過去の日記
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自己紹介は、《こちら》からどうぞ。
2006年03月31日(金) |
変態たちのあやふやな関係 |
痛い、怖い、辛い、苦しい、熱い・・・という感覚は通常、マイナスのものだろう。 私も、日常の中ではできれば避けて通りたいものだ。 じゃあ、私がSMのプレイにこれらの感覚を求めるのはなぜなんだろう?と、最近よく思う。 そういう欲求が強くなってきたのは、明らかにSamとの関係を復活させてからだ。 前の御主人様には、愛情とか、精神的な依存とか、繋がりとかを求めていた気がする。 それらが手に入らなかったから、その反動なのかな。 精神的なものがあまりないから、肉体的な感覚に偏ってしまうのかな。 Eに言わせると、「みんなただの変態よ、あたしも含めてね」と笑うのだが。 まぁ、それはそうなんだけどさ。
せっかくのお休みなのに、一日だらだら眠ったり本を読んだりして終わってしまう。 また来週から忙しくなるのにな。
これからSamと待ち合わせて食事。 帰ってきたら、また日曜までたっぷりプレイできる。 先週の鞭の痕はまだたくさん残っていて、またその上に重ねていろんな痕がつくんだろう。 怖いのに、嫌なのに、それでも求める気持ちは強くなる一方だ。
先日Eにつけられた不本意な歯型は、せっせとぬったヒルドイドのおかげでかなり薄くはなったもののまだ黒々と残っている。 それについて、Samには電話で話して謝ったのだけど、
年度末につき、今日から週末までお仕事がお休み。 久しぶりにのんびり、ジェット・リーのDVDを観返したり。
昨夜は酔った勢いで、Samがつけた胸の噛み痕の隣にEが新しい噛み痕をつけたいというのを許してしまった。 なんだかSamに申し訳ない気がして、ヒルドイドをぬりながら反省中。 だって、やっぱり自分のつけた痕のすぐ横に他人がつけてたらそりゃ嫌だろうから。 「御主人様」でも彼氏でもなくても、今は一応パートナー、だからなぁ。
あんまり、「セックスしたいなぁ」と思うことはないが、最近は「鞭でズダボロにされたいなぁ」と思うことがある。 先日のように、余りの痛みに立っていられなくて座り込んでしまうような鞭でも、そのときは痛いししんどいのに、終わってみるとまた欲しくなるのだ。 不思議。 スポーツを全然やらない私が想像するに、マラソンランナーの感覚に似てるのかな。 走ってるときはしんどいだろうのに、走るの好きなんだろうからな。
私もSamもSMとエロは限りなくごっちゃになっているので、苦痛だけ、っていうプレイはあまりない。 でもそこら辺の感覚はやっぱりそれぞれに違うもので、「気持ちいいこと」をされつつ「痛いこと」をされると、Samは両方を感じて相乗効果を期待するのだが私は「痛いこと」に集中してしまい、「気持ちいいこと」はどうでもよくなるらしい。 痛いほうが好き、ってわけでもない。 でも、どっちか選べ、と言われたらやっぱり痛いほうを取るんだろう。 (余談ですが、そういうことを言うと、「本当の気持ちよさを知らないんだよ」としたり顔で言ってくる男性が多い。) 週末は、先週に引き続き鞭メインのプレイをリクエストしよう。 久しぶりにケインを使うのもいいかも。
話は変わるけど、昨夜飲んでたバーに居合わせた自称「ドS」の男性、「射精するときは女の顔にかけるのがSってもんなんだ!」と力説していて、Eと私の失笑を買っていた。 顔にかけるのが好きなのは結構だけど(私も出されるのは嫌いじゃないし)、それがイコールSってわけでもないでしょ。 AVの見すぎかな。
いつもSMの話ばかりなので、たまにはのろけてみようかと。
昨日の鞭のダメージは結構大きかったようで、特に脚全体がまだでこぼこなままだ。 しばらくはスカートがはけない。 今朝の電話で、Samは痣のことを気遣って尋ねてきたけれど、どうせ週末まで会えないし心配をかけるのも嫌なので、大丈夫だよ、と言うにとどめた。 一方的にされたのならともかく、私も望んでしたプレイなのだから。
プレイの小休止のときや終わってからの休憩のとき、Samは非常にかいがいしく私の面倒を見る。 涙を舐めて拭い取り、鼻水をちーんさせ、汗を拭いて髪をなでつけて、水を口移しで飲ませる。 「さっきまでとは別人だねぇ。」と私が言うと、 「今の俺は『おとうさん』の気持ちだ。かわいいなぁ。いいこいいこ。」 私はSamの子供でもあるらしい。 「娘にあーんなことするのね。ヒドイわ。」 「でも、ほら、ち○ぽは反応しないから。」
確かに。 それを使用する場合は別として、たとえば鞭とか浣腸とか縛りとか、そういう行為のときにSamのペニスは勃起していない。 本当かどうか知らないが、ある程度は自分で勃起をコントロールできるらしい。 男の人の体のしくみはよくわかりません。
『おとうさん』であるSamは、私の体のメンテナンスを万全にしようとするあまり口うるさくもなる。 たとえば私が、傷ややけどの治りかけのかさぶたをはがそうとすると(もしくははがした痕跡を見つけると)結構しつこくぶつぶつ言う。 何度も何度も説教するものだから、 「うっるさいなぁ、くそばばぁ!」 とわざと口答えすると、 「だ・れ・が! 誰がくそばばぁだ?!」 とまた怒る。 まぁ、それがまた面白かったりもするのだけど。
2006年03月26日(日) |
依存しないSM関係は成立するのかどうか。 |
長年SMをやってきて、相手とはプレイ時以外でも主従のままだったり、普段は普通の恋人同士でプレイの時だけは「御主人様と奴隷」に切り替えたり、という付き合いは多かった。 現在のSamとの関係はそのどちらでもなく、普段もプレイ中も立場は対等である。 つまり、精神的には全然主従関係ではない。 ただのプレイパートナーである。 そういうのは私は初めてなので、なにかと戸惑うことも多い。
朝方、全身をずいぶん強く噛まれたのだが、あとで見ると体にはほとんど痕がついてなかった。 別に、痕をつけるのが目的ではない。 でも、なんというか、私としては非常に物足りなかったのだった。 (このあたり、我ながらわがままだと思う。) Samが「御主人様」なら、それでも黙っていただろう。 今のSamは「御主人様」ではないので、不満を口に出すのも平気である。 そうすると、約2時間の鞭打ちタイムとなった。 使ったのは乗馬鞭とバラ鞭。 私のバラ鞭は房の一本一本がほそーいやつ(5mmくらい)で、長さも結構あるので、音はそんなにしないけど結構痛い。 細い房で皮膚の表面に、房の多さと長さによる重みで体の内側に、いい感じでダメージが来る。 鞭は嫌いだって言うくせに、Samの鞭は意地が悪い。 乗馬鞭でふくらはぎとか足の裏、とか、バラ鞭で乳房に巻き鞭、とか。 途中で小休止も挟みつつ、2時間打たれ続けたらさすがに全身がでこぼこで痣だらけになった。
今日はなんとなく、声を出すのを我慢してみた。 うめき声もこらえて、ひたすら無言でいたら、なぜか涙が大量に出てとまらなかった。鼻水も。 顔も体の前面も床も涙と鼻水とよだれでぐしゃぐしゃではあったが、声を我慢するのもなかなか新鮮というか、精神的には気持ちよかった。 でもSamにしてみれば、声を聞くほうが興奮するし加減もしやすいから、あんまりよろしくはない、とのことである。 まぁ、それはそうだろうな。
終わってから、Samが今日の鞭の具合とか感想を聞いてくる。 それは以前の、「御主人様」だったときからのSamの習慣だが、以前は遠慮して言わなかった感想や要望も、今はすっかり言える。 それはとても便利なことだけど、なんか寂しいなぁ、と思うのも事実だ。 健全すぎる感じがする。 でも仕方ない。 心身ともに「御主人様」に依存するのは、私には向いてないようだから。 SMとはいえないのかも知れない。 でもまぁ、今のところはこのままでいいや、と思う。
2006年03月24日(金) |
Sの真似事と、最近の願望 |
昨夜はEと一緒にハプバーに行った。 なぜかそこはM男性が多くて、女王様であるEは適当に若いM男ちゃんをいじったりして遊んで、私はそれを見物しながら飲んでいた。 Eもすぐに飽きてしまったらしく、お店で出くわしたほかの友達とどこかへ消えてしまい、その間私がなぜかそのM男ちゃんの相手をすることになった。 Eは消える前に、M男ちゃんにむかって 「この子はM女だけど、女王様よりかえって厳しいかもよ? Mの気持ちはよくわかってるからね。」 と言い残していったのだが、その言葉をM男ちゃんが理解していたのかどうか。 私はどうしたってSにはなれないから、M男ちゃんをいじっても楽しくはない。 でもまぁ、私が乳首をひねり上げたりひっかいたり、体を踏みつけたりすることで相手が喜ぶのなら、気が向く範囲であればして差し上げるのはやぶさかではない。 結果的に、彼は「ほんとにM女さんなの? Eさんより意地悪だ・・・」とギブアップ。 私が意地悪かどうかは知らないが、喜んでもらえたならそれでよし、だ。
EがほかのM男さんやM女さんをいじるのは、時々目にする。 プレイの手伝いに駆り出されることもあるし、見物に行くこともあるからだ。
最近見たい、と思うのは、SamがほかのM女さんを責めているところ。 私じゃない女性とプレイするとき、どんな顔をして責めるのか、どんな言葉をかけるのか、すごく興味がわいてきたのだ。 Samにも何度も提案しているのだが、「別にいいけど、相手のM女さん調達してきてよー。」とあまり積極的でない。 私も心当たりのM女さんを誘ってはいるのだが、なかなか難しいものである。
2006年03月21日(火) |
オナニーとデカクリ計画 |
どうも、私は性的な快感にあまり執着はしてないらしい。 セックスは、なければなくても別に構わない。 もちろん、すれば気持ちいいしイクこともできるけど。
それと関係あるのかないのか、昔からオナニーが苦手だ。 苦手というか、できない。 自分で触っても、あんまり気持ちよくないしイケない。 ローターとかバイブとか使っても、無理。 なんてゆーか、手を動かしてる自分、が気になって集中できないんだな。 『お、この辺に当てたら気持ちいいんでは?』 とか、 『こここすってみたら・・・うーん、なんか痛いなぁ。』 とか。 なので、他人に強制的に快楽を与えられるのが一番気持ちいいのである。
SMには子供のころから興味があったし、多分マセガキだったから、性の知識的には早熟だった。 オナニーを試みたのは確か小学生のころだったが、ちっとも気持ちよくなくて、そのまま長じてしまったらしい。 あまり触ることがなかったせいか、クリトリスも小さかった、と思う。 他人様のを見たことがほとんどないからどうなのか正確にはわからないが。 (たぶん、平常時で米粒くらい?) ハタチくらいのころにセックスした相手に、 「お前のクリトリスはどこにあるのかわからん!」 と言われたことがあった。 クリトリスと思しきあたりを触られると痛かったり。 触ると痛い→触らない→未発達→触ると(以下略)のスパイラルである。 当然、クリトリスでイク、なんてことも、ない。
で、去年、クリフッドにピアスを入れてみた。 上から下に、縦にバーベルが入っているので、下側のボールは常時クリトリスに当たっている、はずである。 意識してみると、なんとなく当たってるような気がしないでも、ない。 気持ちいいような気も、しなくもない。
ピアスを入れるまではクリトリスにそれほど思い入れがなかったSamだが、そうしてみると俄然興味をそそられたらしく、 「デカクリにしてやる!」 と、張り切り始めたのだった。 今でも正直、皮を剥かれて直接触れられると痛みのほうが勝つのだが、それでもテンションがあがってくればその痛みもいい刺激となる。 指で捻りあげられたり、こすられたり、強く吸われたり歯を立てられたり、 そうやっていつも以上に敏感になったところで平手や乗馬鞭で直接打たれたり。 そういうのも、プレイに追加されるようになった。
2006年03月19日(日) |
Sの優しさ(浣腸編) |
週末は久しぶりに浣腸がメインのプレイになった。 ビロウな話ですので、ご注意ください。
場所は自宅のダイニングキッチン。 食事する場所で排泄は正直いかがなものか、とは思ったのだが、まぁ出すのはトイレですればいいし、と高をくくっていたのが甘かった。
私はどうやらグリセリンに弱いようで、浣腸液にグリセリンを混ぜると大量に入らないし我慢もきかないし、出すのも時間がかかる。 なので、ぬるま湯で行うのが基本的だ。 先日のようにダイニングテーブルに手足を拘束され、100ccの浣腸器でまず4本。 それくらいなら大して苦しくはない。 10分くらい我慢して、大丈夫そうだと思ったのか、Samがもう4本注入。 まだ大丈夫。 でも、その日はプレイに備えて自分で腸洗浄をしてなかったからそろそろやばめ。 その間、軽く鞭を入れられたり、あっちこっち触られたり。 Samは楽しそうに更に4本追加した。 これで計1200cc。
「ちょ、そろそろ駄目かも・・・。トイレ行きたいよぅ。」 「んじゃここで出しな。ほら、洗面器当てといてやるから。」 「ここで?? やだよ、床汚れるし。縄ほどいてよっ。」 「だーめだね、汚れたら俺が掃除するから気にすんな、ほら。」 「じゃぁ出さない! 我慢する!」 「ふーん。」(にやにや)
と、かなり頑張って我慢したのだが。 Samは浣腸が大好きだ。 何がそんなに楽しいのか、私には今ひとつわからないけど。 で、我慢してる私のアナルに、グリセリンに浸した指を突っ込んで掻き回す。 「ほら、我慢しないで出せよ。ちゃんと受けてやるから。」 「い、いやだっ。早くトイレ行かせてってば。」 「強情だなぁ。」 と、そこで駄目押しの200ccが追加。 抵抗は空しく、立って縛られたままでの排泄となったのだった。
結局、その後Samは床掃除と消毒をするはめになった。 私はテーブルの上にぐったり横になって休憩。
排泄行為を間近で見られることは、日常生活ではあまりないことなので、そういう意味では面白いプレイだと思う。 でも多分、Samがそれを汚いだのクサイだのと言ったら、ものすごく嫌なプレイになるんだろうな。 プレイ中に相手を否定するような言動をされると、私は一気に冷めるのだ。 汚いことも痛いことも惨めなことも、お互いに許容できるからプレイとして成り立つのであって。
先日、Eが縛りと吊りの練習をしたいというので縛られ役を引き受けた。 日常でプレイする場合、吊りまですることはあまりないから(技術的なものと、設備的な問題。鴨居のある和風のホテルも減ってしまったし)結構私も楽しかった。 でも、ショー用の吊りとプレイ用の吊りはちょっと違うなぁ。 ショーの吊りは、見た目もきれいだし体への負担も比較的少ない。吊るのが目的の吊り。 プレイだと、吊るのが目的ではなくて、吊ってからどう責めるか、または吊り自体がしんどくて責めになるか。 Samも吊りはするけど、Eのとは全然違う。
Samが週末だけ通ってくるという生活も、気がついてみればもうずいぶん長くなった。 一緒に住んで、四六時中顔を突き合わせていた頃よりも、居心地がいいのが皮肉だ。 なにより、私の精神状態が格段によくなった。 多分、私は奴隷体質ではないんだろう。残念なことに。 心身ともに依存するよりも、自分の生活や精神を自分のものとして持った上で、Mとして相手に構われていたいだけだ。 私に限らず、不倫だとか遠距離だとかの、何らかの障害や距離があるほうが関係は盛り上がるし長続きするんじゃないかと、周りを見てて思う。 恋愛の結晶作用じゃないけど、過剰に満たされているよりは、いつも足りなくて少し飢えているくらいのほうが、相手を実際よりも美化というか理想化できるものだし。 それはSamにも言えるようで、会えない平日は、週末私をどんな風に責めるか、どんな風に縛るか、そんなことを考えては楽しんでいるらしい。 そして、以前ならあまり私の体に痕を残すのをよしとしなかったのに最近は色んな痕や傷を残すのも、会えない間自分の痕跡を残しておきたい、縄張りを示しておきたいという、以前はなかった感情からなんだろう。 おかげで私の体は、常に赤や紫や黄色の模様が絶えることがないわけだが。
欲しい、と思うことは大切。 お腹が空いてないと、どんなご馳走もおいしさは半減する。
先週一週間は公私ともに色々あって、たぶん感情が平穏ではなかった。 おおむね安定している私の感情も、疲れたり心にダメージを与える出来事が続いたりするとやはり波が立つ。 それでも、対外的にはそれとはわからないくらいに自制することはできて、だから余計に気持ちが疲れるのが悪循環だ。
一人でいるときに泣くのはなんだか寂しいし、泣き止むきっかけがわからない。 他人といるときに泣くのはいやだ。
日曜日にSamとプレイしていて、二の腕の部分を集中的に強く噛まれたときに突然涙の堤防が決壊し、まるで子供みたいに手放しで大泣きした。 痛みが強すぎたわけではなく、怖いわけでもなく、ただ泣きたくて、噛まれた痛みがちょうどそのスイッチになっただけだ。 Samはわけがわからなかったようで責めを一旦中止したものの、私が泣きながらも続けるように言ったので、不本意そうにではあるがプレイを再開した。 両方の二の腕が内側も外側も表も裏も歯型だらけになり、全体的に黒い痣となってやっとプレイが終わった。
散々泣いて、喚いたらずいぶん楽になっていた。 たぶん私の涙は精液と同じで、ある程度たまったら放出してすっきりするのだろう。
プレイ後の休憩時間にSamには説明したが、よくはわからなかったようだ。 プレイ中はほとんどどんなことにも動じない(ふりができる)Samだが、私が涙を流すと実は責めるのに躊躇するらしい。 鬼畜型のサディストではないのだろう。 そこらへんが、Samの甘いところだと思う。
2006年03月07日(火) |
M女だからって・・・ |
SM友達数人で食べたり飲んだりに出かけるのはめんどくさい。 「M女は気配りするのが当然」と思ってる輩が多いから。 特に女王様に多いような気がする。意外とS男性は世話焼きだったり。 頼みたいものが決まったら、店員さん呼び出しボタンは近くの席に座ってる人が押せばいいと思う。 大皿に盛った料理が出てきたら、食べたい人が食べたいだけ取り分ければいいと思う。 M女だからって甲斐甲斐しく(?)店員さんを呼んだり、人数分を均等に振り分けたりする必要はないんじゃないか? もちろん、そうしたい人がいるのならその人がすればいいんだし、それはSでもMでも関係ないだろう。
あー、めんどくさい。
我が家においても私よりもSamのほうが甲斐甲斐しくてまめなので、家事はSamがすることが多い。 特に掃除。 先日のダイニングキッチンプレイの前にも、まずダイニングの掃除から始めたSamだ。 「こないだ俺がフィルター換えてから、この掃除機ゴミ捨てた?」 「あれから掃除機かけてないから、ゴミたまってないよ!」 「・・・かけようよ・・・。」 (一応言い訳すると、埃がたまったら適宜クイックルワイパーかけてるんですよ。掃除機かけが嫌いなわけで・・・) せめて邪魔しないようにと、寝室に避難していると 「なに現実逃避してるの?」 「いや、邪魔になるかと思って。」 「・・・あのさぁ、手伝うとか片付けるとか、しようとは思わないわけ?」 しぶしぶそこら辺を片付けてみる私。
でもまぁ、基本的に食事を作るのは私だし、洗濯は絶対私だし、それほどSamばかりが働いてるわけでもない、と思う。
M女は尽くすものだと思ってる人が多いようだけど、一概にそうとは言えないのだ。残念ながら。
2006年03月05日(日) |
無機質なペニスと人体の不思議 |
今日は某ストリップ劇場にSMのイベントを観に行ってきた。 ショーってすごいな。プレイとは全然違う感じだ。 女王様の皆さんもかっこよかった。
週末は久しぶりに時間をかけてSamとプレイ。 最近は、SMと普通の(何が普通なのかもあいまいだけど)セックスとの境界がとてもあやふやな感じがする。 縛られてはいても行為そのものはただのセックスだったり。 多分その違いは、Samが自分のペニスを生のバイブまたはディルドとして使っているという点。 Sam自身が快楽を得るためではなく、私をいかせていかせて辛くさせるための道具であり、Samにとってはおもちゃをつかうのと大差ないのだ。
たまには気分を変えて、ということでダイニングキッチンのテーブルに縛り付けられた。 短辺の脚に両足をそれぞれ固定し、両手は伸ばしてもう一方の脚に縛り付けられ、上体をテーブルに伏せて動けない感じ。 その姿勢で鞭とか二穴責めとかいろいろしたが、アナルの周りに針を刺されたのが一番怖かった。 多分痛みよりも、まったく見えない方向からどこに針を刺されるかわからない怖さが精神的にきついのだ。 散々脅されながら刺されて、見えないと怖いよ、と訴えると仰向けに固定しなおされ、今度は正面からクリトリス付近に針。
針を抜いて、流れる血はSamがゆっくり舌で舐めとる。 針の痛みと、あったかいSamの舌の感触が交互に来て、だんだん痛いんだか気持ちいいんだかわからなくなった。
長い休憩のあとで、ひとしきり一本鞭で打たれた。 Samは横鞭を入れてわざと巻いたりするから、わき腹にも内腿にもみみず腫れが走る。 寝室は狭いからなかなか一本鞭が振れないけど、ダイニングはまだ振り回すこともできて久しぶりに堪能した。
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