酒場と野球と男と女
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2007年12月20日(木) 卒部式も終わり、高校野球も終焉ですか……、の巻。

よござんした。まだまだ今年も残っております。

この前の16日日曜日は、ムスコの高校野球部の卒部式

京王プラザで、父兄、部員、首脳陣併せて200名余りの盛大宴。

諸々式次第進み、いよいよメイン

部員と父兄が壇上に上がり

部員(ムスコ、ムスメ=マネージャー)が、


「本当に父母には、感謝してます。いつも朝早くから

 弁当作ってくれてありがとう。泥だらけのユニフォームを

 黙って洗濯してくれてありがとう。私立の野球部で、お金かかった

 と思うんで、これからは、少しでも返していきます。

 でも、後4年は、またよろしくお願いします」


なんつう感じの殊勝な事言っちゃってさ。

まぁ、クサいコメントですが、

やはり真実味もあるからして、(ジーーーーン)ときたりして、

ホロりとさせる定番コーナー(徳光さん、ハンカチ)で

ありますからして。

まぁ、普通、親の立ち位置は、ムスコムスメのコメントを、

(うるっ)と聞き、

花束を受け取り、皆様にお辞儀をし、下手より上手へそそくさ退場。

というのが、通常、というか、皆さんそうします。


が、しかし

仮にも「イベントのプロ」「エンタメのマスター称号取得」の

モグとしては、このまま淡々と終わらせるわけにはいかない。

なんたって、あ〜た、壇上上がった以上、鳩のひとつも飛ばしたい

でしょうよ。出来ないけど。

まぁ、そういう訳で、「前代未聞」(監督談話)のアカペラ独唱。


ムスコのコメントが終わるや否や、マイクを奪い、

「巨人の星」の替え歌(巨人を甲子園に替えただけですが)を、

調子っぱずれなりに、朗朗と。

最後、


「行け行け〜〜●●(校名)球児ィ〜〜〜〜、どんと行け〜〜〜!!」


で〆、見事歌いきったモグでした。

拍手と笑いが止まらない中(多分。満足感に浸る余り、記憶飛んでます)、

隣に立つムスコは再びマイクをつかみ、


「いつもこんなオヤジですが、これからもよろしくです」


と、やっちゃたもんだから、また、場内爆笑

美味しいところ、持っていかれましたわい。


まぁそんなこんなで、無事宴は終わり、二次会(変なカフェBAR)は、

まぁそれなりにまったりと。

で、3次会はカラオケBOXへ「行くぞ〜〜〜!」。

と、周り見渡せば、いつもの居残り定番メンバー。

Sさん夫婦ら8〜9名。

また、このメンツが残ったわけねぇ〜」

の、いやはやなんとも空気など、オッパッピーと吹き飛ばし、

結局、始発電車まで、唄い切ったモグらでしたとさ。

Sさんとの外国曲対決では、「Breakfast in America」(スーパートランプ)

は出るは、「We'are all alone」(ボズ・スキャッグス)は、出るは、

で、周り引きまくりでしたが、2人だけは、満足満足だったことを

ご報告して、本日の閉会の辞といたします。

ご精読、ありがとうございました。


2007年12月15日(土) 2007年も後2週間。今年最後のブログになりませんように、の、巻。

おおっと、してたら早っ、12月も半ば過ぎてますぜ。

ここんとこ、何だかんだでしたから。

ちょいと、まとめてみましょっと。


12月5日(木)〜11日(火)。

オフィススタッフ福岡出張のため、恵比寿留守居役を務める。

雑事の合間に、「プリズン・ブレイク1」(アメリカTVドラマ)を

最近オフィスに入った大画面プラズマにて、DVD観賞。

副大統領の家族だか親戚だかを殺害した罪で収監された実兄を

救うため、有能な弟(主人公)が自ら銀行強盗未遂を起こし、

同じ刑務所に入り、真相究明のため、

兄と共に脱走を企てる、というあらすじ。

もうかなり前から、レンタルされているし、(今さら)、なんて方も

いらっしゃるでしょうが、まぁ、今さらなんです。

その主人公(弟=刑務所の見取り図、地下通路図を体中に刺青してる)の

兄貴

何か、誰かに似てるなぁ、と画面観ながらずっと思ってました。

で、2巻途中位から(ああっ)気づきましたわい。

「伊吹吾郎」です。伊吹吾郎、マンマでやんす。

眼光の鋭さ、鼻の曲がり具合、大きく開けたがらない口、

水戸黄門の格さん、いや助さん、あん?どっちか

あおい輝彦じゃない方、ですよ。

あっ、今は西田敏行だっけ、何か知らんけど。

まぁ、そうですわ、伊吹です、吾郎ちゃんです。

そう思って観てると、何だかこのドラマ(スリル溢れるサスペンス)、

と〜〜っても、「予定調和ご都合時代劇(再)」に見えてしまうのことよ。

確かに面白いんですけど、どうも素直に移入できなくて、

3巻途中で、フェードアウト。

留守居役、草木の水遣り、簡単な清掃、数少ない電話応対、

宅急便の手配、メールチェック、スケジュール確認、等のデスクワークに

没頭したのであった。

(大画面プラズマ「ひとり裏観賞」の脳内誘惑に耐えたのは言うまでもな

 い事であろう……)


12月8日(土)。

「チーム熱血」納会。地元の小洒落たBARで。

呑み放題で、高価エビスビールを振舞う採算無視の店の理念に則り、

メンバーしこたま呑み。そこそこ銘もある焼酎も放題とあれば、

2時間半で、ほぼ出来上がりも止むなしか。

「よっしゃぁ!いつものスナックで唄いに入るぞ!」

も、忘年会真っ盛り時。いつもの「U子」も「pi-na」も「あやや」も、

全て満席。熱血8名一行が入る隙も鍬もない。

「腹へったよなぁ」

探してるうちに誰とはなく、

「いつもの中華屋に行こうかぁ?」

豚足食べよう、坦々麺も、海鮮ビーフンだぁ、レバニがいい、

いやニラレバじゃねぇか、おいおいレバニラが正解だろう、

何を、ニラレバに決まってるし、

違う違うレバが先、レバサキって言うでしょうが。

そりゃ、手羽先だろ!

そう、山梨の西の方に……、

そりゃ、韮崎!

とまぁ、中華屋「南龍門」の前で、大の男がワーワー、言うとります。

マスター出てきて、

入レバー〜

北京出身のマスターの中華は、どれも本場もん美味。

銀座○スターや、陳なんやら何か、足元にも及びません(多分)。

小上がりに陣取り、またビールから始まり、紹興酒(樽出し)もガツンと。

「おお、そう言えば、ここにもカラオケあるでしょうが」

と誰かが気づき、

「おお、カラオケ、いいねぇ」

と続き、そこから、「中華屋小上がり大カラオケ合戦イン近所迷惑?」

が延々始発電車まで続き、

最後「ただお前がいい」を大合唱、大輪唱の上、

熱血男達は、40肩を寄せ合い

ふふらふらふら駅に向かうのでしたとさ。
 







2007年12月01日(土) 師走はじまり、エトセトラ、の巻。

  早いモンで師走です。

昨年の今頃何したっけ?と思い、本ブログを遡ってみれば

(大変本来の日記のあり方ですなぁ)、デザイナーのT井さんと恵比寿で

(久々)呑んだり、顧問税理士のGさんと語ったりしてます。

何かスゴイ極寒の中に、ほっとする灯火が揺らめいているような

時期だったかも、と思い出されます。

 今日モグは、セカンドワークで、東横線の大倉山に行ってました。

最近オープンしたショッピングモールでの仕事です。

早朝チャリで矢野口という駅まで走り、仕事終え、

帰りフィリピン戦の結果が分かった頃、チャリで帰る、という1日。

 土曜日多摩川脇をチャリで往復

ガキンチョが中学シニア野球やってたころ、グランドがこの矢野口近くで、

毎週週末、同じチャリルートを通ってたなぁ、とふと感慨。


生まれてきたのは、何故だ  教えてぼくらは、誰さ

 遠い雲に聞いてみても  何も言わない……」



こんな唄ばっかり、最近口ずさむことが、多くなってきたモグです。

 閑話休題。

以前から週刊コミックモーニングの読者だったモグですが、

伊坂幸太郎の「モダンタイムス」がいよいよ混沌としてきて、

一層注目してるここの所です。

「重力ピエロ」っぷりではない、「グラスホッパー」ノリが好みの

モグとしては、早いとこの単行本化が待たれるもんです。

 閑話休題2。

最近の一言。

普段読書などまずしない長男が、試験の合間、

白川道の長編「病葉(わくらば)流れて」を読み終わって。


「梨田(主人公)って、この後、近鉄に入団したんじゃないよね」


*「病葉流れて」:大長編「天国への階段」で著名な無頼派作家
   
         白川道の自叙伝的ギャンブル小説。自己を投影した

         主人公梨田雅之が大学入学からの放蕩の日々を描く。


何でもかんでも野球に結びつける、彼に今、「麻雀放浪記」を読む事を

義務付けた、何とかかんとかギャンブル好きにしたいモグオヤジです。


 さあ明日は、韓国戦あり、昼は明治VS早稲田のラグビーあり、

福岡マラソンもあったかな。

お好み焼きでもさらっと作って、昼ビールしながら、テレビっ子だぁ〜い!

(多分、野球中継のときは、オチてますな……)


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