おうち鑑賞

2006年09月30日(土) 『8人の女たち』


BSで録画してあったフランス映画を見る。

カトリーヌ・ドヌーブしかわからなかったんだけど

8人の女優さん全員の予備知識があればもっと

おもしろく見れたかしら。



ウデュデュデュデュと早口でたたみかけるような口調が

どうもしっくりこない。私にはフランスのDNAが

組み込まれてないみたい。(当たり前)




2006年09月29日(金) 『BAR<バール>に灯ともる頃』


TSUTAYAで目当てのビデオが見つからず

ほかのを借りてお茶を濁す気にもなれず、そのまま帰宅。



テレビ録画して放ったらかしにしてあったこの映画を見ることにした。

最初の20分くらい見たあたりから猛烈な睡魔に襲われ

3分眠→1分覚醒、をラストまで繰り返してしまう。



イタリア、フランス映画は苦手というか、しっくりこない感があるところに

こういう淡々とした静かな映画は睡眠不足の頭で見るのがよくなかった。

これを機会と思ってイタリア・フランス映画を見てみようかな。

さすがにマルチェロ・マストロヤンニ「はぁ?」は、まずい気がする。



この映画は時間をおいて再度見る。






2006年09月28日(木) 『DokiDokiヴァージン もういちど I LOVE YOU』


タイトルの意味というか、暗示することがわかった時

胸がキュンとなって涙がこみあげてきちゃった。

(と、かわいく言ってみたくなる)


セックスで頭がいっぱい高校生男子クンたちのストーリーだから

エッチなシーンに目が行きがちだけど(なはは)

根本はロマンチックでうるうる。



中原俊監督が『桜の園』の直後くらいに製作したビデオらしいけど

作風の落差がすごい。





2006年09月27日(水) 『東京ゴミ女』


台湾映画ぽいと思った。あんまり根拠なく。

これが台湾映画だったら確実にはまるだろうなぁと夢想。


ヤバイ台詞を自然体でしゃべる人がいると思ったら

田口トモロヲだった。気が付かなかった。

『東京ゴミ女』っていうそのものズバリなタイトルが

想像力を限定しているようでもったいない気がした。



2006年09月26日(火) 『あの夏、いちばん静かな海』


こんなに美しい映画がほかにあるんだろうか。

一瞬一瞬の映像がまるで絵画。



北野武監督の映画は好き過ぎて避けてた。

などと屈折した屁理屈を持つのはやめよう、自分。



2006年09月25日(月) 『SADA』


大林宣彦監督の作品だからそうじゃないだろうなあとは思っていたけど

「女の情念をネチネチ描く」的な映画じゃなくてよかった。


サダダバダ〜♪サダダバダ〜♪ (作詞 大林監督 作曲 堀内孝雄)

このテーマ音楽が流れると椅子からずり落ちそうになる。



2006年09月24日(日) 『おこげ』


不快な映画。
 
当然のことながら、ホモとかおこげが不快というわけじゃありません。

男同士のラブシーンが不快というわけじゃありません。

この映画の質自体が大嫌い。

長塚京三の演技で心がちょっと潤ったところが唯一の救い。



2006年09月23日(土) 『ホワイト・オランダー』


今日は映画を見なかったなーと思いながら

つけっぱなしのBSに目をやると、この映画をやってた。

途端に引き込まれてしまった。静かで力強く美しい。


最初の10分くらい見逃した。レンタルされてればいいんだけど。

ホワイトオランダーって夾竹桃のことなんだって。

日本語的にオランダをおちゃめにオランダ〜って伸ばして言ってるのかな

なんてアホなことを思ってしまった。








2006年09月22日(金) 『書を捨てよ 町へ出よう』


今日は昼間に映画(DVD)を見た。

寺山修二の映画は夜中に見るべきだった。


今「アングラ」とか「実験演劇」という概念はあるんだろうか。

「アングラ」と「サブカルチャー」の違いってなんだろう。

唐十郎の『少女仮面』を見たときの違和感を思い出した。

心は動かされたけど、この時代の作品をどう見たらいいのかわからない。











2006年09月21日(木) 『カイロの紫のバラ』


『キートンの探偵学入門』のオマージュとしてウッディ・アレンが

製作した映画なのだそうだ。『キートンの探偵学入門』をテレビ録画した時

解説テロップが流れていた。



「予習」があったおかげで味わい深く見れたかな。

もし『キートンの探偵学入門』を見ずにこの映画を見たとしたら

気持ち乗り切れなかったかも。



2006年09月20日(水) 『チンピラ仁義 極楽とんぼ』


TSUTAYAで1を見つけた。うれし〜

続編に比べて力が入ってるかんじ。



2006年09月19日(火) 『あの夏の日ーとんでろじいちゃんー』『北京的西瓜』『漂流教室』


大林宣彦監督の映画を3本見た。



『あの夏の日ーとんでろじいちゃんー』

芸達者な子役クンだなぁ。



『北京的西瓜』

会話が同時進行するドキュメンタリー的手法。

役者さんたちが映像の中で生きている。

大好きな映画。



『漂流教室』

もっと娯楽的なのかと思っていたら哲学的(?)。

梅図かずお、いつか読もう。





2006年09月17日(日) 『メゾンド・ヒミコ』


オダギリジョーの息が詰るような色気。

この人こんなに魅力的だったんだ。

以前深夜ドラマをチラ見した時は、なんとも思わなかったんだけど。


常日頃、ホモだ変態だと青臭くちょっかいを出してくる

いがぐり坊主の中学生。ある日オダギリジョーに「殺すぞ」と凄まれ

恋に落ちてしまう、というシーンが印象的だった。


犬童一心監督のテレビドラマ『愛と死を見つめて』の映像はきれいだったな。



2006年09月15日(金) 『チンピラ仁義 極楽とんぼ2』 『新 極楽とんぼ』


Vシネっていうの? レンタルビデオ屋さんに行くと

チンピラ、ヤクザ、任侠、暴走族系のビデオがずらっと並んでる。

固定ファンがたくさんいるんだね。(ぱちくり)



『チンピラ仁義 極楽とんぼ』の1がなく仕方なく2だけ借りて帰る。

インターネットで検索した時、お笑いの極楽とんぼが出てるビデオかと思った。



哀川翔が古尾谷雅人に「長生きしてくださいね」と語りかけるシーン。

わざわざそんなこと言わなくてもいいような場面に見えたんだけど

未来を暗示してるようで複雑な気持ちになった。





2006年09月13日(水) 『素晴らしき哉、人生!』


最初に見た『毒薬と老嬢』はフランク・キャプラの異色作だったのね。

『素晴らしき哉、人生!』のテイストがフランク・キャプラなのね。

自分の存在理由を考えさせられた。

理想主義だとかなんとか揶揄された監督らしいけど

真正面からあたたかな映画もよいものだ。



2006年09月12日(火) 『ふたり』


俳優さんの好き嫌いはあんまりないほうだけど

『ふたり』のふたりはふたりとも(?)苦手なタイプの女優さん。

テンション下がり気味で見始めたものの良い方に裏切られたと思う。


それよりDVD特典の大林監督×赤川次郎の対談

褒めちぎり合戦で引き潮の彼方。







2006年09月11日(月) 『青春デンデケデケデケ』 『あした』


映画ジャンルから引っ越してきました。

映画のこと、同居猫ズのこと、ごはんのこと・・・

などの雑記になる予定です。

よろしくお願いします。






『青春デンデケデケデケ』(92)



旧尾道3部作以来久々に見た大林宣彦監督の映画です。

当時親しくさせてもらっていた年上の女性が「私の同級生が

小説の賞をとったのよ!」と嬉しそうに話してくれたのが

『青春デンデケデケデケ』でした。


彼女が私の間違った態度を指摘してくれたことがあって

その時の私は只々不愉快に思うばかりで

その後何となく連絡を取らなくなってしまいました。

『青春デンデケデケデケ』のタイトルと彼女との出来事が

リンクして甘苦しい刺のようなものがずっと疼いていました。

少し溶けてきたかな。


企業の翻訳の仕事をしていると言っていたMさん。

2匹のわんこを大切にしていたMさん。

この映画を見たいと思えたのは、今が私にとっての出会いの

タイミングだったのかな、なーんて

とても良い映画だったので感傷的になってしまった。







『あした』

あのラブシーンは『潮騒』のオマージュなんでしょうか。

裸の男女が焚き火を挟んで向かい合うシーン。

顔から火が噴き出る程のはずかしさが込み上げてきました。

ひとりテレビ画面の前で。

どうしてそんな気持ちになったのか?


「なんじゃこりゃ」と思いながら見つつ

最後にはちゃんと感動させられてしまう不思議感覚の映画。






2006年09月09日(土) 久々の更新


久々の更新になってしまいました。

と、早速ですが今後は暫らくジャンルを「日常/生活」に変更して

映画のこと、そして諸々、日記を書いていこうと思います。

大手を振ってカモ〜ンと言えない苦しさもありつつですが

また見かけたら立ち寄ってみてください。

それでは〜


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Barbara [MAIL] [バイオトープの庭]

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