ギクの日記
ぼちぼち書いております
2008年04月26日(土)  事故から三年

「100人以上の死者を出した。
兵庫尼崎市の脱線衝突事故から、昨日で三年が経ちました。」
と、テレビや新聞で報じられ、時の早さに戸惑いました。

この事故の責任をめぐっては
現場の危険性の認識がJR側にどこまであったのか
損害賠償などの様々問題などが、まだ解決に至っておりません。


僕が思うに、人間である以上は誰しもが失敗をします。
今まで生きてきて、一度も失敗をせずに過ごしてきた人は、まずいないでしょう。
で、その失敗が人命に関るかどうかが、とても大切なのではないでしょうか。
たとえば、

「失敗をしてしまった。死者が出てしまった。」
「失敗をしてしまった。でも死者は出なかった。」

この二つは、計り知れないぐらいの大きな差があります。


少しでも人命に関るような仕事をなさっている方は
悲惨な事故を引き起こさないようにするためにも、
今一度、気を引き締めて欲しい、とニュースを見て痛感しました。


2008年04月13日(日)  枝見

ピンク色の虫のようなものが僕の目の前を横切った。
僕は驚いて足を止めました。
ところがさらに驚いたことは、ピンク色の虫は突然消えたのである。
あたりを探したがそれらしい、影も形も見当たりません。
どこに行ったのだろうと上の方を見ると、桜の花びらがひらひらと舞っていました。

世話しなく働く人通りの上には、もう気の早い桜の木が花を咲かせていた。



と、いうのは・・・もう三週間以上前の話。


いまでは、すっかり桜の花は散っている。


それにもかかわらず、僕の友達が
「まだ、俺達の桜の花は散っちゃいないぜ。」と意味不明な電話で起こされ
「桜は散ってからが、もっとも美しいんだ。」と訳のわからない口車に乗せられ。
天気が悪く、風も強く、おまけに気温も低いのに、これから花見することになってしまった。

もちろん、桜の花は散っていた。
その代わりに八重桜がついていた。

僕は途中から2時間ほど遅れて駆けつけたので、友達の何人かはすでに酔いつぶれていた。
途中参加だと「駆けつけ三倍」という掛け声があるために
お酒をイッキさせられるのだが、既に周りが出来上がっていたため難を逃れた。

周りを見渡すと、僕たちと同じ花見客がちらほらいた。
焼酎ボトル片手に歌っている人。
ビニールシートの上で三点倒立をしている人。
桜の木に抱きついている人。←知り合いのN君。
ビール缶でお手玉を始める人。

この人たちを見てると、
ただただ、外でお酒を飲みながら騒ぎたいだけではないのか、と疑いたくなる。

一応、桜の下にビニールシートを引いているが、誰一人として桜を見ていないから
とても桜を愛しているように見えないのだ。といっても桜は散っていたけど。

まぁ〜それは僕たちも似たようなものなのだが。
散ってしまった桜を見ても仕方がない。というのが友達の見解だ。
「んじゃ〜こんな時期に花見なんかするな。」と言ってやったが
「でも、昼間からしかも外で飲むと気持ちいいだろ。」と言われ
「確かにそうだな。」と素直に頷いてしまった。

「これじゃ〜花見じゃなくて枝見だね。」と友達がうまいことを言っている。
目の前に座布団があったら、さぞかし差し上げていただろう。
あるのは、酒だけだったので、そいつを差し上げたが。

それから
ガイガイわやわやと舌がもつれ
ろれつが回らなくなるほど飲みまくり
へべれけに酔うまで、騒ぎ続け
6時間くらいが経過したのち、ようやくお開きとなった。


結局のところ
桜が満開どころか、むしろ枯れていても
盛り上がっている僕らには
夏でも秋でも冬でも「枝見」だけでお酒を飲めるような気がした。
こういう僕らは花見をする資格はないのだろう。


2008年04月06日(日)  復活

約二ヶ月ぶりの日記を更新する男。Gikuです。

「今までどうしていたのか」と問われると
特に何もしていませんでした。と答えるしかない。

ただ、仕事が終わり、家に着き
そこから、日記を書くことに少々疲れが見え始め
一度日記を書く事を止めてしまったら、そのままズルズル引きずり
気がついたら、2ヶ月間も放置していたわけです。


これからは、毎日更新するのは、しんどいので
ペースを落とし週に一度ぐらいの割合で、
なるべく中身の濃い内容の日記を書いていこうと思っています。


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