2008年02月17日(日)
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ジム・ホールのアランフェス協奏曲
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ギターの奏でるメロディというものをもっと知りたくなり、(理由は今更書くまい) ギターのCDのオススメはあるかと人に尋ねて、有名どころを何枚か貸してもらって聞いている。
どれもそれぞれに良いのだが、真っ先に落ちたのはジム・ホールのアランフェス協奏曲の入っているCD。 リピートしっぱなし。
背中を両掌で力強くアロマオイルマッサージされているような深みの有る圧が気持ちいい。 印象は幅広い帯状のベルベットのリボン。 ミイラをくるむ包帯ないしは大きな蛇のように、身体に撒きついて、ぎゅーっと締め付けてくる。 優しげなくせに妙に強引なほどの力強さがある。 獰猛な甘美というか、野生動物が肉食動物に襲われて死ぬ瞬間に痛みを緩和するために、 なんかの脳内物質が出てふわーっと気持ちが良くなるという話を聞いたことがあるが、 そんな気持ちよさを連想させる。
死の香りがする暴力と堕落を道のかなたに置いた、禁断の快楽と安らぎ。 そんな音に身体を浸らせていると、人はいつかは死んでしまうのだということが、 むなしさとか寂しさよりも救いにも感じられる。
2008年02月13日(水)
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『佐々木夫妻の仁義なき戦い』
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『佐々木夫妻の仁義なき戦い』。 第一話はまぁ登場人物紹介の初回でこのデキなら何とか。と思っていたら、 第二話であれ?とかなりがっかりし、第三話でうんざりして早送り視聴。 第四話にして山本さんシーンチェック以外は3倍速で流すようになった。
山本さんの出番が少ない上に、役としての面白みもないということはさておき。 個性豊かな脇役陣を揃えと始まる前に散々煽っておいて、結局4話を終えてもキャラが立っていないというか描ききれていない。 下手な料理人が欲かいてあれこれ材料集めておいて、結局使い切れずに腐らせている状況に近い。 非常にもったいない。まず、自分の力量考えて欲しかったね。 今のT○Sに群像劇なんて端から無理だったんだよ。
群像劇じゃないにしても面白ければまぁいい。これが全く面白くない。 最大の要因はストーリーがちぐはぐで、テーマが見えないこと。 コメディにしては、法律事務所に持ち込まれる案件がシビアに過ぎる。 番組宣伝で力を入れていた夫婦喧嘩のシーンを見ると、これは夫婦漫才展開かと思いきや、 小雪は頻繁に涙して気持ちの伝わらない切なさを表現し、笑い飛ばせないウェットさを醸し出す。 繊細な感情表現に寄り添おうとすると、レスリングとCGはチープなどたばたが興をそぐ。 それに主人公の親やら、主人公の友人の家族問題やら、禁断の恋愛関係まで入るんだから、 カオスというより状況はゴミ捨て場に近い。
要するにプロデュースがなってない。指揮者がいないオーケストラに近い印象を受ける。 作品に関わる人たちで、完成形のイメージを共有できていないんじゃないだろうか。 制作内部ですら、例えば脚本と演出と編集のそれぞれで、目指すところが違うが故に、 一つのシーンの意味するところが反対の意図に繋がってしまったりして、物語の流れがぐらぐらしているのだと思う。
さらに、制作部と外部との連携、例えば、宣伝部との疎通の悪さも感じられる。 番宣と本編のイメージがここまで違うっていうのは、誰に何を発信したいか、 という戦略が欠如しているということだもの。
T○Sの前クールのドラマでも同じことを思った。 一つの旗印をリーダーが掲げて、皆がそれを見上げてついていかないと作品なんて出来ないよ。
会社としてあんまりいい状況ではないんだと思うな。
ただ、そんなドラマから受ける印象とは別に、始まる前から、感じていたことがある。 時期がずれてないか?って。
公式ホームページで出演者に射手座が多いと出ていた。 まず主人公の二人が射手座だ。 それを読んでいて気づいたのだが、法律と格闘技ってまさに射手座の象徴。 このドラマはとても射手座性が強い作品なんだ。
一方。 時代の流行を司るといわれる木星は昨年の12月に射手座を離れて山羊座に移っている。 さらには今年の一月末には冥王星も十数年いた射手座を出て山羊座に入った。 今年は全体に地の星座に星が集まっていて、時代のノリとしては火の星座の時代とは代わり、 落ち着きと安定を求める年といわれている。
つまり。 去年やるべきドラマだったんじゃねーのってこと。 少なくとも今年1月の木星・土星・冥王星で見る限り、 このドラマは時代に乗り遅れたというか、天の時を逸したというか、そんな感じがしなくもないなー。 とは思っていた。
そんな間の悪さからも、会社として運気の低迷を読み取ることも出来るのかもしれない。
財布を買ってもらってしまいました。
散々迷って、考えて。 それはつまり。 「折角買うんだったら、PRADAも見てみたいなー。 三角のマーク付きはごめんだが、他のタイプではかなりかわいーの有ったよな。とか。 今はやっぱりChloeだろーとか。」
迷いの対象はブランドだけじゃない。 ほぼ通常一万円も入っていない財布に5万6万はやっぱり高いんじゃないだろうかと値段に煩悶し。 一方色についても、風水では黄色はうんたらかんたらとか赤はどーだとか言うんだよなとか考え出し。 そしてもちろんデザインと使い勝手は基本要因。
こうなると決まらない、というか、逡巡を弄ぶ状態。 自分は案外その時間が楽しかったりもするのですが、傍はいらいらするようですね。(そうだろうそうだろう) いい加減決めなよと言われ、店に行き最終決断をすることになる。
あ、実はその前に家でダウジングもやってみたんだった。 紙に選択肢を書いて、振り子状のものを上にぶら下げてYesNoで回るとか言うやつ。
興味はあったけれどやったことはなかった。 真剣な問題だと自分は絶対念込めそうで、手ごろな機会がなかった。 財布ならどっちにどーころんでもいいので、いいチャンスだと今回初チャレンジ。 反応はもうちょっと微妙な感触なものかと思ったが、予想以上に元気の良く、わかりやすく面白かった。
そして、お店でこっちかこっちかこっちかなーと手にとって考えながらも、 「やっぱりこれかなー。」と決定。 FURLAの型押し二つ折りタイプの"赤"の財布。
ダウジングの振り子でも、そう出ていた。 思えば、一ヶ月前にぱっと見で、かわいーと思った奴だった。 ならそこで決めてろよとも思うが、約一ヶ月楽しめたから、まぁいいだろう。(楽しいのは自分だけだー) そしてバッグの中は、そんなつもりも好みも全くなかったのに、 結果として、赤い手帳と赤い財布と赤い眼鏡ケースが並ぶことに! どんだけ"赤"好きなんだ?!(だから別に好きじゃないって)
お誕生日用に買ったシャンパンはフィリップ・ゴネのブラン・ド・ブラン・ブリュット。 クリスマスもこれ飲みました。 HANAKOのシャンパン特集で山本さんが飲んでいたシャンパンなのですが。 (・・・あぁもうこの乙女ヤローなんとかしてって感じだ。)
フルーティですっきりしているんだけど、芯が太く濃い感じ。 貝や白身のカルパッチョにとても会います。
グラスはこの間お誕生日の乾杯用に頂いたバカラ。 SALEでほぼ50%OFFだったので、つい、いいなぁ・・って。50%OFFでも一つ一万。 50%OFFに気持ちが奪われていたが、コップに一万円って改めて考えると論外だったか・・・? (でも年末にファイヤーキングのジェイダイのサラダボウルを一つほぼ一万で買ってるからなー。 あれよりは高そうに見えるよな。一応バカラだし)
シンプルなフルート型のシャンパングラスです。 シルエットが綺麗だし、繊細なのに安定感もある。 大切につかいます。後悔はしていない。
そして、バカラの箱はやっぱり、真っ赤だったのでした。 どんだけ"赤"好きなんだ?! (別に好きじゃないんだけどな。こんだけ揃うと何かあるんかなとも思うよね。 第一チャクラの補強?もしくは還暦風にReBornとか)
追伸: 忘れちゃいけない。祝ってくれてありがとね。書いた以外もね。
2008年02月02日(土)
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鞄の内側が赤だらけ?!
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今日は雪! 窓の外がスキー場のように横殴りの雪でとても嬉しくなりました。 出かけなくてもOKでつもっても明日以降に積もった道を歩く予定がないので言えることだ。
でも外に凍った水があるとさすがに冷え方が違う。 ようやく喉も戻ったのだから、改めてCATCHしないようにしないと。
皆無だった物欲もいきなり復活!! 香水まで買ってしまった。 それから財布を物色中。もしかして買うか、買ってもらうかしちゃうかも。
考えてるのが赤なんだけど・・・。
『赤だとバッグの中でも探し易いですし。』と店員さんは言うのだが、 私のバッグの中は手帳カバーも赤い革、眼鏡ケースは布でチャイニーズっぽい柄でやっぱり赤。 これで財布が赤だとかえって探しにくいような。
手帳カバーは、昨年の秋にオーダーして作ってもらっていた。 注文から納品まで2ヶ月くらいだったかしら?
石井ゆかりの星ダイアリーを去年に引き続き使うつもりでかった。 満月新月だけでなく星の動きも載っているし、読みどころも月々のホロスコープも載っているので、 打ち合わせで暇な時に時間つぶしが出来るので、使い勝手が良いのだ。 が、気に入らないところが一つ。 ビニールカバーが端が破れたりくすんだりして、一年使うと薄汚れて見える。 かと言ってむき出しで使うには表紙の紙が薄い。
ということで、手帳カバーをあちこちの店で探して、でも、なくて。 ネットで検索をかけて見つけたのが鞄工房:日下公司。
決め手はホームページ。 思ったのは、「自作ないしは、かなり身近な知り合いが作ったな。」ということ。 プロの制作会社に頼んだものではないことは、まず間違いないと思った。
そして、自分もホームページ作ったことがあるからわかるんだけど、とても細部にこだわって作っている。 まず自分しか気がつかない、人は別にどっちでもわからない、 それでいて、そうするには結構時間がかかることを、こつこつと、 悪い言い方をすればねちっこく作っている。
きっとこの人は有る意味コントロールフリークであろうと。 自分の作り出したものや、自我の延長線上にあるものについては、 どんなに些細な点でも蔑ろに出来ない人なんだろう、と思った。
検索に引っかかった他の工房やお店のホームページも色々見た。 でも、このページを見て即決した。 もちろんページデザインで人の全てが分かるわけではない。 人格判断や占いをする気も無い。プライベートについてもどーでも良い。 ただ、このホームページを自分の看板としてweb世界に掲げている職人さんが作る作品ならば信じられる と確信した。
完成品が到着したのは12月末。 真っ赤な手帳カバー。
とても素敵です。 愛してるといっても良し。
さて、財布はどーするかねぇ。
って書いていて思ったんだけど・・・。 山本さんがアリゾナでギター作った時に、"赤赤"行ってたなぁーって。 眼鏡ケースも買ったの去年の夏だから、別に全然狙っていたわけではないのだが。
動物の求愛活動においても"いとこに惹かれる"という現象があるという。 ちょっと違ってちょっと似ている人を好きになるんだと。
うーん。そういうことか。 念のため書いておくが、決して店主の名前で注文したわけではない。 実は今日の今日まで気がついていなかった。
alain
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