2009年02月03日(火) |
う〜ん、国民同意ねぇ |
一月はいく、二月はにげる・・あらもう二月! すっかりさぼりグセがついたようで・・・m(__)m
この国はどうなるのか・・ 最近の国政ニュースは実にくだらないことばかり。 これほど首相の悪口を並べるマスコミは他国にはそうないだろう。 与党もそうだが、野党のなんと低次元なことか。 漢字テストを国会でやってる場合ではなかろう。 余りにもくだらないのでさぼってたと言い訳しておこう。
しかし???が出てきたのでちょっと触れておこう。 我が鞆の浦は瀬戸内の中央に位置し、古くから潮待ちの港としても栄えてきた。 現在は過疎が進み、一時の栄華の影もない。 しかし鞆の住民はそんな中でも懸命に暮らし、町おこしに努力している。 この町おこしもやり方はまちまちだが、思いは一緒であろう。 昨今、この町はポニョの町としても取り上げられているようだが、港湾の埋め立て架橋問題でマスコミを賑わしている。 ここで町おこしの思いがぶつかってしまった。 賛成・反対の住民ともに当社の氏子。どちらが正しいとか、賛成とか反対と声をあげるわけにはいかない。ただ住民の多くは賛成・・・ よりよい方法はないものかと・・・ こんな中、市長、知事が国交相と面談し、早期認可をお願いしたそうな。その後の国交相の記者会見で「国民同意」という言葉がでてきた。 国民同意???わからない。 もっと知恵を出しなさい、もっと話し合いなさい、というなら分かるが、国民同意?? ということは、今後も含めて地方或いは当該住民が望んでいても、当該地以外の国民の反対の声があればだめってこと?「国民」の大多数が同意しなければ無理ってこと? おかしいですよねぇ? 都会は便利に改めてもいいけど地方は無理ってこと? おかしいですよねぇ。 市の役目は?県の役目は? もし国交相が歴史ある鞆の町の景観や文化財的価値のあるものを現状のまま残しなさいというならそう言えばいいこと。 国民同意って徒に紛争を煽るような無責任なことは言ってはならない。
鬼は外、福は内、と都合のいい話ばかりではないようです。
後刻追記 毎日新聞ニュース引用
『瀬戸内海国立公園の景勝地、鞆(とも)の浦(広島県福山市)の埋め立て・架橋計画について、金子一義国土交通相は3日の閣議後会見で「市長のやり方では物事が前に進まない。国民が求めることを頭の中に入れ、進めてほしい」と発言、計画を推進する羽田皓(はだあきら)・福山市長を批判した。
鞆の浦は宮崎駿監督がアニメ映画「崖の上のポニョ」の構想を練ったとされる場所。この問題で、金子国交相は羽田市長と1月28日に会談したが、市長は2月2日の会見で「民主主義の手続きを踏んで地元が最善と判断した事業」と発言していた。
金子国交相は「市長には行動力が必要。県知事も入れた枠組みの中で、話し合うべきだ」と強調。2日の市長発言について「思いが理解されなかったのは残念。何のために来たのか」と不快感を示した』
「国民が求めることを頭に入れて」とはよく言ったもんです。 そうです。国会議員たるものはそうでなくてはなりません。 でも市長までが「国民が求める」ことを考えるのですか?第一に市民ではないでしょうか。 「何のために来たのか」とは・・・ これが大臣の言い方です。明確な答えを出さない国交省の方が問題だと思いますが。 こんなことでは政府自民党に不快感を覚えます。
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