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2009年02月27日(金)

『神の雫』を読む & ロルフィング後日談本日編

2週間ほど前には唐突に5月の陽気だったのに、今になってみぞれとは!
とか、言いつつ実は微妙な寒気は良くわからなかったりする。
この間帰宅したらいた客人に「寒かった?」と聞かれて、うーん・・・と考えてしまった。
・・・意識していなかったからよくわからんよ。

そりゃ雪山で氷点下15度とかだったらわかるけど。
今年はそこまで寒くなかったけど、レストハウスで手袋取っても、小銭を全くつかめず、ほとんどリハビリ映像だった。
その位寒ければ気にしてなくてもわかるけど、そうでないとあんまり気にしないからな〜。

最近は仕事もすっごく暇で(3月切れ目の後片付け中)、まったりと平穏な日々を過ごしているため、
余計茫々としているのかもしれない。

暇ついでに「神の雫」を8巻位まで読む。
ドラマは見ていない。読んではいないけれど絵柄は知っていて、どう考えても彼じゃないだろう!と思ったし、
そもそも原案としてもドラマ向けとは全く思えなかったし、他キャストもえ"−っという感じだったし、
そもそも素材としても彼自身に全く魅力を感じていないので、一秒も見ていない。

当てにならないとはいえ、それにしてもの視聴率ということからして、
彼目当ては兎も角として、原作支持者とドラマとしての視聴者を引き寄せることには失敗したのでしょうね。

でも、漫画自体は読んでみたいとは思っていた。
原作者のキャラにも興味があったこともあるし、何と言っても漫画に出てくるワインを2本ほど飲んでいるんだけど、
(一本はドラマの放映が始まったら売り切れるからと買い置きをしておいたモンペラ)
値段のわりにハンパなく旨かった!

読んでみての感想だけど、ストーリーの転がりはほぼないに等しいし、
お食事でお悩み解決という一話完結は『美味しんぼ』か『ザ・シェフ』やらで見飽きているし、
しかもさらに安っぽいし、キャラ設定はクリアすぎて浅いしと、物語としての良さを感じることはなかったんだけれども。

兎に角ワインに対するイメージ力と描写力、後、何と言っても食事との取り合わせの妙が、全てを補って余りある。
お腹空くよ〜。
本を引っつかんで、そのままレストランもしくは食料品売り場に駆け込む勢い。

それから、昔の美味しかった食事の記憶がリプレイ。
男山生酒とほたるいかの沖漬け旨かったな。
ラムチョップと赤ワイン。
梅干とお土産で貰った山形のお酒。
ポートワインヴィンテージとチョコレートトリュフ
ハモンイベリコと軽めの赤ワインも良かったね。
この間の白ワインも美味しかったけど、お刺身との相性はイマイチだった・・・

美味しい食事とそれに合うお酒って素晴らしい文化だよね。
で、単純に幸せだよね。
命食べてるんだもんなー。
死骸食べてるんだもんなー。

この前ニュースで、プレーリードッグがどこからか盗まれて、食べられてるかもしれないみたいなことを報道していて、
「そんな残酷な・・」みたいなことをアナウンサーが言っていたので、枕ぶつけたくなってしまった。

牛とか豚とか鶏とか鰯とか鮪とかはいいのかよ!
お前だって喰ってるだろうに。簡単に残酷とか言うな!って。
植物だって生き物なんだから、それ考えたら炊飯なんて、死骸の皮むいて釜湯でじゃねーか?!
これを残酷と言わずしてどーする。
食卓に並んでいる各種死骸と全部人間の身体に置き換えてイメージしたらすげーぞ。
(ステーキや焼き魚だけでなく、納豆とか豆腐とか刻みねぎとかさ・・・)

と、話を戻すけど。
要するに何言いたいかっつーと、
食卓に死後○○日の死骸を斬ったり炙ったりしたものを並べて日々を過ごしているのであれば、
で、そうしなければこの命を維持できないのであれば、精々嬉々として命を頂こう!
食事は全身で全神経味わって、かつ上機嫌に!っつーこと。

『神の雫』は味わうことへの情熱が迸り出ていて、もうそれだけで素敵。
大好き。大人買いして手元に全部置いておきたいくらい。

そして、本日のロルフィング2回目の感想。続き。
とにかく、右でん部の先日から書いている場所。
でん部を球体とするとその中心よりやや左後ろ斜め下が痛い。
日に日に痛くなってきた。今や歩き始めが怖いくらい痛い。
やはり大たい骨が長くなってその痛い場所まで伸びている感じ。
で、その骨の視点が肉にささって痛いというイメージ。

セッションの時はロルファーの手が何処にあるかもわからないくらい感覚がないのに、
後からここまで痛いとは思わなかったぜ。

後、これはロルフィングと関係があるかないかはわからないけれど、
キーボードを打つのが早くなった気がする。
それから妙に躁状態。多幸感に溢れている。




2009年02月25日(水)

小さくサイクルを回す & 本日のロルフィング経過メモ

株が下がってるなー。
景気に対して、回復とか刺激とかいう表現を使うことに違和感がある。

完成イメージも工程表もないのに何をしろと?と思う。
モノを大切にしろといいながら、車の使用年数が延びたことを問題とし、
給料は抑えつつ、消費は喚起したい
家はあまってるけど、新築はし続けますみたいな。
どっちに向かって何をしたらいいのか、判らない。

サイクルを小さく回す方向に進むといいなって個人的には思ってるんだけど。
自給自足・地産地消みたいに、生きる範囲を狭く。
で、身は草庵に置きつつも、夢は枯野を駆け巡るみたいな。


ロルフィング2回目の後の経過が結構面白い。
きっと日が経つと忘れてしまうので、こまめに書いて残しておく。

施術日の翌日の翌日の夜。
・湯船から出たらいきなり腰痛。再度つかるのに腰を抑えてどっこいしょって感じ。
そんなに激しい痛みというわけじゃないけれども。場所はウェストよりやや上両側ともに。
施術日の翌日の翌日の翌日。
・まだ、時々左側のそけい部周辺が思い出したように痛い。
・右側のでん部を球とした時に中心よりやや内側下側に大たい骨の始点の関節があるような気がする。
座る瞬間には、大たい骨の始点がおしり突き破って出て行っちゃうんじゃないかという、
あほくさい懸念が一瞬脳裏を掠める。
そんなところに関節はないと(ないよね?!)言い聞かせはするけれども、でも感覚は消えない。
で、そこにある大たい骨の始点周辺の骨の中に腫瘍が出来て中から腐っていくような感じ。
かゆいような内側から空虚になっていくようなカスカスした感じ。
何もしていない時に、この症状が出ていたら、自分は骨肉腫かもしれないストーリーを作りかねないww。



2009年02月24日(火)

ロルフィング2回目 後日談

セッションは案外疲れる。
終わった後で疲労感が残るというわけではなく、むしろ軽くはなるのだが、
セッション中は後半になると"あぁしんどー"と思う。

ベッドに身体を投げ出してお任せ〜というわけにはいかず、
ロルファーの指示に従い、身体を動かさなければならないからだ。(あ、だじゃれになってるw)

それもびしっとかばしっとかキレのある大きな動きではなく、ゆったりとした微細な動きでなければならない。
それも、非常に抽象的感覚的な意識で動かさなければならない。例えば。

・お腹から空気が足の裏側を伝って吹いてきて、その風で足指がぱたぱたを動くような動き。
・大たい骨が鉄のように重くなるのをイメージし、かつ、その骨を波打ち際で転がるように左右に動かす
・(立って膝を曲げ伸ばしする際の動きとして)足の裏全体で踏み込んで膝を曲げ、押した空気が背骨の中を吹き上げて抜けるように膝を伸ばす。
のような。

かすかな動きは大きな動きと違って、非常に神経を敏感に張り巡らさなければ出来ない。
寝た体勢で筋肉をリラックスさせつつ、神経だけは覚醒させておかなければならない。
眠ってはだめ、緊張しても、活発に動いていてもだめ。極限までリラックスしつつ極限まで集中する。
この状態が結構しんどい。

状態はしんどいが、指示の際のこの手の表現は嫌いじゃないというか、むしろ好き。とてもイメージしやすい。
他のロルファーはどうなのだろうか?
皆そうなのであれば、ロルフィングはこの手の表現を好きな人向きなプログラムなのだろうし、
私がお世話になっているロルファー固有の表現なのであれば、
私と彼で身体の動きのイメージが似通っているということなのだろう。

あと、他力というよりは、自力で何とかするのをロルファーにガイドしてもらう、
自分が主導権を持っている感じもいいね。

セッション後数日経っての変化は。
感覚としては、
・左足の内側(そけい部周辺)
・右足の膝裏
・右でん部を球とするとその中心
にそれぞれ鈍い筋肉痛のような違和感がある。
あと、右側の股関節、膝関節ともに空虚な感じ。
座っていて右側の骨盤の足みたいなところ(説明が難しいな)がしびれる感じ。

3回目の予約も入れた。
それまでは、とりあえず、折角教えてもらったし、ロルファーからのメールににもあったので、
距骨に体重を乗せる感覚を意識して歩き、暇があると膝の曲げ伸ばしとか足裏で踏む感じを練習w。
けい骨とひ骨の間の膜を緩ませることも思い出すと意識する。"バターが溶ける溶ける・・・"とw。
(専心する癖がある)


2009年02月22日(日)

主にロルフィング2回目の感想

ぽこぽこと浮かんできたことを脈絡なしに続けて書く。

日記を読み直して改めて気づいたこと。
シンクロがもう一つあった。
"なんとかなる"って、数日を置かずして聞いた。ありがたく頂く。
"なんとかなる"と心に抱いて余計な懸念は振り捨てて前を向いて進む。

夢を見た。
ルージュを塗る夢。
間に合わない〜!とあせる夢。

RESCUEを録画し、お出かけのしたくをしながらながら視聴。
(今回はどこで誰がどんなきっかけで宮崎さんを思い出すのかな・・・とw)
お子様向け漫画とか物語に、凄い才能だ!とか言われて、
スポーツ界とか政財界関係にスカウトされてしまう小学生の話があるが、それと似たものを感じる。
そういうジャンルの作品だと思えば、それはそれで全うしているのかと。

ロルフィング2回目の話。

今回はかかとの骨を中心に土台を作る回。
かかとだけでなく、腰から下を広範囲に触れていた。

かかとに距骨という骨があり、そこに体重を乗せる感覚、そこに乗った体重が3方向、かかと、親指側、小指側に流れる感覚を意識すると良いと教えてもらう。
座っているときもその骨に体重を分散することで腰にかかる負担を減らせるとか。

それから、脛骨とひ骨の間の幕がバターが溶けるみたいに、水あめが柔らかくなるみたいに、緩むことをイメージすることで、足がリラックスすることを教えてもらう。

後何かあったかな?
おなかから身体の裏側を通り足裏を通り指に繋がる感覚を意識しながら、足の甲を緩めつつ、
股関節ひざ及び足首の関節の力も抜きつつ、足の指を動かすとかもセッション中に指示されてやったけれど、この動きは難しかったな。
どうしても甲の力で動かしてしまう。

今回は前回のようにダイナミックに気が流れるといった感じはなかったが、
セッションがほぼ終了した時に、両足、特に右足全体が、骨盤の付け根から内→外へぐーっと旋回していくのが面白かった。
その結果お尻というか骨盤全体が前後に厚くなった感じがした。(見た目は全く変わったように見えないが、
自分の感じとしてはおわんが出来た感じ?)

セッションルームで歩いていた時には大して感じなかったが、外を歩いてびっくり。
足が軽い。それから多分足首が滑らかになった成果と思うのだけれども、しゃかりきに急がなくても、
早足で滑るように歩ける。おもしれぇ。

ただし、まだ、股関節の柔軟性とか右足の裏側全体の伸びが悪いという点での変化は感じられない。
でも、もうここまで来たからには10回やってみるよ。

借り物のGeorge HarrisonのCDを聞く。
好きだ!


2009年02月18日(水)

江角マキコ

この間新聞のテレビ欄で江角マキコがごちのレギュラーになっていたことを知る。
番組は一度も見たこと無いが、何となく企画は知ってる。
バラエティでレギュラーって他にもあったよな。
そうバラ向きな人とも思えないのだが、一種の営業活動なのだろうか?

確かに使いどころが思い当たらないよな。
今のところのイメージだと、文芸モノには佇まいがないし、艶やかさで売るには熟れてる感じがしないし、実生活では母親なんだからその路線と思いつつも、まだ日本人の抱く母親像は保守的でキャスティングとして需要があるとも思えず、一番順当なキャリア女性の椅子はそもそもが数そんなにないし、
それも天海と真矢みきというヅカ男役に取られてしまったし。
(彼女らにあって江角さんに無いのは、どことはなしの間抜けさとかおかしみだと思うのだが)

天海祐希が研音に移籍して一番割り食ったの彼女だよなーとか、
コーヒー飲みながらテレビ欄を読んで、そんなことを考えていた。

ということを今ふっと思い出したので書いてみた。



2009年02月17日(火)

主にロルフィング一回目の感想

想像を一万メートルくらい超えてくれた。
衝撃!というかすげぇ!この映像。中川なんたらの会見。
もう笑うしかないというか。いっそ怪しいというか。
だって普通周りが止めるというか隠すでしょう。
はめられたのか?!盛られたのか?!

しかし、今までの言動からして、完全な天然バカの可能性が捨てきれないところがイタイねぇ。

別に好きな人というほどの人ではないが、村上春樹の演説はしっかりしてて良かったね。
これもまた好きな人ではないが、クリントン(妻)も凛としてかっこよかったし、体力的にもタフだと感心。
頭はさておき身体くらい丈夫な奴は日本におらんのか。
最近の若手のスポーツ選手はみな年齢不相応に言動しっかりしているのに、
オヤジ層はなぜに身体も品格もぐだぐだなのだ?!
やっぱり成長期に栄養が足りなかったのかしら?

さて、ロルフィング感想の続き。
ロルファーはロルフィング協会のホームページから探した。
物理的に通える範囲でいくつか選び、そこからは手帳カバーをオーダーした時と同じく、個々のホームページを見て決めた。文章とデザインと構成と。
自分とどこか波長が合っている人であったほうが、意思も伝えやすいと思った。

しかし、一番好きだと思ったホームページは男性ロルファーのところ。
うーむ・・・。セパレート型の水着で男性と一室で二人きり。しかも歩いたり跳ねたり身体触られたり。
抵抗はなきにしもあらず。っつーかあるでしょう。

再考してみたのだけれども、やっぱり他女性ロルファーのページはイヤということじゃなく、何かが違う感じ。
やっぱここしかない。意を決して予約を入れる。


まずは始めましてのご挨拶。
最初は身体の気になるところとか既往歴とかのインタヴュー。
それから着替え。そしてセッション。

全然マッサージっぽくなく、痛いなんてもんではなく、手かざしかよ!と思うくらいの薄い圧。
最高に面白かったのは、セッションも1時間を越えたあたりだと思うんだけど、気が通ったという感じがしたこと。

幅5センチくらいのリボンが、身体の中心線にそって、前側を上から下に、足の裏から身体の後ろ側を流れて再び前に。縦に身体を包むリボンの輪のようなものが回っているのを感じた。
「バイパスが開通した」と思った。

そして、そこに小人くんが現れた。(笑)
自分、幻覚を見ることもないし幽霊もオーラも見えない。
小人くんももちろん可視的存在としてそこにいるっていう意味じゃなくて、多分一種の感覚の擬人化、
もしくは音に色を見るような共感覚に近いと思うのだけれど、気がめぐってるらしい時にたまに、およそ1年に3,4回の頻度で現れる。そう頻繁ではない。
通称小人くん。別名いのちくん。

小人くんの芸は3つある。
その1つが旗を持って走ること

さて、その小人くん(身長5センチから10センチって大きさ)ですが。
気のバイパスを旗を掲げて全力疾走していました。しかも「繋がりました〜!」と叫びながら。
足先まで来ると裏側をとことこと走り抜け、額まで上がってくると来ると、また旗を掲げて「繋がりました〜!」と叫びながら足先まで全力疾走で駆け抜ける。
小人のあんまりにはしゃぎっぷりに不憫になってしまい、せめて気のパイパスの道幅を広げてやろうと思った。
広がるか?と不安であったが、予想外にたやすく広がりおよそ肩幅くらいのリボン幅になる。

それが結構楽しかった。

当日も翌日も身体の何が変わったという実感は大きくはない。
ただ、息を吐くのが楽になった。私は吸うのより吐くのが苦手でふぅーぅと力を入れて長く吐き出していたのだけれども、セッション後から、ふぅっと力を入れなくても空気が抜けるようになった。
数日経ってもそれは変わらない。

あと、翌々日にすっげー胃腸が痛くなって途中駅で行き倒れそうになったけれど、
これはセッションに関係があるのかないのかわからない。

でも、小人が喜んでいたので、まぁ悪いもんでもなく、ロルファーも悪い人ではなく相性も悪くなさそうではある。
脳の判断より、小人の反応のが信頼できる。

なので、とりあえず2回目の予約を入れました。

ちなみに、小人くんの残り2つの芸は。
・染之助染太郎のように「いつもより多く回っております!!」と騒ぎながら傘を回すこと。
(身体をらせん状に気が回っている時にやる)
・身体を波上に気が流れる時に、ヘイヘ〜イとのりのりで気の波でサーフィンをすること。
指先とか足先にくると「take off!」とか「Landing off!」とか言いながらかなたに飛びだしていく。
でもいつの間にかスタート地点に戻ってきて飽きずにまた波乗りを始める。延々繰り返す。


2009年02月16日(月)

ロルフィングの第一回を受ける。

最初にロルフィングというものが世の中にあることを知ったのは5年くらい前だろうか?
衝動を行動にするまでに時間がかかる。毎度のことだが。

まず、基本的に10回(場合によりそれ以上)で一回12000〜。
別に一括支払いではないけれども、続けることを前提に懐に用意はしたい。
大金だなー。逡巡その1。

セパレート型の水着みたいなもので、歩いたり動いたりするらしいと聞く。
なんかださくね?自分直視するのきっついなぁ。逡巡その2。

受けるとしたらどこで?
探してみて、ここかなぁ・・・と思いつつ、今一つ思い切れない。逡巡その3。


この度、それらの逡巡を全て振り切りまずは一回目に踏み出した。
しっかし、身体には金かけてるよなー。
今までのもん、ハーモニーベルとか下着屋とかが効果ないというもんじゃないんですよ。
(効果のないものが無かったとは言わんが。特に某会員制サロンの某セッションとか)

ハーモニーベルからは波が身体を揺らす感覚を貰って、今でも結構楽しんでるし
(どんな音にも波はあるからね)、下着屋(rue de ryu)は店員の水っぽさについていけず、
また、オリジナルのブラジャーがイマイチ値段のわりにしょぼい、
時期をはずすとまじ商品がない、駅から遠いなどの理由から通うのは止めた。
が、肩甲骨を開けというアドバイスやSALEで半額で買えたイタリアブラのフィット感は貴重なものだったと思ってる。

正直自分で言っちゃいますが、ここ数年ですっごく体型が変わった。
O脚もなおったし、虫が溺れかけて暴れてるとまで言われた歩きかっこ(どんなや〜)も、
かなりしゅっしゅっとしたものになってきた。
大胸筋も発達し、もうVネックも怖くねーぞ。
腹筋が6つに割れたのは想定外だったけどなー。(割る気もないのになぜ割れる?!)

今回は何がしたかったかと言うと、『何がどーなってこうなってるのか教えてほしかった』の。
ストレッチをしていてもバランスを取っていても、いつも同じところで違和感がある。
その原因と解決の方向性が知りたかった。
自分でも色々やったさー。本も読んださー。でも、もう自分の力では無理だって思った。

症状で言うと。
・なぜ左足軸足でバランスが取れないのか?スキーにしてもヨガにしても。
・開脚する時は右足のももから膝の裏側の伸びが悪い。前屈しても同様。
・股関節の開きは左足が悪い。というか開くために使う筋肉がどこにあるかすらわからない。
・右手肩甲骨の開きが悪い。
・股関節を開いての前屈が極端に出来ない。無理して伸ばすと右背中ウェスト周辺が痛い。

これらは何がどーして起こっているのか?
何か全部関連している気がする。原因は根っこは一つなような気がする。
でもそれがなんだかわからない。
万策尽きたと思った。

そして、ロルフィングを受けた。
1回目。原因は解決せず。
ただ、ちょっと面白いこともあったのでとりあえず2回目の予約は入れた。

長くなったので続きはまた。


話は飛ぶが、次の月9はうーむ・・・。
絶対見ない。ま、大体見れる時間に帰ってるかどうかわからんしね。


2009年02月13日(金)

色んなものがリンクする

シンクロニシティというほど大げさなものではないけれども、
本とか人のブログを読んでいて、自分が好きな本とかリンク先に繋がることがある。
やっぱどっか同類なんだなって思う。

先日『納棺夫日記』を読んだ。
まず宮沢賢治のみぞれの詩("あめゆじゆとてちけんじや"〜)が出てきて『ROOKIES』とリンク。
さらに読み進めると、ジョー・オダネル氏の話が出てきた。
これは前にたまたまつけたテレビでドキュメンタリーをやっていて、まず選んでは見ないジャンルの番組なのに、いつしか引き込まれて最後まで見てしまった。しかも妙に忘れがたい。その彼の話だ。

その上さらにケビン・カーター氏についても書かれていた。
正直ここまで続くと驚く。
彼の自殺が当時から妙に気にかかっており、雑誌記事を切り抜き、しかも未だに捨てずに取ってある。
大体が雑誌の切り抜きはほとんどしない。
薄いスクラップブックが一冊あるだけでしかもその半分が埋まっているくらいだ。

遠心分離器のような回転する容器を想像する。
近しいものって同じところに集まる。そういうのと似ている。




2009年02月11日(水)

ニュースの見出しで。

"あおいの夫"って。
まぁ、山本さんも見出しでは、さんざん"車椅子のあの"とか"イケメン俳優"やら"実力派俳優"って書かれて、
最近だもんな、ちゃんと名前が出るようになったのは。

食いつきのためにはわかりやすく描写するのは止むを得ないのかも知れない。
けど、"あおいの夫"はいくらなんでも感じ悪い。

"あおいの夫"としての属性しかないのであれば、全うな描写であるけれども、
『ROOKIES』で彼の繊細な表現力と兄貴な統率力見てしまったからな。

彼は"俳優"でちゃんと名前もあるぞっ!


そして別の話。
先日銀座のキル・フェ・ボンでケーキを買おうと思っていったら、野戦病院のような混雑。
ケーキ3つ買うのに20分!
どうやら、バレンタイン用の焼き菓子需要が盛り上がっていたようだ。

知り合いが韓国に行こうとしたら、チケットが取れなかったとか。

本当に不況なのかなぁ・・・?

でも、そこいらの服屋には家賃払えるのかー?と心配になるほど客がいなかった。
車もかなり真剣に売れないみたいだし。
要するに、不況というより、無駄なものを買わないってことでは?
車が足りなくて物流が止まるという話も、服がなくて自分で作るという話も聞かないもの。

さらに別の話。
『落日燃ゆ』発表になったねー。
配役はまだ発表になっていないけれど、クレ順からして三男の正雄さん役と推測しているが、さて。

江口洋介って出てくると大体医者か警官だよねという話を聞いたが
山本さんも妙に裁判の傍聴席にいないか?マチベンとかそれぼくとか華麗とか佐々木とか。
で、まず間違いなく今回も。傍聴席俳優と言えましょう。

10日から磐音さまの撮影も始まったというし、梅の花も咲き出したし(梅を見ると歳の句を思い出すよ)
季節も蠢動し始めました!


2009年02月09日(月)

『ROOKIES』から『山月記』へ

先日青山に髪を切りに行き、
(ちなみにこれといって希望も無く、前と同じくおかっぱ頭に)
読む本が無かったため、帰りにLIBROに立ち寄る。

おくりびとの原作(原案?インスパイア?)な文庫本があるって聞いたけどー、
と思いつつ題名を全く覚えておらず、探す手がかりがない。(後日調べた)

後読みたかった本ってなんだっけ?

で、思いついたのが、中島敦の『山月記』。
『ROOKIES』で『山椒魚』(井伏鱒二)のシーンがあり、
(あのシーンは原作への尊敬が感じられていい映像だった)
『山椒魚』って身につまされて辛いっつー思い出があり、そういえば『山月記』も
いたたたたって、気持ちの一番やばい所に容赦ない作品だったな、ひさしぶりに読み返してみるか、と。

やっぱり、きっついのう。
自分何一つ進歩してないことを、改めて目の当たりにし、居たたまれない心境になる。
無駄に時間を食いつぶしてきただけで、何一つ進みも向上もしていない。
今まで何してきたんだか。
自分でも自分のチャイルディッシュなところが気に障るのだから、他の人はそりゃうんざりするわなー。
と、深く落ち込む。
もう、2012年に地球滅亡なら喜んで!という心境。
消滅するなら、早く終わらせたほうが無駄が無いし、魂は生まれ変わって再生せざるをえないならば、
早いところ今回の展開は諦めて、次に賭けたほうが、これまた合理的だよな。
とか思いつつ、じゃぁ今からともならない覇気の無さに、ったく何がしたいんだかと、
思いながら、ぐだぐだを許容する怠惰な自己愛にも辟易。

で、うつループはここまで。色々思うところはあるけれども、先に書いたことはホントの気持ちだけれども、
それはそれとして、うつはうつとして心に堆積はしているのだけれども、心の上空は意外な青空だったりする。

妙にすっきり。
ここまで生きてきたんだから。決めた。
生き延びることにする。
ぐだぐだでもだめだめでも生きていくことにする。
だから、身の回りを快適にする。その一つは感じの良い人で生きること。
もう、ポリシーとか印象とか人の気持ち読みとかはいいや。
とにかくシンプルに。
その場にその言葉に快く反応しよう。

追記:
中島敦の文章の美しさは素晴らしいね!


2009年02月08日(日)

『RESCUE』とか

『RESCUE』を録画し、ストレッチしながら視聴。
(山本さんが出ると聞いたので、念のため撮っておいたのだ)

1話と同じシーン。
出番は少なかったけれど、撮影大変そうだったけど、印象に残る役で良かったねと思う。

何話かぶりに見ての感想。
・古臭い画面とベタな怒鳴りあいを全うしていて、作り手の目指すものがぶれていない。
それが故にわりと作品として完結している。
・始まる前に主役は"身体が残念なジャ○ーズ"で助演一番手が"顔が残念なジャ○ーズ"と聞いていたが、
実際見ての感想は"不憫なほど一生懸命なジャ○ーズ"と"声が良く顔だって結構かわいいじゃんじゃがいもみたいでジャ○ーズ"に変更。
選抜エリート組SRという設定がどーにもなぁと思うが、ひよわ君ががんばる姿がKIDS層には共感を呼ぶかもしれず、時間帯から見てその層を狙ってのキャスティングとしては良かったのかもしれない。
・ジャ○ーズはいつからイケメン担当じゃなくなったんだろう?
・山田優の弟はいくらなんでも。
見た目もそう良く思えない上に、姉が上手く見えるほどの演技力。凄いなぁと久しぶりに見たこういうのと感心。


後は、ブログに悪意のコメントをしたとかで逮捕という話。
うーん・・・。いやな話。

憂さ晴らしや独りよがりの正義感による言葉の暴力が、
自分が姿を隠しておけるというネット環境で肥大化し蔓延していることは肯定はしないし。

殺すとか死ねとかを人のとことか掲示板とかに書こうとは思わないし、
書いている人に近づきたくもないし。

被害にあったら、すごく怖いだろうし、実際被害届を出した人は内容はよくニュース見てないから
(新聞もテレビも雰囲気悪いのであんまり真剣に見ない)わからないが、きっとすごく不愉快であっただろうし、
おそらく恐怖ですらあったであろうことは推測に難くない。

だったらどーすれば良かったのかと聞かれると言葉に詰まるが、やっぱり逮捕って嫌な感じ。
あと、その報道も、ネットって中傷とか根拠の無い噂の垂れ流しが渦巻いてて嫌なとこですね〜みたいな、
論調で、それも感じ悪かった。

じゃあ、大手メディアは正義なのか?!
持ち上げておいてバッシングという、昨年だっけ?亀田兄弟に対する報道なんて、
そりゃ死ねとかそういう単語は使ってないけどさ、数十時間の放送時間の中で口々に10代を叩くって、
それは問題ないんでしょうか?

スポンサーが広告止めると言えば作れない、KIOSKで売れないからJRを批判する記事は書けない、
そんな既存のメディアは正義かよ?

すっきりしねーなという感じ。
っつーか、なんたらいうタレントの悪い噂ってそんなに流布していたっけ?
少なくとも亀田叩きよりずっと地味な存在だったような・・・・。
(自分全く知りませんでした。)

まぁ、被害を受けてる本人には世間的に大きい小さい関係ないからな。
でもでも、やっぱり国家権力を介在させたって、何か小さなひっかかりはある。

色々考えてのことなのか考えてないのか経緯はしらんが、でも、
加害者も含めて、こういうことに国家権力を入り込ませたことに対して、「あんまり口実与えないでほしいな」
という思いはある。

前に裁判官がさぁ、建築中のどっかの敷地に入ったとかで、逮捕されたことあったよね。
記憶が曖昧だけれど、確か国家賠償系?都合の悪い判決を出しそうと言われていた人。
何の気なしに、私有地に入ることって、例えば近道とか、あると思うけれど、
モノ取りでもなく、暴力行為でもないのに、いきなり、"不法侵入"として逮捕されたという事件。

そういうことを出来てしまう存在に、個人の発言ツールを管理させることに対しては、
静かに気味が悪い。



2009年02月06日(金)

『ROOKIES』DVDも来て

『ROOKIES』DVDは届いたところで、かなり満ち足りてしまった。
それなりには見ていますが、全部見るまでテレビの前から離れられないぜ!という状態ではない。
(って大人ですから。それないですから。)

企画の石丸彰彦のコメンタリーからはこのドラマにかけた期間と熱い思いが伝わってまいりましたが、
だったら、『華麗〜』はどーなんだという気がしないでもない。

あの肖像画とか鯉とか、鉄平の妻や元カノのキャラクターとかキャスティングとか、
(少なくとも稲森いずみは無駄遣いだったと思う)
鉄平も妙に小者っぽくて、時間と予算かけた割りに完成度は低いという印象。
何がかみ合わなかったのか・・・。


話は戻って『ROOKIES』
主題歌は盛り上がる箇所で流れると画面にあってるとは思うが、
一曲聴けば他の曲はいーかなぁという感想。

あと、
・二人称がつねに"きみ"
・基本的に応援歌
という昨今の基本設定を忠実に守っている歌であるとも思った。

歌の中にあるシチュエーションがあって、特定のシーンが浮かぶという、
歌=ドラマみたいのがそーいえばないなーというのも感じた。

これはずいぶん前に、帰宅してつけたTVで阿久悠のドラマをやっていて、
見るとはなしに、でも案外見てしまった時に思ったこと。
で、気をつけて昔の曲を聞いてみると、"真っ赤なポルシェだのばかにしないでよだの"
"壁際で寝返りうって"だの、"背番号1の凄いやつが相手"だの
状況説明があって、衣装説明も時にあって、振る舞いの描写が出て、そして気持ち説明が続く・・
というように、曲のなかである物語が動いているものがある。

それに比べると昨今は観念的というか呼びかけのような歌が多いね。
(良いか悪いではなく、風潮の変化として。)

で、思うと宇多田ヒカルって、歌の中に物語(STORY)がある歌が比較的多いかもしれない。
また、観念的であっても、あくまで独り言を吐き出すに留まっていて、呼びかけの意識が薄いとか。

彼女の昭和さって、揺らぐ歌声だけではないのだなと思った。


2009年02月02日(月)

ぽちっと・・・

つい『ROOKIES』のDVDをぽちっと・・・。
もの凄く負けた気がするけど、さて何に負けたのだろう?

この冬のSALEは何一つ買ってないからいーやと言い訳をしつつ。
でも、Lunati Canapaでこの秋口から3回も買い物をしてしまってるんだ。

1回目がキャミとYOGAパンツ
2回目が錆御納戸色の巻きスカート
3回目がつつじ色のかっとそー。

独特の素材感。さらっとしているのにやわらかく、でもしっかりしている感じにはまってしまった。
色も植物染色だからなのか、センスの問題なのか、派手でも悪目立ちしない。

ずっと長く着るもん!使用頻度を高くしてコストをさげるもん!
とか言いながらも、散財ではある。

なのに、なのに。
『ROOKIES』買ってしまったよー。
自分誕生日祝い?として。ってそれ、かなりいけてなくない?
でも、今一番欲しいのって、この間見たgentenのバッグもTEMPUREの座布団もLIDELのワイングラスも
TIFFANYの一粒ダイヤのピアスも有ったら嬉しいけど、でも、やっぱDVDでしょう!(ってそれかよ!)

いいんだ。自分が楽しければいいんだ。いいんだ。いいんだ。(リフレイン)


2009年02月01日(日)

『リチャード三世』

先日赤坂ACTシアターで『リチャード三世』を見た。
再開発後初めて行ったので、赤坂の変わりっぷりにびっくり。
危うく迷うとこだった。

以下は劇を見ての感想。
シェイクスピアは初めてで、シェイクスピアもの自体に思うことは、
これは歌舞伎と同じ様な"シェイクスピア"という一つのジャンルなのだなということ。
最初は中々に取っ付きが悪かったが、徐々に入っていけた。

主役リチャード三世の古田新太はほぼ出ずっぱり。
他の役者の見せ場はそれぞれにあり、負荷としては、古田新太とその他大勢という感じ。
「膨大な台詞を覚えて、途中休憩を挟んで18:30〜22:00まで舞台にいる。それも連日というのは大変だな凄いな。」と思い、それは感想ではなく、感心だーと自分つっこみをするが、要するにそれ以上の思いはない。

アン王女役の安田成美は美しかった。
見せ場は一幕の最初に一回だったし、「あれはなんだー?!」という違和感もなく、
宣伝要員としては十分じゃないだろうか。
(時に椅子からずりおちそうになるほどひどいことあるからな。奥菜恵で経験あり。)
あれは自分としてはどうなんだろう?つらくないんだろうか。)

ただ、他の女優が凄すぎただけに比べられると見劣りがするのは否めない。
また、シェイクスピアという様式美の舞台ちっくな世界なので、舞台舞台したある種臭みとケレン味のある演技が映えるだけに、普通に綺麗な彼女だとどうしても印象は薄くなる。

もう少し、普通の舞台で復帰したほうが良かったのではなかろうか。
綺麗で上手いのに、努力のわりに評価が低いような気がする。

そして、前の文で出した他の女優。
三田和代・銀粉蝶・久世星佳。
この3人の女優の場面は凄いとの評判を聞いていたが、確かに。
ぐだぐだしい長台詞の押収なのに耳につかえず、流れるようなのに心に残るという。圧巻。

特に王妃エリザベス役の久世星佳に惹かれた。
彼女は名前は知っていたけれど、それも年次の若い天海祐希にトップを奪われた不運な年回りの人という話からで、舞台で見たことは一度も無かった。

思っていたよりずっとかっこよかった。
男役っぽい独特の華やかさとくどさが、舞台栄えするし、舞台衣装が薄手のユカタローブみたいな感じだったんだけど、そのひらひらと長い袖や裾裁きがさすが宝塚。
舞台での押し出しと艶やかなオーラは他を圧倒するものがあった。
今でも映像の印象としては極楽鳥のような彼女の絵が一番強い。

立ち姿で彼女と同じくかっこよかったのが、榎木孝明。スタンリー卿。
凛とした揺るがない姿が美しい。声も低く張っていないのに、一語一語早口でもしっかり聞き取れた。凄い。

もう一度見たいかと言われるともう一度チケット代は払えないが、でも、行ってよかったと思う楽しい舞台でした。


alain

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