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2011年11月21日(月) 選択肢

弱い部分で結びついていた私と、前の彼氏。

それが悪いことだとは思わないけれど
弱い部分で結びついていると
現実にある関係以上に 相手を自分にとってかけがえないと思ってしまうことがある。

いや、そう思えるのも幸せなことなんだろうけど・・
うまくいえないが 私はやっぱり、ラクに流れていたんだろう。

その彼のことをほんとうにどうしようもないなあと思う一方で
決定的にそんなどうしようもない人にしてしまったのは私なんだと思う。

私の裏切りとか傷つけたことや
甘やかしたこと、なんでも許してしまったこと。

思いやりがうまく保てなくなった私たちに、信頼が無くなったら
もう崩壊するしかなかったなーと、冷静に思う。

きっとどこかではわかっていたんだ。

居心地が良くないんだ というその女の子のほうを
あなたは大事にしていくべきなんだよ と。

昔から、本当はわかっていたに違いない。

私はにげていた。


今、大切な人が出来て。
それ以来、私は彼と戻ることなど考えたことも無い。

そんな選択肢はない。

「私はあれ以来一度も迷ったりしなかった。そんな選択肢はもう無いよ」

そう送った私は、本心でもあったし
もう開放しなくちゃ 彼を。
そう思った。

私がいるかもしれない
私がまだ自分を必要としているかもしれない

と思うことは、彼にとってきっといつまでも本当の現実に向かい合えない
呪縛になってしまう。


本当は
もっとはやくそういうものから解き放ってあげるべきだったんだ。


きっとわかっていたのにね。
わかっていたのに手を離せなかった。
私は、前回も、前前回もだ。。。


唯一の後悔は、ずるかったそんな自分に対して。


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自分の過去を受け入れた上で、感謝したりいとおしんだり許したりできる。

そういう出会いをくれた人に私は本当に感謝している。


素直でまっすぐな私で、もうこれからはずっといたい。


2011年11月16日(水) テキオー灯

私は、きっとテキオー灯の光を浴びて暮らしている。

なんだかそう思った。
私の中に色々な色がある以上
それを混ぜてきっといろんな色の私を作り出せる。

それをやるのが私は比較的うまいほうだと思う。
でもそのせいか、

自分の色が分からなくなったりもとの色に戻せなくなったりする。
時々。

辻村深月の本を最近、ずっと読んでいる。
私より学年にしてひとつ上だという彼女の本が私はとても好きだ。

彼女の本に出てくる登場人物はたいがい、頭が良くていい子なのだ。
でも、いろんなことを考えすぎて少し、傷つきやすくなっている。
いろんな辛い過去を持つ人が出てきて
重たい話が展開される。

でも私がこの人の話が好きなのは
そういう人たちを包み込む暖かい周りの人がちゃんと出てくることだ。

思春期の私がすごく感じていた、「子供の悪意」がものすごくうまく描写されている上、
ちゃんと「大好き」や「信頼」に出会える様子まで書いてあるので
私は安心するし

すごく泣ける。

「子供の悪意」は怖い。「女子の悪意」と置き換えてもいいかもしれないけど。
辻村深月の作品はリンクしているので、
ぜひ正しい順番で読んで欲しい。
僕のメジャースプーン→放課後の名前探し という順番は必ず守って読まないとね。

ほんとに仲良しの友達にはぜひすすめたい。特に高校の友達には。


私が今の彼を好きな理由のひとつに
彼が非常に人にわけへだてない ということがある。
それは、なんだろう。正義感とかそういうことでなく普通にそれが出来て
自分に変なマイナス意識が無くて
本当に一緒にいてラクなの。

なんていうのかわからないけど
うまく表現できないので彼にも伝えられないんだけど
私は尊敬している部分。

いろんなことを受け入れられる先入観のなさと
素直さとポジティブさと。
自分を取り繕おう、かっこいい自分でいようとしないところ(いや、してるけどできてないだけなのかもしれないけど。笑)


新しい人間関係が苦手な私が
彼を信頼してこうやって心を開けることがすごいなあと思うし

そういう人に、正直、前の人と別れてすぐ出会えたということに感謝している。

私はきっと、彼と出会えたから腐らずにすんだし
必要以上に傷ついたり
人を信じられなくなったりしなかった。

きっと彼にもし裏切られるようなことがあっても
私は人を信じられなくなったりしないと思う。

同期が昔言っていた。

本当に信じるって言うことは
その人に裏切られてもいいと思えるという事だよ、と。


彼が、ちゃんと向き合ってくれているし大切にしてくれていることを信じている。
彼が自分の気持ちに正直に生きていることを信じている。

だから
もし、彼の気持ちが私に無くなったり
私と一緒に生きていけなくなったとしても

それは、信じられなくなることとはきっと違うんだと思う。

なんだかうまくいえないんだけど、
信じるって言うのは、
浮気をしないとか、心変わりしないとかそういうことじゃないんだと思う。

その人を信じるって言うこと。

なんとなく感じたその気持ちを忘れないようにしたいと思う。


2011年11月14日(月) 頭のいい良い子

私は、「イジメ」をしない子だった。
そういえると思う。

公立の小中学校では、やっぱり程度の差はあれいじめのようなものはある。
いじめ もしくは 仲間はずれ。


私は自分が大して洗練された子ではないせいか
本を小さいときから読みふける子供だったせいか

いじめられやすい 友達、というのをいつも持っていた。

きっと、いろんなジャンルの人と友達になるタイプであったと思う。
そして、クラスの勢力図をしっかり把握する程度には
察しのいい子供であったとも、思う。

「もかちゃんには、嫌いな人いないんだね。」

と中学校の友達に言われた。
私だって悪口は言う。
悪いと思うことやださいと思うことや、へんだと思うことはあるから。

でもさぁ。きっと私の中にも
彼女たちが変だと思うことやださいと思うことがたくさんあることを、
私はちゃんと分かっていたと思う。

だから怖くて人のことをいえなかった。

そこは変わっていないと思う。
自分に自身がないゆえに 人を悪くいえないというのは。


「自分の友達である、嫌われているあの子」と、どういう距離をとればいいのか
というのがいつも私の中での悩みだった気がする。

私はいわゆる、「すっごいいい子」ではないから、
あのこと仲良くしていたら私までうんぬん、という気配はしっかり読めていたから
さりげに距離をとったりしていたと思う。

そして
そんな自分がとても嫌いだった。

まわりまわる仲間はずれのターゲット。
いつ何を言われているか分からない、女子のひそひそ声。

私は今でも、大人になった今でもそれが怖い。

頭のよしあしというのは学力では決まらない。
それはもちろんだが

進学校に進んだら
私はすごくそういった悩みを抱えなくなった。

クラスにいる子たちは、「頭のいい、いい子」が多かった。
優しくてかしこくて、暖かかった。

今でも、あの高校にいたこと、そしてあの友達たちと出会ったことが
私にとっては非常に自分を作るうえで大切だったんだと思っている。

誰かを本当に 大好きだ といえる、その気持ちを
私は家族以外では あの高校で教えてもらった。
きっと。


私は新しい出会いが苦手だ。
時々、「私らしく」なく、自分の殻に閉じこもりたくなることがある。

でもそういうときはそれでもいいのかなと思うこともある。
大切な友達が私にはいて
そういう支えがあることできっと、新しいものにも取り組めるんだと思う。

疲れたら休めばいいので。


変な話だけどね。

まったくうまく言葉にできなかったけれど
そういう気持ちになった背景に、最近読んだ本がある。

それに関しては次回、覚書として記すつもり。


2011年11月10日(木) もう一度着てみれば案外似合わない。

ドリカムの ねぇ 。

思い出でイッパイの服
もう一度着てみれば案外似合わないかも

脱いでみれば案外平気かも


なんだか、人が「盲目になる」ことは、スゴイなと、思う。
それは良し悪しではなくね。

前の彼のあまりに勝手な言い草にちょっとあきれて笑ってしまう。
いつまで自分に選択肢があると思っているんだろう、というか
なんて「自分」ばかりなんだろう。

自分を大切にすることは大切なことで
人にばかり気を使って自分のしたいことが分からなくなるのは本末転倒だけど

でもさ なんていうか 彼にはただあきれてしまった。

いいところもいっぱいあったんだろうにねぇ、、

まさに

もう一度着てみたら似合わなかったし
脱いでみたら平気だった服だった。

私は冷めているのかな。

でも、あの人とずっと一緒にいることにしなくてやっぱりよかった。
自分の行動や決断の理由を他人に求めることがたまらなく一番イヤだった。

「もかがこう言ったから」。

何度も聞いたそのことば。
良くない方向にいけばそれは全て針となる。


最後まで彼は、私のことをものすごく好きな分、執着している分
うらんでいるし、私のせいだと思っているといっていた。

それは、たぶん彼が自分の気持ちや自分の責任で行動していなかったからだ。

私は、後悔していないし彼を責める気持ちも無いもん。

彼をうまくたててあげれなかったかな
たくさんのことを望みすぎていたかな
過去の自分の過ちを償いきれなかったかな、

と、反省したりすることはあるけど。


「別にいいんじゃない。俺がすきなんだから。」


たぶん、だから、彼が私に言った言葉は
私にとって殺し文句だったんだと思う。




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素材おかりしました。偶然HNとおなじ!