今日、華の家から、荷物が運ばれてきた。 大事な、大事な、たくさんの本。 我が家は今、ちょっとした図書館のよう。 本体が来れる日はいつ、だなんて。 聞かない。 聞いても仕方ないし、今更、喜べない。 例えば、雷の鳴る夜とか。 怖い夢を見て飛び起きた朝とか。 仕事を終えて帰ってきた、暗い家に明かりをつける時とか。 必要と思えば、必要なのだろうけれど。 なくて生きていけないものではないと、 あたしは、5年間で覚えた。 もういいよ、と言ってしまうのはとても楽で、 言ってしまえば、もう悲しむこともないのに、 ひとりで実家に帰る勇気はない。 抱きしめられずに日々を過ごす自信がない。 これを、愛、と呼んでもいいのでしょうか。 趣味じゃない本棚を見上げながら、溜息。 やっぱり、溜息。
生きてるよ、て、声に出すのがめんどくさい。 毎日、当たり前のように送られてくるメールに、 たった一言、返すだけなのに。 あたしは。 とても面倒臭がりで、生きてることも億劫で。 とても、とても駄目な人間。 仕事は相変わらずで、ちょっと酷い状況だけど、 次の契約について、真剣に悩んでるけれど、 愚痴を言うのが、日常になっていて、 そんな自分が、とても、とても嫌いだ。 楽しいことを考えていたい。 楽しいことをして、笑っていたい。 でも、それこそ欲張りだと思う。 だから、億劫がって、声にしないように、努力。 だって、声にして叫んだら、 きっと悲しい程の悲鳴になってしまう。 首が痛いことがあります。 喘息もよくなりません。 親知らずを抜くのが怖いです。 皮膚はボロボロになってきてます。 病院は嫌いです。 でも、行かなければ治りません。 行っても、ちっとも良くなりません。 こんなからだ、どうしたらいいの。 眠るように消えたいと、切実に思います。 ずっとずっと昔から、同じように思っています。 こんなあたしはダメなのでしょう。 こんなあたしが好きなのでしょう。 君の欲求を満たすためになんて、生きてないのに。
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