酒場と野球と男と女
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2007年09月28日(金) |
五反田〜渋谷、お元気ですか?の巻。 |
今日は、朝から企画書作成しぃ〜の、
制作ラフ案手書きしぃ〜の、顧客名刺発注しぃ〜の、メール返信やり〜の、
嫁ぎ〜〜の!(って、トツギ〜ノ、知ってる40代って、どうでしょう)
で、午後、恵比寿のオフィス寄って、五反田へ。
駅前の麻婆飯専門店で、お昼。
言うほど辛くもなく、旨くもない。680円。
しかし、コーンスープ105円、のメニューが気になった。
悩んだ末、まぁいいや、と断念。
今や、この金額でも、頭ん中で賛成反対が交差する。
せこいと言えばせこい。
ようやくまともな金銭感覚を持ったか、と言えば言えなくも無い。
まぁ、どっちでもええわ、ってなもんですな。
で、その後、屋外広告の件で、打ち合わせ。
五反田駅前の一等地。ご興味ある方、今なら間に合いまっせ、ぜひ。
好感触で終え、渋谷へ。
某アミューズメント会社元社長、通称ボスのオフィスへ。
先週入院手術したばかりの筈が、思いのほか元気。
「腸の捻れをよ、切って戻しただけよ」
無類の外人女性好きのボス。
「そんな捻れる程の体位だったんですか?」の冗談に、待ってましたと、
「そうなんだよ、六本木のワンナイ(クラブ)でダンスしてた娘でな」
「(やっぱり!最中かい!)」
「ああしてこうして、こう持ってこうまたいで(身振り手振りです)」
「はぁ…」
「そしたら、突然なぁ、あ痛痛痛痛っ!!、ってな」
「はぁ…」
「もう、女どころじゃないよ、正味の話」
「そうですか…」
「このワタシがですよ、ええっ、そう思ったんだから、どれだけ痛いか」
「(自分で言うかぁ)…」
「もう、帰れ帰れ、つうて、な」
「ありゃぁ…」
「ベッドはベッドでも、病院のベッドに変更よ、ガッハハハハハハッ!」
呵呵大笑のボス。
ボスと話してると、何かしら元気になってくるんだよなぁ。
「おい、今度呑みに行くぞ!たまには奢れや」
「いやいや、そんな」
「まぁいいや、アンタに連れられて行く店は」
「はぁ」
「ちょっと趣味が、違うからなぁ」
「やっぱり」
「またいい所、連れてってあげましょう、腹が捻れる程のな、
ガッハハハハハッ!!」
ボス!105円のコーンスープの事、もうどうでも良くなりました。
元気、頂きましたッス!!
2007年09月25日(火) |
おぅ月さん何ぼ、十三、九つ、の巻。 |
今宵は、十三夜だそうな。
マンションのベランダから見る東京の月、青白く光っている。
向こうの川からの風が、涼しく優しく頬を撫でる。
(暑さ寒さも彼岸まで、っか)
片手に発泡酒を握り、手すりに身を預ける。
もう一度、ほぼ真ん丸の月を仰ぐ。
(もう何遍、こうやってお月さん見たんじゃろうか)
子どもの頃の記憶が、ふっと。
おぅ月さん何ぼ 十三、九つ
そうりゃぁまんだぁ 若けぇなぁ
祖母に手をつながれ、銭湯からの帰り。
街灯も無く、あっても薄暗い。
月の明るさと祖母のかすれた唄声だけが頼りだった。
十三歳という年齢も、想像できない遠い先、と思ってた頃。
剥がれかけた選挙のポスターを見て覚えた漢字を呟き言うと、
(ほんとにお前は、賢い子じゃのう)
と、頭を撫でられ、10円のホームランアイスを買ってくれた祖母。
あれから、少しは賢くなったんだろうか。
あれから、少しは偉くなったんだろうか。
あれから、少しは成長したんだろうか。
あれだけ遠かった十三歳、自分の3人の子供も皆その年齢を越えた。
(祖母から頭を撫でられること、少しはしてきただろうか?)
月は、うなずくでもなく、横を向くでもなく、
さして暗闇でもない東京の空に、ただ浮かんでいたーーー。
2007年09月19日(水) |
野球ウンチク道5段Mさん、の巻。 |
今や、地上波ではほとんど観られないプロ野球。
セパとも、何やらスゴイ混戦ぶりです。
大盛り上がりなんでしょうが、
何かこうもうちょいとパ〜っとしとりませんなぁ。
そんな中で、ひとつ楽しみは、阪神藤川球児のピッチング。
この前打たれはしたものの、中日ウッズへの11球連続ストレート。
ケレンミのない投球は、今や数少ない魅せる選手ですわい。
しかしまぁ、「球児」という名前。
野球選手にならなきゃあ、漫才師(ゲロゲ〜ロ)しかないという選択
の中で、見事A様(古いか)を射止めた藤川クン、エライ!
女性漫才コンビ「北陽」のアブちゃんに似た風貌で、ややB様ニュアンスも
残してる点も、好感度アップだぁ!
「北陽と言えば、阪神岡田監督の出身高校だよぉ〜」
と野球ウンチク道5段昇格、野球部父兄Mさんが、突っ込んできました。
Mさんは、某大手食品メーカーに勤務、3人の息子を持つお父さん。
野球大好き、野球話どあい好きの、好人物。
「そう、大洋ホエールズの長崎慶一も北陽高校だなぁ、確か長崎は
今、中学硬式の川崎北シニアの監督をしてるんじゃぁないかなぁ、そう、
田尾と長崎の首位打者争いは語れるねぁ、4打席連続敬遠とかぁ、
明徳じゃない!つうてね、馬渕監督、ありゃぁどうかなぁ、あん時の
ピッチャー河野だっけ明徳。確かクロマティが監督してた独立リーグの
サムライベアーズに行ったんだよ、そいでさぁ………」
Mさんの野球語りは、止まりませんが、その大阪の北陽高校出身には、
レスラーの前田日明もいることをプロレスウンチク道3段見習いの
オイラとしては、押さえときましょうよっと。
2007年09月12日(水) |
おおっと、緊急ネタに、ビビッと反応、の巻。 |
お坊ちゃまクン、辞意表明だそうな。
まぁ、どうでしょう。正直思うのは、
政治家ほどお気楽な商売は、ないよなぁ、つうことでしょうか。
当たり前すぎますかねぇ。
会社が、ちょっと左前になって、得意先からの商取引キャンセル続出。
その時点で、代表取締役降りればいいものの、
「会社組織変えて、乗り切りましょう!アタシは、このままですが。
え〜と、部長は、君がやって、課長は、あ〜たネ。あぁ、役員もちょいと
変えなきゃぁ。それに関しては、麻生さんに決めてもらいましょうか」
つうことで、月初めの朝礼で、
「皆で、この危機を乗り切ろう!」とのろしを挙げ、
親会社筋の社長にも、
「進退を賭し、頑張ります!」
と、表明した矢先、
「いやぁ、ごめん、やっぱ、オレ辞める。後、頼むわ。
だってライバル会社に提携話持ちかけたのに、会ってくんないんだもん。
実はちょいとカラダも悪しね。風邪気味なんだ。ゴホン、ゴホン」
こんなん通りますか!
総理だとか政治家という前に、社会人大人として、どうなのよ。
まぁ、多くのメディア、知識人の方々が、同じようなこと、
いっておりますが、こんな報道を見聞して、
特に若い世代、どう受け止めているんでしょうかねぇ。
もはや、見切ってるんでしょうがねぇ。
ああ、何だか、昭和の政治家が、懐かしく感じられますわぁ。
阿久悠の追悼歌番組を観てたせいでしょうか。
お坊ちゃまクン、「ジョージへの伝言も勝手にしやがれ」
つうことなんでしょう。
うちのヨメさんのコメント。
「アベちゃんが、旦那だったら、あんな涙目でコメントするのは
忍びないわねぇ。机の下で、コチョコチョとしてでも、ニコッと
さしてねぇ。なら世の中も明るくなるんじゃない」
こんな能天気さも、シンゾウには悪いんだろうなぁ。
2007年09月07日(金) |
宇津井健藤巻潤より、中条静雄?の巻。 |
警備士の話。
先月末に、4日間の研修を終えたオイラは、実はすでに現場に出てました。
そう、プロフェッショナルな警備士として、
重要現場に派遣されていたのだったのだ。
まず第一の現場名。「東京○○ーランド、駐車場警備」。
東京の西のはずれにある、屋内プール日本一のテーマパーク。
近在遠方から来る車の量、7千台。
その膨大な車両を、棒1本で誘導差配する、栄えあるお仕事。
朝8時(集合7時)より夜9時半まで、ひたすら車と歩行者を注視。
これを連続2日。48歳。なかなか、出来るものではない。
で、次の現場。「表参道ヒルズ、イベント設営警備」。
流行発信地、お洒落な街で、まさか警備服を着る事になろうとは。
まぁいいや。これも定めよ。面白きこと。
で、何やら某PCメーカーの新製品発表会があり、
その設営中、部外者の立ち入りを制するため、熱血オヤジ登場。
これまた、腕を後ろに組み、ひたすら胸の入館証を注視。
実質6時間程だが、ほとんど動かず、立ち放しは、かなりヤバい。
見た目楽そうだが、動いていたほうが余程楽。
改めて気づき、腰をさする。
で、次。「京王線某駅、違法駐輪の指導及び誘導」。
早い話、駅前付近に立ち、自転車をその辺に止めようとする人に、
「はい、申し訳ありませんが、指定の駐輪場に止めて頂けませんか。
場所が、お分かりにならなければ、ご案内いたしますが」
なるセリフを穏健丁寧に言って、速やかに誘導すること。
いやぁあ、参った。こんなセリフうまく言えるかぁ。
滑舌(かつぜつ)悪いし、強面だし、絶対、トラブル、うん!
と、妙な納得をしたものの、アタシが勤務中、
誰一人、違法駐輪することなく、よって、セリフを言うことなく、
穏やかな内に、業務終了したのでした。
その代わり、道行く人に、よく尋ねられました。
「○○駅行きのバス停はどこですか?」
「××病院は、この道ですか?」
さらには、
「(地図を見せ)ここに行くには、歩くよりタクシーのが早いですか?」
(………はぁ、多分)みたいな。
中には、警官と間違えて(やはり、貫禄ですなぁ)、
2人乗りしてたのを慌てて降りるカップルもいたりして。
まぁ、街中のガードマンは、飽きませんでしたわい。
しかし、こんなんでは、腰痛、いけませんなぁ。
ホント、「腰痛悪いジェンシー」ですわぁ。トホホ。
あっ、一応念のために。
警備士に転職した訳ではありません。
まぁ、後学の為というか、ちょいと、色々時間ある時に、
違う事ものね、という事で。
何の資格も持たないアタイ48歳としては、手っ取り早いところというと、
この辺りなんですなぁ。
まぁ、また違うフィールドも経験したいと思いますが。
そういう事で、本業は本業で、邁進しとります、本人曰く。
さて、
題名の「中条静雄」は「ちゅうじょうしずお」と読みます。たしか。
2007年09月03日(月) |
9月、苦月で始まった、の巻。 |
ありゃ、やっちゃいました!
朝起きて、パソコンでメールチェックでもと、座った途端、
嫌〜〜〜な、痛み。
腰、痛ッ!
どうにも痛くて、背筋伸ばせられない。
くの字にしたまま暫くキーボードを叩いていたが、
右背中腰付近から、段々痛みが広がり増してくる。
無意識のうちに、「ギックリ腰」「腰痛 治す」の語句で、
検索クンしている僕。
結果見ると、「冷やして安静が一番」、「痺れがあれば、すぐ病院」
「痛みがある間は、お風呂はダメ」、「とにかく動くな休め」
と、怠け者の僕に都合いいアドバイスばかり。
(やれやれ、仕方ない、安静にしとこう)
と、もう一度、布団敷きなおし、横になる僕。
大丈夫?と、やや疑わし気ながらも気遣う妻。
前買った腰のベルト巻いたらどう?
湿布貼るぅ?
横になっても苦痛の表情を消さない僕に、
まだ若干の疑念を持ちつつも、色々世話する妻。
いや痛いけど大丈夫、うん横になってれば大丈夫、
まぁこれは安静第一だから、そう冷やさないと、
湿布の上から氷も、氷を背中に巻こう、巻くというか背負うというか、
まぁ今日1日休んでれば、そうその氷、冷ッ!皮膚に直は冷たいよ!
火傷するよ!シャツの上から、うん、うん?あんまり冷たくないなぁ、
いや、まあいいや、火傷するより、あっ、段々ひんやりと、いい感じ、
えっ?うるさい?黙ってろって?腰じゃなくて、口の中がギックリになれば
よかったのにって?そりゃあどんなんですか。
えっ?お昼は何が食べたいかって、そりゃぁ、腰に効くものでしょう、
何ッ?丁度、腰と口の中に効くものがあったって?
腰と口の中、何だそりゃ。
「讃岐うどん!」
「のどこしが、いいでしょう」
「湿布、もう一枚!」
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