酒場と野球と男と女
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2009年06月12日(金) 三沢がいなくなった日

三沢がいなくなった日。

モグは、遊んでました。

ちゃんと遊んでました。

スローピッチ、というソフトボールを朝から楽しみ、

夕方まで6試合もプレイし、

強豪に3勝3敗で、喜んでて、

嬉しくて、夜も呑んでました。

コロナ呑んだり、ホッピー呑んだり、

カシラ食べたり、砂肝かじったり。

馴染みのスナックにも行きました。

行く途中、チャリで2度転びました。

「あっ、これは何かある…」

なんて、ちっとも思わなかった。

いつものことだし、膝から血も出てたけど、

まぁ、いつものことだし。

スナックのカウンターで、変なオッちゃんに絡まれました。

「何か、いやなカンジやなぁ」

なんて、ちっとも思いもしなかった。

まぁまぁ、いつものことやし。

矢沢永吉を唄え、甲斐バンドを唄え、って言われても、

「ええよ」

と、期待以上に唄った。

気分良かったし、ウーロン割りもかなり呑んだと思う。

メールがきた。

そのスナックは、電波受信が悪く、普段ほとんど圏外なのに。

メール受信の点滅。

「三沢選手が、試合中、亡くなった。合掌」

こんなたちの悪い冗談をいうヤツじゃない、ヤツからの深夜のメール。

三沢が、いなくなった。

何だかんだ言っても、やっぱプロレスラーだって。

三沢が、いるって。

って言ってた、三沢がいなくなった。


三沢がいなくなった日、

モグは馬鹿笑いしながら、呑んで唄ってた…。

2009年6月13日土曜日深夜だった。


熱血野球オヤジ |MAIL

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