仕事中に鼻血が出てしまった。
「どこかにぶつけた」「エロいことを考えてた」「チョコを食べ過ぎた」
とかではなく
ホント何の前触れもなく突然、鼻血が出た。
ここ数年間、鼻血なんて出た記憶はなかったのに
しかも、仕事中とはあっては何だか恥ずかしい。
幸いなことに、鼻血が滴ってる姿を周りの人に目撃されなかったのが救い。
こんな状況になっても、僕の頭の中は相変わらずで
「どうして現場に血が流れるんだ」とか
「知らないの、鼻血は心の汗さ」とか
「君を見ていたら、鼻血が出たよ」とか
こんなくだらないことばかり浮かんでくる。
ホント、我ながらアホやと思う。
もちろん、次々と浮かんではくるが
とてもじゃないが、そんな言葉を口にできる状況ではなく
すぐさま、周りに悟られぬよう注意を払いトイレに駆け込んだ。
でも、ほんの少しの勇気を振り絞り
こんなときだからこそ、一発ギャクかましてやりかったか。
そういう好奇心に駆られるが、小心者の僕はいつもできない。
自己反省をぶつくさいいながら
とりあえず、応急処置としてティッシュを千切って小さく丸めて
鼻の穴に突っ込んだ。
外見からはわからない程度だが
鏡に映った自分の顔を見ると、明らかに片方の鼻が膨れ上がっていて
ブサイクな顔がよりブサイクになり、鏡の自分に笑われた。
4、5分、経過したら、鼻血は治まった。
もしこのまま鼻血が止まらず
出血多量で死んだらどうしようかと心配していたけど、杞憂に終わった。
結局、原因はなんだたんだろう。
鼻血って突然出るものなのか?
なんかの病気だったら怖いな・・・。
病気だったら怖いから
原因は空気が乾燥していたから鼻血が出たってことにしておこう。
そういう思い込みって大事ですよね。
机の引き出しの中をゴソゴソっとしていたら
青い目玉模様のガラスでできた
キーホルダーを見つけた。
デンマークかトルコだったか忘れたが
5年くらい前に友達がお土産として買ってきてくれた品だった気がする。
確かこれは 「魔よけ」 として古くから伝わる伝統の石で
持ち主に悪い災難がくるたびに、その災難を打ち消すために
石が身代わりとなって、一つずつ割れていく。
こんな内容の効果だったような気がする。
いくら魔よけといっても、目玉がウジャウジャいて
見た目はちょっと気持ち悪いですよね。
なんか今にも目玉が割れて何か得体のしれない生物が生まれそう。
そんなこといったら、バチが当たりそうだけど。
とりあえず、今のところ石が割れた形跡はないので
来月、友達連れて伊豆にも行くことだし
安全運転のお守りとして車にでも飾っておこうかと思います。
飾った瞬間、ガシャーン!って音を立てて
10個、全部割れたら、ちょっとだけ笑う。
笑ってる場合じゃないけど。
10個全部割れるような災難って
よっぽどの危機が迫っていたって事なんだろうけど。
生命にかかわるような。
そう考えると恐ろしいな・・・・。
人は誰しもいくつかの座右の銘を持っている。
座右の銘とはいかなくても、いくつかの言葉を心にとめている。
そうすることによって、決して折れない流されない硬い芯のようなものが構築され
自分を曲げない、自分を偽らないといった、自分の理想の姿に近づける。
はずである。
少なくても僕はそう思っている。
そして僕は三つの言葉を座右の銘としている。
『 押して駄目なら、さらに押せ 』
押して駄目なら、引いてみろというのはよく聞く言葉で
恋の戦法やら恋愛の駆け引きの極意なんかにされてますけど
僕の捉え方は違っていて、壁にぶち当たったときに思い出すようにしてます。
突き進んでいけば当然、壁に当たる。
その時に恥を晒して笑われてもいいので
引き下がらず、もう一度だけ押してみようと前向きに考える。
自分の気持ちに素直でいることが大切
そんなあるがままの自分でいたいので、この言葉を座右の銘にしている。
『 人生はなるようにしかならない 』
自分に行き詰ったとき、先行きが不安なとき、失敗をしてしまったとき
この言葉を思い出し、この言葉が僕を励ましてくれる。
結局、生まれてから死ぬまで様々な人たちによってねじ伏せられる。
どんなにあがいても抜け出せないことへの悔しさもある。
その中でささやかな抵抗をするしかない。
『 継続は力なり 』
常日頃から「継続は力」 「継続は力」と念仏のように唱えているものの
昔から何事にも諦めが早く、長続きしたためしがない。
ダイエットしかり、勉強しかり、日記しかり
どうしてだろうか、言ってしまえばやる気の問題か。
仕事や歯磨きのように習慣になりさえすれば毎日かかさない。
んだけどなぁ〜〜〜。
どうすれば、習慣づけられるのだろうか。
毎日ちまちまと積み上げていくしか方法はないんだろうけど。
そんなわけで、十分に力も蓄えたことだし
二ヶ月ぶりに日記を再開します。
また、よろしくお願いします。