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2006年05月29日(月)

ハーモニーベルのセッション 『水が揺れている。』

先日、訳あっていつもとは別の人のハーモニーベルのセッションを受けた。
ソシズノノのレベル1。なのでベルのメニューは多分いつものと同じ?と思う。

なのに、全然受ける感じは違う。
人が違うからなのか、場所のせいか。とにかく別物。
上下とか優劣ではなく、とにかく違うのだ。

前に書いたことの繰り返しになってしまうが、
CDは心で反応するようで、映像が見える。
対して、普段のハーモニーベルのセッションについては、私はフィジカルで受信している。(ようだ。)

気の動きがうるさいほどに感じられるし、毎回がん寝だし、脚が細くなったり、肩が軽くなったりする。

今回のはその2つとはまた違って。
身体でも心でもなく、物質で受け取った感じ。

最初はあれ?という感じだった。
気の流れが何時もよりわからない。頭もクリアなままで、ぼーっとしない。

緊張しているのか?
ヒッポウ(ベルを鳴らす人ね)との、波長が上手くかみ合っていないのか?

と、思っていたが。しばらくして気がついた。
感応ポイントが違うんだ。今回は。



物質的に反応。乃至は原始的な反応。
感じたのは『水が揺れている。』これだけ。

気持ちがどーこーでも、筋肉のほぐれでもなく。
音の波が水を揺らす。

水が入った袋があって、その水がぷるぷる揺れている。
自分の身体が一つの水の袋(イメージ水で満たされた寝袋)であって、たぷたぷしているという感じもあるし、
細胞の一つ一つがヨーヨーの袋で、体中の何億というちっちゃな細胞が一斉にぷるぷるしている感じもある。

人の身体のほとんどは水だというけれど、それを自分の感覚でここまでリアルに感じたのは初めて。


その後、イメージとしての身体感覚もあったんだけど、これも水に絡む。
映像でもストーリーでもなく、身体感覚としての海にゆっくり沈んでいく感じがあり。
別におぼれる苦しさはない。恐怖感もない。

そういう感情的反応は今回は一切無かった。
意味ありげな夢も色も映像も無く、湧き上がる感情も無い。
ただ、音で水が揺れる物理的反応と、水の中を落ちてゆく感覚があるばかり。


うつぶせの時は、直径1メートルほどの乳白色半透明なクラゲが上からゆらゆらとなでられる。
仰向けの時は、落ちるのみ。下に行くほど暗くなる海に吸い込まれていく。

最後は仰向けで寝ていて、もちろんフラットに寝ているのに、自分の身体感覚としては、
脚が高く上がっていて、つまり、"く"の字になっているようにしか感じられなかった。

今思えば、これも沈む形のバリエーションと思えなくも無い。
沈む時は内臓が重いから、多分手足は遅れる。"く"の字になるのでは?

海に近い場所にいたので、その所為かなとも思ったのだが。
ヒッポウの何かと反応したのかもしれん。


音というのは面白いね。
普段の生活でもさ、あんまりいらいらした声とか出さないようにしたいとか思う。
向かい合っての人に対してだけではなく、音の波が届く人全ての細胞に伝わってしまうからな。
ま、そうばかりも言っていられんこともあるが。できるだけ。



2006年05月28日(日)

意思で行動するのは無理!

今更かよ!とは思うのだが、ようやく自分に見切りをつけた。
金輪際、自分の意思は信じまい。

例えば、5年後の未来予想図を念頭に、直近の行動を積み上げていく。
世間の需給を睨んで資格を取る勉強をするとか、スキルアップのため、
会計とか英語の勉強をしてみるとか、そういう行動は、散々試みた。

玉砕した。全く出来なかった。努力が続かない。

要するに、自分の意思に自分を引きずっていけるほど力がなかった。

うすうすわかってはいたが、はっきりと認めたくなかった。
が、もう自分にフラグ立ててやる。
"意思で行動するのは無理!"

理性的で克己心が強く自分をコントロール出来る、そういう現代理想的な人格であろうとしたした。
モデルならばいやというほど流布されている。
努力と計画性。目をきらきらさせて、光のある方へ伸びていくことの美しさ。


中々降りる決心がつかなかったが、やっぱりだめだ。
そういうタイプの人間ではない。
と、言い切るのは、努力が足りないことの逃避的な表現ではないか?とは思う。

あぁ、でももういいや。
だって出来ないんだもん。逃避でいい。
自堕落でも野放図でもぐだぐだでも計画性ゼロでも後ろ向きでも醜くても、もういいや。

意思的でなく、過ごすことにする!
その場ののりで動く!


で、最近、その場ののりで何をしているかというと、フィットネスに加えて英語の勉強・・・。

外資系クライアントと関わりがあった時とか、外国旅行とかから帰ってきた時とか、
あれほどやらなきゃと思い、ヒアリング問題2つに長文1ページとか
日課を決めてやろうとした時もあるし、
"通勤時は英語の勉強の時間に当てる!"と張り切った時もあるが、全て一週間と続かなかった。


それが、全くやろうとも思っていない今は、英会話DVDとか見たくて仕方がない。
テキストとか読んでて、単純に楽しい。
それにしてもお風呂入る時にも、トイレにも、歯を磨く時に出すら、テキストを持っていくって、
おかしーだろ。いくらなんでも。

あれほどやらなきゃ!やるべしと思っていた時は、動かなかったくせに。
今になって、こいつは何をやりだしたのか。
わけわかんない。

自分で自分を動かすことが出来ない。
じゃあ誰が動かしているのかというと、全くわからん。
先の予測もつかない。

何故に突然英会話? 何のきっかけも予定も思いつかない。
わけわかんない。

もういいや。楽しむことにする。
自分がどこに行こうとしているのか?何を目指しているのか?
つれられるままについて行ってみようと思う。



2006年05月24日(水)

身体を作る

本日は遅めの出社だったので、駅に行く前にまずコンビニに駆け込み、TVnaviをGET!
続いて1年かと思っていたのに、山本さんの対談はまだ連載中。
おかげで毎月買う羽目に。

ここ数回のスタイリストがどーにも気に入らないのだがー。
それでも、「か、かわいい・・・・・」 (←ばか)


この間も婦人公論とか買っちゃったしなー。
一生縁がないはずの雑誌だったのに。

からだ磨きがテーマの号だったからなのか、山本さんのインタビューが載っていて、
「私もさぼらずにやらねば!」というなけなしの克己心を刺激してくれそうだったので、
買ってしまったよ・・・・。

山本さんのインタビュー後記が載っていると聞きつけて、
婦人公論のブログなんかも読んでしまうしなー。

自分で自分が変な感じ。

でも、買った婦人公論に載っていたジャイロキネシス。
面白そうだったのでやってみたら、効果ありかも。
わずか3、4分なのに、思いがけないほどの筋肉痛で、何か効いている感じ。

これも枝をたどれば組!なんだから、縁って不思議だ。

ま、今のところ体鍛えモードなんで、さぼらずにやっています。
怠け心が出たときには、婦人公論の山本さんインタを読み直して、気持ちを立て直しつつ。

週末の初級ステップと太極拳。
毎晩のジャイロキネシスと、インストラクターに教わったピラティスのいくつかの動きと、
柔軟と腕立て。


身体鍛えモードというのも動機の一つだけど、もう一つは意図的に。

というのも、最近ロマンチ系の服に気持ちが走っているから。
今日は、ANNA SUIのサンダル(おリボン付)L'est Roseのフレアスカートで、
黒TはPATRICK COX。黒カーデはゴシック調のANNA AUI。

テイストはゴスロリ。
可愛い系の服って、ぴちぴちした小太り一歩手前でむちっと着こなすと可愛い。
イメージ深田恭子。
が、これは体質と年齢による。

となると、精々緊張感のある身体で着こなさないと。
背骨が上から釣られたようにすっと伸びて、肩に服を引っ掛けるように。

ロマンチな服って、体とか姿勢が自堕落だと、おばちゃんのぶりっこか、子宮感覚の垂れ流しっつー感じで、
人のを見るのも嫌だけど、自分がそれっつーのは爆破したいくらい許せない。

ロック服は不健康でもそれはそれで味があるんだけどねー。

ということで、ってどーゆーことだかわからんが、
軸がしっかりしていて、かつ、リラックスした身体を獲得すべく。
しばらくがんばるですよ。




2006年05月23日(火)

ニュース鎖国

この間、人とTELで話していて
「ワールドカップのねたばっかりで、いい加減辟易。」と聞いた。
「ドイツに見に行く自分でも。もうおなかいっぱいになって来た。」と。

ニュース鎖国中なので、全然実感なし。
それでも、ジーコの"まぁ〜き"という発音は耳についているのだから、薩摩より鎖国は緩い。

何度聞いても、大黒っては聞き取れないのだが、取材陣は馴れているのだろうか。
単なる消去法?

は、ともかく。
すっかり世間から引いてしまっているさ。

TVはDVD再生機になっている。
見たいものは予約入れておいて、それだけはチェック。
くどかんの昼ドラの予約を、一応一週間くらい見てみるかと思っているのと。

あと追いかけているのは獣王星。
小栗旬は顔はあんまり好みじゃなく、別に関心なかったのだけれど、声がいい!
サードの声をやっていて、うーむ、光一くんよりかっこいいかもー。

MUSIGはいわずもがな。
あー返す返すも、マチベン終わったのが哀しい。

血中の山本さん濃度が薄くなった気がして。
彼はやっぱり舞台で見たい。見たいけど、でも映像もないと寂しい。(← ばか)

『毎日モーツァルト』が合ってホントに幸せ。
小栗旬のクールな声もいいけど、山本さんの包んでくるような声は、いいなぁ。

男を好きになるのに、顔から入ってあれこれ経て、最後は声に走ると聞いたことがある。
げっ!もう最後まで来てるってことか。
うーん。やばいかも。



2006年05月22日(月)

エクサブラを購入

ワコールのデューブルベでブラジャーをセミオーダーしたことがあった。
デザインは、ぱっとしないが、確かにフィット感はあって、ま、いいかと思った。

が、出来上がって送ってきたのを何度かつけて、早速不満が!

フィット感はある。
が、有りすぎ。全然丸みっつーもんがない。

さらし巻いてるみたい。
気分は博徒? いや、それならまだしも、中途半端にレースとかついてて、
なんっつーか、ふた昔前の女学校の、きんきんと抑圧を発散している女教師を連想させる感じ。

勿体無いから、使っていたけど、する度に気分が浮かない。

で、別のを探そーって、探していて青山のRue de Ryuも店を見に行ってみたんだけど、
やっぱり敷居が高くて、中に入らずに引き返してしまった。
見たらきっとかわいー!だろうけど、上下買ったら平気で5万とか行きそうだしー。

と、あれこれ考えている最中、本屋で本を立ち読みしてて、ひっかかってきたのが、
エクサブラ。
胸を育ててくれるのだとか。
面白れぇ。育ててもらおうじゃないか。

興味惹かれたので、サロンで試着して一個買ってみた。
夏なので白でも透けない、表面つるんとしたNUDEというやつ。

何回か着けてみないとわからないので、感想はいずれ。
今のところいい感じだけどね。



買い物モードなのだなぁ。
今、あれこれ葛藤しているのが、RENTのCD。

もちろん買ってあるのだが、全曲入っている輸入版も買ってしまおうかなーって。
歌詞と日本語訳が欲しかったので、日本語版を買ったのだけど、
WEBでのレビューを見ると輸入版にも日本語訳がついているとか? まじっすか?!

うっ・・・欲しい・・・・。
激しく欲しい。

日本語版には、映画で見てて、良かったなーと思うメロディが幾つか入っていなくて、
まーDVDをどうせ買ってしまうのだから、まいっかぁーと思っていたのだが・・・。

欲しいなぁ。

けど、DVDが出たらきっと買うだろうし、幾らなんでもCD2種類にDVDっつーのは、行きすぎ。
日本語版のCDを人に押し付けようかなー。
売っても大した金にはならないだろうし。

って、買うことを前提に話をすすめるな自分。




2006年05月19日(金)

ソシズノノ5回目のセッションに行ってきた。

先日、一旦キャンセルしたハーモニーベルソシズノノ5回目のセッションに行ってきた。

今回は、すとーんと落ちるように"がん寝"はせず。
かと言って、外界を柔らかく認識する"まどろみ"でもなく。

落ちもしないが、感覚も無い、"浅い眠り"が長く続いた。
気の巡りを楽しむこともできず、深い眠りの爽快感もなく、なんかもったいない感じ。

でも、今までで体は一番すっきりしたかな。
初めて色が見えた。
ハーモニーベルのCDを家で聞いているときには、
かなり映像が浮かび、心というか心象に響いている感じだったが、
セッションの生音はフィジカルで受けているらしく、
筋肉揉まれているとか、腸が動くとか、身体の反応が多かった。

初めて見えた色は、赤みがかった紫。
花のようなロールシャッハテストのような。
熱帯系でむせ返るようなエネルギーがある。
嫌な気分ではなかった。

あと、腰周りがどんとしたというか、
なんかセッションを受けていて、前より自分の身体の中心軸が骨盤の中で揺るがない感じはあった。
あ、でも、これは最近の筋トレのためかもしれない。

夢も見た。
アメリカ開拓民時代の家。10代後半の兄と妹。
ひげの父親。
唐突に英語でどなるので、どきっとする。
その後またうとうとしたりしたので、おぼろげなんだけど。
「ここから外には出さないぞ。」とか
「俺が作った壁は越えさせない。」とか、そんなことを言っていたように思う。
で、それを聞きながら、「この人は私の土星かなぁ・・・」って思った。

気の巡りはうつぶせの時は、背中を優しく揉まれる感じ。
東南アジア系の南国リゾートの緑の中のエステのイメージ。

うなじの上の方からサテンのリボンのように(色は白)何かが滑り込んでくる感触あり。

仰向けの時は、気がぴちぴちはねていた。
回るのではなく、炭酸が水面ではじけるように気が吹き上げる。
ばんばんばばん(ブルーハーツ風船爆弾の歌詞ですが)と、
小さな爆発が頭から足まで各所、推定30〜40箇所ではねる。

「今日は勢いがいいなー」と思いながら、ま、そのまま意識なくしてしまった。

今まで、台湾式あしつぼとか、スウェーデン式顔エステとか行ったけど、
ハーモニーベルはダントツに恍惚の気持ちよさがある。

精神的にどーこーという話がなくても、これは単純に気持ちがよいから、
リフレッシュツールとして、もっと広まっていくんじゃないだろうか。

まじで気持ちいい。
6回目の予約いれなきゃ。

一つ、不満は私の行っているサロンは外の車の音が煩くて、音に集中出来ないこと。かな。



2006年05月18日(木)

MUSIGの予約をしくったー!

気分は、モホロビチッチ不連続面を突き破って深く沈降。

ありえない!!
ばかばかばかばかばかばかばかばかばかばかばかばかばかばかばかばかばかばかばかばか
自分のばかー!!!!!!!

MUSIGの予約をしくったー!
お風呂上りに見ようっと。とうきうきの風呂上り。HDDをブラウズして入っていない時の愕然とした気持ち。
ばかばかばかばかばかばかばかばかばかばかばかばかばかばかばかばかばかばかばかばか
あぁ、『今週の丸投げ』がー!今週の山本さんがー!

原因を推測するに、月初にまとめて予約を入れたときに、一週間分飛ばしていたのではないかと。
一応事前チェックもしたつもりだったのにー。
「あ、今日は野球で押しているかもしれないから、終了時間を直しておこう!」と予約時間を直したりもしていた。
いじっていたのは実は来週の予約だったけどよ・・・・。

新幹線に飛び乗り、放送日が一日遅い関西のビジネスホテルにでも駆け込むかーとも思ったが。思っただけ。

お風呂はいる前に録画開始状況くらいチェックしておくべきだった。
月初の予約の時にちゃんとカレンダーで日時チェックしようよ。

うっ。一週間の最大の楽しみが、長くて4分くらいだけど、一週間の最大のイベントがー。
思い返すも涙目。
深く、深く、深−く、深−−−−−−−−く、沈んでいる。
しゃこしゃこ穴掘って、その中に膝を抱えてうずくまりたい。




2006年05月17日(水)

まさにガイド本

私の『坂の上の雲』本は、どうやら散歩がお好きだ。

全然、探しているわけでも目指しているわけでもないのに、
作品ゆかりの地に、持っている人を引っ張っていく。まさにガイド本。

私は、日露戦争の陸軍の全部隊の司令官の墓参りをするはめになった。

で、その本を貸したのね。
司馬遼太郎を初めて読む人に。

その人は出張に持っていって、そこから一巻目を読み出した。
帰ってきて、Wikipediaで見て、後追いで気がついた。

出張先は奈良県の葛城市。
訪れるのは初めて。
そこは司馬遼太郎が幼少期を過ごし、一説には歴史への興味をはぐくんだとされる土地だ。

よりによって、その地で司馬始めって・・・。


私の持っている『坂の上の雲』は、50過ぎのオヤジに無期限で借りているモノなんで
かなり年季は入っている。

小説に込められたたぎる想いが紙に写ってしまって、
いわゆる何か憑いた本になってしまったんじゃないかしら。
お散歩程度であるうちは楽しいのでいいのですけれど。

他の人でも試したいなぁ。




2006年05月16日(火)

資生堂のシャンプーTUSBAKIのCM

今日、WEBのNEWSで読んだ。

資生堂のシャンプーTUSBAKIのCMって人気なんだー。
女優6人勢ぞろいで、華やか&豪華。
かつ、一度のCMで数多くのタレントを見られる“お得感”で、ポイント高いのだとか。

まさに『人は同じものを見て、違うことを考える。』(by 勝海舟@新選組!)

絶妙のチープ感が売りなのかと思っていた。
あれって豪華なんだ?!知らない世界だ。

あのCM見るたびに、目に浮かぶのって、
ルーレットで小銭チップをあちこちにおく絵とか、正月の福袋とかー、赤札市とか。
端的に言って貧乏が香る。
やはり少数派であったか・・・。そんな気もしたんだけど。
(どの程度少数派なのか興味あり。)


それにさー、"お得"って言うのがわからん。
商品広告見せられて。見ないでいいのならともかく、見せられて、それでなぜに"お得"?
6人も起用したということは広告宣伝費いくらだ?
で、それは売値の何%なのだ? かなり原価率低い?などなどが、
頭にちらちら浮かんで、かえって"お得"感が失せます。

オスカー立像のような、商品のボトルがまた感じ悪い。

これって男性シルエットを模しているのかなぁ?
市場コンサルタントの「女性消費者の深層心理分析結果を踏まえて決定いたしました!」
という作りこみが、びんびんに発っせられている。
ような気がして、正視出来ません。

SMAPのDear Womanも、聞いていて気持ちは弾むが、やっぱりやりすぎ、臆面なさすぎ、持ち上げすぎ。

『日本の女性は美しい。』
ってコピーも、おだてればボトル入れますーという世界が見えすぎ。

広告は消費に走らせてなんぼなので、気取っていなくていいね!という見方もある。
が、もうちょっと上手い嘘が好きなの。

このキャンペーン、早く終わんないかな。







2006年05月14日(日)

蠍の火星とのめりこみ。

ウエッジソールのサンダルを買う。
わりと、ろまんちな感じで、ヒールの高さは9センチ。ANNA SUI。
一度履いたが、足首のストラップが擦れるかも。指痛いかも。

気合で履きますが。可愛いから。


今まで、そんなにトランシットとかプログレスの影響って、そんなに実感としてリアルでなかった。
が、イベントとしてデカイのか、意識下に入ってきているためなのか。

火星が燃えているのが、自分でわかる。(気がする。)
自分の中の火星、自分を押し出す力とか活力とかエネルギーとか気合とか争いとかスポーツとか、
が強くなって来ている。(という気がする。)

スポーツクラブとか今まで、全く関心がなかったのに、いつの間にか通うようになってしまった。
ここしばらくは、負け好きというか、自分の中の競争意識というものが枯渇していたのに、
負けず嫌いが復活してきた。

"初級ステップ"のクラスに参加2回目なんだけど、全然出来なくて。
それがすごく悔しい。

発揮する場所がばかばかしい気はするが、"出来るまでやるぞ。ゴルァ!"
みたいな気持ちは結構久しぶりで驚いた。
筋肉もつけたくなり、コアピラティスとジャイロキネシスを家で実施中。
元から体脂肪率は15%前後なのだがー。このまま走るとどーなるのか。

おまけに顔筋まで鍛えたくなり、ユーミーのリップトレーナー パタカラをうっかり購入。
どーもネットでの買い物は思い切りと敷居が低くなってしまう。
モノはまだ来ていないけど。
写真で見る限り、やってるところはかなり間抜け。

小顔ではあるので、別にあごをすっきりさせる必要はないのだが、
ここんとこ、ほうれい線が気になってきているので、
頬を鍛えてここらにハリが出るといいなって思っている。

『RENT』のサントラCDもどうしても歌詞が覚えたくて、筆写までする始末。
口が回らなくて歌えない歌詞とかあると、悔しくてリズムを取りながら、繰り返し練習。


お陰で身体中の筋肉、舌の筋肉も含めて筋肉痛。


・・・・誰なんだ。この人は。
自分の知っている自分ではない。妙な感じ。


無駄遣いという気がしないでもないが、腐らせるよりはましだろう。
が、もうちょっと生産的な方に使いたい気もする。



2006年05月13日(土)

ジョナサン・ラーソンのホロスコープ

背中がばぎばぎで、頭に熱がこもってしまい、
心も合わせてひきこもりになったため、2日ほど寝込む。
いや、熱もあり、頭痛もし、吐きそうではあったのだけど。まぁ心が元気ならば、そういうものって何とでもなる。
(← 健康ってことなんでしょうね。)

ソシズノノの5回目も予約入れていたのに、キャンセルしてしまった。

で、今日は妙にすっきり。
組み換え完了という感じ。

この間ずっとぐずぐずだった胃腸も、山を超えたら落ち着いた。
今回も気持ちそれに似ている。ドッグ入りというか。

いや、知恵熱かも知れない。
『RENT』にはまりすぎている。
(しかし、何かにはまる奴だった覚えは無いのだが、人は変わらない部分もあるが、結構変わるものである。)



サントラCDはがん聴き。
どれも好きだけど、どれかと言ったらWithout You。
無防備な優しさが痛い。

映画もう一回見に行こうかしら?
でも、きっとDVD出たら買ってしまうのだろうから、別にわざわざ行かなくても・・・。
でも、大きな画面で見たいかも・・・。
でも、BUNKAMURAル・シネマの画面ってそんなに大きくないし・・・。
(← ばか)

BUNKAMURAル・シネマのHPを見ると、まだかなり盛況なようで、
しかも連休中は3〜4時間前に整理券がはけてしまう状態だったとか。

どーでも良いことなのだが、なぜか嬉しい。

ある人に興味を持つと、次はその人のホロスコープが知りたくなる。

で、『RENT』の作者:ジョナサン・ラーソンのネイタル。
太陽 水瓶座 14°31'
月 牡牛座 09°03'
水星 水瓶座 20°51'
金星 山羊座 09°68'
火星 山羊座 15°59'
木星 射手座 25°71'
土星 山羊座 13°36'
天王星 獅子座 19°22' R
海王星 蠍座 09°12'
冥王星 乙女座 05°40' R

あんまり突き詰めず、思いついた順に。さっくりと。

おや水瓶くんだったとは。
モーツァルトと同じか。
音楽は自分の中では、水の星座の管轄だったのだが、最近風グループが侵食されているからなー。

天王星とゆるくオポジション。
水瓶の無国籍ボヘミアンと、固まると壊したくなる性質。

太陽−天王星の組み合わせかー。
山本さんはタイトな合なので、それもあってのシンパシーか?

水星が水瓶なので、出口は言葉になる。天王星とオポ。
今までに無いもの、ありきたりでないものに引かれる。アナーキーな表現。

産まれ時間は当然のことながら、わからず、月と太陽がアスペクトを取るかどうかは不明。
が、月は度数がずれても牡牛座の範囲ではある。
豊かな旋律は、この牡牛だろうな。女性的な性質あり。
具体的な身の回りの現状を素材とするあたりも、牡牛座が働いているっぽい。


山羊座に金星と火星がある。
山羊座は現実の中できっちり自分の居場所を作ろうとするサイン。
火星が山羊座にあるってことは、社会的に野心家で現実家で努力家。堅実にこつこつと。

しかし、土星と合なので、特に若い頃はやる気を押さえられがち。
ついでに金星も、同じく合で、きゃぴきゃぴ楽しい気持ちに、野放図に浸れないタイプ。
山羊の金星なので、古典的とか控え目な美意識。


正午生まれとして海王星とタイトなオポなので、多少時間がずれても海王星とはアスペクトを持つ可能性は高い。
夢見がちで憑依体質。物思いに没入傾向。

そうはいっても土星も120度でアスペクトを取っているので、コントロールは効きそう。

幼少期はおっとりとした、おとなし目の子供だったのではないかしら?頑固ではあったでしょうが。
ちなみに少年時代は頭でっかちの生意気。遊びがなくて堅苦しい理屈屋と思われる。
水星の度数は、私の太陽と同じ度数なので、他人とは思えない。

RENTで作品で出ている女性像って、彼の月という感じもしないし、金星にも思えないんだよなー。
ここらへんは良くわからん。


ただ、女性像というか恋愛関係に、水瓶っぽさは匂っていて、水瓶太陽の私としては、苦笑いな気持ち。

水瓶座は別れた彼と切れない傾向があるという。

彼でなくても、じゃぁ普通に友達というか知り合いとして、繋がることに違和感がない。
っつーか、私がそうで、当たり前と思っていたのだが、かなり違うみたい。

人間関係において、"友情"という一線が真っ先にくるというか。
独占欲とか性愛とかではなく。

マークとジョアンヌの切れが、ことさらもつれに繋がらないところとか、
モーリーンの嗜好。性別の敷居が低いところとか。

水瓶サインのサンプル像を見るようだ。


先に、太陽−天王星の組み合わせが山本さんと共鳴?と書いたが、
ぱっとみ、他にも感応点はあり。

山本さんの太陽が蠍の8度なので、ジョナサン・ラーソンの月−海王星のラインに乗っている可能性は高い。
ジョナサンの描く夢と、山本さんの自我や意欲の接点があるということ。
山本さんの美意識・芸術性の金星が、ジョナサンの太陽と60度。

ジョナサンの作品の、独立性や破壊衝動に、『あー自分の中で暴れている衝動と同じ!』
との共感しやすいし、ジョナサン・ラーソンの世界に、自分の人生を自主的に切り開く太陽が
載っているのも、かなりいけてるというか、読みがいのある配置で、嬉しくなってしまう。


ただし、太陽と月。それぞれがスクエア。ついでに水星も。
なので、実際に会って過ごした場合、しっくりくるかどうかは微妙。




作品世界を通してが無難ではあると思う。と、行って、それしか目がなかったわけだから、
言うほどのこともないが。

思いついたのはこんな感じ。




2006年05月08日(月)

RENTのサントラCDを買ってしまう。(帰宅後追記)

ニュース番組をホントに見なくなった。
アンドルー・ワイル博士のご指導に従ったわけでもないのだが。
不幸な事件ばかり聞いて、憂いをまとうのに、飽きた。

真面目に心を寄せても、『次です。』の一言で、商店街名物の巨大コロッケの話に切り替わる。
一ヵ月後には誰も覚えていないし。

耐震強度が足りないマンションを買ってしまって、住めない家のローンを抱えている人のことなんて、
当事者以外には、「そういえばそんなこともあったあった」な話。
これからの話なのに。
もう消費されたネタなんて、誰も求めない。

新聞も取るのを止めるところまではいかないが。
片目で流し読み程度にしている。
日露戦争とか、太平洋戦争当時の、新聞の論調から類推するに、
読んでも扇動と洗脳以外は得られなさそうだから。

日常生活をしている限りは、ヘッドラインくらいはイヤでも耳に入る。
不自由ない。

昨日だかに、田舎で殺人事件が起こったのも知っているぞ。
映像は見ていないが。

倉阪鬼一郎の『田舎の事件』みたいの?と思ったが、あっているのかどうかまでは知らない。

余った時間は好きなものを見たり聞いたりして過ごす。
ということで・・・・・



結局、サントラ買ってしまったよ。

山本耕史という人があれだけ心から愛してやまないものが、どんなものなんだろうか?
見てみたい。激しく見てみたい。
映画を見に行った理由は100%これ。ただこれだけ。

いかん。
やばい。曲良すぎ。メロディ泣きすぎ。ロック突っ走りすぎ。
うっかりはまってしまった。

曲が、どの曲も魂。
対象物を見ている気がしない。舞台と自分、相手と自分という2つの存在が相対して、
曲があって、それを聴く人がいて・・・・という感じじゃない。

メロディが歌詞が、雨のように降り注いでくる。
想いが溶け合う。
自分なのか、物語なのかわからなくなる。

心にしみる。


はっきり言ってストーリーはべたです。
"いい年こいたモラトリアム"と言ってしまえば、そこまでの、
実生活の辛さを担おうとしない豊かな社会の青年のたわごとを描いている。

ラストの霊界からの復活なんて、江原啓之に宣伝させれば?っつー感じだし。
エイズとかドラッグとかボヘミアンとか、10年前には世相の先端を描いていたであろう設定も、
今となっては、中途半端な時代劇。

わかってる。
でも、それもこれも含めて、愛してしまった。

前にも書いたけど、やっぱりあの、指向性のないどこにも行かない、それを知っていてかつ投げない。
哀しさと情熱が好きだ。


サントラは買うの止めようと思っていた。
あんまり英語でなじんでおくと日本語の歌を聴いた時に、すっと入ってこないから。

山本さんが熱望している日本人キャストによる再演を待つ!と、思っていた。

もちろん待つ気持ちはある。強くなった。
『運転手さん。そのバスに僕ものっけてくれないか』じゃないが、夢に便乗している。
RENTの舞台に立つ山本さんを見に行くことは、最早私の夢だ。

日本人キャストのRENTの上演。あぁもう!その時はその時だ!
私はRENTの曲に惚れた。聴きたい!
日本語歌詞に違和感あっても、何とか気持ちでカバーする。買ってしまえーーーっ!


・・・やれやれ。これも、組!から始まる消費生活。

でも、このサントラはいいよ。
どの曲も大好きです。愛してます。




2006年05月07日(日)

日露戦争の陸軍に呼ばれる。

青山に髪を切りに行く。
の道中で、呼ばれた。ような気がした。

それにしても、表参道なんとかならないのかなー。
人の波に酔う。ずっとこのまま?哀しい。

はとバスコース化していて、うざい。
モルガンに行きたいだけなんだけどー、表参道ヒルズに用はねぇ!と思いつつ、辿りつかねーよ。
行列動かねぇよ。

は、ともかく。
表参道はきっと観光客でごった返しているだろうから、と、青山一丁目から歩くことにしたんですよ。
散歩もいいかなって。
新宿から大江戸線で一本だし、大江戸線、基本空いているし。


天気も良く、暑くも寒くもない。
こういう日は、通ったことのない道を通りたくなる。
ふと横を見ると緑があって、綺麗。とことこ近づいていくと、そこは青山墓地。

へぇーこんなところにあるんだ。初めて来た。
と、いきなり、石碑に行き当たる。

近づくと乃木将軍の墓道とかいてある。
手もちのバッグには『坂の上の雲』。8巻。
日露戦争もたけなわ、日本海海戦のまっさい中である。
しかも、夕食に会う知人に貸すために、1巻〜4巻も持っている。

旅順に展開した当時の陸軍第3軍の司令官。乃木希典。
『坂の上の雲』によると、無駄に戦死者を積み上げた戦下手。
この本を読んでいる時に、何もいきなり、乃木の石碑に行き当たらなくても。

下手に手を合わせると、憑いてきたりするとも言うので、めったなものは拝まないようにしている。
人格は高潔だったらしいが、別に尊敬もしていないし。

行き過ぎる。
緑は綺麗だが、腹も減ったし、乃木を超えて深入りするのもなんなので、墓地には入らず、
表参道方面に歩く。

しばらく歩くと、左手にまた墓所。
土を踏む機会もないし、天気はいいし、一周お散歩・・・。
つと墓地に入る。

野津という人のでかい墓がある。
どっかで聞いた名前ーと思いつつ、角を曲がると、黒木為禎の本人ではないが妻の墓が目に入る。

黒木?黒木為禎?
ちょっと待ておい!?

慌てて『坂の上の雲』を出して確認。
・・・・間違いなし。日露戦争当時、陸軍の第一軍の司令官である。
本人のはなかったようだが、家族の墓がいくつも。
しかも、献花じゃないが、献碑みたいなものに"奥"と。第2軍の司令の苗字だ。

となると、野津。
やっぱり。第4軍の司令官です。

つまり、日露戦争当時の陸軍の第1軍〜4軍までの全て、の司令官にかかわる墓が
次々と目の前に現れたと。

探してもいないのに、なんっすかこれは。
怖いというか。ぞくっとはした。うんざりもする。
あぁまたか、と。(前にも行こうともしていない試衛館の跡地に着いたことあったし。)

呼んだ?で?何が言いたい。

馬鹿だ無能だありえないしくった、とか思いながら読んでいたので、むかついたのだろうか?
それを言うなら、司馬遼太郎に言ってくれよ−とか思う。

確かに上手くはやれなかったかもしれないけど、痛々しいほど可憐で一生懸命ではあった。
必死で国を守ろうとした。
それについては、ありがとうと。

そういう気持ちはある。

墓で祈ると何か憑きそうだったので、その場は早々に立ち去り、
人のこなさそうな路地で、ほんのちょっとだけ手を合わせた。
『がんばったことには感謝する。』と。

求められていることを満たしたかどーかはわからんが。
うーん。もうちょっと良いところに呼んでください。と思う。
小判が埋まっているツボとか。


帰りにスカートを買っちゃった。
流行の白。ちょっとロリ過ぎたか?という後悔はあり。




2006年05月02日(火)

映画 RENT を見る。

BUNKAMURAまで『RENT』を見に行く。
ほぼ満席という話は聞いていたが、GWとはいえ一応平日だし、夜だし30分前なら、
なんとかなるかと思ったら、かなり甘かった。ぎりぎり。
受付順に会場に入るから、最後じゃ当然一番前しか席はなく、のけぞってみていたので疲れた。

言わずもがなの"組!から始まる生活"の一分岐。
山本さんがあれだけ思い入れるものを、見てみたいと思った。

すっごーくどきどきとか、はらはらとかいう没入はない。
あと、やっぱりアメリカ人の感情表現にはついていけないところはある。
ストーリーもべただし。
ミミ生き返るの唐突すぎ。ロジャー死にそうな人を前に歌うなとか。

初演キャストは、一部年齢的に微妙じゃない?モーリーンとか?
とか、相変わらずぽこぽこと思いが浮かぶ。

映画としてまぁまぁ?とか思っていたら、何かじんわりと泣けてきて、ちょっとびっくり。
人格が分裂してるよなー。それはともかく。

歌がね、良いですよ。
勢いとか情熱があるんだけど、前には決して伸びていかないところが。

あぁそうか。
今書いていて思いついたんだけど、
これってそういう点では組!であり、土方なのかもしれない。

なげやりじゃないし、必死なんだけど、それはその先どーこーしたいという、
世間的な野望とか、緻密な未来図に繋がらない。

指向性がないエネルギー。多分それは先読みすることへの絶望であり、
今ここにある、いる人への誠実でもある。

no future no past. not day but today. とか、
no othre way. とか、すごく明るい閉塞を思う。

そういえば、青空って、夜空に比べて星が見えず、宇宙に対して閉塞しているって思うときない?
ペンキの青空で蓋をされているような。

そう思うとモーツァルトも同じなのか・・・。


キャストはミミとジョアンナが初演キャストでなく、ミミについては歌が弱いとか、
どこかに書いてあったが、そう?
上手かったと思うがーもうレベル高すぎてわかんない。
スタイルが抜群。あの脚!エロエロのダンス〜。素敵だ!

ジョアンヌも脚ながっ!Seasons Of Loveでの歌もまっすぐ伸びていて、好き。

日本のキャストでやるかなー。
正直、ミミとかジョアンナとかエンジェルとか、誰?っていうのが思いつかない。
可能なのか?

でも、山本さんは、"やりたい。やらなきゃいけない。"って、
ひたすらに言い続けているし。

自分だけでかなえられる夢でないし、20年後でもOKというものでもないし、
夢に保険かけずに、思い入れられるって凄い。
叶わなかった時の留保をつけないで、この人は平気なのか?
平気でない結末が待っているのに走っているのか?わからないところも、惹かれる一因なんでしょうね。

・・・先行予約で、『RENT』の来日公演を申し込みました。
組!関連でいくら使ったのか、もう検討もつきません。



2006年05月01日(月)

組!サントラ第2集

サントラの第2集も、組!!のDVDも手元に持って、持ってしまうと哀しい。
本当にこれで最後なんだということが、ありありと見えすぎてしまう。

2004年の大河なんだから、ここまで楽しめたことがかなりの僥倖。
自分すがりつきすぎとか思う、思うんだけど、あぁでも寂しいなー。

サントラはiShuffleに入れて聞いている。
1集の方がおそらくは開始前に作った曲が多いからだと思うけど、かなりイメージソングっぽく、
題名と曲が頭の中で中々繋がらないのだが(もちろん曲は好きなんだけど)、
2集の方は情景とかキャラクターがどんぴしゃではまり、すらすらと題名を覚えてしまったのには、驚いた。

お梅のテーマなんて、どっから聞いても鈴木京香のお梅そのもの。
曲って凄い。

あと、組!!で副長が撃たれてなお、新政府軍兵士を斬るところで掛かっていた曲の題名が、
『武士道』というのに、ほろほろした。

侍泣き、無念、山南切腹の曲順は、無念、山南切腹、侍泣きの順番じゃないかなぁとか。
そんなことを思いつつ、全30曲の後半15曲は、もうひたすらに切ない。

哀しい気分になりたい時には必携。
一旦どーんと沈み、27曲目からの曲順がねーこれがいい!
未来への扉、希望のワルツ、安らぎで、朝日が昇り、ラストの新選組!メインテーマで立ち上がる。
このメインテーマいいなぁ。ホントにしみじみと。

三谷さんと服部さんの頭に描いているこのドラマのイメージはかぶっていたということが、
このドラマの1成功要素だったと思う。間違いなく。
第1集はシーンに合わせて書いたというより、漠然としたドラマのイメージを曲にしたという感じだけど、
神話的な牧歌さから、まっすぐな刹那さ、青空に駆け上っていく勢い・・・の全てが、入っている。

服部さんって、きっと三谷さんの希望?だよね。きっと。
少なくとも音楽担当の人が、三谷さんの描きたいものをわかってくれている人で良かったと、思う。

スタッフ内でもどんなものが出来るか、始まるまでは、っつーか始まってしばらくも、
共通認識が出来ていなかったみたいだから。

組!のDVDの特典映像で組!が始まる前に流されていた番組宣伝がいくつか入っていたのだけど、
これを見返すと「わかってなかったんだなぁ」というのがありありと見える。

"愛と勇気の新選組!"だとか、"これを見ると一週間元気で過ごせます"だの。
嘘をつけ嘘をという宣伝文句を連呼している。
宣伝担当には、「喜劇作家が書く明るい青春コメディ?じゃないかしら?」と
捉えられていたのだと思う。

三谷さんががんぱって服部さんを押したのなら、さすが!だし、
プロデューサーがわかって配員してくれたのなら、これまたさすが!だ。

amazonで見たらサントラ第2集は初回プレス分がはけたらしく、4〜6週間待ちだとか。
それなりに売れているみたいで、嬉しい。



『坂の上の雲』は旅順の要塞は落ち、奉天の会戦にも勝ったというか、
敵失により生きながらえたーというところまで、到達した。
バルチック艦隊はベトナムまで6ヶ月かけてやってきた。
後は、日本海海戦を残すのみ。





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