やさしい気持ち


目次一つ前へ一つ未来へ


2002年04月23日(火) もう少し 生きてみようかな...

★ もう少し 生きてみようかな... ★ 


愛されてるって知ってるから
泣いて 困らせてみたりする

愛されているって知ってるから
我が儘を言ってみたりする

息もできないくらい
ぎゅっと ぎゅっと 抱きしめられて
思う存分 その胸で泣いたら

もう少し 生きてみようかな...
同じ世界に あなたがいてくれるなら


2002年04月22日(月) 宝物

★ 宝物 ★ 


無口なあなたが
「好き」と ひとこと くれました
その 素敵な贈り物を
大切に 大切に たから箱にしまって
時々 取り出してみては
微笑んでみたりしています


2002年04月18日(木) 渇望

★ 渇望 ★ 


目一杯腕を伸ばして
それでも足りない腕の長さ

どれだけ見つめても
見つめ返して貰えない あなたの背中

どうか 私を見付けて
どうか 私を見つめて
どうか 私を愛して

砂漠を彷徨う迷い人のように
あなたの愛だけを求めている
私の心は
 カラカラに乾いたままで


2002年04月15日(月) 欲望

★ 欲望 ★ 


美しい肉食獣のような 
 あなたの瞳に射すくめられて
僕は身動きが取れなくなる

ああ
もっと 僕を見つめて!
今は 僕のことだけ考えて!

駆け足で 大人になるから
ああ だから 僕の美しい女性(ひと)
もっと 僕に 欲情して下さい


2002年04月14日(日) ミラクル

★ ミラクル ★ 


広大な砂漠の中の
 たった一粒の砂のように
無限の宇宙の
 小さな 小さな 青い地球(ほし)の中で
君と出会えた奇跡を 
同じ時間(とき)を過ごせる奇跡を
ああ!僕は
 一体何に感謝すれば良いんだろう


2002年04月10日(水) 未来へ




★ 未来へ ★


そこに樹がある
辿り着く道は 僕が決める

足元の小石につまずいてころんでも
何度も 何度も 立ち上がって
道を見失いそうな時は
大空を見上げて
雨が降っても いつかは止んで
そうしたら あの樹は
光り輝いて 僕を導いてくれるだろう
遠回りしても
きっと辿り着ける
それだけを信じて

そこに樹がある
約束された場所で
あの樹の下で
僕は もう1人の僕と出会えるだろう





(絵の提供は、かがやきさんです。すぺしゃる さんくす です♪)


2002年04月09日(火) 幸せな時間

★ 幸せな時間 ★  のち 


君の甘いため息を
 胸一杯に吸い込んで
一緒に吐き出された
かすれた 「愛してる」の言葉は
僕の血液と一緒に
 今 僕の体中に満ちている

情熱の後の静けさが心地よくて
君のなめらかな肌の感触を確かめるように
背中のくぼみをなぞってみる

くすぐったいと逃げる君を
ねぇ もう一度 抱いても良いかい?


2002年04月08日(月) 情熱

★ 情熱 ★  のち 


震える君の肩を抱き寄せ
二人雨の音を聴いていたね
僕は初めて君を
 心から欲しいと思った

寂しいから抱きしめたんじゃない
君の笑顔が見たかっただけ

寒さに震える夜も
しっとり汗ばんだ肌も
全て受け止めて 傍にいるから

小さな寝息を肩に感じて
愛しい君
僕の腕の中で 眠れ


2002年04月06日(土) 小さな ジェラシー

★ 小さな ジェラシー ★  のち 


たばこの煙
スカパーのリモコン
TVのサッカー中継
パソコンのキーボード
寝心地の良い枕

あなたを独り占めするものたちに
少しだけ嫉妬する 小さな私


2002年04月01日(月) 必要な物

★ 必要な物 ★ 


ふかふかの羽枕
淹れたてのコーヒー
レアチーズケーキ

青い空
キラキラ光る海
緑の風
土の匂い

何よりも
 あなたの笑顔


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