賢治の日記にある「賑やかな雪の日」という言葉懐かしく賑やかな雪の日を思う。明るく日が照るのに大きな雪が踊るように降りてくる寡黙であるのに華やいだ陽気な雪たち賑やかな雪の日あの雪の昼下がりに戻りたいの?いいや そんでもないんだ長靴のつま先濡れているミトンの指先霜焼ける寒い遠い雪の日。戻るのはもうやだ…さむいんだもん。大吟醸の酒粕を網で焼いて焦げ目をつけてぱらぱらと砂糖を振りかけて変形甘酒雪っぽいお菓子京女の姑の好物