今日のブルー
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2011年03月30日(水) 花に思いを馳せる


花見自粛について。 


花見は自粛を=被災者に配慮必要―石原都知事→記事へ



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 またしても都知事の暴言。
 今回の震災には、感情的になることなく過ごそうと思っているのに、本当に毎度毎度…。
 これがいかにばかげた発言か、以下列挙してみたい。


1、石原は「大和心」を知らない

「敷島の 大和心を 人問えば 朝日に匂う 山桜花」
 この、あまりにも有名な歌にうたわれているように、古来より日本人は己の心情、特に死生観を、桜の花にたとえてきた。
 ぱっと咲き、ぱっと散る。
 そのはかなさ、美しさを、人の命のはかなさ、尊さに重ねてきたのだ。

 去年、共に花を愛でたあの人は、今はもういない。
 今年、傍らにいる人が、来年も変わらずにいてくれるとは限らない。
 いや、自分自身さえ、この桜が最後の桜ではないとは誰にも言えないのだ。

 そんなそれぞれの思いを胸に、つかの間咲き誇る桜の下に集う。
 はかないからこそ、一瞬の命を大事に笑顔で過ごす。
 それが、空前の大災害に傷ついた人々の春の迎え方としてふさわしくないとは誰にも言わせない。
 そんなことを言う人間は、「大和心」を知らないと言われても仕方ないはずだ。

2、石原は戦争を知らない

 終戦時、石原慎太郎は13歳。
 もちろん戦争には行っていない。
 石原がどれくらい軍国少年であったか否かは知らないが、石原の語る戦争の話は、厨房が眺めた大人の世界の話にすぎない。

 そもそも
>「(太平洋)戦争の時はみんな自分を抑え、こらえた。戦には敗れたが、あの時の日本人の連帯感は美しい」
 との話は嘘である。
 戦争中、確かに日中の飲酒は禁酒されたが、それでも花見だけは例外とされたそうだ。
 石原は、戦争中の軍部以上の圧政を敷こうと言うのだろうか?

3、石原は経済を知らない

 震災からの復興には、経済の力が大切なことは言うまでもない。
 もし、直接の被災地でもないのに過度に消費を委縮させれば、被災地に回るべきお金まで回らなくなってしまう。
 それがいいことか悪いことか、言うまでもないだろう。

4、石原は日本語を知らない

「自粛」というのは他人に強制するもんじゃない。
 それとも、「天罰」発言みたいに「言葉が足りなかった」とでも言うつもりか?

5、石原は防災を知らない

 今回の震災を「大したことない」と言ったのは誰だったか?
 天罰発言をはじめ、まともな対応ができているとは思えない。
 

 結論:老害に今後4年間の都政を任せる気にはなれない。
 自粛すべきは自分自身の立候補だけで十分だ。

 来る4月10日には、しかるべき候補者に投票した後、抗議の意味もこめて自主的に花見を敢行したいと思っている。
 多分東京は満開の時期だろう(散り際かな?)。
 ドンチャン騒ぎは元々性に合わないからするつもりはないが、被災地の酒でも片手に(浦霞とかおいしいよね)ゆっくり花を眺めて過ごすつもりだ。

 皆さんも、どうかつまらない自粛などせず、思い思いのスタイルでこの春の花を楽しんでもらいたい。


自分が都知事だったらこう言いたい。

「花見、大いに結構。
 自粛などする必要はない。
 経済を回すことも、平静を取り戻すことも、復興の大事な一歩。
 こころゆくまで、食べ、飲み、笑っていただきたい。

 ただ、いくつかお願いがある。
 計画停電や節電の影響などで、夜の公園が暗くなったり封鎖されたりすることがある。
 その点には重々ご理解いただきたい。
電車の運行等も不規則な場合も考えられるので、安全面に配慮いただき、夜遅くまでの宴会や、電気を使うカラオケその他は、慎んでいただければありがたい。

 そしてもうひとつ。
 乾杯のその瞬間、咲き誇る花を見ながら、その花を見ることのできなかった人たちや、まだ来ぬ春を待ちわびながら、今も寒く不自由な生活を余儀なくされている人たちに、思いをはせてほしい。
 その乾杯を、つらい思い出を忘れるためだけではなく、これからの長い復興の道のりを、被災地の方々と共に歩いていく決意のためのものにしていただければ何よりだ」

 こんな風に言ってくれる都知事候補者がいたら、一票入れるんだけどなあ。


文 今野清司



                                   


 
2011年03月23日(水) 私達はひとりではありません


まだまだ日本の各地で余震は続いています。
皆様のご無事をお祈りしています。





自衛隊と米軍、世界各国の援助(スラム状態にある人々までもが日本の為にたくさんお金を送ってこられました)に
心から感謝しつつ毎日を元気に乗り切っています。

国のトップの不手際が目立つけど、ありとあらゆる人々が柔軟に落ち着いて的確な判断で
カバーしているようにも思えます。なので私も節電や買い占めをしない事からコツコツと。
夜はセキセイインコ並みに着膨れて暖房不使用w


都知事選も東国原氏が出馬表明してくれたので
希望が持てるかも!
石原氏は今も天罰発言続けていたのでもう日本、いや人類の敵と認識。
こんなバカな事を言い続ける人間を都知事に再選させたら
東京都民は犠牲になったたくさんの方々に顔向けができなくなります。
石原氏は自衛隊がイラクへ支援で行った時も、自衛隊から死傷者が出れば
国民が怒って政府を支持するようになるだろうと発言して驚愕した。
自衛隊は捨て駒ではありません。

津波で流された犠牲者の方々にだってどんな天罰を受けねばならない罪があったと?


今、世界中の人から『石原氏や彼を支持する人達が嫌う国やマイノリティの人々』までが
日本や日本人を励まし、支援行動を取っています。
ただひとり石原氏だけがいまだ天罰と言う。

人はこういう非常時にその本質が見えるとつくづく思いました。
人を励まし助けるか、自分だけ助かろうとして弱い人を踏みつけるか。
間違ってもリーダーが後者であってほしくないと心から思う日々です。


それにしてもロシアのプーチンがバカでかいヘリを送ってくれたり、
北方領土を返そう世論が起こったのには驚きました。
韓国も普段意地悪ばかり言ってた癖に募金や援助励ましが続々(笑)
あなた方、ツンデレさんなんですね。
こんな時に対立を越え、人の命を思いやれる方々全てが嬉しいです。


世界は思っていた以上に人類として繋がっている。
一日本人、がんばります。




                                   


 
2011年03月21日(月) 岡本太郎展


行ってきました。
今こそ、この人の言葉が力強く響く時だと思います。
岡本敏子さんが「明日の神話」について書かれた言葉を置かせて頂きます。


壁画「明日の神話について」 岡本敏子


『明日の神話』は原爆の炸裂する瞬間を描いた、
岡本太郎の最大、最高の傑作である。

猛烈な破壊力を持つ凶悪なきのこ雲はむくむくと増殖し、
その下で骸骨が燃えあがっている。悲惨な残酷な瞬間。
逃げまどう無辜の生きものたち。

虫も魚も動物も、わらわらと画面の外に逃げ出そうと、
健気に力をふりしぼっている。

第五福竜丸は何も知らずに、死の灰を浴びながら鮪を引っ張っている。
中心に燃えあがる骸骨の背後にも、シルエットになって、
亡者の行列が小さな炎を噴きあげながら無限に続いてゆく。
その上に更に襲いかかる凶々しい黒い雲。
悲劇の世界だ。

だがこれはいわゆる原爆図のように、ただ惨めな、
酷い、被害者の絵ではない。

燃えあがる骸骨の、何という美しさ、高貴さ。
巨大画面を圧してひろがる炎の舞の、優美とさえ言いたくなる鮮烈な赤。

にょきにょき増殖してゆくきのこ雲も、
末端の方は生まれたばかりの赤ちゃんだから、無邪気な顔で、
びっくりしたように下界を見つめている。

外に向かって激しく放射する構図。強烈な原色。
画面全体が哄笑している。悲劇に負けていない。

あの凶々しい破壊の力が炸裂した瞬間に、
それと拮抗する激しさ、力強さで人間の誇り、純粋な憤りが燃えあがる。
タイトル『明日の神話』は象徴的だ。

その瞬間は、死と、破壊と、不毛だけをまき散らしたのではない。
残酷な悲劇を内包しながら、その瞬間、
誇らかに『明日の神話』が生まれるのだ。


岡本太郎はそう信じた。この絵は彼の痛切なメッセージだ。


絵でなければ表現できない、伝えられない、純一・透明な叫びだ。
この純粋さ。リリカルと言いたいほど切々と激しい。

二十一世紀は行方の見えない不安定な時代だ。
テロ、報復、果てしない殺戮、核拡散、ウィルスは不気味にひろがり、
地球は回復不能な破滅の道につき進んでいるように見える。

こういう時代に、この絵が発するメッセージは強く、鋭い。

負けないぞ。絵全体が高らかに哄笑し、誇り高く炸裂している。





                                   


 
2011年03月18日(金) 日本赤十字社東北関東大震災義援金



東北関東大震災義援金の受付が始まっているので私も赤十字さんへ募金します。
一日でも早く救助支援が被災地の方々へ行き渡る事を願って。
日本赤十字社さんは、全額きちんと被災地へ役立てるとのことです。

(日本赤十社サイトに明記してあった)

よくあるご質問
Q1.今回の義援金はどのように使われるのですか?
A. 「義援金」は、国内で発生した大規模災害に対して皆さまからお寄せいただくもので、
全額を義援金配分委員会(※)に送金いたします。

その後、同委員会で立てられた配分計画に基づいて、被災者の方々へ届けられます。

※日本赤十字社義援金・救援金募集要項ページへ※










ちなみに日本ユニセフさんの素敵な活動についても紹介しておきますね。

<要約>
*日本のために金を使うのは50年ぶりだから有り難く思え
(阪神大震災の時も新潟地震の時もビタ一文使わなかったぜ)。
*寄付金は一応全額東北に使うけど、必要資金額を上回ったら
外国のために使うからよろしくな(必要資金額はオレらが決めるぜ)。





ユニセフ(UNICEF 国際連合児童基金)の黒柳徹子さんは
一円残らず役立てたいから募金のお礼はがきも出しません、と言っておられた。
日本ユニセフは無関係じゃないと言ってるけど募金の25パーセントを経費や運営に使うそうで
UNICEFと関係あろうがなかろうが私は日本ユニセフには募金できませぬ〜。



                                   


 
2011年03月16日(水) 今日のモジャ 地震まっさいちゅう 1






                                   


 
2011年03月15日(火) 地震日記 都内

書ける時に都内での状況メモっておきます。

地震情報3月15日 10時31分


都内自宅にて。
11日以来余震が収まってきてそろそろ日常生活をと思い始めた頃来た。
小鳥を玄関に移動させ、非常持ち出し荷物と待機させていて
もう一日様子見よう、そろそろ漫画やろうと持ち出してたHDD繋ごうかと思ってたら。
テレビをつけていなかったので警報に気付かず。
ネットを見ていて少し嫌な揺れ方になったなと思ったけど
5秒くらい待てばおさまると思ってそのまま見てたら
数日前と似た感覚が襲って来た。

家具が揺れる音。地面の音なのかはわかりません。
そのままあわてて電源落として様子見てたらけっこう大きいのがきた。
鳥かご掴んでドアを開け玄関で待機。アパートなので落ちて来る物はない。
窓には念のためガムテープを貼って飛散防止。
もし落ちて来たときは鉄筋の建物全体がアカン時です(笑)

金曜日は家中の物が散らばりました。地震対策してなかった本棚は
本がすべて飛び出し床を埋め尽くした。
開き戸の棚は開いて食器からいろんな物が飛んで来た。
窓も勝手に大きく開いてしまった。
幸い積んでいたものは軽いものばかりで(プラモデルとかDVD)
コレクションを踏み倒して逃げる覚悟さえあればなんとかなる。
でも本棚が倒れたらアウトです。壁に固定する対策を取っていたので本当に役立ちました。

ひもで柱に結わえてもいましたし。


今日の地震はそこまではなかったけど外を見たら電線が大きく揺れていました。
外出していただんなは気付かなかったそうです。
家の中、建物の高さ、いろんな状態で揺れ方は変わるようです。
街の場合、家の中の方が危ないかもしれない。

しばらくは重いものは高所に置かない、棚の固定、
扉付きの家具にガムテープという生活が続きそうです。
積んだプラモデルの箱はどうしようもないのでカーテンでぐるっと囲んでしばって
乗り切っています。小鳥、非常用の荷物、貴重品は玄関近くに置いたまま。
包丁は使わずはさみ使用。電気も節電中、ガスも鍋にお湯がある時揺れたらこわいので
焼き魚ロースターですむトーストや焼き物で。
買い物ももっと酷い被災地の方々を考え必要なぶんだけいつも通りに買いました。
水はジップロックに詰めて冷凍庫へ。停電時の保冷剤と飲み水を兼ねます。
水は買わなくとも水道水を汲んで空のペットボトルに詰めたりやかんにたっぷり。


いろんな場で辛い状態で過ごしておられる皆様
どうか無事に乗り切れますよう心からお祈りしております。
余震や津波、その他の危険には充分皆様ご用心下さい。






それと…

都知事がこの大地震を天罰だの我欲だの罪悪を流せだの仰ってましたが

自然災害というものは死や時間と同じで、すべての生命に平等にくるものです。

だから日本中の人々がひとごとではないと

痛みや辛さを分かち合い、支え合っている。

海外からもたくさんの方々がいまだ余震や津波の恐れがある被災地へ来られて

自衛隊や消防の方々と今も命をひとりでも多く救おうと闘っておられます。

都民も停電、交通のマヒ、物の不足にも耐え、少しでも被災地の方々を助けられたらと日々過ごしています。

今、多くの日本人がそうしているというのにどこが『我欲』なのでしょうか?

発言撤回はされたようですが、どんな意図であろうが酷すぎます。



人は自然をないがしろにしてきた存在かもしれない。
自然の脅威は侮ってはなりません。
しかし、今この辛い状況で苦しむ方々がたくさんいらっしゃる時
言っていい言葉とそうでない言葉があると思うのです。
公人ならなおのこと。

本当に恥ずかしく、悲しかった。





                                   


 
2011年03月11日(金) 地震

でかい地震がありましたが私や家族は無事です。(東京都)
交通がマヒしていたり携帯が繋がりにくかったり
ちょっと連絡はつきにくいと思いますが。

他の地域の方などこれから津波や余震に充分ご注意下さい。
皆さん無事でありますように。

                                   


 
2011年03月10日(木) 漫画のこと


都知事次第で漫画アニメ文化がどうなるかわからなくなるなんて
ほんとやだ。
それでも描いてます。
フライトルメンタ神父話のアレンジもの。
気落ちしがちな毎日だけど
がんばって公開出来るようこつこつ作業してます。



これだって随分前、出版社から子供がいじめられるシーンがまずいと自主規制受けてます。
このように昔から規制はあって、ずっと表現への制約は細かく大きくなり続けて来たのです。
手塚先生のブラックジャックですら規制が厳しくなって終わったのです。
やりたい放題なんて嘘で、規制をルールとして守りながら磨いて世界に認められるまでになりました。
そこへ突然一方的なルール変更を押し付け、「変態だから話し合い不要」と。
その一方コンテンツ産業と巨大ガンダムやアニメフェアで利益を求めるのです。

エロ漫画をターゲットと言われるけど、現実は普通の漫画も規制強化で何も描けなくなるのです。
条例そのものの目的がどんどん趣旨がぐちゃぐちゃになってキマイラ化してるから
創り手は誰一人安心できず、発表の場も売る場も奪われて仕事なんかできなくなります。

都知事側が有害の見本であげた本は大阪じゃ「これただのギャグやん」だった。
裸すら出ないのに都側は謝罪どころか撤回もなく逆切れで罵っておられましたから。

安心どころか不安を越えて憤りしかありません。
自由に安心して漫画家アニメーターが作品作って
ファンも純粋に楽しめる事が許されなくなるのです。
継ぎはぎと矛盾の山でグチャグチャになった条例を
漫画のジャンル区別すら不能な人達が強引に決め、好きなように使うのです。

誰かの思惑で漫画やアニメを悪者に仕立て上げて
漫画家ばかりか女性、老人、同性愛者、外国人、その他あらゆる人達に
向けられる暴言でいったいこの国のどんなものを守るというんだろう。


タイガーマスク運動と漫画は無関係ですか?
犯罪者の家から漫画やゲームが出た時だけここぞと漫画のせいと騒ぎ立てる。
考えてみて下さい。
これだけ漫画アニメ、ゲーム、ネットが老若男女に愛好されている時代
ましてや20代の青年などエロ漫画を持ってない方が珍しいのでは。


都知事選、規制推進派は誰であろうが絶対NOです。







                                   


 
2011年03月09日(水) 生誕100年 岡本太郎展


岡本太郎展がはじまった!

岡本太郎という人はひとりだけど
彼に触れた人の数だけ『心の太郎』がいる。
これからも増えて行くんだろう。
ゲバラもカート・コベインもそうですが
とうに亡くなっても
何処かで心に思う人ある限り
彼らは生きている。

私の中の太郎は『パンクな太郎ちゃん』であります(笑)

生誕100年 岡本太郎展



                                   


 
2011年03月08日(火) ゾンビタウンの親子





なんだかすっごくくだらないショート漫画が描きたくなってきた。



                                   


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