DiaryINDEX|
past|
will
息子と二人でレストランでランチ。
"Plat du jour"(日替わりランチ)は、サーモンのグリルのサフランソースとグラタンドフィノア。息子は魚がとにかく大好きだから、それを二人でシェアして食べることにした。
ウエイターがやってくる。
"Un plat du jour, s'il vous plaît"
息子が聞く。
「ママ、なにがくる?」
「サーモンとグラタンがくるよ」
息子はサーモンが気にいって、すごい勢いで平らげて、パンで皿に残ったサフランソースを執拗に拭って食べた。
またウエイターがやってくる。デザートを頼む。
"Un éclair, s'il vous plaît"
「ママ、つぎなにがくる?」
「デザートにエクレアがくるよ」
「デザート?ぼくたべる。ぼくデザートだいすき」
口の周りをクリームでべたべたにしてエクレアを平らげる。
またウエイターがやってくる。
"L'addition s'il vous plaît(お勘定をおねがいします)"
それを聞いた息子が言う。
「ぼく"ラディシオン"たべる!!!」
サーモン、エクレアときて、まだまだ美味しいものがでてくると思ったんだろうな。
「ラディシオンは食べ物じゃないのよ、ごちそうさましようね」
「あ、そうか(がっかり顔)、、、。ママ、あとでおやつたべる?」
食いしん坊の息子との微笑ましい会話であった。
まだこの子がお腹の中にいたとき、このレストランに夫とよく来た。定期検診が終わって、ランチにとここに腰を下ろして、もらったばかりのエコー写真を見ながら、大きくなったとか、目元が誰に似てるとかいって盛り上がってた。お腹からでてきて3歳になったこの子とまたこうしてここで食事しているというのも感慨深いものだった。
暑い中、歩き回って疲れたんだろう、息子は帰りの電車の中で二人がけの席に横になって眠った。脚が半分座席から通路にはみだしていた。大きくなったね、いつのまにか。
息子とべったり24時間一緒に過ごした2ヶ月間の夏休みもそろそろ終わる。