重宝してた音楽再生機能がオシャカんなりましたね。

正確に言うと、音楽再生機能自体に支障は無いけど、
イヤホンをブッ挿す端子がイカれた。
なんつーか端子が携帯本体から飛び出てる。控えめに顔をのぞかせている。
内臓出ちちゃいまちた☆ みたいな。
やめてくれよ。ご主人様にそんなパフォーマンスいらんのよ。
自己省察を試みろよ。命を賭して挑むネタじゃないぜ?
と教育しようにもできない。
そういえば携帯って脳ないしな……。

これから何を愛でていけばいいってんだ。
猫か(飛躍)。

猫は好きです。
動物<携帯<人間<猫 みたいなとこあります。
猫、愛してるぜ。
へへっ、告白しちった……。


2005年06月10日(金) トトロ論考

「となりのトトロ」には泣いてしまう。
と吐露(ダジャレ)すると僕のキャラとのギャップが相まってか
大抵の人にはフハフハ笑われて大変孤独な気持ちになる。
どこで泣くのかっつうと、サツキとメイとが真夜中にトトロと戯れている間に、
お父ちゃんが一人部屋で仕事をしていてふっと窓から夜空を見上げると
木々が風に揺られざわめいている……このシーン。
誰にも共感されないが僕は泣ける。
年をとるにつれグッとくるようになった。
ことあの情景に関しては、宮崎駿に好評価を下したい。


トトロ自体は好きじゃない。
彼って肉食な気がする。
あの鋭い牙とか爪を駆使して
普段どんなケモノを貪り喰ってるのだろうとか考えると
かなりよだつ。身の毛とかがよだちまくる。怖い。
ファンキーな妖怪を装ってはいるが、
いつ暴走するかわかったもんじゃない。

たまたま腹がイッパイだったからサツキとメイを構ってやったって感じな。
エンディングの後二人のことも食べちゃったんじゃ。
描かれてないだけで色々アレしてそうだ。
タイトルだって怖いし。となりのトトロ(肉食)。
子供にしか見えない妖怪、ホラあなたのお子さんの隣にもトトロが……。
まさに大人も子供も泣ける作品だ。


2005年06月08日(水) 盆栽くれよ

日々基本無表情。
常に落ち着いていたい。
慌てるとか焦るとか、たとえ内心崖っぷちでも表出させたくない。
場の空気次第で取り乱したりとかいうこともあるけど
基本的には沈着な姿勢で生きている。つもりだ。

そのせいかよく年上に見られる。
表情、物腰が大人っぽいと評されるのだ。
だけどそれは内面を見てくれていない。
僕は精神的には大人どころか老人に近い。

このごろ寿命を感じる。


2005年06月04日(土) 裸族のコスプレ

いつぞや触れたとおり今の世の中は整理されきってますが
ここで新たな区分をつくるとすれば、
世の中はストリーキングをしたい人としたくない人とで分けられるわけです。
僕はしたい人なわけです。

全然恥ずかしいとか思わない(公言するのも実行するのも(きっと))。
どんな服だってオリジナリティは100%になりえない、
己の裸体こそが、自分自身だ。
曝け出していこうぜ!? と世に訴えたい。
し、単純に気持ちいいと思う。
社会常識、一般了解、公共性、からの開放……。
露出するのは肉体じゃない。自我そのものだ。
ストリーキングは自己表現の極致だ。
だ!

じゃあしろよ。してろよ、勝手に。
と促されたらどうかっつうと、できない。
ストリーキング実行する輩は変態だと思う。
最低限の理性は維持している。
そんな僕、いま、半裸。半裸、ときどき、全裸。


2005年06月03日(金) 瞬芸

下世話な話をします。



ビデオとかCDとかをレンタルとかする店でのバイトで
夕方6時から朝6時くらいまで週5で働いてて
まぁもう割とかなり多くの映画等タイトルを把握できつつあり、
ときおり遭遇する驚くべきネーミングには勤務中キョドりつつも
なんとか今まで堪えてきたのに……
今日はやばかった。
下世話です。
AVの話です。


タイトル自体はバイトを始めて間もなくしてから知っていた。

『おはズボッ!』

響きいいなあ下品極まるぜー意味わからんけどくらいにしか
はじめは思っていなかった。
しかし今日、サブタイトルを知ったせつな全てを悟りきってしまい、
僕の脳内からはあらゆるもんが放出され
完全に脳内麻薬中毒状態に陥った。

『おはズボッ! 
 「えっ、もう入ったの!?」』

な…るほ、どっ!
「おはよう」と挨拶する間もなく"ズボッ!"
まさに瞬芸。
鮮明な画が頭に描写され勤務中ひとり笑い転げまわりそうになった。
おはズボッ!
幾度となく小声で呟いた。そのたび呼吸が困難になってた。
ノックアウトが近い。そう思われた。
アダルトコーナーで口を抑えてわなわなもだえる僕に
人生の落伍者みたいなおっさんが哀れんだ視線をむけていた。


れどれ |MAIL