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■ きみに今度会う日のために僕は
土日、何もしたくなくて全ての約束を反古。 テレビもDVDも本もろくに見ない無為かつ無意な休日をすごす。 2日何もしないと心の鎧がぐだぐだになるよね。 素の人間はひどく脆く弱い。でもそんなの出社すれば否応もない。 あ、そういえばちりとてちん最終回でした。 四男に隠し子!イエス!最後の最後で場外ホームラン。
日曜夜のベースよしもと卒業式を見る。 藤崎マーケットのヤンキー漫画あるある「主人公の起死回生のパンチ」、笑いはしないけどこの一連のネタ好き。しかしコレ客層の大半を占める平成生まれ10代女子に伝わるか?伝わってるか? クローズ映画化したし、お笑いは元ヤン多いし武智軍団には勢いあると思う。でもいつからか街でヤンキーを見かけなくなった(というかB-BOY系との見分けが...)。ヤンキー漫画も最近出てこない。さびしい限りです。 誰かやってないんだろうか、表象としての「不良」論みたいなの。 不良はアジール(≒異界≒自由領域≒避難場所≒治外法権)の存在であって、ゆえに彼岸の彼らは歌舞く。此岸のわたしはただ見ていたい。
で、ヤンキー漫画不動の第1位は「今日から俺は!」なわけですよ。 限りなく健全なこの漫画、暴走行為も過剰な暴力表現(殺し合い)も酒もタバコもセックス(性欲)もない。ギャグに隠れたテーマは真っ向から信頼と友情と仲間。 なまぬるいし、傑作とか名作っていう括りでもないしね。けど大好きなんだ。 短ランと長ランってバランス的に最強じゃね? そしてこの漫画の一番好きなところは、強さの無限地獄に陥らないこと。 鍛える→強くなる→勝つ→もっと強い敵登場→鍛える...という少年漫画の息苦しさがない。強くなるし強い敵も出てくる、けど鍛えない。導く師もいない。全然ストイックじゃない。現実はそんなわけないけど、反則だけど、でもその反則技がいいんだよ。 年に一度は貫徹で通読してしまう2X歳おーえるですが、三橋の幼児性と暴力性は年とってからのほうが痛快。 そしてなにより青春群像の終わらせ方が良かった。
金曜は連絡して会って飲む。ムリヤリ終わらせて選ばなかった青春の影と。 もう二度と会うことはないと思ってたと言われた。 うん私もそう思ってた。でもそう思ってたあの頃の私はもういないのだからしかたない。 大嫌いって言うから吸わなかった煙草も今は吸うよ。 我を忘れることも嫌ってたけど、ごめん泥酔もします。これはゆるしてはくれないか。
2008年03月31日(月)
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