2008年05月30日(金) |
見えなかったもの 見えてきたもの |
気づけば入梅間近の季節になりました。
気温より湿気に弱い私は、毎日湿気に恐れながら生きています。
梅雨があるからこそ、日本の季節が潤う訳なのに。
大阪の由さんとはほぼ毎日のメールのやり取りが続いています。
以前と変わったところは、電話のやり取りの頻度。
数日に一回は必ず取っている気がします。
昼間に繋がりやすい社用の携帯番号を教えてくれたのは嬉しかった。
仕事が忙しくても出てくれて、後で折り返してくれる。
そんな些細なことが以前は全くできなかった。
確かにメールでの文字のキャッチボールは必要だけど、
相手の存在をダイレクトに感じられる電話も必要なんだと改めて気づきました。
隆さんとも何があっても毎日充実して過ごしています。
ただ、最近のことですが今まで知らなかった彼女の「実態」を目の当たりにしました。
ネット世界は非情なもので。
いくつかのヒントを入力することで事細かく彼女の情報が検索できる。
パズルを紐解くように、彼女の存在をネットで確認することができた。
顔写真まで掲載されていたので実像として捉えることができてしまった。
私の想像よりも知的で優しそうで素敵な女性。
人を惹きつける魅力に溢れていて、誰からも好かれるタイプ。
強い意志を持ち、自分の夢を実現させて頑張っていて。
「直ぐに別れられない」という隆さんの気持ちも理解できる気がした。
ショックだった。
この一言に尽きます。
彼女のことも、彼女と共鳴し合っている隆さんの性格も。
二人がまるで雲の上にいるような遠い存在に思えたのです。
敵う訳ないじゃん。私の性格なんて立派なものじゃないし。
自分の悪いところしか出てこない。
彼女にも負けない良いところもあるかもしれないのに。
もう身を引くしかないでしょう、とさえ思えてくる。
泣かずに思ったことを隆さんに伝えました。
「 比べる必要はないんだよ 」
「 俺はのぞみのことが大好きで愛しているんだよ 」
抱きしめられながら聞こえてくる言葉。
私は本当に愛されているのでしょうか?
自信を持ってよいのでしょうか?
泣いて、頭痛に耐えながら、長い時間考えていました。
出てきた答えは。
愛される自信が持てるような、良い女になること。
彼女と同じにはなりたくないし、なれる訳がない。
私は私らしく、自分を磨いていくしかないのだ。
私は、私なのだ。
自分を愛さなくては、誰も愛してくれない。
どこかで聞いた言葉が、胸に響いているのです。
2008年05月16日(金) |
冒険とイマジネーションの海の国 |
いつか一緒に行けたら。
ちょっと昔話をしていたことが現実に。
青空の下、手を繋いでのデート。
それはカップルや家族連れで賑わう場所には不似合いの、
スーツ姿の男性と女性のカップル。
人には言えない関係とすぐわかってしまうだろうけど、
時間の許す限りまで楽しんできました。
また、いつか行けるといいね。
大阪の由さんと逢いました。
私の事を「恋人」だと言ってくれました。
私は…
素直に返事ができません。
「 お久しぶり 」
挨拶をした途端、
いつもと同じ様に、
ぐいっと引き寄せられて抱きしめられる。
広い広い胸。
ぎゅうっと力一杯私を抱きしめる腕。
頬を摺り寄せて、見詰め合って、キス。
半年以上の時間と、700kmの距離を越えて。