月に舞う桜
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今日は午前に支援機関で面談があり、そのあとラポールへ行った。 ラポールは、何だかんだで約一か月ぶりになってしまった。でも、だいぶ慣れてきた気がする。 機械の力でペダルが動くバイクは、自分でも力を入れて漕ぎ続けていると機械での回転がオフになって、ほぼ自力で動かなさなきゃいけなくなることが分かった。力尽きると、また機械の力で動かしてくれる。 頭の中で紅を歌って、どれくらい自力で続けられるか試してみた。 まだ、サビだけで精いっぱい。とりあえず、紅の一番を通して漕ぎ続けられるのを目標にしてみようと思う。
それから、腕を鍛える機具が結構使えることも分かった。 ついむきになってやり過ぎるので、体を痛めない程度に無理せず頑張って継続することが大事、と言い聞かせている。
地方に住んでいる母のお友達が横浜へ遊びに来るのでお土産を買いたい、と母が言うので、ラポールのあとキュービックプラザの高島屋フードメゾンに行った。 あそこは目に毒だ。 美味しそうで魅惑的なパンやお菓子やお総菜やお弁当が、そこにもここにも並んでいて、あれもこれも欲しくなってしまう。
でも、私はぐっと我慢した。 なぜなら、家でマンゴーが待っているから! 母のお友達(今度遊びに来る人とは別の人)がマンゴーを送ってくれたのである。それも、宮崎県産の完熟マンゴーを!
これが、もう本当に素晴らしく美味しかった。 口に入れた途端、熟れたマンゴーの甘みと香りが広がって、至福のときである。甘さ、やわらかさ、なめらかさ、完熟具合、どれも完璧で、これぞ追い求めていたマンゴー!という感じ。 安いマンゴーは、なめらかなのにちょっと舌に刺さるというか、ざらつく感触があるけれど、今回もらったのは全然そんなこともなく。
マンゴーって、種が大きいから実のわりに食べられるとこが少なくてもったいない。
あんなマンゴーはめったに食べられないよ。 高級なものを頂いて恐縮です。
午後半休を取って区役所へ行った。 去年だったか、区役所は耐震工事をした。工事中は、少し離れたところに仮庁舎が設置されていた。本庁舎の復活後、今回初めて行ったけれど、中が随分きれいになっていて、どの窓口に行けばよいかも判りやすくなっていた。
区役所での本来の用事は一つだけだったけれど、ついでに窓口をはしごして、前から確認したかった諸々の手続き方法を聞いてきた。 行った窓口は全部で三か所。どの窓口でも、とても親切、丁寧に対応してもらえた。 公務員というのは、とかく槍玉に挙げられるけれど、きちんとまじめに働いている人だってたくさんいる。公務員やっている私の友達も、みんな一生懸命、ときにはかなり遅くまで仕事している。 確かに、中にはものすごくおおへいな人や慇懃無礼な人、「そんなの民間じゃ通用しないよ!」と、こちらが呆れてしまうような人もいるけれど、そういう輩はどの業種・職種にも一定数いるわけで。 まあ、税金を使っているのだから、高い意識を持って身を引き締めて働いてもらわないと困るのは、当然だけど。
用事が済んで区役所を出たとき、空には灰色の雲が広がっていて、今にも降り出しそうだった。 家の近くでパラパラし始めたものの、何とかそれほど濡れずに帰宅。 そして、帰宅後すぐ、あっという間にどしゃ降りになった。
そう言えば、サマージャンボが3000円当たったので、区役所へ行く前に換金した。 7億円当たらなかったのは残念だし、3000円じゃあ元を取っただけだけど、それでも嬉しい。
区役所の対応も、雨も宝くじも、いろいろと運の良い日だった。
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